【国スポ出場!】ラグビーフットボール 成年男子(7人制) 2位 鳥居 嵩司選手・狭川 剛選手を取材しました!
わたSHIGA輝く国スポに出場され、ラグビーフットボール 成年男子(7人制)2位を獲得された鳥居 嵩司(とりい たかし) 選手と狭川 剛(さがわ つよし)選手を取材しました! (共栄工業株式会社京都工場勤務:高松町)
鳥居 嵩司選手(写真左)
小学4年生の時に何かスポーツを始めたいと思われ、当時ラグビーをされていた小学校の先生に勧められて、タックルをしないタグラグビーを始められました。
その後、中学・高校で15人制ラグビーを始められ、大学生の時には15人制と7人制(セブンズ)の両方をされていました。
大学1年生の時に国スポの滋賀県代表チームに選出され、現在7年目を迎えられています。
狭川 剛選手(写真右)
お兄様の影響もあり、小学生の頃からラグビーを始められ、小学校から高校時代までは滋賀県でプレーされていました。その後、大阪体育大学でプレーされ、ご卒業後は企業チームでプレーし、今年3月から共栄工業株式会社に就職されました。今年初めて滋賀県代表チームに選出されました。
ラグビーフットボール 成年男子(7人制) 2位入賞されたお気持ちをお聞かせください。
(鳥居選手)
優勝を狙っていただけに悔しいです。しかし滋賀としては2位まで進めて嬉しいです。
(狭川選手)
チームとしては優勝を目指していましたが、準優勝でした。振り返って、滋賀での開催は、色んな人が応援に来てくれました。大会を通じてラグビー成年男子が残せたものは大きいと思います。
地元開催の国スポでしたが会場の雰囲気などはどうでしたか。
(鳥居選手)
すごい環境でプレーさせてもらいました。会社も休みにして社員が応援に来てくれて、選手としては一番良い環境でした。また、湖南市の中学生も観戦に来てくださり嬉しかったです。
(狭川選手)
どれだけの方が応援に来てくださるか不安でしたが、蓋を開けたら大勢応援に来てくれました。見に来ていない人からも声をかけていただいたり、地元で色んな人に周知できて嬉しいです。
今年の国スポを通しての思いをお聞かせください。
(鳥居選手)
小学生から大学生まで滋賀県でプレーをし、縁あって国スポ滋賀の代表に選出され、7年目となりました。地元開催ということでより気持ちが入り、大会を通して自分としても成長できたと思います。
(狭川選手)
以前は企業チームに所属していましたが、今年初めて滋賀県代表チームに所属しました。
ラグビーキャリア的に一生に一度あるかないかの地元滋賀での開催で、企業チームで続けるか地元で国スポに出場するかという判断の中で、滋賀県代表チームを選んだので後悔がないようにしたいという強い思いで臨みました。
練習の中で一日どのくらい走られますか。
(鳥居選手)
1時間ぐらい走っていました。
(狭川選手)
1日で7kmぐらいです。グラウンドで走っているのも含めたらもっと走っています。
他のチームメンバーも、クラブチームではないので、全員集まれるわけではありませんが仕事終わりに集まり一緒に走っています。
鳥居選手が思う、自身の強みを教えてください。
(鳥居選手)
ランやステップ、間を切り裂くことが強みです。今まで苦手だったディフェンスも、この一年で成長できました。試合の中で良いタックルができるなど、国スポでディフェンス力を強められたと思います。

狭川選手が思う、自身の強みを教えてください。
(狭川選手)
以前は15人制のラグビーをしていましたが、今回初めてセブンス(7人制)に挑戦したので、アジャスト※するのに時間がかかりました。
一番初めにフィットできたのがディフェンスで、チームの失点を防ぐ役割です。
※アジャストとは、状況に応じてプレーを修正することや相手の動きに合わせてフォーメーションを変えることなどをさす

