【SDGs de 地方創生】SDGsセミナーを開催しました
『対話』と『協働』がSDGsと地方創生の大きなカギ
令和2年12月16日(水曜日)、サンライフ甲西で「SDGsセミナー」を開催しました。
Future Creation Lab.オブリガード代表 森 伊知郎さん、有限会社ガイアコミュニティ代表 風 かおるさんのお二人を講師にお招きし、SDGsに関するご講演をいただき、カードゲーム「SDGs de 地方創生」を通してSDGsとまちづくり、地方創生について楽しみながら体験していただきました。
森先生による講演
カードゲームでまちづくりを体感します
~行政担当者・住民として~
SDGs de 地方創生ゲームの参加者は、行政担当者と各地域で活躍するプレイヤーとに分かれます。
行政担当者には予算が配当され、まちを良くすることをゴールとして提示されます。
まちで活動する市民には、一次産業従事者や、まち工場の経営者、一市民など様々な役が与えられます。使える予算は限られていますが、代わりに普段の活動を通じて得られる人脈があります。
どのように活動し、どのようにまちに働きかけていくか。それはゲームに参加する参加者ひとりひとりに委ねられています。
~まちの現状を表す4つの指標~
SDGs de 地方創生ゲームでは、まちの状態は「人口」「経済」「環境」「暮らし」という4つの指標で表されます。何も具体的な対策をしないでいると、人口は徐々に減少をはじめます。
経済はまちの財政に影響を与え、まちに緑が少なかったり、暮らしやすいまちでなければ、様々な施策をしても十分な効果を発揮しません。
20年後も豊かに過ごせるまちとなるのか、それとも残念ながら消滅可能性が高い都市になるのか。それはゲームに参加したプレイヤーひとりひとりの行動によって変化します。
~アクションを起こすとどうなるか?~
具体的にアクションを起こしたときにどのような効果が生じるのか、プレイヤーには明かされていません。まちに良い影響をもたらすのか、ネガティブな影響をもたらしてしまうのか。自分の行動一つ一つがまちに与える影響を考えながらプレイします。
参加者の声【アンケート結果から抜粋】
- ゲームを通じてまちづくりを考えるのは、頭に入りやすく分かりやすかった。
- ゲームの内容がとても合理的であった。
- これからのまちづくりについて、新しい観点を教えていただき大変参考になりました。
- SDGsと地方創生を関連付けて考えたことがなかった。
- 目の前のプロジェクトをこなしていくだけでは、まち全体を浴することにはならないということを体験できた。
更新日:2020年12月23日