第5回湖南市障がい者計画および障がい福祉計画策定委員会 会議録

更新日:2024年04月23日

第5回湖南市障がい者計画及び障がい福祉計画策定委員会 (第3次障がい者計画・第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画)

日時

令和6年2月9日(金曜日) 午後2時から

場所

 湖南市東庁舎3階大会議室

出席者

 委員20名

 欠席2名

 

資料

会議概要

【出席委員】(18名)

太田委員長、冨田副委員長、望月委員、石川委員、山本委員、上野委員、二宮委員、福岡委員、松浦委員、平塚委員、内匠委員、鈴木委員、林委員、山中委員、下田委員、宇野委員、本谷委員、青木委員

 

【欠席委員】(4名)

樽井委員、山崎委員、赤平委員、高木委員

【次第】

1.あいさつ

2.議題

(1)湖南市障がい者施策推進協議会 意見について

(2)第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画(素案)について

(3)今後の策定スケジュールについて

3.その他

4.閉会

【資料】

・資料1:湖南市障がい者施策推進協議会 意見

・資料2:湖南市障がい者施策推進協議会委員質問等取りまとめシート

・資料3:第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画(素案)概要

・資料4:第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画(素案)

・資料5:第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画告示までの流れ

会議の経過/発言内容

事務局 ただいまから、第5回湖南市障がい者計画及び障がい福祉計画等策定委員会を始めていただきます。

(出席の確認)

(事務連絡)

(資料の確認)

それでは、開会にあたりまして、委員長より御挨拶をお願いしたいと思います

委員長 本来ですと、パブリックコメントが済んで、本日は書面で済むと思ったのですが、改めてパブリックコメントが出てきましたので、もう一度皆様にお集まりいただいた次第です。とても詳しい方、当事者からのいろいろな意見もありますので、本日はその部分を皆さんに御審議していただいて、しっかりと計画に反映できるところは反映していけたらと思います。

先日、国としてこれからの福祉について、どういう形で進めていくのかという方向性も示されました。特に在宅で生活されている方のところに、細かな支援が行き届くようなところも含まれていますが、相談のところでは、思うような結果を得られなくて残念なところです。もう一つは必要な在宅のサービスが、なかなか湖南市は受けづらく、逆に縮小するような現象も出ております。湖南市として、これから事業者をどういうふうに育てていくのかが、課題だと思いますので、その辺は今回の計画の中に含まれるというか、盛り込むわけにはいけませんけれども、近いうちにその辺も検討しながら、次の計画の策定のところに入れられるように取り組めたらと思います。

事務局 では、これより委員会の進行につきましては、策定委員会運営規則第5条に基づき、委員長は会議の議長となると定められておりますので、委員長にお願いしたいと思います。

委員長 それでは、次第の2の議題に基づいて、(1)第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画に係るパブリックコメントの実施についてということで、事務局より説明をお願いいたします。

事務局 (資料1、資料2、資料3の説明)

委員長 それでは、このことについて御意見、御質問等はございましたら、よろしくお願いいたします。

委員 7番の修正点を見ていると、これでも少し勘違いされると思います。修正版で使用されている「医療行為として」という言葉が曖昧であり、それがどこにかかっているのか解釈が異なる可能性があると思います。このような混乱を避けるため、文章をより明確に修正する必要があると思います。

委員長 今の御指摘、医療行為として医師の指導の下にと、その医療行為がどこにかかるのかっていうところではありますが、専門家の委員、ここはどういうふうに捉えられますか。

委員 本来、医療が行われてなければ、医療関係者以外はしてはいけない行為だけれども、医療者が関与しなければいけないとなったら、とても日常生活が回らないということで、本人、家族に関しては、一定研修を経た上でしていい行為なので、どう言ったらいいのか、だから本来医療行為ではあるがということでかね。この表現だとその辺がややこしいので、考えないといけないですかね。

委員 ここの医療行為としてというのは必要なのかと思って読んでいたのです。それをなくしてしまって、医療的ケアとは医師の指導のもとに、家族等が日常的に行うというふうにして、その後ろに医療的な生活援助行為と書いていただいている、そこだけでいいのではないですか。医療行為であるかどうかということをあえて言う必要はないと思って読んでいました。

