令和6年度第1回湖南市公共施設等マネジメント推進委員会
開催日時
令和7年3月4日(火曜日) 午前9時40分から
開催場所
湖南市役所東庁舎3階 大会議室
内容
湖南市公共施設等総合管理計画および個別施設計画について
湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画の改訂について
湖南市庁舎整備基本計画について
当日配布資料
湖南市公共施設等マネジメント推進基本条例 (PDFファイル: 371.8KB)
湖南市公共施設等マネジメント推進委員会規則 (PDFファイル: 125.4KB)
資料1 湖南市公共施設等総合管理計画および個別施設計画の改訂について (PDFファイル: 4.0MB)
資料2 湖南市公共施設等総合管理計画(ダイジェスト版) (PDFファイル: 925.9KB)
資料3 湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画令和7年3月改訂について (PDFファイル: 160.1KB)
資料4 湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画(改訂案) (PDFファイル: 13.6MB)
資料5 湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画新旧対照表 (PDFファイル: 6.6MB)
資料6 湖南市庁舎整備基本計画【概要版】 (PDFファイル: 734.2KB)
総務部長
皆さま、おはようございます。
本日はお忙しい中、湖南市公共施設等マネジメント推進委員会にご出席いただきありがとうございます。皆さま方におかれましては、日頃から湖南市行政に、格別のご支援・ご協力を賜りこの場をお借りいたしまして厚くお礼を申し上げます。
本市におきましては、人口の減少や少子高齢化等暮らしを取り巻く環境が変化していく中、本市の総合計画で掲げております“まちの将来像”「ずっとここに暮らしたい! みんなで創ろう きらめき湖南」の実現に向け、取り組んでいるところであり、その下支えとなる「第四次湖南市行政改革大綱」に基づき行財政改革を進めております。
そのような中、将来を見据えた持続可能な行財政運営と健全化のため、老朽化している公共施設の割合が60%を超えている本市におきましては、今後、著しく増加することが予想される維持管理費をどのように抑制し、または施設そのものの必要性について喫緊に検証していかなければならないことから、平成27年度に「湖南市公共施設等総合管理計画」を、令和3年度に「湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画」を策定し、昨年度には両計画の改訂を行いました。この個別施設計画につきましては、適切な進捗管理を行うとともに、必要に応じて随時更新を行い、変更箇所等について本委員会に報告し、ご提言を頂いているところです。
本日の委員会では、湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画について、更新による変更が生じたため改訂案についてご説明いたしますので、忌憚のないご意見をどうかよろしくお願いいたします。
簡単ではありますが、開会にあたりましての挨拶とさせていただきます。
本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。
委員互選による
【委員長選出】
委員長
おはようございます。ご選出をいただきありがとうございました。前期に引き続いてでありますけれどもよろしくお願いいたします。
先ほど部長からもありましたように、市の公共施設は大体1970年代から80年代中心に多くの施設ができ上がりました。ご承知の通り旧石部,甲西ともに人口の増加、宅地開発、そして工場の立地等々大きく発展をした時期でもありました。しかし、この10年ほどの間に明らかに人口構成の変化が、目に見えてせまって参りました。日本全体の人口構造の変化、少子高齢化、人口減少は明らかに進んできているわけですが、本市は比較的恵まれた地域ではありましたけれども、この数年人口減少の波に飲み込まれつつある状況でもあります。その一方で高齢者人口は、当然ながら増え、また一方では、生産年齢人口あるいは若年人口がどんどん減っていく状況もあります。
