平成25年8月8日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)第3回「湖南市いじめをなくそうサミット」の開催について

(2)~こなん交流大使 鳥取県北栄町へ~ 子ども交流活動事業実施について

(3)市の行事予定(8月8日~8月28日)

発表内容

司会

 これから平成25年8月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 本日はいつものペーパーを用意していません。8月は日本にとって非常に暑い夏ということで、6日に広島、9日に長崎にアメリカによって原子爆弾が落とされて多くの人が亡くなり、また、9日の0時にはソ連が進行してきたということがありまして国際政治が非常に冷厳だなということが理解できる、それを思い、いたさなければならない月だと思っております。また、福島第一原発についても収束がまったくされないというような現実を見ながらこの暑い夏を迎えたのだなと思っております。ただ、そういった危機管理、防災など最近、気になっているのは(仮称)滋賀県流域治水条例案をめぐって県と市長会の間がかなりぎくしゃくしているということではないかなということです。流域治水の考え方自体は各市長も理解しているとは思いますがなぜここまでもめるのか、ということを考えてみますと、湖南市は対象区域がありませんので、言ってみれば一歩引いた形で考えるということができると思いますが、何か県と市との間でコミュニケーションが十分に機能していないという気がします。とりわけ先日、市長会長が出した文章を見てみますと、自治創造会議に私は議会の関係で欠席しましたが、後から見ておりますと、言ってみたら会議で決まってもいないことを発表されるというようなことで、このコミュニケーションの力というものが無くなってきているのかな、という思いがしています。特に住民のみなさんの命とか財産、こういったところに規制であるとか罰則であるとか、そういったことを加えていくという中で今見ていますとここまで合意形成ができていないのに9月議会に出されるということがほんとにいいのかどうか、一歩下がって冷静に考えることも必要でないのかと思っています。どっちにしろ、この流域治水条例は、今年の秋の水害とかそういったものを想定したものではなく、もっと長期スパンの条例であろうと思いますので十分にハレーションの無いような形で進めていくという責務が県の側にあるのではないかという思いがしております。

で、もう一点、近江大橋の関係についても我々、市長の側が県議会から県会議員から言われてその不安を共有して国に対していろいろな働きかけをし、可能性があるということが分かったわけで、そういった中で、ただでさえ少ない滋賀県道路整備予算に新たに大きな琵琶湖に係る超大橋に裂くという決断をいったい誰がされたのかなと、で、その負担を将来世代に負わせるという決断を一体、いつ誰がされたのかな、ということが問題になってこようかと思っています。で、それがしかも、まだ可能性がある、とその財源の確保について利用者にご負担をいただくということについて可能性があるにも関わらず怠って放棄をし、その負担を将来世代に負わせるという責任を誰が負おうとしているのか。というところが言ってみれば疑問に思っている点です。で、やはり今の日本、将来に向かってさまざまな面で改革しながら制度設計していかなければならない時期で、ものを決められない、ものを決断できない、というような状況に置かれているということは、将来の世代、今、政治に参加できない世代にとって残念なことなのかなという気がしています。

昨日から議会の臨時会におきましても、議員の身分、特別職の身分について、いままでから過去かなりやり取りがありましたが、一括条例という形で提案をしているところで20日までの間、市議会で議論いただくということにしております。議員の報酬においては28万円から35万円に引き上げ、議員の定数を20人から18人に引き下げ、政務調査費を年額10万円から20万円に引き上げ、それから職員の給与カットに相当する分、議員報酬について10月までは20パーセントカット、11月から10パーセントカット、三役特別職については7月から3月のカットに相当する分を9月から3月で12.86パーセントカットにするという条例を今、議会の方に提出させていただきました。これは、今ということではなくて11月以降の議会のあり方、そして、市行政のあり方についても今の議員の中で議論いただきたいということで一括条例ということで提案させていただいております。今、政権交代、3.11以降、大きな変動の中にあって、今いる人たち、現役の人たちが真剣に議論して、さまざまなものを作っていかなければならない、という思いがしています。

7月はあちこちと行きましたし、8月は湖南市においても様々なイベントを準備しております。また、この後、資料提供にもありますように、いじめをなくそうサミットとか鳥取県北栄町との子どもの交流など教育面でもひとつずつ解決し前に進めていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。

司会

 資料提供について担当から説明させていただきます。

学校教育課

 第3回「湖南市いじめをなくそうサミット」の開催について説明。

生涯学習課主幹

 ~こなん交流大使 鳥取県北栄町へ~ 子ども交流活動事業実施についてについて説明。

司会者

 それでは質疑がありましたらお願いします。

司会者

 よろしいですか。なければこれで終了します。次の定例記者会見については、8月28日(水曜日)午前11時からこの会場でさせていただきます。

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総合政策部 秘書広報課 秘書係

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