令和7年度 湖南市地域福祉推進協議会会議録

更新日:2026年03月13日

令和7年度 湖南市地域福祉推進協議会会議録

開催日時

令和7年(2025年)6月3日(火曜日) 午後3時から4時30分

開催場所

湖南市共同福祉施設(サンライフ甲西)2階大ホール

出席者

委員 12人(欠席者2人)

事務局 11人(湖南市5人、社会福祉協議会6人)

会議録

 

(1) 湖南市第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の令和6年度進捗状況について

議長

議事の湖南市第四次地域福祉計画・地域福祉活動計画の令和6年度進捗状況について、進めていきたいと思います。

事務局から説明をお願いします。

議事を前半と後半に分け、前半は基本目標1・2、後半に基本目標3・4についてご審議いただきたいと思います。

事務局

(市)

- 基本目標1・2について、市が資料に基づき説明 -

まず、「人権まちづくり懇談会」についてですが、委員様から「令和6年度の達成度はやや達成ではないか」というご意見をいただきました。

担当の人権擁護課に確認いたしましたところ、令和6年度の目標は1500人に対して実績は1368人でしたので、目標には達しておりませんでした。そのため評価は「C」のままとさせていただくということでした。

次に、基本計画の「活動への参加・参画」の部分で、委員様よりボランティア活動をされている方々に寄り添うような施策を検討してほしいとのご要望がございました。

また、他の委員様からは、今年度開催される国民スポーツ大会と障がい者スポーツ大会にあわせて目標数値を高く設定し、障がい者スポーツボランティアを通じて福祉に関心のある市民の育成に努めてほしい、というご意見をいただいております。

これに対し、文化スポーツ課からは、国民スポーツ大会のボランティア募集は文化スポーツ課が担当し、障がい者スポーツについては滋賀県が担当しているとの説明がありました。

また、募集はインターネットのボランティアマッチングサイトを利用しており、参加されたボランティアの方々には今後も活動を継続していただけるよう、案内の文書も一緒にお渡ししているとのことでした。

今後も必要なボランティアの確保に努めてまいりたいとのことです。

さらに、健康推進員の養成についてですが、委員様から令和6年度の達成度評価が「B」であることに対して「やや達成ではないか」というご指摘がありました。

担当の健康政策課が再検討を行い、評価を「C」へ変更したとの報告がありました。

最後になりますが、地域のつながりづくりを目的として、サロンなどの交流場所の整備や女性の見守り体制づくりといった施策も進められております。こちらについては事前に質問やご指摘は特にありませんでした。

事務局

(社協)

まず、基本目標の1と2についてですが、3名の方からご意見をいただいております。進捗シートは4ページになります。

基本目標1の地域での活動やイベントについてですが、徐々に以前のように戻りつつあり、住民の皆さんが気軽に集まれる場所や、住民同士が顔を合わせる機会も増えてきております。そういった場での活動を進めて、福祉の意識を高めたり、地域活動に参加するきっかけになるよう、講座や研修会を開催しています。委員様からは、ボランティアセンターに登録している方が減っている件で、高齢化以外に原因があるかどうか、というご質問がありました。

また、委員様からは、ボランティアの高齢化への対応や、ボランティアコーディネーターの役割、政策課題に取り組む姿勢についてもお聞きしたいとのことでした。

加えて、マンパワーの問題についてもご意見をいただいております。

現状ですが、ボランティア活動保険の加入者は556人で、実際に活動に参加している登録ボランティアは642人となっています。複数のグループで活動している方も多いです。

ただ、地域の生活支援やサロン、カフェの運営に関わるボランティアは別の保険に加入しているため、そちらはカウントできておりません。ですので、登録者数だけで減少しているとは言いにくい状況です。

