第五次地域福祉計画・地域福祉活動計画 第4回策定委員会会議録

更新日:2026年09月14日

日時

令和8年(2026年)8月18日(火曜日) 午後3時から4時30分

場所

東庁舎3階 大会議室

出席者

委員15人、事務局12人

欠席者

委員2人

会議資料

会議資料
  • 次第
  • 資料1 タウンミーティング開催後の結果報告
  • 資料2.3 骨子案について
  • 資料4 構成案について
  • 資料5 施策部分の記載イメージについて
  • 別紙1 湖南市第五次地域福祉計画・地域福祉活動計画第4回策定委員会に関するご意見シート
 

協議事項

(1)タウンミーティング開催後の結果報告【資料1】

(2)骨子案について【資料 2.3】

(3)構成案について【資料4】

(4)施策部分の記載イメージについて【資料5 】

会議議事録

議事録

1.議事

(1)タウンミーティング開催後の結果報告

事務局

それでは、議事に入ります。議事につきましては、規約に基づき、委員長に進行をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

委員長

次第に沿って議事を進めてまいります。それではまず、(1)タウンミーティング開催後の結果報告について、資料1に基づき事務局よりお願いします。

事務局

資料1の「湖南市第五次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定のためのタウンミーティング結果のまとめ」についてです。4つのグループごとに、それぞれ出された意見をまとめています。かなり活気のあるタウンミーティングでした。合計27名の参加で、うち民生委員16名に参加いただきました。大学生の方にも参加いただきました。ただ、当初目標としていた中学生の方については、一番忙しい時期ということで、呼び込みもうまくいかず、参加いただくことができませんでした。今後開催の際には、参加いただけるよう工夫し意見をいただけるよう検討したいと思います。では結果についてご報告します。

-資料1について説明-

委員長

ありがとうございます。それでは、ただいまの結果報告についてご意見をお願いいたします。

委員

私は石部南に住んでいますが、このタウンミーティングの後、近くの市営住宅の一室で、お一人暮らしの女性が6月に亡くなられ、8月に発見されるという悲しい出来事がありました。私自身、地域に長く関わってきて、ショックでした。空き家がなく満室の市営住宅なのに、誰にも気づかれなかった。緊急通報システム以外でもさりげない見守りなどをやっていますが、現実的には叶いませんでした。これは後ほど市で調べていただきたいのですが、これまで孤独死される方のほとんどは自治会に入っておられないのではないかと思います。自治会も自治会費の減額などいろいろな配慮をしてくれていますが、自治会を抜けられては回覧板が回らないということになる。また、緊急通報システムにも加入されていないということもある。他にもお金の問題や、協力者が見つからないなどがあるのだと思います。さりげない近所の見守りも現実的にはなかなかうまくいっていない。具体的にどのようにしていくのか、計画の上では記載できないにしても、皆さんからの意見を取り上げてほしいと思います。

委員長

タウンミーティングで出てきた「見守り・気づき」や「つながり・交流」に関連して、今お話しいただいたようなことから、具体的に機能する仕組みとしてどう考えるかという示唆をいただいたと思います。

タウンミーティングではどんな意見が出ましたでしょうか。

事務局

参加された委員にはタウンミーティングにおいて良い面もたくさん挙げていただいた中で、印象的だったのは、傘で鯉をいじめているこどもがいたというご意見でした。こどもらしいと言えばそうなのですが、「命」というものを考えて、見守りの目を育んでいくということは大切なものではないかと思いました。民生委員の方をはじめ地域で見守りの目を持つこと、また緊急通報システムなどのシステムを整えても亡くなられるケースがあり、非常に難しいところがあると感じています。個人情報の面もあるかと思いますが、支援に対して拒否的なご家庭や入り方が非常に難しいケースもあり、そこも含めて、ご指摘の点は計画案に盛り込むべき大事なことであると考えています。後から骨子案のところでも話をさせていただきたいのですが、今後、孤独・孤立の視点を取り入れていきたいと考えています。

委員長

ご冥福をお祈りしたいと思います。私たち残された者はここからきちんと学んで、次につなげていく必要があります。ぜひ次の計画の検討に生かしていただければと思います。他にタウンミーティングの結果についてご意見、ご感想はありますか。