委員長 皆さん、今の御意見、いかがでしょうか。よろしいですか。

今の委員の意見で、医療的ケアとは、その医療行為という部分を削除して、医療的ケアとは、医師の指導のもとに、家族等が日常的に行うたん吸引や経管栄養、導尿などの医療的な生活援助等のことというふうに修正していただくということでよろしいでしょうか。

事務局 修正をさせていただきます。

委員 10番目の項目。この御意見は、医療的ケア児の理解を進めるところが意見として、それを進めるためにということが趣旨かと思うのですが、回答のほうはそうはなってなくて、負担軽減や、通学のしやすさ、受け入れ体制の充実、支援体制を進めるという形しか書かれていません。理解を進めるために何をするのかということについては全く触れられていないので、こちらはどこかで触れる必要があるのではないかと思って読ませてもらいました。

委員長 パブリックコメントの意見のところで、理解を進めるためにどういう施策というか、市として、していただけるのかというところに答えられていないというところですが。

事務局 当日資料という形で資料の後ろから2ページ目を見ていただきたいと思いまが、当事者の方の御意見としましては、医療的ケア児の受入れる、保育所を視察する、施設を視察する、医ケア児について研修、保育士、公立保育園など、医療的ケア児の理解を進めるためにできることを行っていく、医療的ケア児の理解を進め、支援体制を作っていただけたらと思いますという形が書いてありました。それらを文章にまとめさせていただければと思いまして、ここに支援体制を作っていただけたらと思いますというところに、市のほうで、この計画の医療的ケア児の部分を考えたときに、ここがヒットするという形で書かせていただきましたが、もう少しここの部分に関わる職員の研修を充実させていくという文言もここの中に入れさせていただくような形で、市の考え方をもう一度修正させていただきたいと思います。その部分としては12のところでも回答に書かせていただいておりますが、コーディネーターを置くということと、市では、関わっていく職員が積極的に必要な研修に参加して、理解を深めていくということがここに書かせていただいていますので、今の10の回答の中にここの部分ももう一度書く形で整理させていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。

委員 市の職員や関係者だけでなく、この方ずっと一貫しているのは、保育園等での課題です。要するに民間の人、一般市民も医療的ケアについて不十分な理解を持っていることが課題であると書かれています。この10番のところで御意見の内容も若干変更していただく必要があると。理解を進めることだけではなく、その後の施策についてのことも意見のところに書いていただいた上で、右側に理解を進めるということも加えていただくのであればいいと思うのですが、理解を進めるにこの計画に書き込んでほしいって言われているだけの意見に対する答えであれば、右側の内容は全くいらないということになってしまいますので、意見も書き加えていただく必要があると思いました。

以上2点。特に最初に申し上げた、一般の方々への理解促進、啓発についてどうするのかというところが重要だと思いました。

委員 この原文で言うと、例えば職員、保健師、公立園の保育士が医療的ケア児についての研修を毎年継続的に受講するとかを求めておられるということを考えると、いわゆる一般の人ももちろんつらいと思いますけれど、仮に受け入れる

側の、市の組織側にも理解を進めてほしいというような意味合いも当然あると思うのです。そういうところも含めて話を入れていかないと、回答には全くならないというところがあると思いますので、それを継続して入れていただくというほうが。そんなところ私も思いましたので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

委員 原本を確認した結果、12番の医療的ケア児について、誰が中心的な対応をするのかが明確でない場合、不安があるとの指摘があり、それに対する回答がないと思って読ませていただいたのと、1番2番の指摘について、これは全くこのとおりで書いていただいていると思うのです。この原本を見た限りでは、これだけでは分からないので、もう答えようがないと思ったのですけど。例えば1番の方は、サービスのことは十分知ってらっしやって、でも使えないサービスが、こういうことはできないのだということを、多分言いたいのだろうと。例えば通学のしやすさについて何を考えているか分からない。2番目の方は、今そもそも世の中ではどんなことが最先端としてやっているみたいなので、湖南市はそういうことをやってらっしゃるみたいなことを、多分聞きたいのだろうと思います。これだけでは察することはできないので答えようがないと思うのですけど。でも結局そこはひょっとしたらずれているかもしれないと感じましたけれど、仕方がないなというふうにも思いました。

