平成31年2月19日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成31年3月湖南市議会定例会提出案件

(2)2月22日「にゃん・にゃん・にゃんの日」湖南市役所で何かが起こる!!

発表内容

司会

 これから平成31年3月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 2月度の定例記者会見は今月の5日に行いましたが、本日は市議会3月定例会を前にした3月度の定例記者会見となります。
 先ほど、農林水産省が岐阜県瑞浪市の養豚場で豚コレラが発生したと発表しましたが、瑞浪市は本市と災害時相互応援協定を締結しておりますので、市長同士および事務レベルで情報交換をさせていただきました。すでに殺処分が始まっているとのことで、岐阜県が10時30分から、瑞浪市が10時45分からそれぞれ対策本部会議を開催されております。水野市長からは市の役割は後方支援だということでしたので、必要があれば支援の要請をいただきたい旨をお伝えしました。
 さて、市議会3月定例会は今月25日に召集をいたしました。承認1件、議案34件を提案してまいります。
 承認案件は、平成30年度一般会計補正予算(第9号)の専決承認で、主にふるさと寄付の増額に伴うものです。
 34件の議案は、条例制定2件、改正12件、平成30年度補正予算7件、平成31年度当初予算8件、その他5件となっております。
 条例制定は、国の平成31年度税制改正大綱で創設が決定された森林環境譲与税(仮称)が充当される事業の執行残額の積み立てや大型事業実施に向けた資金確保のための基金を新たに創設するための「湖南市森林等整備基金条例の制定について」と、今年度末で用途廃止となる予定の湖南市女性センター(柑子袋)の建物を活用して、同じく廃止予定の勤労青少年ホーム(吉永)から教育相談室(ふれあい教育相談室)を移設し、教育サポートセンターを開設するための「湖南市教育サポートセンター設置条例の制定について」の2件です。
 条例改正は、法令の改正に伴うものや人事院規則の改正に準じるもの、公共施設の設置廃止に関するもの12件です。
 平成30年度補正予算は、一般会計で滋賀県議会議員一般選挙の告示が平成30年度内の3月29日となったための期日前投票等に係る経費や公立甲賀病院移転新築整備費清算金の基金積立て、庁舎整備基金の積立て、十二坊トレイルラン&ウォーク開催に伴うコース整備費などをはじめ、特別会計、事業会計などを含め、事業費の確定などに伴う増減を行うもの7件としております。
 平成31年度当初予算は、一般会計で、消費増税への対応や合併以来運用してまいりましたホームページを一新するための制作事業、新年度10月に市制15周年を迎えることから記念事業、官民協働による取り組みを展開するため官民パートナーシップ推進事業、新たな起業を支援するローカルベンチャー事業、洪水浸水想定区域内での想定浸水深「見える化」事業をはじめとする防災活動事業、庁舎整備事業、市道甲西駅美松線整備工事の完了をはじめ市内道路新設事業、石部駅周辺整備事業、三雲駅周辺整備事業、ウツクシマツ保護事業、日本語初期指導教室運営事業、そして引き続き地域創生推進交付金による観光振興や農福連携、若者の参画、人材確保などに取り組むのをはじめ、特別会計、事業会計など計8件を提案していきます。
 そのほか、人権委員候補者の推薦や指定管理者の指定、地域医療を充実するための医療機器の取得など5件を提案することとなります。

司会

 それでは資料提供について各担当より説明させていただきます。資料提供(1)2月22日「にゃん・にゃん・にゃんの日」湖南市役所で何かが起こる!!について、秘書広報課課長補佐より説明させていただきます。

秘書広報課課長補佐

 『2月22日「にゃん・にゃん・にゃんの日」湖南市役所で何かが起こる!!』について説明。

司会

 ありがとうございます。それでは今発表させていただいたことについてご質問をお受けいたします。よろしくお願いします。

記者

 教育長にお聞きします。初期日本語指導教室について、人員を増やすに至った経緯を教えてください。

教育長

 初期日本語指導教室「さくら教室」は定数が20名で出発しておりました。20名を超えたことは今までなかったんですが、改正入管法の審議が始まったころから、成立もしていない段階から入級を希望する子どもがどんどん増えまして、12月の段階で22名になりました。そして、1月に入ってからさらに2名増えて24名になったんですけれども、24名で通訳2人では指導できないということで2名には待ってもらってる状況であります。そのようなことで予備費を流用いたしまして2月から通訳を1名増やして、4月以降は3名の通訳で定数を30名にして運営していこうということです。

記者

 入管法の改正を見越してやってくるんでしょうか。

教育長

 成立していない段階から月に6名とか4名とか入ってきていましたので。

記者

 官民パートナーシップ推進事業は具体的にどんなところと取り組みをするかは決まっているんでしょうか。

地域創生推進課長

 官民パートナーシップ推進事業については昨年度から取り組んでおり、本年度は滋賀ユナイテッドと連携してスポーツ少年団などのイベントにお越しいただいたり、アニメはたらく細胞についても健康まつりなど健康関係の取り組みで連携させていただいております。また従来から取り組んでおります心のインフラ事業で吉本興業とも引き続き連携させていただいております。来年度もこれらの事業を継続しながら多方面の民間の方々と新しい事業も考えていければと思っています。

