平成25年11月5日定例記者会見
このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。
市長会見事項および資料提供
(1)湖南市制10周年記念事業 キャッチコピー・シンボルマーク募集
湖南市制10周年記念事業 キャッチコピー・シンボルマーク募集 (PDFファイル: 168.7KB)
(2)市の行事予定(11月6日~11月26日)
(3)広報こなん11月号
発表内容
司会
これから平成25年11月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。
市長
先月は市議会議員選挙がありまして、本日、最初の議員懇談会が行われる予定と伺っております。議員定数が18となって初めての選挙でしたが、議員報酬を引き上げての選挙であったにもかかわらず、投票率が昨年の市長選挙よりも低調であったということで、この結果をどのように受け止めるべきかと考えあぐねております。市民のみなさんが現在のところ市政にそんなに不満を持っておられないのか、それとも政治不信による政治離れなのか、いずれにいたしましても、20人が立候補された市議会議員選挙が2人で争った市長選挙よりも投票率が低かったことは、今後の市政を進めるにあたっても考えるところがございました。投票率が50パーセントを切った市長選挙について、議会から「大人が子供の手本になっていなかった一つの例ではないか」とご叱責を受けたこともありますが、その議会の投票率が市長選挙を下回ったということがどういう意味を持つのか、為にする政争ばかりをしてはこなかったか、市民に向いた政治が行われてきたか、思い切って若い人が活躍できるステージづくりも含めて、元気のある湖南市を目指して市が一丸となって前に進んでいくために、市民のみなさん一人ひとりとこれからも真剣に考えていかなければならない問題であると思います。
さて、先週の金曜日に初議会の招集をかけさせていただきました。8日に臨時会を開催いたしますが、執行部からの提案といたしましては、承認案件が1件、条例制定改正が2件、契約の締結が4件で、委任専決処分を3件報告させていただきます。
承認案件は、先の台風18号にかかる災害復旧事業のうち緊急に対応すべき案件にかかる経費についての補正予算でありまして、1億2045万円を増額するものです。次に、議決案件として、条例の新規制定については、任期付職員の採用に関する条例でありまして、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律などに基づいて、行政ニーズの多様化・高度化に伴い、専門的な知識経験や識見を持つ者を一定期間雇い入れるための根拠条例です。改正条例については、職員の再任用に関する条例の一部改正でありまして、合併時に整備のされていなかった再任用に関する詳細な事項について規則で定めるための条例上の根拠規定の整備を図るものです。そして、4件の契約案件は、老朽化しております学校給食センターの移転新築に関して、建築、電気設備、機械設備および厨房設備工事について入札の結果仮契約を締結したので、湖南市の議会の議決に付すべき契約及び財産又は処分に関する条例第2条の規定による1億5000万円以上の工事契約ということで提案するものです。
当然、当日は議会人事が行われることになりますので、追加提案というかたちで、議会選出監査委員の人事案件も提案することを予定しております。
なお、12日に予定されている第18回滋賀県自治創造会議のテーマとして、珍しく本市から「地方教育行政の現状と課題」というお題で、大いに議論しようではありませんかと呼びかけましたが、残念ながら賛同される方がおられなかったのは悲しいことでした。
司会
資料提供について担当から説明させていただきます。
秘書広報課参事
湖南市制10周年記念事業 キャッチコピー・シンボルマーク募集
司会者
それでは質疑がありましたらお願いします。
記者
募集事業について、市民発案の事業募集はないのか。
秘書広報課参事
来年度事業については、具体的には決まっていません。今のところ市民発案の事業を行う、というような事は考えていません。
記者
行政側からの発信事業ですか。
秘書広報課参事
例年おこなっている事業やイベントなどに冠を付け、何かプラスアルファ行うということを考えている。
記者
台風18号の関係の補正予算について、具体的な内容について教えてください。
総務部長
補正予算については、緊急を要するということで専決処分を行い、今度の臨時議会に承認をしていただく予定です。災害復旧の本復旧については、12月の補正予算に計上する予定です。歳入は、国庫支出金として3,775万円、地方債2,120万円を計上、これで足りない部分については財政調整基金から6,000万円の繰り入れを行っている。歳出については、市道針東寺線などの道路関係の復旧費に4,088万1千円、農地関係が2,100万6千円、農業施設の復旧費が2,970万6千円などを計上しています。
記者
治山等災害復旧経費とは何ですか。
総務部長
林道関係の災害に掛かる経費です。
記者
市議会議員選挙の投票率が低かった原因についてどのようにお考えですか。
市長
市長選挙は2人で、市議会議員は20人だったので、もう少し細かく入っていくので普通は投票率が高くなると思うんですが…ちょっと分析しあぐねています。
記者
当初、無投票というイメージがあったから、市民の喚起というか、意識が低かったのではないか。
記者
50パーセントは県内レベルから言っても低いですよね。
市長
そうですね。
記者
何か考えていかないといけないですよね。
市長
私もそうですし、議会や市民も考えないといけないことですね。
記者
穏やかで平穏でみんな、満足しているということでしょうか。
市長
そういう分析もあるかもしれませんね。
司会者
よろしいですか。他に何かご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、11月26日(火曜日)午前11時からこの会場でさせていただきます。
更新日:2019年07月01日