委員長 医療的のところは、市職員等の研修、それから窓口の設置のところをこの計画のところに反映をするほうがいいのではないかという、ここら辺もお話にもあったかとは思いますが、ここについて事務局、お願いします。

事務局 まず市職員の研修ですが、31ページの取り組み方向性の中の丸二つ目、合理的配慮を徹底するための、教育・保育に関わる加配者の質的な向上も含めた人材確保・育成の体制作りを進めますという形で、原案に記載をされておりますので、こういったことを市の考え方の中に盛り込ませていただこうと考えております。医療的ケア児について、どこの課が中心になって対応するのか、はっきり示してくださいという部分につきましては、取り組みの方向性のもう一つ下の部分の途中になりますが、個々の状況に応じて、関係機関・民間団体が密に連携し、保健・福祉・医療・教育・就労について切れ目なく支援できる体制作りを進めるとともに、保育所や学校などで医療的ケア児を受け入れるための支援体制の拡充を図ってまいりますということを記載しておりますので、どこかの課が医療的ケア児の部分の窓口になるのではなく、必要な時期に必要な課がそれぞれで取り組んで、かつ密に連携していくということを記載しておりますので、こういった部分をもう少し市の考え方の中に盛り込ませていただきたいと考えております。

委員長 市のほうからの説明がありましたが、それぞれ発言された皆様、いかがでしょうか。

取り組みの方向性というところのタイトルから考えたら、とりあえずこう方向で進めていきます、まだその最中なので方向性だけは示しましたというところでいいのですよね。そこでとりあえずは納得してくださいとして、今は終わっているのですよね。

委員 医療的コーディネーターの配置が基本になるということで、甲賀市圏域で1名と考えられているのですよね。湖南市と甲賀市で本当はいいのではないかと思うのです。圏域でいると、どこが窓口になるか分かりにくいと思ったので。これはなかなか難しいことなのですか。甲賀市、湖南市で1名ずつの配置というのは。

委員長 委員からの御質問は私自身も、コーディネーター1名を配置しますということが書かれてあって、これはどこにおられるのか、誰が担当されているかは、福祉関係者でもなかなかたどり着けないことを考えると、実際にこのプランの中に具体的に名前が出せるのかといったら、そんなことはできないとは思いますが、どこにその方が配置されているのかということだけでもここに落とし込まれると、ここに行けばこの人につながるのだというのが分かると思いますが。甲賀市・湖南市とても圏域が広いので、湖南市におられないのであれば、湖南市にもという話ではありますが。

委員 よく見ていると、市の職員の知識が不足しているような書き方がされている。それに対して、市の教育計画があるのです。障がい福祉課においても、教育というのを、新しいニーズがあれば、当然ニーズに対して取得していかなければならない。教育計画が立てられ、新しい問題に対して対処していこうという、そういうふうには見えない、その辺のご意見をいただければありがたいと思います。

事務局 69ページを見ていただきたいと思いますが、医療的ケア児の部分だけではございませんが、障がい福祉サービス等の質の向上のための取り組みに係る体制の構築ということで、国のほうの基本指針の中に、令和8年度末までに、市町村において、サービスの質の向上を図る体制を構築しなさいということで、私どものほうでは障がい福祉に係る各研修に職員が参加するという形で、積極的にいろいろな研修に参加させるということで、ここの中に記載させていただいておるところです。医療的ケア児の研修につきましても、今年度、私どもの職員のほうから1名参加の報告をしておりますので、毎年職員がそれぞれの研修に積極的に参加するようにして、係の中で割り振りを経て、職員の質の向上に努めていきたいと考えております。