委員

今言われた孤独死のことですが、私も1年ぐらい前に遠い親戚が孤独死しました。たまたま近所の人が私の電話番号を書いたメモを残していたので、私に連絡があり、そのアパートに行きました。民生委員や市役所の方などが集まっていましたが、連絡の一番ネックになるのは個人情報だと痛感しました。このタウンミーティングの結果を見ても、高齢者支援や見守りなどに関する意見がいろいろと出ています。私も自治会の区長を務めた経験がありますが、連絡のネックになるのは個人情報です。以前、とあるケースで家族の方と連絡がつかないので、住民票があるだろうと市役所に行ったことがありましたが、絶対に教えてもらえません。だから連絡がつかないのです。法律の問題ですのでクリアできない問題かもしれませんが、こうした見守りなどの計画を実施するうえで、個人情報との兼ね合いをどう考えていくのかが大きな問題だと思います。ぜひ検討していただきたいと思います。

事務局

地域包括支援センターからの声でいうと、必要な情報を個人情報の絡みでもらえず、現場が瞬時に動けないということが多々あります。地域福祉計画は上位法になりますし、今いただいたご意見を含め、どのように計画に落としていけるかを考えていきたいと思います。

委員長

他にタウンミーティングに参加された方からご意見はありますか。

委員

タウンミーティングは当初60人の予定が、最終的には27人の参加であったということを踏まえての、この結果ではないでしょうか。当初の目標は、もっと若い世代の参加が必要とのことでした。中高生の意見を聞く予定が、それができていない。湖南市は4中学あるので、そこに出向いて湖南市の将来についての意見を集めて、抽出して反映しないといけないのではないでしょうか。

孤独死の話が先ほどありましたが、民生委員は今欠員を除いて121名いますが、必ず75歳以上の独居の方に、だいたい月1回声をかけて安否確認をしています。また、まちづくり協議会でも取り組んでいます。民生委員に加え自治会長も関わっていますが、自治会に入ってない人も多く限界があるため、しっかり連携して、地域でどうやって解決していくかを考えていただけるとありがたいと思います。

委員長

タウンミーティングは初めて実施した形でしたが、参加者の少なさに加え、最初に考えていた中学生が参加できなかったという結果でした。この点は反省として、可能であれば第五次計画の中で、未来に向けた若者の意見を聞くような機会、それはタウンミーティングではなく出張的なことになるかもしれませんが、そういう機会を持っていただいてはどうかと思いますが、事務局はいかがでしょうか。

事務局

中高生につきましては、今回はアンケート調査を実施し、その意向について一定把握できたことは大きな成果であると考えておりますが、タウンミーティングについてはご指摘の通りです。委員長のご提案は、第五次計画に取り入れていこうと考えています。また、孤独死を防ぐ仕組みをどう考えていくかについては、次の議題ではありますが、骨子案で孤独・孤立の項目として盛り込み、取組として数値目標をもって取り組んで行くことになります。

委員長

孤独・孤立の問題につきましては、後ほど骨子案のところでご意見をいただきたいと思います。他にタウンミーティングの結果についていかがでしょうか。

委員

とても活発に意見が出て、和気あいあいと皆さん意見を述べられていたと思います。私も若い人が少ないというのが第一印象でしたが、皆さん熱心に討論されていたので、貴重な意見がたくさん出たと思っています。

私の参加したグループでは、外国人との近隣トラブルについての課題が出ていました。どうしても言葉があまり通じず、生活習慣が違うので、お伝えしても元の木阿弥のようなところがあります。地域住民の方はあまり言うと怖いというような目でどうしても見てしまうという意見が出ていました。

私の担当している地域もどちらかというと外国籍の方がとても多い地域です。地域住民の方のコミュニティは割と熱心な地域ではありますが、外国籍の方で若い方は日本語が堪能な方が多いのですが、高齢になってくると日本語が全然できないという方も多く、地域のコミュニティには入らずに外れてしまっているという課題もあります。

外国籍の方は湖南市の人口の約10%と、マイノリティとはもう言えないような人口比になってきていると思います。そうした方々や、日本の方ではあっても一人暮らしで支援の拒否がある方など、どうしてもコミュニティには入らない方もいらっしゃいます。民生委員の方からもどうやって関わればいいか分からないという声も聞いていますので、そういう方々にもどういった見守りの手や支援の手が差し伸べられるかというところも、計画で検討していただけたらと思いました。

委員長

10%というのは、社会形態を変える、社会・文化を変容させる数値になってきていると思います。これをどう地域の課題として受け止めて、計画の中でも触れていくのか、一緒に学んでいきながら進めたいと思います。