滋賀県チームの強みを教えてください。
(鳥居選手・狭川選手)
滋賀県チームとしての強みは一年間走ったことです。どこの県にも負けません。
また、個々で強いチームが多い中、滋賀県は組織力で勝つような取り組みをしました。
ご自身の強みというのは国スポで発揮できましたか。
(鳥居選手・狭川選手)
発揮できました。声援のおかげでいつも以上に発揮できたと思います。
国スポでのご自身のベストプレーをお聞かせください。
(鳥居選手)
予選の愛知県との試合、後半3~4分で出ました。2トライ差で勝っていましたが、チームが押されている中で、勝ちを決めるトライができた場面です。
(狭川選手)
準々決勝、長崎との試合で、相手選手に攻め込まれて守備がいないフリーの状況で、チームとして戦略的に諦める選択もある中で、鳥居くんが相手選手を止めるため走りました。それを見て鳥居くんと一緒に走り、ラインぎりぎりで失点を防いだ場面です。
戦略的に諦めることも多いのですが、監督の「追いかけるのをやめるな」というポリシーでやってきたことが実りました。

現在は、どのようなオフを過ごされていますか。
(鳥居選手)
15人制のラグビーを社会人チームでプレーしたり、母校玉川高校の練習に出向くなど体力を落とさないよう心がけています。
今はオフですが、来年の青森国スポは、近畿で2枠を争います。予選は来年の8月29日からある予定なのでそれに向けて準備をしていきたいです。
(狭川選手)
11月から個人トレーニングを始動し、ウェイトトレーニングなどをメインにしています。最近はラグビーを見て筋トレを始めたいという人が会社でも多くなり、会社の人に筋トレを教えています。スポーツの話題が会社の中で格段に増えました。
会社を挙げて応援していただくことや会社のサポートについてどう思われますか。
(鳥居選手)
嬉しいです。最初はラグビーのことを知らない人ばかりでしたが、結果が出るにつれて注目していただけるようになりました。また、昼から練習に行かせていただくなど配慮していただき感謝しています。
試合の際は休日でも応援に来てくれます。5月も30人ぐらいプライベートで応援に来てくれました。遠いところでも、北から南、北海道から福岡まで、絶対誰かは応援に来てくれます。
(狭川選手)
今年3月に共栄工業株式会社に入社し、すごく献身的でこんな会社はないと思いました。鳥居くんが今まで築いてきてくれた周りとの関係のおかげだと思います。
会社を休んでまで応援に来てくれるなんて、恵まれています。

お二人はどこで知り合ったのですか。
(狭川選手)
別の高校でしたが同じ滋賀県内の高校でラグビーをしていたので、以前からなんとなく知っていました。鳥居くんとは国スポ滋賀県チームの練習で初めて会話をして仲良くなりました。その中で会社(共栄工業株式会社)を紹介していただきました。今では良いライバルでもあり、プライベートでも仲良しです。
今後の目標をお聞かせください。
(鳥居選手)
今年は2位という悔しい結果でしたので、来年の青森国スポでは優勝を目指します。そして会社や中学生など、地元のラグビーの盛り上がりを継続していきたいです。
(狭川選手)
優勝!
滋賀国スポでチームとして支えてくれた応援の熱を絶やさず、継続して盛り上げていきたいです。

応援してくださった皆さん(湖南市の皆さん)へメッセージをお聞かせください。
(鳥居選手)
応援ありがとうございました。今まで感じたことのない環境でプレーができて感謝しています。ラグビー人生の中で充実した時間でした。今後も応援よろしくお願いします。国スポを通してラグビーに興味を持ってくれたら嬉しいです。
(狭川選手)
湖南市の中学生や、滋賀全体の応援が力になりました。応援の力は偉大です。感謝しています。これを機に、ラグビーに興味を持ってもらえたら嬉しいです。引き続き成年男子の応援をよろしくお願いします。












更新日:2025年12月01日