公共施設は過半数がすでに耐用年数に来ようかというところもあります。この公共施設等総合管理計画を通じて、いろいろと検討をし、取り組みはして参りましたけれども、先々を考えてみますと大変な作業を皆様方とご一緒に進めていかなければならない状況です。現在の市民の方々にとって最適なサービスを将来の市民の姿を思い描きながらどう維持管理をしていくのか。10年後には人口5万人を、20年後には4万5000人を切るのではないかと考えています。現在の人口から2割以上がいなくなってしまう状況も踏まえつつ、本市の公共施設はどのような姿がよいのか。そのときに市民に質の高いサービスを提供できるような施設体系を維持できているかを問われているということになると思います。その手始めがこの公共施設等総合管理計画でもありますし、私どもの役割ということにもなろうかと思います。
皆様方と一緒にこれからの本市の公共施設のあり方について、充実した議論をし、そして今後の展望を開いていければと思います。事務局の皆様方ともどもよろしくお願いをいたします。
事務局
【会議の成立についての報告】
【会議の公開、会議内容の公表についての確認】
議題1)湖南市公共施設等総合管理計画および個別施設計画の改訂について
事務局
【資料1~2に基づき説明】
委員長
ただいま本市公共施設等総合管理計画とこれまでの経緯について説明がありました。特にこの何年間か建築資材の高騰、物価上昇、さらには人件費の上昇等もありまして、従来の費用計算、将来費用の計算が大きく違ってきたということもあって改訂を重ねてきたというところでもあります。この総合管理計画につきまして皆様方からご質問、ご意見がありましたらお願いします。
【意見なし】
委員長
引き続き、議題の2番目、湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画の改訂について、こちらの議題に入らせていただきます。事務局からこの個別施設計画の改訂につきまして説明お願いをいたします。
議題2)湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画の改訂について
事務局
【資料3~5に基づき説明】
委員長
それぞれの改訂内容等につきまして、疑問点等を聞いていただければと思います。よろしくお願いいたします。
委員
湖南市に、初めて関わらせていただいき、地域の実情などを十分に理解できていない中での意見になりますが、ご了承ください。率直に申し上げると、非常に危機的な状況ではないかと感じました。予算が厳しいという話は全国の自治体どこもそうです。危機的な状況というのは、予算が厳しいということよりも、施策を進めようとした時に進められていますかということです。これだけ減らしていかないといけない、コスト削減していかないといけないという状況に対してどれくらい着実に進められるかに疑問を持ちました。例えば、床面積では小規模ですが、雨山物産展示館が「転用」から「現状維持」に変更されています。しっかり検討した結論であればいいのですが、どのような理由で見直したかの理由を教えて下さい。
事務局
雨山物産展示館は雨山公園管理事務所の横にあり事務所に近い使用状況であったことから、現状に合わせて事務所に転用することを予定しておりましたが、本来の展示室として活用していった方が少しでも利用者の増加に繋がるであろうということで、方向性を変更したと施設所管課から聞いています。
委員
床面積でいえば本当に微々たる規模ですが、現状維持の表現になってしまうと何も変わらないとなってしまいます。展示施設を、例えば周辺の類似機能がある施設からその機能を移転するというような考え方をしていかないと何も変わらない。機能を集約する点では、現状維持という表現ではなく、新たな融合を目指すといった考え方をしていかないといけないのではないかと思います。
委員長
貴重なご意見をいただいたかと思います。いくつか継続利用になっている施設について、単に継続利用をするということではなくて、今後に向けてどういう施設のあり方が最も適切なのかということを改めて考えていく。その中での当面の継続利用。そういう視点というのを忘れないで検討を進めていくということにしていただければと思います。
将来を展望すれば、一定程度改修を入れないと長期の使用にも耐えないという状況になってきます。そのあたりも踏まえて、検討しなければならない時期ではないかと思っています。
委員
色々な施設がある中で特に思うことが、利益を生む施設があってもよいのではないか。コスト削減だけでなく、施設を維持するための利益を生むという柱も立ててもよいのではないかと思います。
委員長
重要なご指摘をいただきました。公共施設はただ単に公共サービス利用ということだけではなく、収益を生み出す施設もあるということです。全国的には公共的な施設でありながら収益施設として財政に貢献をする施設もあります。例えて言えば、道の駅の有名どころのケースがそうかもしれません。市の考え方等ありましたらご説明いただけるとありがたいのですが、いかがでしょうか。
事務局
