平成24年2月23日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項 要旨

(1)平成24年3月湖南市議会定例会提出案件

(2)「チャンスワークこなん」オープン! 湖南市にハローワークの職業相談コーナーを開設

(3)市営住宅石部南団地が完成

資料提供

(1)市道大山川線開通

(2)市の行事予定(2月24日~4月3日)

発表内容

司会

 これから平成24年3月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 市議会3月定例会を前にした定例記者会見ですので、少し前倒しをさせていただいて、本日は3月度記者会見の2月中の開催となっております。

会見事項に入る前に、2点ばかりお知らせをいたします。
1点目は、すでにご承知いただいていることと存じますが、さる16日に第12代滋賀県市長会長に就任をさせていただきました。これは前任の目片信大津市長の退任に伴うもので、1月25日から会長職務代理を務めさせていただいておりましたが、先般の臨時市長会において会長の重責を担うこととなりました。どうかよろしくお願い申し上げます。

2点目は、国民健康保険の特定健診・特定保健指導の受診率アップを目指して、市長自らが広告塔になってメタボ退治をしてほしいという担当者からの依頼で、健康貯金教室に参加をしてまいりましたが、昨日、最終の体力測定が行われました。体重は6月のスタート時の88.4キログラムから12キログラム減少し、76.4キログラムとなりましたし、腹囲はスタート時の93.0センチメートルから12.6センチメートルダウンし、80.4センチメートルとなりました。BMIも25を切りましたし、最初にお約束をしたとおりに脱メタボを達成いたしました。

ただ単に痩せただけではなく、体脂肪率も適正範囲を維持しており、総合体力年齢は25歳ということで、現実の年齢より20歳も若くなりました。ぜひ、市民の皆さんにも健康管理にちょっとした関心を持っていただいて、生活習慣病の予防につとめていただきたいと思います。

(1)平成24年3月湖南市議会定例会提出案件

それでは、会見事項に移ります。本日の会見事項は3点です。
まず、今月29日に招集いたしました平成24年3月市議会定例会に提出する案件についてです。今議会に市長提案をいたしますのは、条例の制定が3本、条例改正が7本、平成23年度補正予算が7本、平成24年度当初予算が9本、ほか3本の計29本としております。
新規条例3本のうち1本は法律改正に伴う整理条例ですが、湖南市多文化共生社会の推進に関する条例と湖南市債権管理条例の2本がまったくの新規となります。
平成24年度当初予算は、一般会計175億2千万円、6特別会計108億3千万円余、2企業会計19億3千万円余の合計302億9千万円余といたしました。このうち一般会計予算は、平成23年度当初予算に比べて1.2パーセントを増加しましたが、ソフト面においては地域が主体となってまちづくりに取り組んでいただくための地域活性化推進事業やみどりの分権改革など、ハード面においては老朽化した平松保育園や火葬場や給食センターの改築を進めるなど、市民の生活の質を高めるための予算編成につとめたところです。詳細はのちほど担当より説明をさせます。

(2)「チャンスワークこなん」オープン

次に、市役所東庁舎の入り口横に、ハローワークの職業相談コーナーである「チャンスワークこなん」が3月5日9時にオープンをいたします。これまでは甲賀市水口町まで行かなければ職業相談や職業紹介をしていただけませんでしたが、ハローワークが市役所に窓口を設置することで、福祉施策や生活実態に合わせた職業相談や職業紹介が可能となり、さまざまな市民のみなさんの自立を支えていくことができるようになります。

(3)市営住宅石部南団地完成

最後に、市営住宅石部南団地が完成し、3月2日10時から竣工式を行います。老朽化していた市営住宅を改築し、同時にバリアフリー化を目指したもので、5階建て30戸の入居を予定しています。

