第21回 湖南市都市計画審議会議事録

更新日:2024年02月07日

湖南市都市計画審議会議事録(要旨)

開催日時

平成27年7月2日(木曜日) 午後1時30分~3時30分

開催場所

湖南市共同福祉施設 1階 大会議室

出席委員数

  • 委員 15名
  • 事務局 5名

審議会成立報告

(条例第5条第2項)、事務局

あいさつ

会長

配布資料説明

審議

事務局

今回は、審議案件はなく協議案件のみとなっております。それでは、以後の議事進行を会長にお願いします。

会長

本日の協議事項3つのうち1番目でございますが、大津湖南都市計画駐車場の変更についてです。それでは事務局から説明をお願いします。

協議事項

1)大津湖南都市計画駐車場の変更について

事務局説明
会長

 ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見がございますか。

委員

 現在の無料から駐輪場有料化ということですが、踏切から三雲駅の間の通路にある自転車への対応策はどうされますか。

事務局

 駅北口のJR敷地にある既存の駐輪場は廃止する予定です。また、北側既存の駐輪場については、駅前広場として、10台程度の駐車場として整備予定であります。なお、料金設定については検討中です。

会長

現駐輪場は廃止となるのですか。

事務局

 廃止します。現在、指定管理で行っている業務も引き継ぎながら、有料の人員配置を含めて検討していく予定です。ただ、検討段階ですので、もう少し色々な検討をしていく必要があるかと思います。

委員

 南口の駐輪場を、なぜこんなに駅から離す必要があるのですか。不法駐輪が増えるのではないですか。ロータリーの隣には位置付けられないのですか。

事務局

 全体的な土地利用を踏まえた中で、位置を考えています。また、交通安全面も考慮しロータリー西側に位置付けています。

委員

 北口について、地盤も上がっている中で高さ8メートルの建物ができることは、周辺に対しどうでしょうか。

事務局

 周辺人家との隙間道を確保しました。但し、近隣商業地域のなかで建てることは法的には問題ありません。近隣の方への説明は先日させていただいております。計画が進めば、周辺への説明はこれからもしていきます。

委員

 南口駐輪場がなぜ離れているのですか。駅前一等地に何か計画があるのですか。

事務局

 ロータリー東側については様々な土地利用を考えていること、駐輪場をロータリー東側に位置付ければ安全面で自転車専用通路が必要となること、既存駐輪場の位置を引き継ぐことなど踏まえて、この場所に位置付けています。

委員

 南口の図面について、図面の中の数と表の台数が異なりますが、過大設計ではないですか。

事務局

 基本設計の段階であり、適正な位置、面積、有効利用について検討していきます。

会長

 計画決定するときには、正しい図面を用意し工事費も無駄の無いようにしていただきたいと思います。

委員

 適正な必要台数の算定について、駐輪場の値段については算定に入っていないのですか。影響がないと判断されたのですか。

事務局

 値段については、算定に入れていません。但し、収益を出すということではなく、必要な維持管理費を賄うことができればと思い、有料化で検討しています。

委員

 駐輪場の防犯面について、どのような対応策を考えておられるのですか。

事務局

 防犯カメラを予定しています。設置位置までは検討していません。

委員

 石部駅には無人の駐輪場があり、実態を把握する必要があるのではないでしょうか。また、有人にすることにより、夜間の管理はどうするのですか。

事務局

 石部の実態は把握しています。但し、無人では管理しきれないと考えています。夜間の管理を踏まえ、総合的に検討していきます。

委員

 レンタサイクルは非常に便利です。有人の管理にされるのなら、レンタサイクル等も含めて複合的に検討してはどうですか。

事務局

 湖南市三駅ともレンタサイクルは設置されています。但し、甲西駅についてはしていただける方が見つからず、商工会にお願いしています。

会長

 今後、レンタサイクルを含めた再検討の余地はあるのですか。

事務局

 一体的に検討していきます。

委員

 三雲駅について、設計のプロセスを示していただきたい。

事務局

 三雲駅については、道路の計画をまず行い、周辺の土地利用の検討、JRとの駅舎の構想、駅前広場と順番に計画を立てている。そういった経過がこの資料でわからないので、こういった意見を頂くのだと思います。

委員

 予算の関係もあるとは思うが、三雲にお金が偏っていると思います。満遍なく、配分することはできないのですか。駐輪場にしても、二階建ては立派だと思います。

事務局

 予算は関係なく、計画の中で順番に行っています。三雲駅が決して進んでいるというわけではなく、平成元年頃から検討を行ってきてようやくここまで、進んできた次第です。また、駐輪場の二階建てについては、必要台数を調査した結果二階建てが望ましいということになっています。但し、構造については検討段階です。

