平成26年4月2日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)湖南市地域防災計画を改訂しました

(2)きらめき湖南 湖南市地域活性化推進事業プレゼンテーション

(3)第24回湖南市さくらまつり

(4)行事予定(4月1日~5月2日)

発表内容

司会

これから平成26年4月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

平成26年度は湖南市制10周年の年でもありますが、和やかに船出ができたと思います。昨日から新規採用職員も入庁し、職場の空気もさわやかな春風に包まれていますし、幹部職員には年度初めにいろいろと指示を出しておきました。計画的にまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 年度初めですのでとりわけ話題という話題はないのですが、大津市教育委員会で全国学力テストの学校別結果について公表しない方針を決めたという報道がありました。湖南市においては、教育委員会と十分に連携をしながら、当初から成績部分を学校別に公表しないこととしております。万一国や県が公表するという方針を出した場合には離脱することもやぶさかではないと考えております。

 過去に共通一次試験を導入した国立大学が、その結果見事に序列化され、一部の特権的な私立大学が突出したことで、大学受験どころか私立特権高校への入試が激化し、18歳の春を泣かせないために15歳の春を泣かせる結果となったことの検証と反省がまったくないように思います。学校別成績結果を公表するということは、突き詰めて言えば、その平均成績の学校に通う子どもたち一人ひとりに序列のナンバリングをすることになり、小学校を選別するために就学前から受験対策をさせることにつながりかねません。公教育の立場からはそうした取り組みを見過ごすことはできないところだと考えます。

 昨日の理化学研究所のひどい記者会見の様子を見るにつけ、指導者や共同研究者の誰ひとり自ら責任を負おうとせず、小保方晴子さんひとりに不正の責任を押し付け、職場の部下、学校の教え子を見殺しにするような組織人ばかりを輩出してきたことが、戦後教育の誤りによるものであったとすれば、むしろ子どもたち一人ひとりの得意なところを伸ばしてあげられるような教育環境をつくってあげることこそが、大事なのではないかと思います。

 今年度は市長部局と教育委員会事務局のクロス人事や社会福祉士の教育委員会配置、東京学芸大学との教育連携協定締結など、子どもたちがしっかりと育つ場づくりのサポートを引き続きしていきたいと思います。

司会

それでは、お手元の資料について担当から説明させていただきます。

危機管理局長

湖南市地域防災計画の改訂について説明。

新しい公共推進課長

きらめき湖南 湖南市地域活性化推進事業公開プレゼンテーションについて説明。

商工観光労政課長

第24回湖南市さくらまつりについて説明。

第4代「こにゃん市長選挙」の実施について説明。

司会

何かご質問等ありましたらよろしくお願いします。

記者

湖南市地域防災計画の中で話があった防災井戸の件ですが、今後の予定は。

危機管理局長

先ほど話しました小学校3校ですが、岩根小学校、三雲小学校、下田小学校に設置しましたが、今後は、まちづくりセンターにも設置を考えています。水脈の調査を行っていく予定です。

記者

防災井戸はいつ完成したのか。

危機管理局長

3月に完成しました。

記者

防災井戸1基の金額は。

危機管理局長

3基で94万5千円ですが、調査に50万円。合計で約145万円ほどです。

記者

改定のポイントは。

危機管理局長

各種のマニュアル作成、避難所台帳の作成、災害種別により使用できない避難所を整理する地区別防災カルテまた、各地区の防災情報の盛り込んだ学区ごとの防災マップなどを作成する。今後は、各まちづくり協議会の役員、区の役員、消防団、民生委員などに集まっていただき、勉強会を行い地域の防災のレベルアップを図り、減災に取り組んでいきたいと思います。

記者

各種マニュアルはできているのか。

危機管理局長

でき次第公表します。

記者

きらめき湖南 湖南市地域活性化推進事業プレゼンテーションについて

新しい公共推進課

7つのまちづくり協議会がプレゼンテーションを行い、100点満点で60点以上で採択され、一つのまちづくり協議会に130万円交付金します。プレゼンテーションの得点の最上位は、20万円、順位2番目で10万円が加算されます。

記者

公開プレゼンテーションの中で、下田学区の提案の中で「時空のふれあいの館」のオープンに向けて、とありますが、できることは決まっていますか。

新しい公共推進課

平成25年に店舗型のカフェ方式で設備などはできています。地域の特産品や地域の相談窓口としてよろずサービスなども行っています。毎日ではないが、日を決めて開けています。商店街の空き店舗を利用して、地域のまちづくりを進めていこうという取り組みです。

記者

さくらまつりが行われるにごり池自然公園の桜は何本ぐらいありますか。駐車場はありますか。

商工観光労政課長

ソメイヨシノが約千本ぐらいです。駐車場は、500台で、周辺の工業団地の工場にも協力いただき、駐車場をお借りします。

記者

防災井戸の件ですが、今回設置以外に市内のどこかに既に設置していますか。

危機管理局長

今回が初めてです。今までは、小学校にも防災倉庫を設置し、毛布や非常食や防災備品などが入れてありましたが、今後は、水の確保が必要ではと考えています。飲料水だけでなく、生活に必要な水の確保を視野に入れた取り組みを考えています。

記者

こにゃん市議選の件ですが、譲渡希望は全て譲渡されたのか。

商工観光労政課長

すべて譲渡されました。

市長

こにゃん市の目的は、動物愛護と観光振興とし、動物愛護思想を誘発しています。殺処分される前の猫と飼い主さんとをマッチッグし、引き取っていただく、その後、飼い主さんが観光協会のホームページに現在の状況の書き込みもされています。また、防災井戸ですが、現在の整備中の石部小学校の全面改築の中でプールの水を浄化させる設備も考えています。防災井戸だけではなく、様々な対策を講じていきます。

司会者

よろしいですか。他に何かご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、5月2日(金曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

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