司会

 平成24年度予算について担当から説明します。

財政監

平成24年度湖南市当初予算について説明

司会

 予算について何かご質問はありますか。

記者

 基金の取り崩しは、3年ぶりという表現でいいですか。

財政監

 平成21年度に取り崩しして以来ですのでそういうことです。

記者

 取り崩しの理由は、市税は増収していて、歳出面で積極的な姿勢を見せたということで前向きな取り崩しということでいいのでしょうか。

市長

 そういうことです。標準財政規模の10パーセントは確保しておりますので、今まで積み立ててきた分ですから、今後は積極的な部分を見せていきたいと考えております。

記者

 投資的事業が増えたということでしょうか。

市長

 平松保育園の建て替え、給食センター、老朽化している学校施設など投資的な部分で増えたと考えています。

記者

 市税の減収というのは長期的な視野でのことですか。

市長

 そうです。

記者

 合併特例債が7億9千万円計上とありますが、これは主にどういうことに利用されるのでしょうか。

財政監

 平松保育園、火葬場、仮称菩提寺コミュニティセンターなどです。

記者

 充当率は。

財政監

 事業費の95パーセントの充当率で借り、その償還金の7割が普通交付税の算入となります。

記者

 市税についてはどうですか。

財政監

 今年度の決算見込みと来年度予算はほぼ横ばいの状態で計上しております。

記者

 個人も増えているのですか。

財政監

 扶養控除の改正による増、となっています。

記者

 制度変更に伴う、ということですか。

財政監

 そういうことです。1億6千万円ほど増にはなりますが、子どものための手当に充てるということで、その地方負担が昨年度より3千500万円ほど増える予定です。

記者

 個人市民税の収入は、もう底を打っているのでしょうか。

財政監

 約5千万円の増となっており、改善傾向にあると思いますがまだ月によっては増減があり、ここに来て陰りも見えており、一時期の底は超したように思われますが本来の税収までは戻っていません。

記者

 主要事業で新規はなんでしょうか。

財政監

 どの事業も調査や実施設計などから始まっていますので、平松保育園についても継続事業ということになります。「当初予算の概要」の15ページ以降にそれぞれ細かな事業について新規、継続などを記載しております。

記者

 JR甲西駅のバリアフリー化というのは、行政が行うものなのですか。

市長

 バリアフリー化はJRが行います。

財政監

 基本設計は市が行います。国庫補助金申請などはJRが行います。

記者

 学校や保育園の耐震化率はどのくらいですか。まだまだ今後続くのですか。

財政監

 耐震化については、合併以後、順次進めており、小中学校では石部小学校、甲西中学校が残っています。保育所は、平松が特に古くそれ以外については建築年次や平屋立てということから、耐震の必要性は低く、その他、公共施設については、火葬場など老朽化しており、まだまだ耐震化の必要な施設は残っています。学校関係の耐震化率は担当課で出ていると思います。

記者

 新規事業で県内初、全国初となるような事業はありますか。

市長

 緑の分権改革事業は、今年度では調査事業でしたが来年度以降、独自事業として進めることとなります。また、多文化共生事業は全国でも先進的な取り組みです。

記者

 火葬場ですが建設後の運営についてもPFIですか。

市長

 まだそこまで決まっていません。

記者

 そういう方向というのはめずらしいのでしょうか。

市長

 あちこちではないと思います。ところどころでそういった取り組みはされています。その場合、斎場が併設されている場合で、収入が見込まれれば民間が入りやすいと思います。

司会者

 議会の提案案件などについて説明させていただきます。

総務課長

平成24年3月湖南市議会定例会提出案件について説明

商工労政課長

「チャンスワークこなん」オープンについて説明

都市住宅課長

 市営住宅石部団地が完成

記者

 資議会の提案件数、提案日はいつですか。日程は。

総務課長

 提案件数は29件で提出日は29日となります。日程については27日に議運がありその後に提示させていただきます。

司会者

 企画・まちづくり課から連絡があります。

企画・まちづくり課

 新聞記事に掲載していただいたおかげで25日に予定しております緑の分権改革セミナーの参加者がほぼ満員となり感謝いたします。当日についてもぜひ取材していただきますようお願いします。

記者

 給食センター整備事業の資料が見あたらないのですが。

財政監

 来年度については設計のみということで資料としては添付しておりません。

記者

 老朽化施設は、お金がかかりそれだけで予算のほとんどが注ぎ込まれる、という感じですよね。

市長

 おそらく今後10年を考えると老朽化施設への対応のウエイトが大きく占めると思います。
また、それを担税する人口が減少してくるということで、厳しい状況であると思います。

記者

 それについて特別な対策はありますか。

市長

 施設の老朽化に対して早め早めに対応しておりますし、資産カルテの整備も行っており、どの時期にそういった補修が必要かなど、ライフサイクルコストの予算も含めて今後行っていく必要があると思っています。橋梁についても野洲川に架かっているもので7本、それ以外の小さな橋梁もたくさんありますので、補修費や架け替え費など膨大な額になると思います。全国的に同じような状況と思います。

司会

 よろしいでしょうか。他に質問はありますか。特になければこれで終了します。次回の定例記者会見については4月3日(火曜日)午前11時からこの会場でさせていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

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ファックス:0748-72-1467

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