令和6年3月湖南市議会定例会開会あいさつ

令和6年2月21日

おはようございます。令和6年3月定例会の招集にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。議員のみなさまにおかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことをお礼申し上げます。

はじめに、私ごとになりますが腰椎圧迫骨折のため1月の臨時議会後入院をさせていただくこととなり、皆様には多々ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。完治にもう少し時間がかかりますが、市政が滞らないよう努めてまいります。

話は変わりまして、先月の1月30日。本市職員2名の思いがけない訃報に接することになりました。お二人は、長い間この町に住み、地域において、また本市職員として何事にも誠実に取り組まれる姿に、これからますますのご活躍を期待していたところでございました。この事故によって彼らを失ってしまったことは、誠に残念でなりません。お二人が残した軌跡を私たち一人ひとりがしっかりと受け継ぎ、彼らの思いとともに、市民のため職務に取り組んでまいりますことを誓います。

さて、元旦に発生した能登半島地震は発生から2か月が過ぎようとしております。被災地では、未だ大勢の方が学校や公民館等で避難生活を余儀なくされており、本市においても避難所を支援するため能登町へ職員を派遣することとなっております。

このような大災害において地域にある公共施設の果たす役割が、いかに大切であるかということと、公共施設が持つ機能の重要性を改めて考えさせられました。

市長就任以降、医療費の無料化、中学生の給食費の無料化、地域包括支援センター機能の充実等生活に関わる諸施策に向き合ってまいりましたが、令和6年度は4年の任期の総括となります。今年度「湖南市版小規模多機能自治」と唱え強く進めてまいりましたが、引き続き地域が地域を守る仕組み作りに注力してまいりたいと考えております。

新年度事業に関連する施政の方針については、この後議長の許可を得て述べさせていただきたいと考えております。

この他、今議会には、条例の改正や補正予算案などもご提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願いを申し上げまして、招集にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。

なお、12月定例会開会後から本日までの行政報告については別添にてご報告とさせていただきます。

なにとぞよろしおくお願いします。