市と地域新電力会社の省エネルギーサービス事業が、省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞を受賞しました
一般財団法人省エネルギーセンターが主催する平成30年度省エネ大賞において、地域新電力会社こなんウルトラパワー株式会社と湖南市が連携し取り組んでいる市内中学校での省エネサービス事業が、省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
今後も、地域新電力事業との連携により、エネルギーと経済の循環による地域活性化を推進していきます。
賞
省エネルギーセンター会長賞
受賞者
こなんウルトラパワー株式会社、湖南市
テーマ
地域新電力事業者による省エネサービス事業の実施と展開
概要
本取り組みは、新電力による単なる電力販売だけでなく省エネサービス事業として小規模ESCOサービスを公立中学校で行った事例である。
この主たる特徴としては、
1.保有する消費電力データ、省エネ診断等の結果を受け省エネ事業の採算性を検討し、地域新電力会社が設備導入費用を負担する
2.設備導入にあたり、建物所有者等は地域新電力会社に電気代および維持管理費の削減額以下の金額を支払う契約とし、建物所有者等の実質負担はゼロとする
といったものであり、公立中学校で行った事例では学校施設のLED化等に取り組み、原油換算1年あたり12.4キロリットルのエネルギー削減(従来より73%削減)となった。
この方式は、地域に密着した新電力が需要サイドまで巻き込み電力供給と共に省エネを推進するという今後普及が期待できるサービス事業といえる。
更新日:2019年07月01日