第22回 湖南市都市計画審議会議事録
湖南市都市計画審議会議事録(要旨)
開催日時
平成27年10月19日(月曜日) 午後2時30分から4時
開催場所
湖南市共同福祉施設 1階 大会議室
出席委員数
- 委員 13名 (欠席 2名)
- 市長 1名
- 事務局 5名
審議会成立報告
(条例第5条第2項)、事務局より
あいさつ
市長
自己紹介
- 委員
- 事務局
湖南市都市計画審議会会長選出 (条例第4条第1項)
事務局
審議会条例第4条第1項に基づき会長の選出を行います。まず、候補のご推薦がありましたらお願いします。
委員
石田委員を推薦します。
事務局
他にご推薦はありますか。
それでは、石田委員を会長に選出しますがよろしいですか。
一同
異議なし。
会長
あいさつ
職務代理者指定 (条例第4条第1項)
会長
岡井委員を指定します。
配布資料説明
審議
事務局
それでは、以後の議事進行を会長にお願いします。
会長
まず、1番目の議題でございますが、改選して初めての審議会ですので、事務局より湖南市都市計画の概要を説明いただきます。
事務局
湖南市都市計画概要説明
審議事項
1)大津湖南都市計画 火葬場の変更について
事務局説明
湖南市浄苑の供用開始に伴い、笹ケ谷火葬場の都市計画の廃止を行う。
地域エネルギー課説明
会長
ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見はございますか。
委員
発電所の規模は一般的に5,000kw以上が採算レベルと聞いていますが、どれぐらいの規模で考えておられるのですか。やるのならば、当然採算は考えなければならないでしょうし、どうでしょう。
地域エネルギー課説明員
需要によっても変わりますので規模の検討はこれからです。今年度の調査事業の中で検討を行いたいと考えています。固定価格の売電も検討の中に入っています。
委員
跡地は市の所有物ですか。建物は一度取り壊されてもう一度新設されるのですか。
事務局
市の所有物です。建物の再利用も検討しています。撤去費用等の課題がありますので、未だ検討段階です。
委員
宮の森の跡地利用についての計画はありますか。
事務局
現在のところ、計画はありません。検討段階です。
委員
いつまでなど、具体的な期限はないのですか。
事務局
具体的な計画はありません。課題であると認識しています。
委員
バイオマスの原材料の安定供給が必須条件になる上、設備稼働の人件費・維持費が必要であるので、跡地への太陽光パネル設置の方が費用対効果が高いのではないかと思います。この事業はバイオマスのイメージ先行でやるのか、採算面を重視するのか方向性を考えて欲しいと思います。
地域エネルギー課説明員
委員の方からご指摘のあったとおり、実行するからには、ある程度の規模と安定した原材料の供給は最大の課題と思っています。
会長
各課題について可能性・方法も含めて、今年度の検討という事でよろしいでしょうか。
地域エネルギー課説明員
やるとか、そういったことは最終的には市議会等で決めることですので、あくまでもやるとしたら、今年度は、どのような事ができるかといった可能性の検討を国の補助事業でさせていただきたいという事です。
会長
そのほかに審議事項に対するご意見ご質問等ありますでしょうか・・・。
無いようですので、今後、滋賀県と協議を進めていただき、火葬場の廃止の手続きを進めてください。
協議事項
2)湖南市立地適正化計画の策定について
事務局説明
会長
ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見がございますか。
委員
湖南市は元々コンパクトなまちなのでこういった計画は必要ないと思っております。国交省の推進とは別に市の持ち味を生かしていけば、こういったいらない議論はしなくても良いと思います。非常にコンパクトでいいまちだと思っております。
事務局
国土交通省の今後の方針の中では、この計画に取り組まなければ事業をしていく中で、今後の補助制度に影響していくということを明確に示しています。最終的にどのようにまとめていくかは、皆様の意見を聞きながらまとめていきたいと思っております。ただ、平成31年度以降はこの計画を策定していなければ、国の補助事業として扱える範囲も限定されてくるということがありますので、どこの市町も取り組みを進めているのが現状です。
委員
人口密度の資料も提示して欲しいです。将来的に人口が減少していく中で、市街化区域を狭めていく必要性があると思われます。そのことを目標に置きながら、立地適正化計画を進める事が必要と思っています。人口ビジョン(案)における政策効果により人口一割減となるとありますが、あくまでこれは理想とする目標ですので、そのあたりを念頭において計画策定を行う必要があります。高齢化が進む中で、まったく車に乗らなくても日常生活ができるエリア作りも計画の中に入れていって欲しいと思います。