ご指摘をいただいたように、総合管理計画につきまして2つの柱、将来にかかる費用をいかに削減していくかという手段として面積を減らす、もう1つは運営の方法や土地の有効活用等様々な手法を使った削減となっています。
あくまで今ある施設を維持していくための経費を導き出す計画になっており、儲かるようにしていく施設の努力部分が抜けているなと感じているところです。
委員長
なかなか収益施設になりうるようなものは、実質ほとんどないですが、一方ではその可能性は当然検討してしかるべきということで、今後の個別施設管理計画の中でもそうした観点をしっかりと踏まえて、検討を進めていただければと思います。
新たな施設の利用の仕方を検討される際には、収益型の民間の知恵の活用、可能性も大いに検討していく必要があるのではないかと思います。
委員
初めてこの会に出席させていただきました。資料を見てもなかなか難しい面が多々あります。今までタウンミーティング等である程度は説明を受けてきましたが、住民の関心としましては、利便性がどうなるのか、費用がどうなるのか、我々の負担はどうなのかが一番関心があるかと思います。その辺りを含めお話しいただければと思います。
事務局
公共施設の維持費がかかる中で、2年前に使用料の改定をしておりますが、ライフサイクルコストからみても利用者からの使用料だけでは賄えず税金を投入していく必要性があります。
使用料だけで公共施設をすべて維持していくためには、今の3倍ぐらい更にいただかないと賄えないということが現状です。
今後、施設の管理運営費用のすべてをまかなっていくことが難しい状況の中で、課題としては、いかに利用率を上げ、多目的に使える複合的な施設に生まれ変わるか。多目的に利用できるような施設を作っていくことで、維持していけるのではないかと考えているところです。
委員
我々が気にしている利便性や費用負担についての議論まで至っていっていないのですか。
事務局
至っていません。使用料を相当上げてしまわないといけないほどの維持費用がかかってしまっています。利便性の向上については、施設の機能的な面も見直していかないといけないと思います。
委員
そのあたりも併せて検討していただければと思います。これだけの資料はチームを編成して作ってこられたものですか。
事務局
公共施設の維持管理や利便性、改善点は、所管課が窓口になっています。公共施設全体として把握する必要性がありますので、当課で公共施設全体のマネジメントとして、本委員会の事務の所管をしています。財政の予算関係とあわせて、このタイミングで全体を把握し、なるべく優先順位をつける形で取り組んでおりますが、明確にどの順番で手をつけていくかというところは、考えられていない状態です。
各施設の管理状況を当課でとりまとめ、総合政策会議の中で、今後の公共施設の維持方法や、優先的に何をしていくかを決めこのマネジメント委員会に諮らせていただいています。
市として進めていくためには上層部の会議で決めて、マネジメント推進委員会に諮り、その方向性に助言をいただいていろいろ考えさせていただくという形で資料を作らせていただいています。
委員
東庁舎の周辺施設の整備や西庁舎の周辺施設の複合化を進められるときにエレベーターの設置も考慮して進めていただけたらありがたいです。
委員長
すべての市民のため、使いやすい施設をつくっていくことは今後の公共施設の基本的な条件になろうかと思います。
委員
個別施設の運営面の見直しも図るべきだと思います。まちづくりセンターの運営をさせてもらっていますが、非常に使いづらい。住民から見て使い勝手が悪い。市は「利用頻度が少ない」と言われるが、少ないのではなく利用頻度を高くする施策をしてない。条例に則って運営をされているが、それが現実にそぐわない。住民が使いたい土日が使えない、あるいは飲食に制限がかかっている。運営の仕方を変えるだけで、利用頻度はぐっと上がりますし、利用料も当然増えます。
もう1つ追加の話で、庁舎か図書館の敷地を有料で貸し出すという新聞記事が載っていました。先ほど言いました利益を生むというところから言いますと、これはどこの施設でもできます。無料で使ってもらう必要もなく、有料で使ってもらったらよい。それだけでも利益を生むのではないかと思います。検討してもらえれば嬉しいです。
委員長
施設の利用の仕方にまだまだ工夫の余地があるのではないか、個別施設計画に当たっても、建物を適切に使っていくという観点での今後の維持管理の在り方、マネジメントのあり方を考えてもよいのではないかとご意見をいただきました。
当委員会として細かく検討に入れるかはよくわからないところもありますが、ただ全体の方針としてはそれぞれに設置条例で、利用目的や利用条件が定められ、それに基づき規則その他で使い方を事細かく決めています。それが現状に合っているか、適切であるか。お金を払ってでも使いたい、市場マーケット的にも使い勝手のいい収益の上がるような使い方ができる場所もあるのではないか。そうした観点での検討は、これまでまずなかったと思っていますが、これからの個別施設計画を考えていかれる上での考慮事項として検討いただきたいという意見をいただきました。
