令和5年12月湖南市議会定例会閉会あいさつ

令和5年12月20日

令和5年市議会12月定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。

議員のみなさまがたにおかれましては、11月29日以来、慎重にご審議を賜り、条例制定改正や令和5年度各会計補正予算のご決定をはじめ、執行部からご提案いたしました案件すべてをお認めいただき厚くお礼申し上げます。

早いもので市長の任を拝命し4回目の冬を迎えております。この1年を振り返りますと、長らく続いた新型コロナウイルスが5類となり、世の中は再び前へと進み始めました。市ではこの間できなかったタウンミーティングを今年は行うことができ、みなさまのお声を伺えたことが何よりもうれしく感じました。また私自身少し体調を崩し、市民の皆様、議員の皆様にご心配をおかけしたことに大変恐縮しておりますのとともに、サポートをいただきました皆様に感謝をしております。

昨今の経済、政治、国際情勢を見ておりますと、先の読めない時代の中にあり、おぼろげに不安を感じております。情勢を見誤らないためにも、しっかりと地に足をつけ、落ち着いて仕事に取り組みたいという思いでありますが、変わりゆく時代を注視してまいります。

時代は日々変化しております。今正しいとされる答えが未来永劫正しというものではありません。また今正しいとされる答えだけをもって過去に正しいとされていたことを評価することが適切でないこともあります。

人が生きてきた時代は人それぞれに違います。当然価値観も違います。おまえが言うのかよというお声もあると思いますが、価値観が違うことが悪いことではありませんし、一つの考え方が絶対に正しいということでもありません。それぞれが価値観を認め合い、話し合える環境が大切だと感じているところであります。

寒さ厳しき折、これから年末に向けて大変慌ただしい日々が続くと存じますが、議員の皆様にはどうかご慈愛の上、新しい年をお迎えになられますことと、来る年も執行部一同、よろしくご指導賜りますようお願いし、来る令和6年が湖南市と湖南市民にとり、より良き年となりますようお祈りし、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。