委員
立地適正化計画では居住誘導、都市機能誘導とあるが誘導し過ぎて過疎化を作っていくのではないかと心配しています。
人口の推移資料の資料2-1の4頁で、2015年、53,817名とあるが2015年10月1日付けの統計情報では54,882名だと思われる。1,000人の違いは非常に大きいと思いますが、おそらくどこかから資料を入手されたのだと思いますが、そのあたりはどう思われますか。
事務局
当資料は地域創生推進課が検討を行っております、人口ビジョン(案)の中間報告資料を添付いたしました。また、資料2の1頁については国勢調査の結果をつけております。また、将来予測につきましては国立社会保障・人口問題研究所推計準拠方式の資料をつけております。
人口の過疎化の問題につきましては、そのとおりであると思っております。その中で、湖南市の課題としては市街地の空閑地が多くありますので、立地適正化計画の中で将来を見据えた検討を行って行きたいと思っています。
委員
聞いた話ですが、甲賀市の土山町などで人口は減っているが、誘導は難しいと聞いています。人口を増やす施策、働く所、子育て支援等も併せて吟味して欲しいと思います。
委員
湖南市はベッドタウンという捉え方で人口誘導ができると思います。
石部駅から京都駅までは、電車で35分という立地条件で京都から来られる方などは意外と近いと話されます。草津線複線化と駅近辺の住宅地開発を行うことにより、ベッドタウンとして人口誘導できると考えます。また、子どものレベルが高いなど魅力のある所など売りにできれば、より良い誘導ができると思います。
委員
人口誘導は行政だけの力では無く、民間のエネルギーを使ってまちづくりをすべきと思います。
湖南市は他の市と比べると各種規制のハードルが高いと聞いている。地域の業者のエネルギーを引き出して行くためにハードルを下げて地域業者を動き易くするという事も考えて欲しいと思います。
委員
まちづくり協議会でも空き家の有効利用を考えています。東海道筋の空き家を借りて魅力あるまちをつくりたいと考えています。しかし、空き家はあるのに、なかなか借りれないのが実情です。
事務局
居住誘導区域について、現在は民間が進出しやすいような補助制度が検討されています。
空き家対策は今後の課題であると思っておりますので、他課で現状調査を行っております。各区長様に、ご依頼して空き家軒数が今月末に集約できる予定です。これを元に有効活用等につきましては、「まち・ひと・しごと総合戦略」こちらは地域創生推進課ですがその中で検討が進められているところです。
委員
空き家調査は区長会で依頼されていますが、集計情報の活用方法、都市計画の線引き等と連携させて欲しいです。情報収集だけで終わらないようにお願いします。
事務局
空き家対策についてですが、最終的には協議会を立ち上げて行います。しかし、状況把握にはデータベースは必要です。そのデータベースを今年行い、実態把握まで行っていきたいと考えています。近隣の市町を見てみても、草津市、栗東市などは同様の状況でございます。空き家については、今後深刻な問題になると認識しておりますので、しっかりとしたデータを基に対応を検討したいと考えています。
会長
様々な、ご意見が出ておりますのでこれを参考にして進めていただければと思います。
協議事項
3)三雲駅周辺土地利用計画及び都市再生整備計画について
事務局説明
委員
自由通路は自転車を押して行っても通れないのですか。
また、自由通路開通後には、信楽街道踏切は廃止と聞いているが、今まで自転車で通れた道が通れないのは住民にとって不便になると思います。
事務局
歩行者専用通路なので階段もあり自転車は通れません。荷物として運んでいただく部分には問題ないのですが、現実問題は難しいと思われます。踏切の廃止は、地元とJRとの協議の中で苦渋の決断をいただいたものです。1号線に出る場合は他の踏切を通っていただく事になります。
会長
土地利用計画等について意見はありませんか。
それでは、ただ今の意見を参考に計画を進めていただきたいと思います。
閉会
建設経済部長
閉会にあたりまして一言お礼を申し上げたいと思います。本日は第1回目の都市計画審議会でしたが、沢山の貴重なご意見を頂きありがとうございます。今後とも、みなさま方のご尽力とお力添えをお願いいたしまして、本日の閉会にあたりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
午後4時00分終了
更新日:2024年02月07日