すぐには難しいかもしれませんが、当委員会としても留意点として考えていきたいと思っていますし、事務局でもこの辺りご留意をいただいて今後のマネジメントを検討いただければと思います。
委員
持続性のある地域の形ということで発言をさせていただきたい。銀行全体で4分の3の支店を違う形で、ATMを残すもしくは預金と振り込みだけできる店舗という形で、利用者の数やATMの利用者数等を分析しながら、5年かけて統廃合を進めさせていただきました。確実に皆さんにはご迷惑ご負担をかけていることは感じております。
地域に選ばれて存在意義があると考えておりますので、丁寧に説明をさせいただいていますが、一定のお客様には痛みを伴っているというところは非常に反省しているところです。地域の人口のあり方に合わせ、より10年後、20年後、30年後にお客様に選んでもらうために何が正しい選択かを考えながら、店舗施策を進めさせていただいて今ある形になっています。これから湖南市も、25年で1万人ぐらいは、人口は減ってくると思われます。やはり大事なのは、地域住民の方にしっかりと丁寧に説明して理解を得ることが、一番重要かと思っております。
委員長
社会経済の変化、そして経営の改革という観点で、苦労されながら、しかし、同時に金融サービスということをどう維持していかれるかという工夫の中で現状改革をしてこられたということでお話をいただきました。あわせて丁寧に説明をし続けていくということの重要性もいただきました。
この公共施設の総合管理計画の中で、統廃合に関する議論の中でも常にこれまでも論争の種ではあったのですけれども、改めてご指摘をいただいた通りかというふうに思います。今後ともそうした観点をしっかり踏まえて、丁寧な説明、そして理解や納得、その上でこれらの施設のあり方を、一緒に考え、作っていく。ぜひ今後の公共施設のマネジメントに踏まえて進めていければというふうに思います。
委員
湖南市はどんどん衰退していくことを私も感じます。その中で個別施設計画を見ますと、それをできるだけ先延ばしするための経費の削減と思えます。先ほどあったように利益を得るような施設、人口が増加するような施設や考え方があればよいと思います。これからいろんな形で検討していただきたいと思います。
委員長
既存の公共施設というよりは、新たな開発みたいなものも考えていかないといけないところがあると思います。残念ながら当委員会の仕事ではなさそうであります。人口問題について残念ですが、これを逆転させる議論はなかなか難しいところがありますが、もう一方では持続可能に地域の経済を回す手法というのは、総合計画等々通じて検討しておられるところもあろうかと思いますので、効果的な展望が開ければと思っておりますが、当委員会の役割から外れるところもありますので、事務局から担当に議論があったと伝えていただきますようお願いいたします。
委員
個人的な話で恐縮ですが、息子が持っている大量のおもちゃ等の量を減らそうとしたときに、本人にどれが不要かを聞いても、それぞれのおもちゃに思い出があるから全部いると言います。棚としては限界があるので、本当に大事なものから選びなさいというと、ある程度優先順位を付けることができます。もちろん、そのような乱暴な議論ができないことは承知しているが、これだけ多くの施設がある中では、個別施設計画の段階で議論するよりも前の段階の議論が重要です。
何が必要かというと、例えば、この図書館は、駐車場も広い、床面積も広い。他用途に使える床面積もあります。立地もしかり、この地域では図書館を地域住民の拠点施設にしようというように、どの施設を絶対に残すべきか、地域にとっての拠点を定めて、そこに機能を複合化させる、サービスを移転するといった議論ができないか。その残すべき施設、すなわち拠点を決めたら、その施設に戦略的に多機能化していく。このように、地域ごとに拠点となる施設を充実させるということをしたほうがよいのではないかと思います。
そういうことをしていくとサービスや機能が集約されることになるので、利便性は上がります。都市部の高齢者にとって、日常的に使う施設は、スーパーと郵便局と医院の3施設です。それが分散していると、利便性は低下します。ある程度集約することで利便性は上がると思います。多機能化をぜひ進めていただきたいと思います。
委員長
これまで施設単体でどうしても議論をしがちでありましたけれども、面的にこれらの施設をとらえ直した議論が必要で、本来は施設の機能の複合化とか、あるいは統合化というのはそうした議論とセットで出てきて初めて有効に働くということで今、意見をいただきました。