委員長 そのほかに、御意見いかがでしょうか。

事務局 否定的な意味で取っていただかない方向で説明をさせていただきますと、今回のパブリックコメントの中で、この医療的ケア児を中心にたくさんの質問が出てきています。これに対してのこの計画の中での位置付けで、今回これを集中的にさせるかと、周知の部分について、ここだけを取り上げてではなくて、計画の中の全体である周知の中にどうしても含ませていただかざるを得ないと考えております。職員の研修についても、その中に含むという形にどうしてもなってしまっています。もう一つ大きいくくりとしては、31ページの中に、医療的ケア児のところが取り組みの方向性で、まず多くの方に読んでいただいていて、この方のアンケート、やはり具体的なところに入っておられますのでここの対応はこのパブコメの中ではなくて、今回パブリックコメントを受けて計画の中の反映のことと、ここにいただいていることの質問に行政は応えていくということは、また別の課題だと捉えて作らせていただくのか、いやそこはもう具体的に入っていきましょうというところなのかというところになってくると思います。それともう一点、御意見いただきましたとおり、職員の意識が変わっていかないといけないということで、これから研修等をさせていただくということだったと思っています。それからコーディネーターを各自治体でというところなのですが、障がいに限らず、言語聴覚士等もそうなのですけれども、なかなかそういった資格を持っておられる方を見つけるのが難しいということと、対象者が少ないうちは、どうしても広域の圏域で、確保しながら、専門の方に相談させていただくっていう方法は、現状ではやむを得ないと思っておりますけれども、市の独自性でコーディネーター等を配置できれば一番いいですし、そういう資格を持っている人が入っていただけると、また対応もできると思うのですが、現状はまだそういった配置ができる湖南市の状態ではないと思っているところでございます。

委員長 取組の方向性というところで、順次進めているということでの理解かと思いますが、コーディネーター甲賀圏域に1名既に配置しているというところで、さらに湖南市では、どこにつながればその方につながって、どこに行けば良いのかを違う形ででも情報として出すような形があればいいとは思っています。

 

事務局 現在、障がいサービスの支給につきましては、相談支援専門員がそれぞれ、直々にその方のアセスメントを取るという形で、1年に1回、本当にその方にあったサービスなのかということを見直すような仕組み作りになっています。その中で、医療的ケア児のコーディネーターの資格を取得するという部分もございまして、現在、湖南市管内でも既に計画相談支援事業所の職員が、そういった資格を取りにいっていただいているところでございますので、市の職員のみならず、こういった事業所の方々にも積極的に情報を取得していただいて、地域全体で支えていくということが大切だと考えております。

委員 先ほど追加資料の10番ですが、これは資料31ページのところを回答されるということですか。こういうふうにやっていますという回答でよろしかったですか。

事務局 もう少しここでは意見のところをいろいろ書かせていただいて、支援体制につきましては、31ページの取組の方向性の中でやっていくということを書いていますので、具体的な施策となって、この32ページの16の部分が既に書いていますというところで、整理させていただきます。

委員 31ページに書かれているようなインクルーシブ教育の推進とか、こういうは第3次の計画が初めて書かれたものなのですが。職員や、また市に対しての啓発を受ける、このような推進をされるのは、この第3次の計画が初めてなのでしょうか。

事務局 前計画の中では方向性にはインクルーシブ教育をお伝えさせていただいていました。今回、この医療的ケア児の部分を新たに記載したという形になっております。

委員 前からそういう合理的配慮のこととか書かれているにも関わらず、心ない言葉を寄せられたとかいうことも、この方は書かれていたので、この考え方の示し方によったら、違和感を持つと思います。要は返し方によったら、前から言っていることで、今さらもう1回第3次に書いたところで、具体性がなかったら何も進まないのにと思うのではないかと。前から言っているのに、全然進められてもいないのに、もう一回計画に書いたところで意味ないよね、だったらもっと具体的に書きましょうと言うのではないかという気もするのです。書きぶりから見ていると、そういうところに大分思いを感じていらっしゃるところもあるかと思います。こういう問題に関しては、個別に対応するのが基本にはなると思うのですけれども、せっかくパブリックコメントして、方向性を示してほしいとおっしゃっているところに対して、こういうふうに書いていますから、うちとしてやっていますというだけで、果たして納得いただけるのかどうかという点に関しては、疑問があると思ったのです。

委員長 目標を立てて、でも進捗の状況から進んでいるようには見えないというところで、毎回その計画を変更するけれども、同じことが書かれているのでないかということですね。そこについての何らかの具体的なものはというところではあると思うのですけど。難しいところという言い方をすると丸く収めるような感じになってしまって嫌なのですけれども、実際にこの福祉計画の中にそこまで落とし込めるかというと、個別の対応になって、こういうパブリックコメントが、それこそ全ての障がい関係の方たちからどんどん出てくると、それこそ、どれだけ対応できるのかというところになっていくと思うのです。実際に私自身も福祉の事業所として見るけれども、思っているけど、書いてあるけれども、なかなか進んでないみたいなところは、思うところはあって、当事者であるからこそ、そこを何か頑張っていかないとみたいなところもあるのです。

