季節性インフルエンザ
季節性インフルエンザは例年12月から3月が流行シーズンであり、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染がひろがります。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。子どもではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では二次性の肺炎を伴うなど重症になることがあります。基本的な感染対策を改めて徹底し、感染拡大防止に努めましょう。
「季節性インフルエンザ」を予防するために
(1)医療機関や高齢者施設を訪問するとき等、場面に応じてマスクを着用し、咳エチケットを守りましょう。
(2)帰宅時や共用物を触った後は、手洗いをしましょう。
(3)定期的に換気しましょう。特に、高齢者施設や障害者施設では、同一部屋に人が複数人滞在するときは、換気により空気が滞留しないように工夫しましょう。
(4)栄養と休養を十分にとりましょう。
(5)発症・重症化を防ぐために、ワクチンの接種をご検討ください。
(6)症状や重症化リスクに応じた医療機関の受診にご協力ください。また、受診の際は、事前に電話等で受診方法を確認してください。
更新日:2024年12月26日