平成26年6月2日定例記者会見
このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。
市長会見事項および資料提供
(1)平成26年6月湖南市議会定例会提出案件について
(2)平成26年度 うちなる国際化フォーラムについて
(3)ワールドフェスタこなん2014について
(4)「第5回 石部南学区 防災避難訓練」開催について
(5)下田泥りんピックについて
(6)こにゃんアイドルフェスティバルについて
(7)行事予定(6月2日~7月1日)
発表内容
司会
これから平成26年6月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。
市長
先月16日に近畿市長会の副会長を退任いたしました。この間、大阪市役所に事務局を依存してきたかたちを大きく変え、独立した事務局の体制とするとともに、総会や執行部の役割の見直しを行い、近畿市長会発足以来の改革を進めてまいりました。新執行部は先月16日に発足しましたが、7月からは独立事務局として船出することになります。また、明日から上京し、全国市長会の理事会や総会に出席してまいります。
全国市長会から戻りまして、6日には湖南市議会6月定例会を招集しております。今議会には6議案を提案してまいります。また、お手元の資料にありますが、まず、湖南市総合計画策定条例の制定については、平成27年度で現行の総合計画が終了しますが、次の総合計画を策定するにあたり、地方自治法の改正により、総合計画の基本構想について議会の議決を経て定めることとされた規定が削除され、総合計画策定の法的根拠がなくなったことから、総合計画を策定する根拠条例を制定するものです。
2点目は、職員給与条例の一部改正については、8月1日から職員の駐車場利用料を徴収するにあたり給与控除することなどに伴う改正です。
3点目は、税条例の一部改正については、地方税法や施行令の改正により、地方法人課税の偏在是正のために法人住民税法人税割の一部を国税化して地方交付税の原資とされることや軽自動車税の適正化見直しなどに伴い法人税率や法人税額の改正を行うものです。
4点目が、市営住宅条例の一部改正については、住宅団地の建て替えにより老朽化した団地の除却に伴い条例改正を行うものです。
5点目が、公共下水道使用料条例の一部改正は、湖南市公共下水道運営審議会からの答申に基づき、現行の基本水量制を見直して基本使用料制を導入するほか、少量排出者の従量使用料に大きな負担にならないように配慮しながら、平均9.8%の改定を行うものです。
最後に新市建設計画の変更は市町村の合併の特例に関する法律の改正により、新市建設計画の期間を平成31年まで延長するものです。6月議会では、この6議案を提案しますが、追加提案もあり、並行して、湖南市文化体育振興事業団と石部公共サービス株式会社の経営状況報告もし、今月は、6月議会がメインとなります。
司会
それでは、お手元の資料について担当から説明させていただきます。
新しい公共推進課長
- 平成26年度 うちなる国際化フォーラムについて説明。
- ワールドフェスタこなん2014について
- 「第5回 石部南学区 防災避難訓練」開催について
- 下田泥りんピックについて
商工観光労政課長
こにゃんアイドルフェスティバルについて
司会
何かご質問等がありましたらよろしくお願いします。
記者
こにゃんアイドルフェスティバルは初めてですか。
商工観光労政課長
はい。
記者
議案ですが、職員の駐車場の件について。
政策調整部長
議案第38号ですが、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定ですが、駐車場の使用料を月額1,000円で徴収すること、給与から天引きするための条例改正です。対象は、三役、正規の職員と市の施設の職員ですが、学校の先生は、県職員のため対象外にします。二輪車を除く自動車通勤は、月額1,000円。現在、自動車通勤している職員は、370人です。条例が通ってから、職員に意向を聞き、それから徴収します。
記者
収入額はどのぐらい見込めますか。
政策調整部長
現在の対象が、370人ですので、月額1,000円を12か月で計算すると、年間で440万円です。ただ、今年は、8月からの予定です。
記者
この条例改正の意図するものは。
政策調整部長
財政上の問題と県内各市の状況を考慮しています。全てではないが、駐車場料金を徴収しているが、県内4市では、市の施設すべてで徴収、その他は、使用者から徴収、市民病院の利用者から徴収されています。それ以外は、駐車料金は徴収していない。ただし、駐車スペースがないところは、個人が民間で借りられている。民間の駐車場は高いので通勤手当等で補助されている。湖南市は、月額1,000円ということで、そう高くはないので、補助はありません。
記者
4市と同じようなしくみで駐車料金を徴収するということですか。
政策調整部長
ほぼ同じです。一部学校の先生から徴収されているところもありますが、湖南市は、先生から徴収しません。
記者
職員は納得されていますか。
政策調整部長
昨年から職員労働組合と協議しています。
記者
逆にエコで、自転車通勤が増えることはないのか。
政策調整部長
抑止力効果も期待しています。エコに心掛けて自転車通勤も増えると思われます。
記者
現在は、民間で借りているのか。
政策調整部長
現在は、庁舎の駐車場だけでは足りませんので、民間から借りています。職員が453人、そのうち自動車通勤が370人です。
また、今回職員から駐車場料金を徴収しても民間から借りている金額には賄えませんが、職員の姿勢として経費の一部に充てる、エコな生活を推進するということです。
記者
こにゃんアイドルフェスティバルはどういう目的か。
商工観光労政課長
市内で歌やダンスをしている人の発表の場も必要ですし、また、「こんないろんな活動を湖南市はしている」と思っていただいたり、湖南市が元気になる、また、多くの人材の発掘になればと思っています。
記者
県内で下水道料金の徴収漏れがありましたが、湖南市の対策は。
市長
点検を強化していくこと。合併時に課題を解消しました。
記者
今回の下水道料金の改定は何年ぶりか。
市長
合併時に改定してから10年間そのままに。おととしぐらいから協議し、下水道審議会で16.1%の値上げの答申がありましたが、もう一度精査していただき、9.8%まで値上げ幅を抑えていただいた。
記者
今度の議会で、嘉田県政を総括するような質問が出ますか。
市長
滋賀県議会でも総括されていないので。出ないのでは。
記者
知事選が告示されますが、次の知事には何を望まれますか。
市長
住民に対して施策が届くような人、それは市町とぶつかっているとできない。
結果責任が取れる人。綸言汗のごとし、一度言ったことを言ってないという人は困ります。
記者
具体的なことは言いませんが、例えばマニフェストで掲げたことが弊害があるのに進めようという立場と自治体との関係は。
市長
教条主義的に答えだけ押し付けるのは政治ではない。選挙においてもそれぞれの課題が表出する度合いは違う、選挙の大きさであったり、場所であったりする。それを1回の選挙で決した形で強制するのであれば政治はいらない。そこに生活している人たちが直接どういった影響が出るか考えながら当事者同士が合意形成をきちんとしていくのが政治。今の風潮は、勝ち負け、白黒で物ごとを進めようとしている。
司会者
よろしいですか。他に何かご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、7月1日(火曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。
更新日:2019年07月01日