令和8年10月1日松浦市長のスマイルバトン
新庁舎整備事業は、本市の将来を見据えた重点事業として、これまで、 議会や市民の皆様と真摯に議論を重ね、取組を進めてまいりました。その事業費について、令和7年3 月の庁舎整備基本計画では概算約125億円としていましたが、現時点で、全体で167億円程度の事業費を見込んでいます。面積の精査などで可能な限りの事業費削減に努めてきましたが、昨今の物価・ 労務費の上昇などの影響によるものです。
そのような中、先の市議会9月定例会において、新庁舎建設に係る133億円余の補正予算案(債務負担行為)を提案し、可決いただきました。議員の皆様の真摯なご審議に、心より感謝申し上げます。
東庁舎の新築建替え方針は、令和7年度3月の市議会で表明しておりましたが、予算が成立しなければ着工には至りません。平成28年度1月に策定された「湖南市東庁舎周辺整備計画」から数えれば、実に10年の歳月をかけて進めてきた大事業です。
私は令和6年10月の市長選挙の際、「庁舎のことは、まだ十分にお聞きできていない若い世代の意見を聞き、判断したい」と訴えてまいりました。これを形にしたのが、令和6年度12月に開催したタウンミーティングです。この取組を契機として、庁舎整備をはじめ、これからのまちづくりについて幅広い世代の声を聞き取る姿勢が、湖南市に深く根づいてきたと感じています。
今回、予算案を議会に提案するにあたっては、内心、大きな緊張感と責任を感じておりました。昨今の物価高騰や、不安定な世界情勢に翻弄される経済状況のなかで、「本当に今、新庁舎を建設して大丈夫なのか」と、市民の皆様が心配されるのは至極当然のことだからです。
しかし、これまでに蓄えてきた基金と、先を見据えた計画に対し、議会からも「これからの湖南市において、災害対応の拠点となり、市民の皆様が集える新庁舎は必要不可欠だ」という力強い後押しをいただきました。
安心で豊かな湖南市を次の世代へ引き継ぐために、持続可能な財政運営との両立を図りながら、責任を持って、この事業を着実に進めてまいります。












更新日:2026年10月01日