平成30年2月6日定例記者会見
このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。
市長会見事項および資料提供
(1)湖南市美術展の開催について
(2)SOMPOボールゲームフェスタの開催について
(3)湖南市人権教育研究大会の開催について
(4)環境・エネルギー活性化フォーラムの開催について
(5)行事予定(2月6日~2月20日)
(6)学校行事予定
発表内容
司会
これから平成30年2月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。
市長
昨年の衆議院議員総選挙において、甲賀市の開票作業で不正があったという報道が大きくされております。
報道されている限りの内容からは、酌量の余地はありませんし、民主政治の根幹を破壊する重大な犯罪行為であると考えられます。数百票もの票が不明であれば、いったん開票作業を止めて再確認することが当然ですが、それをしなかったばかりか隠ぺいしたということですので、何をかいわんやです。
しかし、同情の余地があるとすれば、開票の現場には、あまりにも即日開票のプレッシャーが強いということです。今回はもともと市議会議員選挙が予定されていたところに国政選挙と最高裁判所裁判官国民審査が乗っかり、さらには台風21号警戒という錯綜したなかでの事務処理でした。
だからといって不正を正当化するということではなく、不正をせざるを得なくなった背景を考えてみれば、どうしても即日開票をしなければならないものなのか、開票のスピードをあおって競争させてきた者は誰だったのか、そうしたところまで指摘しなければ、同様の不正に手を染める誘惑に耐えられなくなる公務員が今後も生じないとも限りませんし、国において適切に制度を見直されることを期待します。
司会
続きまして資料提供(1)「湖南市美術展の開催」について生涯学習課課長補佐より説明させていただきます。
生涯学習課課長補佐
『湖南市美術展の開催』について説明。
司会
ありがとうございます。続きまして資料提供(2)「SOMPOボールゲームフェスタの開催」について生涯学習課主任主事より説明させていただきます。
生涯学習課主任主事
『SOMPOボールゲームフェスタの開催』について説明。
司会
ありがとうございます。次に資料提供(3)「湖南市人権教育研究大会の開催」について人権擁護課課長補佐より説明させていただきます。
人権擁護課課長補佐
『湖南市人権教育研究大会の開催』について説明。
司会
ありがとうございます。次に資料提供(4)「環境・エネルギー活性化フォーラムの開催」について地域創生推進課長より説明させていただきます。
地域創生推進課長
『環境・エネルギー活性化フォーラムの開催』について説明。
司会
ありがとうございます。その他市内の行事予定と学校行事予定、広報こなん2月号をお手元に配布しております。これらを含めましてご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。
記者
教育長にお伺いしたいのですが、教育現場の働き方改革研修会の件で、これは地域や保護者に何か協力を要請するものなんでしょうか。
教育長
今までの全教員および管理職を集めての研修では、長時間労働がどのような影響を及ぼすかなどをについてデータを使って話しておりまして、業務改善といったらどのようなことができるかなどについてディスカッションなども行いました。13時間連続勤務した状態は酩酊状態と同じであり、業務改善を進めていかなければならないということを話していました。今回保護者や地域の方に集っていただくのは、この改善は先生が楽をしようとしているわけではなく、教師の本来業務が増えてきているということをわかっていただきたいということです。中学校の部活においても4月からは朝練をしないという方向も出していますが、そういうことも学校が単にそういった説明の文書を出すだけではなく、保護者や地域の方にも納得して了解していただかなければなりませんので、大事にさせていただいている研修であります。
記者
現状では教師や管理職等の研修を行っていて、働き方改革の素地を作っている段階ということで、具体的な案としてはこういう形で地域の人々と足並みをそろえていくという形になっていくんでしょうか。
教育長
そうです。
記者
冒頭の市長の発言の中で、今回の甲賀市の開票作業の不正に関して、開票スピード競争を煽ってきたのは誰なのか、こういったことを指摘しなければならない、国において適切な制度の見直しを期待する、ということですが、競争を煽ってきたのは誰というふうにお考えか、またどのような制度の見直しについてお考えがあるのかお教えください。
市長
即日開票というプレッシャーが現場に大きくありまして、特に近年、先ほどの働き方改革もありますけれども、残業を減らしていくという観点から、できる限り早く開票作業をするようにと国からも言われておりますし、選挙報道からも開票情報の迅速な提供を求められています。開票率0%で当確が出るなど、世間全体はそういう風潮になっていると感じますし、一分一秒を争ったところで結果は変わらないわけですので、民主主義の発露として一票一票を大切にしっかりと開票できる環境が必要ではないのかなと今回の事件をお聞きして考えたところです。また市長会でも国の方に向けて伝えていきたいと思います。
記者
SOMPOボールゲームフェスタについて、現時点ではどれくらい参加者が集まっているのでしょうか。
生涯学習課主任主事
午前中のボールで遊ぼうが60組定員で54組、午後のキッズチャレンジが120名定員の34名となっています。どうぞお取り上げいただけますと幸いです。
記者
関連して、我孫子選手はどういった関係で参加いただいているんでしょうか。
生涯学習課主任主事
我孫子選手は午前午後ともに一緒に競技に参加していただきます。特に指導というわけではなく、別のオリンピアンの皆さんが指導に当たります。
記者
我孫子選手は陸上選手ということで特にボール競技とは関係が薄いと思うのですが、湖南市と何か関わりがあるのでしょうか。
生涯学習課主任主事
直接湖南市との関わりはありませんが、滋賀県出身で滋賀レイクスターズに所属されていて、滋賀スポーツ大使にも就任されていることから、スペシャルゲストとしてご参加されます。
司会
他にご質問はありますか。なければこれで平成30年2月度市長定例記者会見を終わります。
更新日:2019年07月01日