委員 要は計画に乗せるなんてとんでもないけど、無理な話なのは私も分かるので、実際に担当課のところに書いてくださっていますので、推進する課はここですというふうに示されるのもいいと思うのですけど、パブコメの意見に対する考え方というふうに返されるところに関しては、もう少し前向きに捉えて、やっていきますというところを書いていかないと、載ってますから問題ありませんと切ってしまったら、この人の思いは、正直、受け止められないように感じられると思います。そこは書きぶりを考えてほしいと思います。

委員長 既に原案に記載済みというところの一言が多分引っかかると思いますが、その意見に対する考え方で、その辺は書きぶりというところになると、そこはどうさせていただいたらよろしいでしょうか。

今の委員の意見を取り入れていただいて、要はそこに頑張って取り組みますみたいなイメージが持てる書きぶりということですよね。そこを考えて、この意見に対する市の考え方のところを変えていただけたらというところ、そういうところだと思うのですけど。

事務局 御意見に対する市の考え方のところに、ここは特に進めたいところですということが、もう少し強調されるような書き方を考えさせていただきたいと思います。

委員長 この一番右に、既に原案に記載済みというものも載せることになるのですよね。

事務局 ここはパブリックコメントの考え方としまして、大きくこのようにどの計画でも分けさせていただいております。ここはこのように載せていただきたいと思っております。

委員長 こういう文言というのはもう決まっているものなのですか。定型のものですか。その他、原案を修正するもの、反映できないもの、記載済みというのは決まっているのですか。

副委員長 今検討していただいている中の12なのですけれど、結果的に甲賀圏域で一人ですという回答というのは、実際はこうですというところで返してもらったらいいのですけれど、教えてほしいのは、その上に甲賀地域の医療的ケア児支援協議会とか、具体的にそういう協議会とか場所が書いてあるので、例えばそういうところの協議会でも設置に向けて検討していってもらいますとか、何かそういうような回答を付けてくださったら、今はこういう現状だけど、そういう協議会、提供体制の整備等と書いてあるところの一つの機関の中でも、そういう意見をまた検討していきますみたいな回答をしていただくと、書かれた人は、そういう方向性なのだというのだというのは分かると思います。書いた人も、今すぐは無理でも何か考えてほしいと思って書いたと思うのですが、なかなか引き続き頑張りますと書いてあっても、増えるの、増えないの、どうなのみたいな感じが私はしたので。またこれも事務局のほうで検討していただけたらと思うのですけど、意見として言わせていただきたいと思いました。

委員 今出ていた中で、一番右端の項目を普通に見て、結局結論は何かと言われたときに、文章長いこといっぱい読むのではなくて、一番右端に書いてある、要するに記載済みだからという、その一言、これを見て、結論は要するに受け付けてくれないわけと思われると思うのです。私も見るとき、どっちかというとぱっぱっと見て、内容は言ったことと変わらずと判断してしまいます。細かいところは読みますけれども、先にそれを読んでから。それを実際の印象が余りよろしくないという気がします。だからできたらそこら辺も右端だけ削ってもらって、その文言を、原案にあるとおりとかいうような表現にするとか。回答の考えの中に表現にしてもらえると、印象も変わると思います。そこは表現を変えた形でしてもらったらどうなのかと思います。

委員長 文字から受ける印象みたいなところは大きいというところだと思います。ここについて、もしほかに委員の方で御意見等があれば。

委員 31ページの一番上のインクルーシブ教育が行われているという、何か完全に決めつけているというのが、目指しますとか、努めますとか、行いますとか、それはいいとしても、行われているというのは完全に行われているように捉えられます。言葉尻でとは思うのですけれども。だからこの言われ方は、何かしっかり行われていないのに。