登録者数が減っている要因としては、やはり高齢化が大きいと思います。

あわせて、次の世代へのつながりがうまくできていないことも原因だと考えています。

共働き世帯が増えるなど、社会の変化も影響しているのではないでしょうか。

社協としては、現役のシニア世代を支援しつつ、数年前から「趣味から始めるボランティア講座」を開催して、気軽にボランティアを始められるようにしています。

ボランティアに対する意識が変わってもらえれば、と思っております。

これからもボランティアに参加していただくきっかけとなる活動を続けてまいります。また、マンパワー不足については引き続き話し合いを進めていきたいと考えています。

それから、基本目標1の中の子どもの未来について考えるフォーラムに関しましては、委員様から参加者数の評価が「C」であることについて活性化を望むご指摘をいただきました。

このフォーラムは、市民の皆さんにいろんな活動を知ってもらう場として開催しておりまして、特に若い世代や子育て中の方にも参加していただけるように内容を工夫してまいります。今年度はさらに充実させるつもりです。

また、この事業はフォーラムだけでなく、6ページにある「子ども未来づくり助成金」事業も含めて行っています。

フォーラムの評価は「C」ですが、事業全体としてはフォーラムと助成金事業を合わせて支援を行っているところです。

以上が基本目標1に関するご意見とその回答になります。

今後も皆さまのご意見を踏まえながら、必要な支援や改善に努めていきたいと思います。

議長

それでは、今ご説明いただきました基本目標1に関して、皆様から事前配布資料に基づいたご意見をいただいております。

また、そのご意見に対して事務局から説明もございました。

この内容や、基本目標1に関連するデータについて、改めて事務局へ確認したい点や質問などがございましたら、どうぞご自由にご意見をいただければと存じます。

委員

先ほどの事前質問に対する回答について、少し聞き取れなかったところもありまして、中身がよく分からなかった点があります。

特にボランティアについての話が、私の趣旨と少し違うかなと感じました。

ボランティア活動をしている人たちに「何かを与える」というような取り組みについては、あまり良くないのではないかと思っております。

確かに人を増やすことは大事ですけれども、活動している方々に特典を与えたり、ポイントを付けたり、助成金の申請が複雑すぎたりすると、「そんなのいらないよ」という人も多いです。

それよりも、拠点をしっかり作ることが大切だと思います。

例えば、会館の使用料の減免制度の問題もありましたが、急に利用料を上げたり、今まで100%減免していたものを見直したりすると、ボランティアの方々には負担になるのではないかと考えています。

私の個人的な意見ですが、助成金なども使いやすい環境を整えて、無理に特典を与えるとか、そういった形でボランティアを管理しようとするのは難しいと思います。

ボランティアとは、自主的にできることをやっている方々の集まりであり、その活動が誰かのためになれば喜ばしいことです。

現状でボランティアカードを持っている方もいれば、連絡協議会に登録しているグループもあれば、全く個人で活動している方もいます。

そういった多様なボランティアに対して、負担をかけずに活動を支援していく環境づくりが大事だと思います。

また、普段から地道に活動している方々に、何か機会や支援を与える施策を行うことも必要だと思います。

そうすることで、「自分もボランティアをやってみようかな」という人が増えていくのではないかと考えています。

つまり、今活動されている方々をきちんと見える化し、尊重していくことが大切で、特典の付与など形式的なことでなく、本当の意味でのボランティア支援を進めてほしいというのが私の思いです。

このあたりを、特に重点的に考えていただければありがたいです。

議長

 

 

 

 

先ほど事務局の方からお答えがありましたが、おっしゃっているのは、「ボランティア活動をする前に何かを与えるのではなく、まず活動をしていただいた方々に対し、きちんと評価や感謝の気持ちを示していく取り組みが不足しているのではないか」ということかなと思います。

どちらか一方だけが重要というわけではないと思いますが、実際に活動されている方に対して、その評価や支援の取り組みを、意図的に分かりやすく見せていく工夫は、今どのように行われているのでしょうか?

また、今いただいたご意見を踏まえて、今後どのように取り組んでいきたいとお考えでしょうか?