先ほどから話題として出ている、支援を自ら望まない人、インボランタリーと言ったりもしますが、こうした人たちとどのようにつながっておくか、何かあった時のつながりをどう持っておくかが重要だと思います。

タウンミーティングは非常に活発な様子であったと思います。障がいのある方も参加されたということで良かったと感じています。機会があればご意見をお聞きしたいと思いますし、こうした機会をまた持てればと思います。

(2)骨子案について

委員長

それでは、次の議案の骨子案について、資料2・3について事務局から説明をお願いします。

事務局

-資料2・3について説明-

委員長

骨子案について、前期第四次計画時の骨組みを並置し、赤文字で変更や新規項目を記載しています。新たな骨子についてご意見をいただきたいと思います。

委員

これは、取組の細かい内容はこれから具体的なことを考えていくという、その骨子にあたるという資料ですね。

熊本で地震がありましたが、特に思うのは、阪神・淡路大震災から後、大きな災害が何回もありましたが、この国はいつになったら変わるのかということです。災害があるごとに同じ課題がずっとあります。避難のことです。特に骨子案にもありますが、福祉の避難体制の充実です。災害ボランティアも市役所の職員も避難しているような場合には、誰が支援をするのか、誰が支援物資の仕分けをするのか。ひとつの地域だけで避難体制を考えるのは限界があるのではないかと考えます。湖南市だけで考えてみても、ここが被災すれば誰が支援をするのか。トイレのこともそうですが、地域だけで解決ができないことがあると思います。こうしたことを含めて考えていただけると安心できると思います。

委員長

骨子案には「避難支援体制の充実」が記載されています。第五次計画をつくるにあたって、普段から避難支援のネットワークをつくっておきましょうといっても、市民に伝わっていないと何か起きた場合に心理的パニックになりますので、平常時に市民に仕組みを伝えておくことが大事だと思います。こうしたことも踏まえてプログラムづくり、システムづくりに力を入れていっていただきたいと思います。

委員

防災について、取組項目に「避難支援体制の充実」とあります。43区ある中で、23区は訓練をしていますが、20区は避難計画を出さず訓練が出来ていないのです。日頃の備えが大事だと思いますし、43区のうち23区は防災チームを中心に訓練をしています。2、3年前に防災チームができて、防災士がリードをとって訓練をやろうということになり、民生委員も入って去年初めて防災訓練を行いました。あとの20区はできていません。やらないところはやらないのですが、そこに行政が入って、計画をつくって、何かあった時のため防災に備えるように推進していただきたいと思います。

委員長

20区はまだできていないということですが、働きかけということも含めて計画の中で検討していただければと思います。

事務局

防災は関心の高い施策ですが、防災計画でまとめられている中から、地域福祉計画において何をするのか、ということを計画の中に含んでいきたいと考えています。ここでのご意見はそちらにも挙げさせていただきます。地域防災計画は令和2年度現在で、20区においてはまだできておりません。かといって防災の取組をしないということではありません。前回計画で挙げている、地域における防災の活動を、今回は現状に合わせていくということになるかと思います。そこに市がどう対応していくかですが、物資とボランティアは被災地ではなく大きく県が行うことになっており、体制が整うまで待ってほしいというアナウンスがここ最近の災害では聞かれます。トイレについては市も準備していますが、最近の流れから不足が予測されます。また、災害直後は医療や警察や自衛隊の活動がありますが、少し落ち着くと、そこで生活される方の健康や衛生面のケアが必要となり、保健師が派遣されます。その後は、行政職員の罹災証明や家屋の調査などを進める流れになります。これらは地域福祉計画の領域とは違う流れであり、実際に地域でできることを考えると、発災直後は職員が行くよりも地域の人が集まる方が早く、先日、熊本地震に行かれた方に聞いた話では、職員が口頭で言うよりも、グループであらかじめ行うことをまとめて書いたものを避難所の入口に貼る方がいいというアイデアもあるそうです。避難所開設は健康福祉部が担当になるので、そういったところのアイデアをいただけたらと思います。

委員長

具体的な中身に関して、防災・防犯というのはどの世代にも関係する生活課題につながっていきます。そういう意味で、地域福祉に関心をもってもらう入口として大きな共通のテーマでもあります。ですから、今回は骨子案の検討段階ですので、具体的な中身については、例えば、現場が被災して被災者が動けない状況のときにはどのような支援の仕組みになっているのかということの周知や、普段からつながっておくことが発災時の力になるということの周知といったことについては、次回の具体的な内容のところでご意見をいただきたいと思います。