委員 引っかかりますよね

委員 引っかかります。

委員 今のところは、各方面の目標だから言い切りになっているのではないか。

事務局 将来の目標ですので、こういうふうになっているという状況を示していただいています。

委員 この状態にしたいという意味の書きぶり。現状と合ってない裏返しですね。ただ、それが裏返しと読めるかどうかというところではあるのですけど。

委員 施策目標という言葉に対して、達成目標ならまだ言い切りでも問題ないですし、こういう形で目指しますなら分かるのですけど、人によっては分かりにくい。

事務局 公表の仕方については、過去のホームページにのっている部分を抜粋させていただいています。これは、市のホームページで、まず内容が書かれていまして、この一つの意見に対して、お答えを示さないといけないようになっております。御意見にあった「ここは外してしまったほうがいい」ということは、公表時については、まず意見をどのように分けたかということを整理する必要がございますので、そこは回答として必ず記載するものとさせていただきたいと思っております。

委員 文章の書きぶりを直したら。

副委員長 それは変えられないことなのですよね。

事務局 はい。

副委員長 3行ではないのですね。2行の一番下に3行目の内容が付いてあるのですね。その文言だけを見て読まないではなくて、一応目に入る。

委員長 言葉の文言を変えられないですか。

事務局 言葉の文言ですか。

委員長 既に原案に記載済みと、切られているところが、もう何もしませんと印象に捉えられると、そこだと思うのですけど、実際に「既に」はいるのかと言われたら、現在原案に記載済みですと書かれると、切られているという印象はないと思います。ただの印象だけの話なのですけど、その原案に反映できないもの、切られると、何を言っても、反映できませんと伝わるので、何かそんな、本当に切り捨てられているイメージが出てくるようなのであれば、そこに、ですます調ではないですけれど、原案に記載済みですと書かれる、「既に」をなくしてしまう。そういう印象を与えるようなものがあるのであれば、そこを改善していただくと、少し印象としてはやまなかったのか、それだけの話なのですけど。頑張って、そのパブリックコメントで長いものを書かれている方からすると、これだけ長いこと書いたのに、ここに既に原案記載済みと切られたら、これだけ言っているのに、終わりみたいなイメージとしては、与えられてしまうのであれば、原案に記載済みです、一番後ろのところに、今の、上記のように原案に記載済みですと書かれると、そこまで切られている印象はないというだけの話です。

事務局 例えば原案に記載していますとか、原案に記載でとめるとか、ホームページ上可能であれば、させていただきます。だめだったら、説明文はもちろん検討してくださいということでしたので、そういった形も踏まえて、確認しています。表記上可能かどうかということ今私どもも判断できないので。

委員 もし可能だったら、例えば、別途検討しますとか、そんな表現ができれば、もっと柔らかいのではないかと思います。

委員長 パブリックコメントの皆さんに対しての公表の仕方については、文言等を検討していただくところと、意見に対する市の考え方というところでも、文章を少し考えていただいて、コメントを書いていただいた方自身が、相手にしてもらえないというような印象が与えられないような、そんな文言を考えていただいて、ホームページ上に載せていただけたらと思います。そこは事務局にお任せしますので、検討していただいて、変えられるところは変えていただくということで、一任するということで、皆さんよろしいでしょうか。

委員 それでいいと思っているのですけれど、この方が一番思いを伝えたいのは、何年たっても進んでいないというところかと思います。それを納得していただくというか、少しでも進んだと感じていただけるような状態を作らないと、この方にとっては、言っている意味がないと思ってしまうので、一番望んでおられるのはそこであろうというところをしっかり取り組んでいただく必要があると思います。今回はこのプランの策定ですので、そこには反映できないかもしれないけれども、市としては、そこをしっかりとお願いしたいと思いました。

委員長 頑張っていただくのは、市だけではなくて、私たち事業者側もと思っております。なかなか突き刺さるような言葉もありますが。

委員 大事なことは、対象者に対していろいろな御意見が出ている、その点で、できることとできないことがありますけれども、この文章、相当頑張って書いてあるような、その人の思いが、正直伝わってくる御提言でございますので、その辺も御配慮いただいた形で、いろいろ課題はあろうかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

委員長 今の言葉をしっかり受け止めていただいて、言葉に反映していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