市の方で具体的にご検討されていることなどありましたら、お聞かせいただければと思います。

事務局

(社協)

一般的によくあるのは表彰制度ですが、社協の広報でもボランティア活動の紹介や表彰を行っています。

たとえば、湖南市の会長表彰や滋賀県社会福祉協議会の会長表彰などがあります。

登録しているグループは把握しており、また新たに結成されたグループの紹介も行っていますが、なかなか光が当たりにくい面もあるかと思います。

また、「わがまる通信」という、市の体制整備事業として委託を受けて進めている事業もあります。

これは地域のまちづくり協議会の委員さんと連携し、ボランティアの方々の活動を取り上げて、より見えやすく分かりやすくするための取り組みです。

例としては、男性の居場所づくりとして料理教室を開いたり、お散歩マップの作成、地域のイベント紹介などがあります。

こうした活動も広く紹介し、光を当てていきたいと考えています。

社協も地域にはかなり出向いており、ボランティアセンターに登録していない方も含め、総会や交流の場を設けて情報共有や発信を行えるよう工夫しているところです。

なお、この広報紙は現在新聞折り込みのみですが、10月には谷口会長のご提案で、全世帯へポスティングするなど、さらに幅広い発信を計画しています。

これにより、社協の事業やボランティア活動について多くの方に知っていただくことが重要だと考えております。

以上となります。

議長

実際に、言葉だけでは伝わりにくい部分があると思いますし、やはり写真があることが非常に伝えるためには重要な要素だと感じております。

こちらの資料を拝見しまして、企画の見直しの際には、そういった点を強化していく必要があると改めて思いました。

また、私は普段、20代くらいの学生と接する機会があるのですが、若い世代へのボランティア人材育成や周知はやはり大きな課題だと感じています。

若い人たちは、チラシを手に取って読むことがあまりなくて、授業で配布するにしても、思いを持って渡さないとなかなか伝わらない現状です。

今の世代はなかなか動きませんし、ビデオなど動く映像でないと集中しにくい状況です。

ですので、若い世代に向けて、光を当てた活動紹介をしていくのであれば、動く媒体、たとえば動画などを準備することがとても重要だと感じています。

以上です。ありがとうございます。

他にご意見はございますでしょうか?

委員

すみません、ちょっと前の話に戻りますが、定数を維持しながらの話ではなかったかもしれませんが、一番気になったのが、老人福祉センターまつりの件です。先週、第10回目のまつりが開催されました。

昨年は4年ぶりの開催だったそうですが、その状況を見ると、やはり参加グループが徐々に減少しているように感じます。

Webでの開催もあったのですが、地域が石部地区に限定されるなどの事情もあり、参加が減っている感じです。

そこで、新たに何か催し物など、増やすための取り組みやアイデアがございますでしょうか?

ここにはこういうことが書いてありますが、具体的にはどういった対策や計画があるのか教えていただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

事務局

(社協)

先日(3月31日)、こちらの催しを実施させていただきました。

その土曜日にも催し物自体は前年度と変わらずに行いましたが、周知にはかなり力を入れました。

できるだけ多くの方に来ていただきたいと思い、小学校では児童にチラシを持ち帰ってもらって、保護者の方にも伝わるようにしました。

また、市の公式LINEや社協のSNSも積極的に活用して、いろいろなところで周知するように努めました。

その結果、今年は多くの方に来ていただけたかと思います。

来年度については、この催しを利用していただく方や、実行委員の皆さんと一緒に次の年に何をするか決めていきますので、今回皆さまからいただいたご意見もお伝えして、新しい取り組みなどができるかどうか、引き続き検討していきたいと思っております。

議長

ありがとうございます。

この老人福祉センターは、確か60歳以上、もしくは65歳以上の方が利用できる施設ですよね。

その中で利用される方が少なくなってきているということについて、以前はワープロ教室やお弁当を食べる会などもあって、人が集まりやすかったという認識でよろしいでしょうか?それらはコロナ禍前の話かと思いますが。また、個人的な意見としてですが、いろいろな催し物を開催されることは理解しておりますが、当初の予算の50万円とは別に、普段の活動の中で、例えば囲碁や麻雀などの活動は施設内でできるのでしょうか?

