令和6年度ウツクシマツ情報局第1号
「ウツクシマツ情報局」は国の天然記念物「平松のウツクシマツ自生地」に関する情報を掲載しています。
令和6年度第1号の内容は「自生地見学(石部南小学校)」と、「地上からの薬剤散布の実施」についてです。
〇ウツクシマツ自生地に石部南小学校3年生の子どもたちが見学に来ました
5月22日(水曜日)に石部南小学校の3年生の子どもたちが平松のウツクシマツ自生地の見学に来ました。
最初に自生地前で職員からウツクシマツ自生地について説明を受けた後、 その後自生地内に入り、自生地内を見学しました。
自生地内を見学している際には、落ちているマツボックリを観察したり、ウツクシマツの樹高や樹齢を職員に聞いたりと、ウツクシマツ自生地周辺の豊富な自然に興味を持ち、観察していました。
この体験をきっかけに、子どもたちがウツクシマツ自生地を大切にしようという思いを持ってもらえるとありがたく思います。
〇ウツクシマツ自生地内に病虫害対策の薬剤散布をしました
5月30日(木曜日)に平松のウツクシマツ自生地内に病虫害対策として薬剤散布を実施しました。
ウツクシマツが枯れる原因となるマツノザイセンチュウを持っているマツノマダラカミキリを防除するために、エコワン3フロアブルという薬剤を、マツノマダラカミキリの成虫が飛び始める時期(例年6月~7月ごろまで)までに散布することで、ウツクシマツを松枯れ被害から守る対策をしています。
更新日:2024年07月17日