湖南市景観計画

更新日:2024年02月02日

概要

 市は、平成25年10月に湖南市景観条例を制定し、同年12月に景観法に基づく景観行政団体となりました。

 湖南市景観条例に基づく景観審議会を組織し、市内全域を景観計画区域とする湖南市景観計画を策定しました。

 湖南市景観計画とは「良好な景観の形成に関する計画」で、建築物等の形態・意匠・色彩等の制限内容(ルール)等をまとめたものです。本計画は、基本的にこれまで湖南市全域で適用されてきた滋賀県景観計画の内容を踏襲し、湖南市の特性に応じた内容を加えた計画としています。

 湖南市景観計画区域内において良好な景観形成を図るため、特に必要があると認める区域を「重点地区」とし、その他の区域については周辺の景観に影響を与える影響が大きい大規模な建築物等について景観形成を行う「一般地区」とします。

届出書等の様式は、次のリンク先でダウンロードしてください。

景観計画マップ

景観づくりの基本理念

 今、現にある景観資源を最大限に活かし、さらに市民と事業者、市が互いに協力し合って地域の魅力を高める景観づくりを進めることにより、だれもが心のゆとりや安らぎを覚え、地域への愛着と誇りを強く持つことができるまちの実現を図る。

 そして“湖南市のブランド力”を高めていく。

「ブランド力」とは、その名が広く知られ、魅力的で人を惹きつける力のことをいいます。

将来像

“ほっ”と和めるふるさと「こなん」

景観づくりの目標

目標1.:風土を構成する自然景観の美しさを守る

 南北に市域を縁取る緑の山並み、中央部の野洲川の雄大な流れ、その周辺に広がる一団の農地などの自然環境は、本市固有の風土景観を形成するとともに、市民の日常的な安らぎや“ほっ”とする気持ちを育む重要な要素として、今後も適切に保全していきます。

目標2.: 受け継いだ歴史文化が薫る伝統的景観を継承する

 石部宿に代表される東海道をはじめ、湖南三山などの歴史的、文化的に価値の高い神社仏閣など、私たちが受け継いだ固有の歴史文化資源を見つめ直し、決して失ってはならない景観資源として次の時代へと継承していきます。

目標3.: 後世に残る美しく魅力的な景観を創造する

 今の時代を生きる私たちの責任として、新たに建築物や構造物などを築造する際には、周辺の景観との調和はもちろんのこと、さらに本市ならではの魅力を高めていくための景観づくりに取り組んでいきます。

目標4.: みんなが日々の暮らしの中で”美しさ“を意識する

 山並みの遠景や東海道、湖南三山など、特定の場所だけでなく、日常の生活の場である身の回りの空間に対して、市民や事業者が日頃からそれぞれに可能な方法で美しく整えていくことを意識し、良好な景観づくりを図っていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 都市政策課 都市計画係

電話番号:0748-71-2348

ファックス:0748-72-7964

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