令和5年度第2回湖南市上下水道運営審議会 会議概要

更新日:2024年04月12日

開催日時

令和6年3月18日(月曜日) 午後1時30分から午後2時35分まで

開催場所

サンライフ甲西(共同福祉施設)1階 大会議室

出席者

委員 10名(欠席者5名) 事務局 8名

協議事項

1.令和5年度上下水道事業の実施状況について
2.上下水道料金等の収納状況と未収金対策について
3.令和6年能登半島地震に係る被災地支援について
4.その他

配布資料

開会

市民憲章唱和

会長あいさつ

議事

1.令和5年度上下水道事業の実施状況について

委員

整備予定率(普及率)が98.7%ですが残りの1.3%について何か問題があって普及が進まないのか教えてください。

事務局

下水道事業につきましては、現在事業促進中で完了していないという形です。今後残りの1.3%の部分について普及していく、事業を促進していくものでありますがその過程の中には効率上厳しい部分が表れている部分があり残っているものであります。

委員

順調に整備が進んでいて、残りの1.3%についても今後進んでいくと解釈させていただいてよろしいですか。

事務局

はい。

2.上下水道料金等の収納状況と未収金対策について

委員

不納欠損が出てくるものと考えますが、その額や率について教えてください。

事務局

水道料金については年度末に支払われたものを含めると99%近くの数値になります。不納欠損の率について令和4年度の決算数値でいいますと7%から8%ほどになります。下水道料金についても年度末にすべて収納いただくと99%を超える収納率になります。令和4年度の決算時の数値から計算しますと大体5%ほどの不納欠損を行っております。なお受益者負担金につきましては令和4年度に不納欠損を行っておりません。

委員

本当に努力いただいていると思います。この滞納整理についてはどこかに委託されていますか。職員による対応ですか。

事務局

民間事業者に包括委託という形式で基本は委託しておりますが、案件によっては職員も同席させていただくケースもあります。

3.令和6年能登半島地震に係る被災地支援について

質疑なし

4.その他

委員

現在滋賀県からいくつかの市が復旧工事の支援を行っておられますが湖南市はどうですか。

事務局

水道事業、下水道事業の二つの点からのアプローチが考えられますが、水道事業については日本水道協会の要請を受けてから動き出す形になっており湖南市から工事や給水支援について動き出すという選択肢をとれるものではありません。たまたまそれらの市町がそういった依頼を受けられたと考えられます。

委員

当初、1月ごろですが、県から支援に行ける企業について調査がありました。支援に行けるとして回答をしておりましたが一向に連絡がなく疑問に思っておりました。日水協から市を経由して連絡があるものと予測しておりました。現在他市においては20名ほど支援に行っておられるというようなことを聞いています。二回目の支援に行っている市町もある中で一度も支援に行っていないというのはどういう状況かと確認させてもらいました。

事務局

そういった体制をとっていただけるということで非常にありがたいと思います。日常業務や漏水修繕対応などもありますのでそういったことも含め総合的な判断をお願いできればと思います。

委員

水道の耐震をすすめられているとのことですがどれくらいの震度を耐えられるのかという点。それと輪島市の友人からの話ですが家の前にまで水道管は来ているが引込工事の業者が不足しているため家庭で水を使えない状況が続いているそうです。先ほどありました要請がない中で市として働きかけを行わないのでしょうか。

事務局

一点目ですが、管路が供用期間中に1回、2回起こるような大きなエネルギーを持った地震という定義はありますが震度として定義はされていません。水道については圧力をかけて水を送っているため管の位置が上がろうと下がろうと多少振れても問題ないものとされています。一方、下水道ですが自然流下での送水のため上がり下がりしてしまうと支障が出るものになります。なので災害等にあってもすぐに健全性を取り戻せる状況を保つことを目指している形になります。

二点目ですが本日ご要望いただきましたので確認いたしますが昼夜を問わない市内での緊急対応等ございますのでそのあたりを整理させていただいてから確認させて頂きたいと思います。

委員

使用料金についてですが電気代等の高騰がありその負担について見直しがされていくと思いますが市民に対する上下水道使用料金の改訂など予定はありますか。

事務局

水道料金の展望についてですが、おっしゃっていただいたように電気代等の高騰傾向が見られます。上水道についてですが4月に企業庁と意見を交わしていると配水元側で料金値上げされると影響を受けるものであります。ただし上げるという要請があって数日で料金が上がるといったようなことはありません。数年先を見据え人口の増減予測とそれに伴う収益の増減、管等の更新事業に係る経費と収益のバランスを検討し事業を展開していかなければなりません。しかしながら更新の時期はいずれきますので耐震性のある設備を構築する必要性もあります。

現時点において何年に料金を改定するといったことはありません。更新計画によると去年の人口がもっと減っている予測で収益が赤字に転落するという予測でした。しかし予測よりも人口減少が進まなかったため現時点で収益が確保されています。収益と工事量のバランスにもよるので決算数値としての収益は上下する形で分かりにくいですが何とか収益が挙がり続けるよう維持していけたらと考えています。

閉会

副会長あいさつ

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道事業所 上下水道課 水道庶務係

電話番号:0748-71-2351

ファックス:0748-72-2332

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