委員 No1のところですが、ここの中で移動支援のサービスのメニューに、3行目のところに、居宅介護がありというところ書かれているのですが、これは移動サービス、移動支援というところの中で、行動支援とか重度訪問介護とかいうのは、移動支援とくくっていいのかと思うのですけど、居宅介護の本来の制度は、移動支援ということでは思いますが、ただ現状として、居宅介護が移動支援のようなことをやっている部分もあるというようなところだと思いますので、これを居宅介護の移動支援のメニューの一つとして掲載していいかどうか。

事務局 居宅介護サービスの中には移動支援も含まれると解釈しております。

委員 71ページになると思うのですけど、そこの居宅介護の中に、文言として入れておくほうが、居宅介護の中に移動支援のようなものがあるということも。

事務局 修正させていただきます。

委員長 では、委員のおっしゃられた居宅介護の中に、通院等介助があると、それが通院の部分での移動サービスということになるということで、71ページの障がい者総合支援法のサービスの訪問系サービスのところに、居宅介護の1.のところに通院等介助があるという内容を、ここに落とし込むということでよろしくお願いいたします。

委員 甲賀圏域成年後見制度利用促進計画という文言を甲賀圏域権利擁護支援推進計画という名前に訂正をお願いしたい。

委員長 90ページの現状と課題のところ丸の三つ目の2行目です。甲賀圏域成年後見制度利用促進計画という文言に変更していただくということで、それでよろしいですか。

事務局 事務局から先ほどのパブリックコメントの件につきまして、市のほうでは、パブリックコメント、左のほうに載っておりまして、応募された意見に対する市の考え方に対して、項目として、先ほどの表現を修正するもの、原案に反映するもの、既に原案に記載済みのもの、その他という四つに分けて整理させていただきます。

委員長 そこは変えられないということでしたら、なおさらその意見に対しての考え方のところの内容を考えていただいて、パブリックコメントをお寄せいただいた方が少しでも、満足いうところまでは難しいと思いますが、その意見がしっかり受け入れられたというような印象を持つことができるように考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、ほか御意見、御質問等はありますでしょうか。

では、なければ、続きまして(2)第3次湖南市障がい者支援に関する基本計画(概要版)について、事務局より説明をお願いします。

事務局 (資料4の説明)

委員長 それでは、今の説明について、御意見、御質問等がございましたら、よろしくお願いいたします。

委員長 今の説明について、御意見、御質問等がございましたら、よろしくお願いいたします。

委員 意見というより要望なのですけれども、最後のページでホームページアドレスをちょっと入れてもらったら分かりやすいかと思うのですけど。

委員長 この概要版にホームページアドレスを入れるということですか。

委員 本編をホームページに載せますよね。これを見て、本編にたどり着けるようにしといたほうがいいという気がします。

事務局 検証はさせていただきますが、職員サイドで認識しているものとしては、そういうURLは普遍的に置かれたものではないということで、こういうところに長期間使うものに記載しますと、混乱を呼ぶ可能性があります。というのは、ホームページの改修によってここが変わる可能性があるということです。そこを整理しながら、できることであればさせていただきます。御意見として承る部分としては、この部分を見て、本編に誘導できるような何か仕掛けがあればいいという御意見いただいたと捉えて、何か工夫ができないか考えてみます。

委員 できればということでお願いします。

委員長 途中でURLが変わっていくのですか。

委員長 URLのところなのですけれども、例えばこのページに計画を載せた。あとでそのホームページをより見やすく改修で位置が変わってしまうことがあります。ホームページの掲載場所が変わってしまいますと、URLがそもそも変わってしまいますので、よりよいものを、さらにわかりやすくということで改修させていただくと、どうしても変わってしまうものになるので、3年間長期にわたって掲載し続けるということになると、本編に飛ぶというようなURLを掲載するのは、逆にページが今度はありませんよというような、混乱を招く可能性があると思います。

委員 この概要版を見て、本編に届くようなシステムというか、それを考えていただくということでお願いできたらと思います。

委員 6ページの施策7の相談支援と情報提供の充実というところで、この会で何度もお願いしています。発達障がいのある、あるいは発達障がいの可能性のある成人の方の相談の確保が何もない状況というところを、今回は無理かもしれないですけれども、今後ここにそうした方が相談できる場所がありますということが分かる、あるいはそういう事業をやっていますということが分かるようにしていただいたいと願っております。

