平成21年11月12日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項 要旨

(1)「湖南市の小さな詩人たち~子どもが作った詩・俳句・川柳・短歌~」事業について

趣旨・目的

OECDのPISA調査の結果より言語力の低下や語彙力の不足から短絡的に暴力に走るという傾向の指摘を受け、湖南市では昨年度より「湖南市の小さな詩人たち」事業の取り組みをしています。
今年度も湖南市独自で国語力向上の事業を推進し、特に今年度は「伝える力」をキーワードに全教科における教科ごとの言語力を捉え、授業改善の実践をしています。そして、俳句作りの楽しさを味わう授業研究会を実施したり、詩の書き方・伸ばし方についての講座に参加したりと先生方は力量もつけています。
また、生活面においても自分の思いを自分の言葉で語れる子どもたちの育成が必要不可欠と考えられます。そこで、日常生活の中での発表の場面や日記指導を通して思いを語る場面を提供しています。このような実践を通して培われた子どもたちの表現力の発表・交流の場となるように願っています。
そこで、制作意欲の向上につながる一途として、湖南市全体で優秀作品の選考をし、湖南市在住の著名な方に審査していただくことと表彰式を開催することで、子どもたちが意欲的に作品づくりに取り組むと考えています。
今年度も事業支援資金として、水口ライオンズクラブより5万円の援助をいただきました。

(2)09湖南市「学校支援ボランティア研修会」の実施について

趣旨・目的

社会がますます複雑多様化し、子どもを取り巻く環境も大きく変化する中で、学校が様々な課題を抱えているとともに、家庭や地域の教育力が低下し、学校に過剰な役割が求められるようになっています。このような状況のなかで、これからの教育は、学校だけが役割と責任を負うのではなく、これまで以上に学校、家庭、地域の連携協力のもとに進めていくことが不可欠となっています。
学校支援ボランティアは、これを具体化する方策の柱であり、学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子どもを育てる体制を整えることを大きな目的としています。
すでに、岩根小学校(コミュニティ・スクール推進校)・石部小学校・石部南小学校・菩提寺北小学校が、文部科学省「学校支援地域本部事業」を推進しているところです。

実施日・会場

期日

平成21年11月26日(木曜日) 午後7時から

会場

湖南市共同福祉施設(サンライフ甲西)

資料提供

(1)湖南三山(常楽寺・長寿寺・善水寺)めぐり(別紙チラシ)

天台古刹3か寺の国宝、重要文化財の同時公開、今年で5年目

日時

平成21年11月18日(水曜日)から12月3日(木曜日) 午前9時から午後4時

内容

  1. 同時公開期間(16日間)湖南三山めぐり臨時バス日に14便、JR石部駅から循環バス・JR甲西駅から臨時バス運行、1DAY乗車券対応で割引特典あり。
  2. 湖南三山ご利益めぐり朱印帳プレゼント(各寺限定500冊)
    〔最初のお寺でご朱印料をそえてお受けください。〕

(2)第3回三雲城址戦国のろしと東海道ウォーク

第8回近江中世城郭琵琶湖一周のろし駅伝に参加し、併せて東海道ウォークを実施

日時

平成21年11月23日(月曜日・祝日)

集合場所

JR甲西駅またはうつくし松自生地

(3)第6回湖南市青少年育成大会

明日の湖南市を担う青少年が大切な未来を見すえて明るく、たくましく、健やかに成長することは市民の願いであり、「大人が変われば、子どもも変わる」をスローガンに、地域で子どもを健全に育む活動の輪を大きく広げていくために本大会を開催します。

日時

平成21年11月23日(月曜日・祝日)

場所

甲西文化ホール

(4)平成21年度トップアスリート派遣指導事業

スポーツが持っている魅力や体を動かすことの体験を、来校していただいたトップアスリートから、直接指導を受けることを通して、すすんで運動に親しみ、楽しもうとする心情を育てます。

日時

平成21年11月20日(金曜日) 午前10時45分から午後0時20分

場所

菩提寺北小学校・体育館

講師

宮ノ腰 達也さん(バスケットボール)

添付資料

発表内容

司会

これから平成21年11月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

本来、先週の予定でしたが、体調管理が不十分であったため、本日の記者会見となり大変申し訳ありませんでした。先月31日から体調不良となり、今月1日の夜に甲賀病院を受診しましたが、夜中に高熱が出まして、2日の朝に再度甲賀病院を受診しましたところ、そのまま入院となりました。上気道炎から気管支肺炎ということで5日間入院いたしまして、6日に退院し、8日から公務に復帰しております。大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
 昨日、市議会臨時会が開催され、新しい体制ができました。厳しい時代に市民の皆さんとともに進む市政を議会の協力を得て実現してまいりたいと思います。
 さて、一昨日の午後には、「東海道新幹線(仮称)南びわ湖駅設置促進協議会正副会長会議」と「南部地域振興プラン関係首長会議」が県庁において、引き続き「滋賀県市長会議」と「滋賀県市長会・滋賀県行政会議」が琵琶湖ホテルにおいて、それぞれ開催されました。
 前半の東海道新幹線南びわ湖駅関連の会議については、基金の取り崩しと南部地域振興プランの関係が焦点とされました。基金については、平成19年10月28日に知事が促進協議会の会長として「会長報告」をされておりますが、そのなかで「滋賀県は、協定類の終了に係る諸課題を考慮し、当分の間、東海道新幹線新駅等施設整備促進基金を存置する」としておりまして、このことが知事による政治的約束事項として重くのしかかっておりました。
 知事は、9月県議会で「諸課題に一定の見通しを立て、11月議会には現行基金条例の改廃を提案してまいりたい」と述べておりますが、一昨日の会議で明らかになったのは、周辺市長の考えている“一定の見通し”と知事の考えている“一定の見通し”に大きな差異があるということでした。「会長報告」は知事の詫び状ですので、合意事項より強く知事を拘束しますが、その文面を知事が勝手に解釈することは問題があります。
 一昨日の会議でその確認をお願いしましたが、残念ながら事務的な会議運営に終始され、結果的に知事以外の出席者に“一定の見通し”が立ったという共通理解ができませんでしたので、「会長報告」にある基金存置条項はまだ生きていると理解いたします。周辺市町が“一定の見通し”を了承するかどうかは、知事の判断ではなく、知事の努力にかかっていると申せますし、11月県議会で基金条例の改廃をされた場合は、重大な約束違反となるであろうということを指摘しておきたいと思います。
 後半の市長会議では、合併で構成団体が減少した町村会との事務局統合などが議題となりました。県との行政会議では、義務教育教職員給与が支払えるのか、行政改革を真剣に考えているのか、そして、県事業に係る市町負担金問題での知事の考え方を問いましたが、いずれも要領をえない状況でした。
 本日は、午後、総合計画審議会を開催し、後期計画についての議論をスタートしていただく予定としております。明日は、国民健康保険直営診療施設協議会の開設者として、政府に医師不足や医師偏在の解消などについて申し入れることとしております。 
 本日の会見事項としては、後ほど担当者より2点を申し上げますのでよろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

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