30~64歳のあなたに!3年以内に糖尿病になるリスクを簡単予測してみませんか?

更新日:2024年02月26日

糖尿病リスク予測ツールを活用して糖尿病を予防しましょう

湖南市では、特定健診を受けた人のうち、およそ6人に1人(14.0%)※1が、糖尿病で治療を受けている、または、糖尿病が強く疑われる結果となっています。

糖尿病予備軍にあたる人も、およそ6人に1人(13.5%)※2でした。


※1糖尿病で治療中またはヘモグロビンA1cが6.5%以上の人の割合

※2ヘモグロビンA1cが6.0%以上6.5%未満の人の割合、令和4年度特定健診データより

ヘモグロビンA1cとは、過去1~2か月の平均血糖値を表します。血液中の赤血球にある「ヘモグロビン」にブドウ糖がくっついたものです。血糖値が高いほどヘモグロビンにくっつくブドウ糖の量が多くなり、ヘモグロビンA1cは高くなります。


糖尿病とは

糖尿病は、すい臓のβ(ベータ)細胞からのインスリンの分泌が悪くなる、インスリンは出ているけどうまく効かないなどの状態により、糖が細胞に入れず、血液中の糖が多い状態になります。血液中の糖が多いと、血管が傷つけられ、合併症(がっぺいしょう)が出現してしまいます。

糖尿病による合併症とは

細い血管が傷んで生じる状態として、次のような合併症があります。

1.神経障害(神経の合併症) 手足がしびれる、感覚が鈍くなる、立ちくらみ、こむらがえり、便秘・下痢など。

2.網膜症(目の合併症) 視力が低下して進行すると失明することもあります。

3.腎症(腎臓の合併症) 手足がむくみ、進行すると透析が必要になることもあります。

太い血管が傷んで起こる合併症もあります。

1.脳血管疾患 脳梗塞など脳の血管が詰まります。

2.冠動脈疾患 狭心症や心筋梗塞など心臓の血管が細くなったり詰まります。

3.末梢動脈疾患 足の血管が細くなったり詰まり進行すると切断することも。

糖尿病は、他人事ではありません。

下記の糖尿病リスク予測ツールでは、糖尿病と診断されたことがない30~64歳の人を対象に、各項目を入力すると3年以内に糖尿病を発症する確率や生活習慣のアドバイスを表示します。

リスクを確認して、自分自身の健康管理にご活用ください。


 

健診結果(血液データ)を事前に用意して、入力をするとより正確に予測できます。

特定健診や職場での健診など健診を受けていない人はぜひ受診してください。


湖南市ではこころと身体の健康相談を行っています。

保健師・管理栄養士などが相談に応じます。また、ご希望に応じて健康に関する心配ごと、病気のことなどについて、ご家庭を訪問します。

月曜日~金曜日(平日) 8:30~17:15 電話番号 0748-72-4008 へどうぞ。


健康づくりのための健康講座も開催中です。

5人以上が集まれば、保健師・管理栄養士がうかがい、糖尿病を含む、さまざまなテーマで健康講座を実施しています。

お問合せやお申し込みは、開催日時の1か月前までに、健康政策課 電話番号 0748-72-4008 へどうぞ。