この辺りも単体のマネジメントを主に検討してきた当委員会の役割から少し外れるかもしれませんが、個別施設のマネジメントを考えていく際にも地域との関わりというのは切り離せない一体のものです。住民利用施設というところについては、今後、委員から指摘いただきましたような視点で、これからの施設のあり方も考えていくという視点をぜひ組み入れていって検討していただければと思います。これまであまりそうした観点で議論をできていないところもありましたので、今後に向けてご検討を事務局でもしていただければと思います。
委員
施設を廃止する、減らすという方針を検討するときに、優先順位の決め方があります。安全性の基準では、老朽化と新耐震の基準を満たしているか指標として挙げられていますが、災害の危険性をどの程度考慮しているのかお聞きしたいです。公共施設は恐らく市民にとって最後の頼りになる施設だと思います。それが災害のリスクの高いところにあるとすると、それは機能を移転するか、あるいは廃止などを検討したほうがいいのではないか。より安全なところに避難所としての機能等を移していくことが大事かと思います。災害のことと公共施設の配置のことを教えていただきたい。
委員長
避難所施設と公共施設のマネジメントは当然一体のもので考えていかないといけないですが、この辺りどういう基準で配慮されておられるすか。特に近年で言えば、風水害、土砂災害等々も、想定されるところもありますので、考え方それから今後の個別施設の検討に際して考慮やこれまでの検討等ありましたら説明いただけますか。
事務局
避難をされる施設については、優先的に改修していくように施設所管課も考えておりますが、個々に優先順位をつけるというところまではできていないということが現状です。ただし耐震基準を満たしていない施設はどこか把握をしておりますので、次のステップとして優先順位をきちっとつけた形で、取り組んでいきたいと考えております。
委員
立地適正化計画とかでも、災害のリスクが高いところは、居住誘導地域等にしてはいけないということと一緒で、公共施設を再編する際も災害のリスクが高いところにある施設をそのまま更新していくのではなく、リスクがあるのであれば、より安全なところに施設の機能を動かしていく、サービスを動かしていくというようなことを、指標の1つに加えたほうが良いのではないでしょうか。
委員
地震はいつどこで、発生するかわからないのが現実ですので、なるべく早く、東庁舎、西庁舎の複合化を進めていただければと思います。
委員長
このあと3つ目の議題で庁舎の建替についての基本計画の議論もありますが、委員からは特に地震災害以外の風水害、浸水のお話もいただきました。災害防除との関わりでこの個別施設計画の中での施設の機能維持や統廃合等々についての安全性に関わる優先順位やそれに基づく施設の方向づけみたいなものについての検討を事務局でお考えがあればお願いをしたいと思います。今後の検討ということであれば、ぜひそういう方向でもご検討いただければと思います。
事務局
庁舎の整備の部分についても当然そこは優先した形での考えを持ってもおりますし、災害に強い公共施設ということは、考えているところです。
委員
予測される費用に、施設を運営していく人件費は入っていますか。
事務局
改修費や修繕の費用だけで人件費は入っていません。
委員長
湖南市庁舎整備基本計画、こちらにつきましてご説明をいただき、またご意見ご質問いただいていければと思います。それでは事務局からご説明よろしくお願いいたします。
議題3)湖南市庁舎整備基本計画について
事務局
【資料6に基づき説明】
委員
東庁舎の改修、増築、いずれの場合も工事中の業務継続でどこへ仮移転をするのでしょうか。それに伴う経費はどのぐらいかかるのでしょうか。
総務課
手元に資料を持ち合わせていません。今言われましたように、この庁舎を改修、増築する場合はどこかに仮設の建物が必要です。工事中の業務を継続するにあたっては新築、建替は仮移転が不要ということで、優れているかなということです。
委員
免震補強工事とかしている間もここでは業務はできないのでしょうか。
委員長
耐震補強の工事にも様々なタイプがあり、免震をもしされるのであれば、地下を掘り、しっかりと免震構造にしないといけないということがあります。おそらくその間この建物全体使えないということになると思います。検討の経過があればお願いします。
総務部長
あくまで庁舎整備検討委員会の時に計画の中に盛り込ませていただいてる表でございます。先の2月26日の施政方針で市長から、建て替えを選定すると施政方針で述べられています。