委員

先ほども発言がありましたが、外国の方たちの話です。熊本地震のことでSNS上であり得ないデマが流れているということが報道されていましたが、外国の方の話になると課題が数多く挙がってきます。課題の洗い出しも必要ですが、地域や事業所や職場で良い事例もたくさんありますので、良い事例を何らかの形で計画に盛り込んでいただきたいと思います。

事務局

外国の方のことについては、湖南市の特徴としての課題や取り組みについて検討をしていきます。とともに、委員にいただきました意見のプラスの面も何らかの形で盛り込んでいきたいと思います。施策の方向や取組については、次回での話になりますので、引き続きご意見をいただきたいと思います。

委員長

それでは、ひとまず骨子としてはこの通りで、文言等については柔軟に対応いただくということでお願いします。

(3)構成案について (4)施策部分の記載イメージについて

委員長

次第の「(3)構成案について」に移ります。それでは、事務局から資料の説明をお願いします。

事務局

-資料4・5について説明-

委員長

資料4の構成案とありますが計画の目次になります。それと資料5の紙面構成についてご意見はいかがでしょうか。特にご意見がないようですので、こちらをベースに作成を進めて参ります。他に意見はございますでしょうか。

委員

私は普段、高齢者や障がいのある方の支援をしています。民法が改正されて成年後見制度が変わります。これを受けて、地域のケアマネジャーやソーシャルワーカー、障がいの相談支援員を対象に8月20日に研修を行います。制度が変った後に地域でどう支えるかというテーマで、非常に関心が高く、例年であれば20人ほどの参加者の研修ですが、今回は約60人が参加します。地域の専門職の意識が高いのだと受け止めています。「地域資源の把握」に含まれてくるかもしれませんが、民間の資源や、福祉と医療にかかわらず地域総出で支えていくことを考えていかなければならいと思います。

また、「頼れる身寄りのない人の支援」については、「多様な困難を抱える人への支援の充実」の中に位置づけられていますが、その流れでは、身寄りのないことが困難であると捉えられて、相談しにくいのではないかと思います。身寄りのないことは、その人が選んでその人らしく生きてきた結果であって、困っているのは市の職員や支援者であって、本人は困っていないということもあると思います。問題は、やはり相談がしにくい、ということが大前提で、「相談してもいいんだよ」という相談しやすい雰囲気をつくっていくことだと思います。

委員長

ありがとうございます。

次回の開催までに具体的な内容を見ていただいて出席いただく形になると思います。気になることがあればぜひ次回委員会で発言いただきたいと思います。

身寄りのない方の支援については、普段つながりがない人たちにいかにつながるか、ということですが、システムをつくる必要があると思います。例えば、ポットや炊飯器、冷蔵庫を使うと連絡がいくといったようなシステムにする必要があると思います。手を挙げて助けてと言う、そういう状況になる前につながっておくということです。この地域福祉計画をきっかけに民間資源も含めて、誰かが行かなくてもつながれるシステムになるよう、地域の人的資源をより大きな枠組みでつなげていくことが必要になってくると考えています。

終了時間が近づいてきました。皆さんの意見をすべて拾えなくて申し訳ありませんが、出しきれなかった意見は「ご意見シート」を活用いただいて、骨子案に追加することを具体的にご意見をいただければと思います。

この地域福祉計画は、湖南市の今後5年間の福祉力推進の指針となるものですので、引き続きご協力をいただきたいと思います。

事務局

大変貴重なご意見をいただきました。支援について自分から手を挙げられない方SOSが出したくても出せない方については、一度つながるとその後も支援へとつながっていくのですが、その第一歩が難しく、市・社協でも困難を感じています。皆様のご意見やご協力をいただきながら進めていきたいと思います。ありがとうございました。

2.その他

次回第5回策定委員会について、ご意見シートについて

事務局

次第3の「その他」に進みます。

次回第5回策定委員会は、10月21日(水曜日)午後3時から、場所は同じく、湖南市役所東庁舎 大会議室を予定しています。

本日の会議で発言していただけなかったご意見は、配布している「ご意見シート」に記入いただいて、事務局に送っていただければと思います。

3.閉会

事務局

これをもちまして、第4回地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員会を閉会いたします。長時間にわたりありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 福祉政策課〔東庁舎〕

電話番号:0748-71-2370

ファックス:0748-72-3788

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