施設の利用についてですが、65歳以上の方であれば、市民のどなたでもご利用いただけるようになっております。ですので、そういった活動もできる環境にはなっていると思います。

もうコロナのことは少し忘れてしまいそうですが、やはりコロナ禍の前後で市民の活動の様子は大きく変わってきていると思います。

以前の状況を知っている方たちは、だんだんその感覚も薄れてきているのではないでしょうか。ですので、できることはやりつつも、無理なことはやめておこうと整理していく部分も必要だと感じています。

機会や場所の整備があれば、より良いですね。それから、さきほどSNSの話がありましたが、LINEは始めた頃からずっと利用者が増え続けていて、連絡などに活用されています。Instagramなどについては、ただ登録を待っているだけでは増えにくいと思います。ですので、例えばイベントの参加者に登録を促 し、「登録いただいたら何かプレゼントを差し上げます」といった工夫をして、より積極的に見てもらえる場を作ることが効果的だと感じています。

ぜひそのあたりの工夫も含めて、SNSの活用を広げていっていただければと思います。

委員

3ページ目の教育についての部分ですね。

子ども政策課で、学童保育所に入所する障がいのあるこどもの人数についての話で、評価があまり良くない(C評価)理由は、数字があまり伸びていないからかなと想像しています。

課題のほうに、「障がいのあるこどもを受け入れるための人員配置や関係機関との連携の整理が必要」と書かれているので、実際に受け入れが進んでいないのは、ここに問題があるのではないかと思います。

数値目標の設定自体が適切かどうかも少し疑問で、希望者がそもそも少ないのか、人員が不足しているのかによって対応が変わるのではないかと思っています。

もし問題があるなら、来年度以降は目標の立て方を見直したほうがいいのではないかと感じました。

議長

ご指摘いただいた内容については、その通りだと思います。関係の部署の方にも申し伝えたいと思います。

ただ、今回ご回答いただいている内容に関しては、担当の方が出席しておらず、いただいたご意見は伝えておきます。

指標の設定や判断の方法については非常に重要で、ご指摘のように「数字が少ないから悪い」「多いから良い」という単純な評価では測れない部分があると考えています。

前の議題に関しても、ご意見をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんので、後半が終わってからでも全体に戻って議論していただいて構いません。

まずは基本目標1の議題を終えて、次に基本目標3の後半の説明と質疑に移りたいと思います。

それでは、市の方から説明をお願いいたします。

事務局

(市)

基本目標3の安心安全クラスについて、誰もが安心して暮らせるため、防災や支援の強化を目指しています。再犯防止推進計画も含まれています。

防災の体制充実では、自主防災組織への支援や行政の指導のもと、防災計画の策定や訓練実施を進めてほしいという意見がありました。

危機管理・防災課の回答では、各地域が自分たちの地域の人命、財産を守るために共助(助け合い)の観点から地区防災計画を作成していただいています。しかし、地域特性に応じた活動の実効性を高める地区防災計画の策定は半数程度にとどまっております。本市といたしましても、地域防災力の更なる向上を支援すべく、令和6・7年度の2ヵ年で全区での計画策定を目標に掲げ、各区において計画策定を進めていけるように支援しております。(滋賀県も地区防災計画が未作成の各市町や地域への支援事業を行っていただいています。)

防災訓練につきましては、毎年総合防災訓練の実施日に併せて各地域まちづくり協議会・各区で訓練を実施していただいております。

大規模災害等が発生した場合、地域住民による避難誘導、避難所開設・運営等の共助が大変重要になりますので地域まちづくり協議会と各区の連携をこれまで以上に図っていただけるようにまた多くの市民の方が訓練に参加していただけるように引き続き、防災訓練等の必要性について働きかけていきます。また、地域防災力向上の一役を担っていただいております湖南市防災士連絡会では地域の防災訓練計画の作成に向けた支援も行われていますので、そちらも是非ご活用ください。とのことです。