委員長 認知症発達障がい者ケアマネジメント支援事業ですか。

委員 現状、甲賀圏域の認知症発達障がい者ケアマネジメント支援事業の中で、個別の具体的な相談がなかなかされていないという実情があるとうことで、本来、ケアマネの仕事は、圏域の二次的な支援になるので、個別の一次支援は市がやっていただくことになると、私が思うに、発達支援室がそれを担っていただくべきと思っているのですけれども、そうしたところも、ぜひ進めていただきたいというお願いです。

委員 一番初めに、わたしたちという平仮名で、中を見ると漢字で私たちと書いています。これは最初の表紙のところはルビをつけることもありますから、こういうのが苦手な知的障がいがある人も、表紙だけは読んでいただければみたいなことで、ここは漢字ではなくわたしたちと書いてあるのか、そこは何か考えがあるのかと思って。こういうのを読まないと思うのですけれども、スマートフォンのアプリでそういう視覚障がいの方に対しても配慮があると思うのですけど。どの程度知的障がいがある方を想定していらっしゃるのか、伺いたくて、発言させていただきました。

事務局 このすべての中にも漢字の上にルビを使う形でさせていただきたいと思っています。

委員長 全ての漢字にルビがつきます。私たちにできることが、漢字なのは特に意味は。下のところに私たちにできることっていう、緑色で書かれているところが平仮名ではなく漢字というところ、意味があるのかというところなのですが。

事務局 平仮名で統一させていただきます。

委員長 ここも平仮名で統一させていただくと。

委員 ルビ打てばいいという話では全然ないと思うのです。内容的に、ルビ打ったら分かるのかというのはあるのです。ただ、ルビを打ってくれたら助かるという人もいらっしゃるかもしれないので、全く無意味ではないので、とりあえずできるところからしていただければと思います。

委員長 ほかに何か御意見、御質問等がありましたら、よろしくお願いいたします。ほかに御意見等ないようですので、その他について事務局からお願いします。

事務局 特にございません。

委員長 これで議事が終わりました。どうしても最後にこれだけは言っておきたいとかみたいなことがあれば、お伺いさせていただきますが、よろしいでしょうか。これをもちまして、議事全て終了いたしましたので、進行を事務局にお返しいたします。

事務局 委員長におかれましては、進行していただきまして、ありがとうございました。それでは、副委員長に閉会の挨拶をお願いします。

副委員長 いろいろ議論いただきまして、数回の会議ありがとうございました。これを基に、最終、市のほうで、ブラッシュアップしていただけると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

事務局 この計画の策定に当たりまして、皆様には昨年の4月28日から計5回、毎回、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。また、長時間にわたりましてありがとうごがいました。本日計画を策定することができました。本来ですと市長が来て、お礼をさせていただくべきところなのですけれども、けがのため、現在療養中でございまして、日々の業務はされているのですけど、一応療養するということで、欠席となっております。今回の計画につきましては、今後の共生社会の実現に向けた、本市の障がい福祉分野の具体的な方針となっているものでございます。

今回計画が完成いたしまして、これから3年間は新たな取り組みのスタートが整ったと考えているところでございます。計画の策定がスタートになりまして、実は第1期のプラン作ったのは僕だったのですけれども、その頃のプランからの思いでもあります、市民も含め、みんなで取り組み、みんなで輝けるようにという思いから、実はこのプランの作成をさせていただきたいのですけれども、こういったところをまた、皆様におかれましては、引き続き、この計画をスタートしたところでございます。これからまた3年間、この進捗については皆様から引き続き、御指導を賜ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

なお、この計画の今後につきましては、3月の議会の中で、この計画の報告をさせていただき、それが終わった後、直ちに市のホームページ等に掲載をさせていただいて、令和6年4月から取り組んでいくという形になると思いますので、またよろしくお願いたします。

御意見の中で、皆さんに知っていただくことも大事ですし、計画にないからしないではなくて、計画には書けなかった取り組み、こうしてくださいという委員の皆様の意見だったのかと思っておりますので、そうしたところも含めて、今後とも御指導いただきますように、よろしくお願いいたします。

       

 

 

 

 

 

 

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