平成31年2月5日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)湖南市美術展の開催について

(2)三雲駅前市有地の利活用について

(3)学校行事予定

発表内容

司会

 これから平成31年2月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 今月1日にアメリカ合衆国が核軍縮のINF全廃条約の破棄を発表し、ロシアに正式通告しました。本来であれば半年後に失効することになりますが、翌2日にはロシアのプーチン大統領がINF条約の履行停止を表明し、いよいよ核軍縮については無条約時代に突入することとなりました。本市は非核平和都市宣言を行っておりますし、平和首長会議にも加盟しており、過去にも北朝鮮による核実験に対して議長と連名で抗議声明を出してまいりましたが、唯一の戦争被爆国としてわが国の立ち位置が試されていると考えております。両核大国に対して自制を求めるとともに、共産党中国やNATO、その他の核保有国を含めて、新たな核軍縮の枠組みづくりにわが国外交が尽力することを期待しています。
 国内では、先月28日から開会した通常国会で、毎月勤労統計の不正操作が問題として大きく取り上げられています。地方自治体としても、政策形成のエビデンスとしている根拠統計の確からしさが足元から崩れ落ちた格好ですので困惑しているところです。政府における危機管理の緩みもありましたが、内部統制が十分に効いていなかったことが大きな原因であると思われます。政治的な思惑は置いておいて、行政の現場としては早期の信頼回復に努めていただきたいと思います。
 県においては、国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会のメイン会場の用地取得のめどが立ったということがようやく公表されました。強制収用が避けられるということでホッとしております。しかし、国スポに関しては、これだけが問題ではなく、巨額の開催費用や諸準備などまだまだ気を緩めることのできない山場が続くと思いますので、関係者には慎重に対応願いたいと思います。

司会

 それでは資料提供について各担当より説明させていただきます。資料提供(1)湖南市美術展の開催について、秘書広報課長より説明させていただきます。

秘書広報課長

 『湖南市美術展の開催』について説明。

司会

 次に資料提供(2)三雲駅前市有地の利活用について、都市政策課長より説明させていただきます。

都市政策課長

 『三雲駅前市有地の利活用』について説明。

司会

 ありがとうございます。その他広報こなん2月号と学校行事予定をお手元に配布させていただいております。これらを含めましてご質問をお受けいたします。よろしくお願いします。

記者

 三雲駅前の市有地利活用について、この土地は市として何か施設などを建てようとしてそれが頓挫したなどの経緯はあるのでしょうか。

副市長

 先ほど担当課長の方から土地の取得についての経緯の説明がありましたが、この土地は当時としてかなりの金額を出して取得しており、早急に活用を図りたいと考えておりました。ところが三雲駅の整備が先になりまして両側にロータリーをつけるという計画が先行しておりました。駅前整備も一定完成し、利用しやすい状況になりましたので行政で計画をと思っておりました。以前はいくつか計画が持ち上がっておったのですが、着手していただける方もおりませんでしたので、今回は公募でこの土地を利活用していただこうということであります。

記者

 市長にお聞きします。冒頭にお話しがあった核軍縮の件で、今回こういった事態になったということで、議会や全国市長会の方で何かイニシアチブをとるなどのお考えはあるんでしょうか。

市長

 全国市長会の方はまだご相談させていただいておりません。議会ともまだご相談させていただいておりませんので、今後のことについてはまた相談させていただこうと考えております。

記者

 ウツクシマツの件でかなり枯死が進んでいたということを有識者の委員会ででて市教委も調査をしているとお伺いしたんですけれども、来年度から整備にかける予算を増額するとかそういうお考えはあるんでしょうか。

市長

 まずは枯死を防ぐということで樹幹注入をしていくという予算を編成の中で考えております。また、今ちょうど保全計画を策定しておりますので、策定に合わせながら現地の保全に資する必要な予算をつけていこうと考えております。とりわけ下草をきちんと刈って堆積した松葉を撤去しないとこぼれ落ちた松ぼっくりから生じた種から自生をしてこないということがありますので、これまでは堆積した松葉を撤去するということだけでも許可が必要であると言われており行政が動きづらかったところもありますけれども、保存計画ができてしまうとそういったことが必要なく現地で対応できますので、そういったものに必要な予算は今後ともつけていこうと考えております。

記者

 今年度は200万円の予算とお伺いしたのですが、来年度は増額などされるんでしょうか。

市長

 その200万円というのは保存整備計画策定委員会を動かすための予算でありまして、それとは別に予算をつけていくという格好になります。

司会

 他にご質問はありますか。なければこれで平成31年2月度市長定例記者会見を終わります。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

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