令和8年9月湖南市議会定例会開会あいさつ
令和8年9月湖南市議会定例会の招集にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。議員の皆様におかれましては、市政の運営に対してご理解とご協力をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。
7月には、夏見地先の野洲川で、湖南市在住の高校生お二人が、亡くなるという非常に悲しい事故が起こりました。未来ある若い命が水の事故によって失われたことに深い悲しみを感じております。心よりお悔やみを申し上げるとともに、ご家族の皆様に心からお見舞い申し上げます。
事故の知らせを受けてから、一刻も早い発見を願い、懸命に捜索活動にあたってくださった消防、警察をはじめ関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
また、このたび熊本県で発生した地震、さらには、千葉県での豪雨災害により大きな被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。救命・救助、復旧活動にあたっておられる関係者の皆様に深く敬意を表します。
なお、熊本地震に伴う被災地への支援につきましては、8月24日から31日まで熊本県宇城市へ職員を派遣しております。業務内容は「宇城市における住家被害認定調査業務」となります。その他、関係各所からの要請に基づく支援についても被災地に寄り添い対応してまいります。被災された方々が一日も早く復旧に向けた手続きを進められるよう、本市職員が全力で支援にあたってまいります。
災害はいつ、どこで発生するかわかりません。今回の災害を受け、改めて自然災害への備えの重要性を痛感しております。
平成28年に発生した熊本地震では、市役所庁舎が倒壊し、重要な司令塔機能が十分に発揮されない事態がありました。しかし、その後の庁舎の耐震整備の取組により、今回の熊本地震では幸いにも庁舎の倒壊はなく、司令塔機能や行政機能が確実に機能しています。本市におきましても一刻も早く災害に強い庁舎を整備し、命を守る防災・減災対策をさらに強化して、市民の安心・安全の確保に全力で努めてまいります。
その、本市の新庁舎整備事業については、本市の将来を見据えた重点事業として、これまで、議会や市民の皆様と真摯に議論を重ね、取組を進めてまいりましたが、今般、実施設計がまとまったことから、補正予算案として133億円余の債務負担行為を計上させていただきます。
令和7年3月に策定した庁舎整備基本計画では、概算事業費を約125億円としておりました。その後、面積の精査など、可能な限り事業費の削減に努めてまいりましたが、昨今の物価・労務単価の上昇等により、現時点では、ネットワーク関連経費等を含め、全体で167億円程度の事業費を見込んでおります。
現在の庁舎は、耐震性能の不足や施設・設備の老朽化、狭隘化、庁舎機能の分散など、様々な課題を抱えております。新庁舎は、災害に強く、新しい時代に対応した行政、防災の拠点として整備するとともに、単に行政機能を集約するだけの建物ではなく、湖南市の新たなまちの顔となることを目指しております。
新庁舎を核として、図書館、甲西文化ホール、森北公園、庁舎前広場などを一体的に活用し、マルシェやイベント、市民活動など、多世代が集い、交流し、学び、にぎわう新たな中心拠点を創出してまいります。
市役所に用事がある人だけでなく、図書館で学ぶ人、公園で遊ぶ子どもたち、文化活動に参加する人、高校生や若者などが日常的に訪れ、「市役所へ行く」だけではなく、「あそこへも行く」とも言っていただける場所にしたいと考えております。
大きな事業費を伴うからこそ、建設して終わりではなく、完成後、将来にわたり、市民の皆様に活用していただき、価値を生み出し続ける場所となるよう、将来の財政負担を十分に見据え、持続可能な財政運営との両立を図りながら、市民の皆様に「建ててよかった」と思っていただける新庁舎となるよう、取組を進めてまいりたいと考えております。
本定例会では、条例の改正や令和8年度補正予算、令和7年度決算などについて提案してまいります。慎重にご審議をいただきますようお願い申し上げまして、招集にあたりましてのご挨拶といたします。なお、6月定例会開会後から本日までの行政報告については別添にてご報告させていただきます。












更新日:2026年08月27日