委員

 石部駅の整備計画は、いつぐらいに整備を終えるつもりで計画されているのですか。

事務局

 今の段階で何年とは言えません。

委員

 三雲駅についてですが、次回、計画決定時には駅周辺整備計画を示してもらいたいです。

事務局

 次回、計画決定の際には全体の土地利用計画を示せるようにします。

委員

 駐輪場を設置することによる、民間の駐輪場への補償はどうされるのか。

事務局

 現在は、公営のみです。

委員

 仮ロータリーの跡地利用はどうされるのですか。

事務局

 撤去後については、民間や公益施設を含め検討しています。

会長

 三雲駅の土地利用の全体計画をぜひとも示していただきたいと思います。
市有地でどんどんお金がかかっているのですから、早急に解決できるように私からも希望いたします

協議事項

2)立地適正化計画について

事務局説明
会長

 ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見がございますか。

委員

 計画策定の段階で達成規準が明確化されるように指標等を設定をしっかりしていただきたいです。

事務局

 明確化できるように努力し、市民の方に計画も示していきたいと考えていきたいと思います。

会長

 私は他のまちと比べたら、湖南市は三駅があって三駅中心のまちづくり、国道、国道一号バイパスが通りましたので、すっきりしたまちになりうるのではないかと思っています。生活の軸をどこに置くか、何を良いと言うか、それがどう具体的になっているのかを議論できるようにしていけたらと思います。

委員

 コンパクトなまちづくりという概念を聞くと、いつも土地所有権がある限り無理だと思います。まちをコンパクトにするというより、コンパクトなまちをつくってそこへ来てもらうぐらいの気概でないと難しいのではないでしょうか。

会長

 それはあると思います。また、公共が無駄な施設整備をやらないということも重要なことであるかと思います。便利なところにしか、必要なものをつくらないということが大事だと思います。

委員

 この計画により、総合計画、マスタープランを変えてしまうのでしょうか。整合性はとれるのでしょうか

事務局

 総合計画、国土利用計画、マスタープランともに見直しの時期に来ていますので、見直す予定でいます。それぞれ、連携をしながら将来見据えて検討していく予定でいます。

会長

下敷きをしっかりしておけば、問題ないと思います。こういった方向で努力していただくということは、しないよりもした方がずっとましになると思います。そういったところは、皆さんと共に努力していきたいと考えます。

協議事項

3)建築基準法51条但し書き許可申請について

委員

 市街化調整区域ということであるが、周辺の現状を見て工業地域に入れればどうでしょうか

事務局

 場所として野洲川の副提であるため、市街化調整区域になっているものと思われます。過去の経過や河川区域、浸水エリア等も含めて検討し問題ないということであるなら、そういったことも考えられるとは思います。

委員

 三点伺います。まず、一点目。この計画に対し、地元は同意しているということですが、私どもの団体に同意依頼書というのが来ていて、その誓約書の中の事業の内容の中にがれき類の処理しか書いておらず、ガラス・陶磁器類の処理の説明が抜けています。 地元に対しては、偽りが入っていたのでしょうか。

 二点目。道路が現在3メートルのところ(計画地西側)を4メートルにして市に寄付すると言っているそうだが、計画では10トン車が1日40台出入りする計画となっており、高校生の通学や、通勤の自転車が通行しているので危険であると思いますがどのように考えられているのでしょうか。

 三点目。計画地周辺は産廃銀座になっており周辺住民は迷惑しています。事前協議段階で地元が了解して押印しているが、本当にすべて説明され、理解して押印しているかわかりません。市がやむを得ないと言われる根拠を示してほしい。

事務局

 一点目、地元説明についてですが、すでに事業者によって開催をされていると聞いており、私どもが受けている内容で事業者の方から説明していると思っていますが、行き違いがあるようなら事業者に確認させていただきます。

 二点目の市道中島線については、現状の幅員が4メートルと認識しています。そこから+2メートル提供を受けるため6メートルになると考えています。通勤通学については道路整備計画も含めて検討していきたいと思います。

 三点目については、法的に問題を解決していただくことと同時に、前面道路の関係、地元に対して理解をしていただけるような説明をされた方が良いのかどうかを事業者と協議をしたいと考えています。

 もう一点、廃掃法の関係で調査結果が滋賀県から出ていますので、その結果を事業者に回答されます。その段階で、地元に説明をしていただく必要があります。その場が、7月下旬か、8月上旬になると思われます。そこで、地元の対策とかご意見を話していただければと思います。

委員

 産廃が増えることの心理的問題。地元は産廃事業者ばかりが来て迷惑しています。法的にクリアしているからと言っても住民感情も考えてほしいのです。

事務局

 もちろん、良いと思っているわけではありません。また、土木建設課から道路の路面舗装について、壊れた場合には原因者により復旧することという条件が付いています。

委員

 処理過程で廃油などが出る可能性があるのではないでしょうか。水質汚濁などの確認はどうされるのでしょうか。処理の過程において臭気がある場合があるのではないでしょうか。また、夜に稼働されたら騒音もかなりの音になります。申請では問題ないとなっているかもしれないが、日常管理はわかりません。しっかりと入る設備を確認して指導してほしいと思います。また、夜間運転されるかどうか確認しておいてほしいです。

委員

 都市計画審議会へは地元からの了解、同意が得られたうえで計られるべきです。苦情がでている時点で都計審にはかることはおかしいでしょう。

委員

 地元の意見、ここで出た意見を全て県の都計審にあげていただければ良いと思います。

会長

 委員の方から様々な意見がありましたので、これを事務局で取りまとめていただきたいと思います。また、通勤・通学者への安全性の担保という意見もありましたのでまとめていただきたいと思います。

閉会

閉会あいさつ 建設経済部長

 午後3時30分終了

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 都市政策課 都市計画係

電話番号:0748-71-2348

ファックス:0748-72-7964

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