検討の際には、この4つの中で検討しておりました。仮に改修、増築になりましたら仮設場所や建築方法を検討することになったと思います。そうした場合には当然ここの場所は、ほぼ躯体のみを残すことになり、そこでの事務は、できないので仮設が必要でありました。庁舎を半分ずつ改修するにしても、半分側は移転しなければならなりません。そういった方法をいろいろ検討はさせていただきました。
そのような結果、先ほども申し上げました通り、市長が、建替と表明しておりますので、この表はこのような検討をしましたというお示しをさせていただいているものとご理解ください。
委員
増改築した場合でも30年後には建替が必要でしょうか。
総務部長
建物だけを考えると、遅くとも30年後には建替なければならないだろうという見込みの中で、30年後の建替を、総事業費の中に盛り込んで検討させていただいたというところです。
委員
西庁舎の周辺整備は東庁舎のあとで、少なくとも5年以降に手をつけるという話になりますよね。
総務部長
順調に進んでいけば、7年、8年度で設計になります。工事が順調にいけば9年度ぐらいからかかれるかと思いますが、そこでも2,3年かかります。少なくとも、3年ぐらいは、西庁舎周辺整備を検討する期間はあるだろうと考えています。少なくとも3年間は、地域の皆様の声を伺い、それ以降どうしていくかという具体的な検討に入っていくスケジュール感でおります。
委員
そのことを前提で質問をさせていただきます。まちづくりセンターに私は関わっていますので、状況がよくわかっています。
少なくとも西庁舎周辺は、早く見積もっても5年先ぐらいから着工しようかという予測です。逆に周辺施設は、5年間は最低維持させないといけない。少なく見積もっても文化ホールは、5年もたないと思います。相当手を入れないいけない。その辺の費用のことを非常に心配しています。少なくとも文化ホールを維持させようと思うと、空調設備、外壁の修繕と相当な費用がかかると思います。
このあたりは何か検討をすでにされ始めているのでしょうか。
総務部長
図書館と文化ホールは、1施設に統合し、それも甲西図書館、甲西文化ホールで統合を基本に検討すると書かせていただいてますように、基本路線としてその考え方をもとに進めていこうと思っています。
統合を見据えた施設にどれだけ費用をかけて、改修ができるかはこれから、細かく内部で検討していかなければならないと思っています。ご指摘いただいたタイルについては、下を通行される方の危険もありますので、緊急に修繕はしなければならないと考えていますが、どこまで手をつけられるかはこれから検討させていただく事項になると思っています。
委員
費用も含め、できないとなったら施設として閉館という選択肢もおいていかないと、非常に危険な状態で維持運営するのかという話になります。その辺は、しっかりと対策として考えていていただいたほうがよいのではと思います。
委員長
重要なご指摘もいただきましたので、ぜひ今の点も含めて現に既に施設そのものの様々な問題が発生をしているという状況でもあるようですので、早急に方針をご検討いただければと思います。よろしくお願いいたします。
その他、いかがでしょうか。
【意見なし】
委員長
庁舎整備基本計画につきましてはいろいろご意見いただきました。今後、東庁舎につきましては、いよいよ基本設計等に向けての取り組みが4月から進んでいくこととお伺いしました。そして、具体的な着工等に渡る期間を通じて西庁舎周辺地域の整備等々も詰めていかれます。ただし、現時点ですでにどこの施設も老朽化が進んでいますので、それの対策も含めてより効率的な、そして実際の利用上の利便が失われないような本当に難しいバランスのとり方をしないといけません。
早急に検討を進めていただければと当委員会としてもお伝えをさせていただきます。
それでは湖南市庁舎整備基本計画につきましては以上にさせていただきます。
各委員、本日3つの議論をしていいただきましたが、よろしいですか。特に言い忘れた点がなければ、以上にさせていただきたいと思いますが。
【意見なし】
委員長
それでは本日いろいろとありましたけれども議題につきましては、本当に熱心にご議論いただきまして、考えるべき点、今後の方向等も出てきたかと思います。これらを参考にして事務局におかれましては、今後の公共施設のあり方、また、各個別施設のそれぞれの今後のあり方について、さらによりよい方向で検討をいただきたいと思っております。
本日いただきました貴重なご意見はいくつか重要な論点があります。
1つは、公共施設の将来の費用、そして施設機能の維持というところを考えてきてましたけれども、そこに収益性、あるいは施設そのものが持っている多面的な可能性をどういうふうにこれから考えていくのか。そうした観点で、これら施設の在り方を考えていってはどうだろうかということで、ご意見をいただきました。
