平成26年7月1日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成26年7月湖南市議会臨時会提出案件について

(2)「新菩提寺まちづくりセンター」建設工事起工式開催について

(3)石部学区まちづくり協議会主催「蘇」ルネッサンス 愛宕まつり開催について

(4)下田泥りんピック実行委員会主催「第2回下田泥りんピック2014」開催について

(5)第10回湖南市夏まつりについて

(6)「湖南八景2014」フォトコンテストについて

(7)行事予定(7月1日~8月2日)

発表内容

司会

これから平成26年7月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

暑い日が続きますが、一昨日、昨日と台湾に行っておりました。湖南市と滋賀バイオマス活用推進協議会で連携している株式会社マザーコスモが現地で合併会社として立ち上げた台湾コスモによる新技術発表会がありまして、台湾側も前副総統や政府高官も出席するということから、地元市長として参列してほしいということでしたのでまいりました。新技術は例えばサトウキビの搾りかすであるバガスからエタノールを抽出したうえで、残った残さから生分解性プラスチック製品を量産するというもので、まさにバイオマスの最先端の取り組みでした。すでに生産プラントについては東南アジアから、製品についてはヨーロッパから引き合いが来ているということで、台湾政府も大きく期待しているということでした。

 さて、本日の会見事項は、本日、7月8日に湖南市議会臨時会を召集したことです。案件は1件で、教育委員会の任命につき同意を求めることについてです。現在、教育委員でもある浅原寛子教育長から7月17日付の辞表が提出されましたので、市長ならびに市教育委員会の同意を得た上でこれを許し、後任の教育委員について議会に人事案を提案し、同意をいただくための議会です。

 人事提案しますのは谷口茂雄氏でありまして、現在は湖南市教育委員会の教育研究所所長をいたしております。京都教育大学教育学部卒業後、長きにわたり学校教育に携わり、現役時代には、市内でも石部南小学校や岩根小学校の教頭、菩提寺小学校と石部小学校では校長を務めていただきました。

 人事同意を得られれば、7月18日付で任命を行い、臨時教育委員会を開催する運びとなります。

司会

それでは、お手元の資料について担当から説明させていただきます。

新しい公共推進課長

  • 「新菩提寺まちづくりセンター」建設工事起工式説明。
  • 石部学区まちづくり協議会主催「蘇」ルネッサンス 愛宕まつり開催について
  • 下田泥りんピック実行委員会主催「第2回下田泥りんピック2014」開催について

商工観光労政課長

  • 第10回湖南市夏まつりについて
  • 「湖南八景2014」フォトコンテストについて

司会

何かご質問等がありましたらよろしくお願いします。

記者

新しい菩提寺のまちづくりセンターは来年の4月から運営されますか。

新しい公共推進課長

はい。

記者

教育長が辞められる理由は。今後について。

市長

今、浅原教育長は、文部科学省の職員から退職出向という形で、本市に来ていただいています。そうした中で、国においても教育委員会制度改革であるとか、東京オリンピックの招致など仕事がかなり多くなってきました。若手の有能な職員は国にもどしてほしいとの要請がありましたので、市としても残念ですが、2年間に渡って、かなり緻密に湖南市の教育に取り組んでいただきましたので、その成果を引き継いでまいりたいと思います。任期途中ですので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市長と市の教育委員会の同意が必要ですので、それぞれ同意させていただき、辞職を認めさせていただきました。任期途中ですので、浅原教育委員長が務めていただいた教育委員の残りの任期を務めていただく教育委員は、残任期間になります。今後は、文部科学省の人事ですので分かりません。

記者

教育長から一言お願いします。

教育長

今月17日付で、湖南市教育長を退任させていただくことになりました。2年間、市長のご理解とご支援いただき、いじめ問題対策、地域と協同する学校づくり、学力向上、若手教員の育成などに取り組ませていただきました。また、湖南市の従来からの特色であります特別支援教育につきましても国が進めている方針を踏まえながら、ある程度進めさせていただいたのではと思います。2年でしたが、いくつか種を撒かせていただき、それが実となり、花となり、湖南市の教育に役立っていただければと思います。

記者

もう少し続けたい気持ちは。

教育長

先ほどもお話しさせていただきましたが、種をまかせていただきましたので、もう少し成長するのを見届けたい気持ちはあります。後任の谷口先生はずっと湖南市の学校教育に関わってこられましたので、湖南市出身ならではの持ち味が生かされた教育を推進していただけると思います。

記者

様々な取組をされていましたが、特に力を入れられたこと、印象に残っていることは。

教育長

一番力を入れていたのは、地域と協同の学校づくり、開かれた学校づくり。ちょうど就任した二年前は、いじめ問題もあり、学校に対する不信感が高まっていた。

学校が地域に開かれて、地域からも関わっていただける学校づくりができればと思っていました。いろんな目が学校に注がれて、また学校も外を意識した学校づくりができればと思っていました。今後はそういった共育が必要になってくると思います。

また、現場の教育長をさせていただいて、教育現場は大変厳しいと感じました。

教務の人的体制であったり、予算について、国としてしっかり取り組んでいかなければならない課題であると感じました。そんな中で、湖南市は、教育に特に力を入れておられ、市独自で人的な取り組みもされていました。

記者

今後の新しい教育長就任の流れは。

市長

谷口さんが8日の臨時議会で同意が得られれば、17日付けで、浅原教育長が退任され、18日に谷口さんに教育委員の辞令を渡し、その後、臨時教育委員会を開いて教育長が互選されます。

司会者

よろしいですか。他に何かご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、8月1日(金曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

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