令和5年12月湖南市議会定例会開会あいさつ

令和5年11月29日

令和5年12月定例会の招集にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。議員の皆様方におかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。

さて、市では、災害が発生した時に人命救助の壁である72時間以内の初動対応を迅速に実行するため、地域、福祉・医療・介護をはじめ様々な分野の皆様と、平時からの「生きた情報」の共有と協力体制の構築をしていきたいという考えのもと、この11月に市内4つの地域において“「つなぐ・つながる」地域で支える防災研修会”を開催いたしました。

約55,000人の人がこのまちに住所を定め住んでおられますが、24時間365日ずっとその住所にいるわけではありません。仕事や学校で地域にいない時や、病院へ通院や入院をした時、介護施設へ入所している時、デイサービスや買物に行っている時など、その日、その時違った生活を送られております。この研修会が、もしもの時に「助ける側」「助けられる側」の日々刻々と変化する生きた情報をどのように共有し合いながら、地域を支えていけばいいのかということについて、様々な分野の皆様と活発な意見交換ができ、互いにつなぎ、つながる意識を持つための、よいきっかけとなったのではないかと考えております。

今後とも、小規模多機能自治の根幹となります「見守り」や「防災」への取り組みについて地域の理解を深めながら進めてまいりますので、議員の皆様とも手を携えこのまちの未来を築いてまいりたいと考えております。

今議会には、条例の改正、補正予算などをご提案してまいります他、指定管理者の指定等について提案してまいりますので,どうか慎重にご審議をいただきますようお願いを申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶といたします。

なお、9月定例会開会後から本日までの行政報告については別添にてご報告とさせていただきます。