2つ目は、施設そのものが市民の皆様方にとって、どういう施設として使われてきているのか。そして、今後期待がされているのか。市民の皆様方にとっての利便性と、もう一方で、市民の皆様方の負担をどういうふうにバランスを取っていくのか。こういう観点をぜひ施設のマネジメントについても、しっかりと組み入れて考えていくべきではないかということでご意見をいただきました。
3つ目は、施設の今後のあり方を考えていくときに、やはり統廃合を含めまして、施設のそれぞれの機能を単体で考えるということだけではなくて、面的に地域のニーズ、地域の中で施設が果たしていく役割。そうした観点からの施設の統廃合ということも重要な視点ではないかということでお話をいただきました。徒歩圏内で完結をするような機能あるいはもう少し広い地域で考えていく、それから市域全体で考えていくといったような区域のとり方というのもあるかと思いますが、そうした観点での個別施設のマネジメントのあり方ということで配慮をすべき要素の視点をいただいたかと思います。
大きな4つ目は、施設の整備の優先順位づけというところで、災害が多発する現代社会の中で、災害対応という観点での施設のそれぞれの機能維持やあるいは統廃合また設備の更新等々も含めまして、災害安全度のようなところというのを施設の維持管理に関わる重要な条件として考慮をしてはどうだろうか、また優先順位づけの際の重要なメルクマールにしてはどうだろうかということでご意見をいただきました。様々な自然災害が想定される中でそれに対するレジリエンスあるいは災害に対する個別の施設の機能であるとか、それに対する安全性というのをどういう優先順位で考えていくのか、この辺りも各委員からいただいたところであろうかと思います。
最後に新庁舎につきましては、基本的には、現在、示されております庁舎整備基本計画に従って、着実にお進めいただきたいということでありましたが、先ほど申し上げましたような災害安全性、あるいは市民にとっての利用の利便性、そこでの経済性といったようなところに配慮をいただいて進めていただきたい。またあわせて西庁舎は移行期間をどう適切にマネジメントをしていかれるのか。東庁舎の建替とそれから西庁舎の将来に向けてのこの期間をどう適切にマネジメントしていかれるのかという両方の課題を当委員会としても、問題意識として持っているということをお伝えさせていただいて本日のまとめに変えたいと思います。
私からは以上にしたいと思いますが、各委員その他何かお気づきの点ございましたらお願いします。
委員
今後、本委員会で、インフラ施設のことについても協議することはありますか。1月に埼玉県の下水道管破損で大規模な道路陥没があり、滋賀県内で緊急点検がなされました。その中で、本市のことをテレビで言っていました。今後公共施設だけではなく、道路や橋梁等も、もう40年、50年前に整備されたものが多いかと思います。インフラ施設についても、また、議題にあげていただければと思います。
事務局
公共施設等総合管理計画は、全体の経費の計画をあげることを総務省で言われております。箱物の部分に関して、特に協議をさせていただきたいと思っております。道路や下水管といった他のインフラ系につきましては、各所管課で個別に計画を練っております。そこについては、また別であろうかと思っております。今後ともこのマネジメント推進委員会は、あくまで公共施設を基本に検討していただきたいと思います。
委員長
道路、橋梁、上下水道のようなインフラ施設については、本市のこの委員会の検討対象ではないということでありますが、一方では、委員ご指摘の通りこうしたインフラ施設自体の老朽化は全国的にも問題になっていますし、次年度、国交省でも下水は全国で一斉点検をするという話も出ています。当委員会の役割ではないといたしましても、適宜折に触れ状況等を事務局で把握をしていただければ、インフラでも公共施設ですので、一定役割としてはあるということで報告等ぐらいはお願いをできればというふうに思います。
それでは本日の議題はすべて終了いたしました。最後まで熱心にご議論いただきましてありがとうございました。委員の皆様の積極的なご発言改めて感謝を申し上げます。また、事務局の皆様方にもご苦労様でございました。
以上をもちまして、私の進行は終わりとさせていただきます。
事務局
ありがとうございました。今回、新たにテーマをいただいたと思います。今まで計画策定やハードに係るご議論をさせていただいた中で、今後は機能、利便性、そういうものに対してのテーマを、次年度以降取り入れていければと感じております。熱心にご議論いただきましてありがとうございました。
これをもちまして、第1回湖南市公共施設等等マネジメント推進委員会を閉会させていただきます。ありがとうございました。












更新日:2025年04月21日