記者

 今回の当初予算について市長からコメントをいただきたいのと、新規の目玉事業としてどのへんにいくらかけるのかというポイントを担当の方から詳しくご説明いただけますでしょうか。

市長

 詳細については担当の方から一般会計当初予算案のポイントをまたご説明させていただきます。平成31年度の当初予算については、本年度に続きまして平時ベースで編成させていただきました。合併以来施設投資やインフラへの投資が多かったのですが、平成30年度と31年度については一旦休息をいたしまして平時ベースで予算編成をさせていただきました。ですから予算規模としては昨年よりも小さくなっています。そういった中におきましてもこれまでから取り組んでまいりましたインフラ整備であります三雲駅と石部駅の周辺整備事業、また道路の整備事業につきましては着実に進めてまいることとしております。また安心安全を確保するために、防災関連の事業、とりわけ庁舎整備も含めて徹底的に取り組んでいくこととしております。それから、先ほどもお話がありましたように行政だけが公を担うということでなく、民との間でどのように協働を進めていくのかということについて、民サイドに投げかけを行うような形での予算編成とさせていただいております。面白い事業については特に連携を図っていきたいと思っておりますし、本市は「こなんウルトラパワー株式会社」など特徴的な官民連携をこれまで進めてきておりますけれども、さまざまな民間の事業者との連携というものも進めていきたいと考えております。

財政課長

 当初予算の中で主要的な投資的事業として、今市長から説明がありましたように、普通建設事業費は13.8億と昨年よりも大きく下がっております。主な投資的事業の事業別としましては、一番は庁舎整備事業が挙げられるかと思います。これにつきましては2.62億円ということで庁舎整備の設計業務委託や庁舎整備のネットワーク等整備業務委託ということになっています。それから継続事業になりますが三雲駅の周辺整備事業に1.1億円計上しております。もう一つは石部駅の周辺整備事業に1,500万円を整備業務委託に計上させていただいております。それから地方特定道路新設事業といたしまして市道甲西駅美松線の道路新設事業に最終年度として2.5億円を計上させていただいています。他にソフト的な事業であまり経費をかけずにやっていこうということで官民パートナーシップ事業などハードからソフトに移行した予算編成になっています。

記者

 ソフト的な中でも特徴的なものはありますか。

財政課長

 ソフト的なものと言いますとVR活用事業がありまして、バーチャルユーチューバーの活用事業も予定をしております。市がシティプロモーション事業との兼ね合いであります。あとは、先ほどもありました官民パートナーシップの関係で滋賀ユナイテッドやアニメはたらく細胞との連携もございますし、地方創生推進交付金を活用した事業といたしまして、健康寿命の延伸や移住就労支援等々がございます。これは半分国庫の補助金が入って半分持ち出しになるのですが、健康オリンピック推進事業等々の関係も上げさせていただいております。

記者

 バーチャルユーチューバーというのはバーチャルリアリティのキャラクターが市政をPRする動画ということでよろしいでしょうか。

市長

 それにつきましては12月議会の補正予算で対応させていただいておりますので、新年度の対応ではなく今年度の対応になります。おっしゃるとおりユーチューブの中でバーチャルなキャラクターを用いて、市の様々な紹介をさせていただこうと考えております。

記者

 市長に伺いたいのですが、甲賀市では合併特例債の期限が迫っているということで最大規模の予算になっていたのですが、湖南市では今後ハードに力を入れていくという可能性はあるのですか。

市長

 本市は合併して以来計画的にハード整備に取り組んでまいりました。その中で新市建設計画に基づく合併特例債適債事業については計画通りに進めさせていただいております。当初合併特例債の適債期限はすでに過ぎて延長を重ねておりますので、そういった意味から言えばもう既にほぼ使っているというような状況になっています。ですから過去、大規模な社会資本投資を重ねてまいりましたけれども、その主なものといたしましては、学校の安全対策、道路や橋梁の整備ということでの渋滞対策を中心に投資を重ねてきたところであります。今後の大きな投資といたしましては先ほどから出ておりますように庁舎整備や石部駅周辺整備、それから老朽化した橋梁対策などが残ってくるのかなと思いますが、今までも計画的に取り組んでいくということで財政上後年度に負担をかけないような形で取り組ませていただければと考えているところでございます。

記者

 官民連携について今年度やっていなくて新年度から新しくやることが具体的に決まっているものがありましたら教えてください。

地域創生推進課長

 具体的に来年度に向けていろいろな検討をしているところでありまして、まだ具体的にというのはありませんが、新年度で学生さんが湖南市の様々なイベントや事業をボランティアでお手伝いしていただくというようなお話しをいただいております。

司会

 他にご質問はありますか。なければこれで平成31年3月度市長定例記者会見を終わります。

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