JR石部駅のバリアフリー化については、駅舎等への言語表記については、市所管ではなくJR管轄で、JRにおいて、利用者数に応じた表示言語を決めておられています。湖南市に様々な外国籍の方がおられるが特別には無理そうです。石部駅などの利用者規模では3言語(日本語・英語・韓国語)となっておりそれ以外については、ピクトグラムで補っている認識です。理由はどうであれ、多言語表記できないので「B」でよろしくお願いします。とのことでした。

子育てサロンについては、石部保育園、岩根こども園につきましては子育て支援センターが併設しており、未就園児親子が遊べる場があるため、子育てサロンを実施していない状況ですが、園としましても民生委員のみなさまが地域で見守ってくださることを心強く思っており、今年度は運動会前に参観していただける日を計画するなど民生委員のみなさまと交流できる機会を作っていきたいと思っております。岩根こども園では子育てサロンという名前ではありませんが、「ぽっかぽか」という名で未就園児親子の集いの場を設けていますので、次年度以降につきましては、園と連携を取りながら、石部保育園でも検討していければと思っております。その節はご協力をお願いいたします。とのことです。

協力雇用主制度への意見もあり、商工会や商工観光労政課と連携し、今後の対応を考えています。

事務局

(社協)

 

事前にいただいたご意見は2つあります。どちらも基本目標3の内容に関するものです。

資料の13ページにあります、委員様からのご意見で、地域福祉権利擁護事業のニーズは大きいと思うけれど、利用者数がなかなか増えていないのは問題ではないか、ということでした。

また、利用者が増えない理由についても教えてほしい、というご質問がありました。

この地域福祉権利擁護事業は、判断力が不十分な方と契約を結び、福祉サービスの利用援助や金銭管理などの支援を行う事業です。

利用希望があれば業者の状況を確認し、必要な方とは契約を結んで支援するという仕組みになっています。

進捗シートの課題にも書いておりますが、契約は出していただいているものの、利用者数はあまり増えていません。

増えない理由としては、利用者の中にはお亡くなりになった方や施設に入所され、新しい生活環境になった方も多いことから、利用者数は横ばいかやや減少傾向にあります。

社協としては、必要な方に対しては引き続き事業の提供を行っています。

また、国のほうからは、この地域福祉権利擁護事業の対象を広げて、身寄りのない高齢者や入院中の方への支援もできないかという構想があり、今後の取り組みはまだ決まっていませんが、支援は継続していきたいと考えています。

もう1つの意見として、庁舎建設に関連して、高齢者の生きがいづくりやボランティア活動の基盤と環境づくりに関する質問がありました。

以前の庁舎建設の時に、ボランティア連絡協議会の役員の方から、社会福祉センターにボランティアの活動場所やコーディネーターがいる環境が非常にありがたいとの要望をいただいたことを覚えています。

別の委員様からの意見も踏まえ、市のほうにはボランティア活動の拠点について考えてほしいという思いがあります。

今年のボランティア連絡協議会総会でも賛否両論の意見がありましたが、社協としてはこれまでボランティアが集まって活動してきたセンターに事務所があることは大切であり、継続したいと考えています。

ただし最終的な決定は行政が行い、ボランティアグループや社協も一緒に相談しながら形を作っていきたいと思っています。

以上で社会福祉協議会に関する報告を終わります。

議長

はい、社会福祉協議会や市の方から、皆さまからいただいたご意見を中心にご説明いただきました。その他のご意見がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

