令和8年9月湖南市議会定例会閉会あいさつ
令和8年9月湖南市議会定例会の閉会に際し、一言ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様には、去る8月27日から長期間、慎重なご審議をいただき、条例の改正や令和8年度補正予算、令和7年度決算など提出いたしました議案の全てをお認めいただきましたことにお礼申し上げます。
特に、本市の最重要課題の一つである新庁舎整備事業につきまして、新庁舎建設に係る債務負担行為予算をお認めいただきましたことは、事業を確実に前進させるための大きな一歩となります。昨今の物価高騰や労務費の上昇など、取り巻く環境は依然として厳しいものがございますが、市民の皆様の命を守る防災の拠点として、また多世代が交流する新たな「まちの顔」として、将来にわたって「建ててよかった」と思っていただける施設となるよう、持続可能な財政運営との両立を図りながら事業を進めてまいる所存です。
また、休診中の岩根診療所について、これまで医師の確保に努めてきましたが、確保の見通しがなく、再開は困難であることなどから閉院することとなります。今後は、民間の医療機関の状況も踏まえながら、市全体の医療体制について検討していきたいと考えています。
なお、湖南中央消防署建替事業について、本年2月に岩根移転候補地取得を断念したことについては、今般、総括し、総務常任委員会でご報告させていただきました。全体に厳しい事業スケジュールの中、地域住民の皆様への丁寧な説明が欠けていたことで、事業への理解を得られず、断念に至ったものです。今後、甲賀広域行政組合甲賀消防本部において建替候補地が再選定され、本市において用地確保することになりますが、甲賀消防本部との緊密な連携により、地域住民をはじめとした関係する皆様に対して丁寧に説明し、理解を得ながら取り組んで参りたいと考えています。
また、本市の悲願である国道1号の4車線化について、このたび大きな進展がございました。国との協議におきまして、4車線化に向けた短中期的な対策として、岩根交差点および岩根西交差点周辺を中心に、交通容量を確保するための付加車線の設置検討を進めていくとの方向性が示されました。これは、これまで本市が国・県に対し粘り強く要望を重ねてきた成果であり、交通渋滞の緩和と道路環境の改善に向けた極めて意義深い前進であると受け止めております。今後も4車線化の早期実現に向け、引き続き国・県等への働きかけを強化し、安全で円滑な交通ネットワークの構築に全力を注いでまいります。
さて、昨今の気象状況に目を向けますと、現在、全国各地で記録的な大雨による浸水被害が相次いで発生しております。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。本市においても、いつどこで甚大な自然災害が発生するか予測がつかない状況にあります。
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、日頃からの万全な備えこそが、市民の皆様の尊い命と平穏な暮らしを守る唯一の道です。今回の定例会でのご議論を通じていただいた貴重なご意見を市政に反映させ、さらなる防災・減災対策の強化に邁進してまいります。
むすびにあたり、議員の皆様をはじめ市民の皆様のご健康とご多幸、そしてますますのご活躍をお祈りいたしまして、9月定例会の閉会に際しましてのお礼のごあいさつといたします。












更新日:2026年09月25日