委員

何度もすみません。これで最後にさせていただきます。

最初の質問や意見と関連しているのですが、ボランティア活動をしている方々にもっと光を当てることが大切だと思います。

今は社会福祉センターなどに活動拠点や活動の場があり、その環境を作っていただいていることには感謝しています。

ただ、高齢者の生きがいづくりや安心安全なまちづくりを目指す中で、ボランティア活動の場が今後どうなるのか、多くの人が不安に感じています。

先ほどもありましたが、計画が流動的であるとのことですが、だからこそ、計画を立てていく段階で当事者の声を聞くことが重要だと思います。

どんなことを考慮すべきか、どんな不安があるのか、そうした意見を踏まえて計画を作り、それを使うべきだと思います。

「決まってからこうなりました」という形で一方的に伝えられるやり方ならば、私たちはそこまでですし、諦めるしかありません。

市の方針なら仕方ありませんが、今は計画が流動的だからこそ、こうした意見を聞く意味があると思って今日ここにいます。

それを考慮しないというならば、それが市の考えなら私たちはそれに従います。

ただ、私は流動的だからこそ今の段階でこうした話を聞く意義があると思います。

議長

先ほどのご意見について、地域福祉計画や活動結果の中にボランティア活動基盤の項目がそもそも入っていなかったことに気づきました。

ボランティア活動を推進するなら、活動拠点の整備や情報共有の場の提供は必要不可欠だと思います。

庁舎の計画自体は流動的で、これまでも頓挫や修正などで色々あったけれど、最近方向性が決まったばかりです。

だからこそ、今のご意見は担当課にぜひ持ち帰り、これから作る計画に反映させて、ブラッシュアップしてほしいと思います。

現場で活動しているボランティアの方の意見を聞くことは、市民参加・まちづくりの基本だと思います。

さらに、ボランティアには様々な種類があって、地域の中で支え合う役割を果たしています。

高齢者の生きがいづくりとしてのボランティアもあれば、小さい子どもがいる方も自分の地域でできることを考え活動しています。

社協さんには、単にボランティアセンターに登録されている方だけでなく、地域全体で活動されているボランティアさんをどのように把握し、どのように支援しているのか気になります。

社協の方からは、ボランティア活動の実態把握について、どう管理されているか説明があればお願いしたい、というご質問がありました。

事務局

(社協)

ボランティア登録要綱は作成しておりますが、「こういうボランティアじゃないといけない」という制限は設けていません。

ボランティアは、家族や就業的なことではなく、基本的なルールを守っていただく形です。

地域でボランティア活動をされていて、登録したいという方は、基本的に登録申請をしていただき、登録していただいています。

ただし、ある地域のボランティア活動を別の地域でもされる場合で、その活動が定期的に特定の地域で行われているものは、その特定の地域のボランティアにあたります。

災害などの被害があった場合、私たちから依頼したときに応じていただけるボランティアのグループを登録させてもらっています。普段活動はしているが、そのような災害支援には参加できないグループは登録をお願いしていません。

ボランティア活動の内容や組織の種類については、「これではだめ」などの制限は基本的に設けていません。

どのようなボランティア活動でも、登録したい方は登録していただけるという方針です。

ただし、NPOなどさまざまな団体のボランティア活動もありますので、活動内容によっては登録をお断りすることもありますが、基本的にはどなたでも登録できるボランティアセンターとなっております。

議長

先ほどのご意見にもありましたが、支援型ボランティアと目的型ボランティアという種類があります。

支援型ボランティアは地域に根づいて活動しているため団体として把握しやすいのですが、目的型ボランティアはその時々に「できることをやろう」とする方も多く、把握が難しい面があります。

いろいろな形で活躍されている方がいることを理解したうえで、ボランティアを広く捉え、社協や関係団体に登録されている方だけでなく、そうでない方の活動も意識して、ボランティアの裾野を広げていくことがとても大切だと思います。

ただし、社協としては、登録していただくことでボランティア活動中の事故に備えた保険が適用されるというメリットがあります。

安心・安全にボランティア活動を行うためには、その保険制度を活用してもらうことが重要です。

そのためには、ボランティアの活動状況をきちんと把握していく必要があります。

これからさらにボランティア推進が活発になっていく中で、こういった点も含めてうまく進めていきたいと思います。

どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

事務局

(社協)

先ほどの話に関連して、ちょっと打ち合わせの時に委員長と話したことがあります。

皆さんご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、去年あたりに「お宝リスト」というものを作りました。

今日は皆さんにも配布させていただきますが、これは先ほど言っていた、社協に登録されていないボランティアや居場所、活動を1冊にまとめたものです。

ケアマネジャーさんや福祉事業所の方にはすでに届けていますが、市民向けのものも現在編集中です。

まさに別の委員様がおっしゃっていたように、そうした社協や関連団体で把握している活動をまとめたものになります。

また改めてご紹介させていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

委員

 

時間がかなり過ぎてしまってすみません。資料のまとめ方について少しお話させてください。

今いただいている資料は、全体の方向性や主体、施策の方向性、また実績などが記載されていますが、平成15年度の手続きでの目標に対する評価を見ると、平成4年度から9期連続でほとんど変わっていません。

そのため、例えば評価がAであっても、方向性として「拡充強化が必要」となっている場合は、目標を達成するための具体的な対策が求められると思います。

今のところ、その具体的な提案が少し不十分のように感じます。

次年度に向けての提案部分をもっと丁寧に、具体的に記載していただけると良いのではないかと思います。空欄や抜けている部分も増えているようですので、特に「拡充強化が必要」とされた項目についてはしっかり書いてほしいです。

議長

今回のご提案の中で、次回以降はそこを強化していただきたいということでよろしいでしょうか。

はい、ありがとうございます。

かなりコンパクトにまとめる必要があるので、表現に悩まれることも多いと思いますが、評価だけでなく、次にどう進めていくかという具体的な方向性や内容が、もっとわかりやすく示されると良いと思います。私も以降の資料には目を通すつもりです。ありがとうございます。

16時15分で予定していましたが、今でちょうど25分ほどになりました。

全体的にちょうどいいかと思います。

では、次に副委員長からのご意見をいただきたいと思います。皆さま熱心な意見交換に感謝いたします。

副委員長

この資料は地域福祉のニーズが本当に広範囲にわたっていることを改めて実感させられました。

事務局や各担当課の皆さんは資料の取りまとめやデータ化に非常に力を入れて取り組まれたこと、心から感謝いたします。

ただ、委員として事前に資料を受け取り、意見を書こうとしても、情報が広すぎてなかなか取りこぼしや焦点がぼやけてしまうことがあります。

もう少し会議の日程やスケジュールにゆとりがあれば、意見をしっかりまとめて焦点化することができるのではないかと思います。

年に1~2回の会議であれば、課題を絞り込んでより深く議論することも大切だと感じました。

取りまとめてくださった皆様に改めて感謝申し上げます。

課題は多いですが、私は特にボランティア活動や湖南地域の障がい者、高齢者の支え合いの意識づくりに大きな意義を感じています。

地域で社会福祉施設を運営していくなかで、多くの方々に理解していただくまで時間がかかることもありましたが、着実に積み重ねられてきたものだと思います。

例えば、この4月には湖南市で滋賀県初の夜間中学校が開校しました。

私も開校式に参加し、69歳の方が「昔は中学校に通えなかった悔しさがあったが、今学び直せるチャンスにわくわくしている」と話しておられました。

外国籍の方も多く来られていて、そうした多様な方々が学ぶ場として素敵な集まりになっていると思います。

また、先日ニュースで流れていた多国籍の音楽イベントのように、そうした自然な交流のきっかけがいろいろな文化や地域の方をつなげています。

ボランティアの方が運営を手伝ったり、障がい者施設の参加者がバザーをしたりして、せっかく生まれたものをさらに意味深いものに育てていけるのではないかと思います。

様々な社会資源や取り組みがたくさんありますので、普段あまり関わりのない人たちも招いて、地域ごとにこうした交流や連携を進める機会がもっとあればと願っています。

社会資源の力をどう活かし、エンパワーメントしていくかも今後の重要な課題だと思います。

この資料には課題ばかりでなく評価の部分もありますので、その点をしっかりと認識し、今後の活動に生かしていきたいと思います。

以上です。

議長

計画としては、今年度と来年度の2年間で進めていく予定となっています。

評価についても、皆さまからいろいろなご意見をいただければ幸いです。

この委員会は意見交換の場ですので、ぜひ今日の議論をきっかけにして、普段から事務局の方とも風通しよくご意見をやり取りしていただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

以上で、本日の一連の議事を終了とさせていただきます

資料

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健康福祉部 福祉政策課 福祉総務係〔東庁舎〕

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