平成27年2月24日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成27年3月湖南市議会定例会提出案件

(2)菩提寺まちづくりセンター竣工式をおこないます

(3)『水戸まちづくりフェスタ』を開催します

(4)行事予定(2月24日~4月2日)

発表内容

司会

これから平成27年3月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

平成27年3月市議会定例会に提出する提案は32議案で、他に報告が1件あります。とりわけ予算議会でもあり、平成27年度当初予算を中心にご議論いただくこととなります。

 平成27年度一般会計当初予算案は、歳入歳出を212億2千万円といたしました。214億3千5百万円で過去最大となった平成26年度当初予算案と比較いたしますと約1%減となりますが、依然として過去最大規模の予算が継続しております。平成26年度は市制10周年の年でしたが、平成27年度は新たな10年のスタートを切る年となります。そのため、派手さを見せることなく堅実な実務型予算として編成をいたしました。

 これまでの10年が助走期間であり、最初のホップをしたところであり、次のステップに向けて着実にまちづくりを進めていくための予算としております。

 そのポイントは、市民との協働、地域力創造、安心安全でありますが、その通底には持続可能性ということがあります。

 市民との協働を目指すまちづくりとして、2月には諸証明のコンビニエンスストア発行を始めましたが、4月から地域のまちづくりセンターの指定管理者をまちづくり協議会としていくための予算を組んでおりますし、まちづくり協議会の実施する地域活性化推進事業の経費を見込んでおります。また、地域福祉計画に基づく心のインフラづくり事業を進めるとともに、地域おこし協力隊を積極的に活用するべく大幅に増員をしてまいります。

 地域力創造といたしましては、コンパクトシティ・プラス・ネットワークの考え方に立ち都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画を策定していきます。甲西駅バリアフリー化工事に続き、新年度には三雲駅周辺整備事業を本格化させ、橋上駅化や駅前広場の整備にとりかかっていくとともに、石部駅周辺整備事業も進めていきます。

 安心安全の確保としては、生活困窮者自立支援法に基づき、新たに生活困窮者自立支援事業に取り組みますし、4月から始まる子ども・子育て支援新制度を受けて、公立保育施設の認定こども園化などを進めるための準備を行います。また、石部小学校の耐震改築事業が進んでおりますし、岩根小学校と石部中学校では体育館の非構造部材の耐震化を行います。さらに、市内の中学校にエアコンを設置していきます。そして、危機管理の強化として、災害対策用無人空撮ヘリ2機や災害対策本部職員の仮眠用簡易ベッドなどの購入や小中学校への防災倉庫の設置、防災士育成を進めていきます。

 持続可能な観点からの行政の効率化に向けた取り組みとして、新たに施設を整備した給食センターの調理配送業務や火葬場の指定管理業務などを民間の力で対応していきます。また、第三次行政改革に取り組むための経費や、公共施設の総量縮減を前提とした抜本的な改革を進めるための公共施設等総合管理計画策定事業も盛り込んでおります。

 この平成27年度一般会計当初予算は、同時に提案いたします平成26年度一般会計補正予算(第4号)と連動するものもありまして、地方創生に関する政府の補正予算を受けた地域消費喚起・生活支援型交付金や地方創生先行型交付金などによる事業については、プレミアム付き地域商品券や地域エネルギー、企業誘致などの事業をそれぞれまち・ひと・しごと創生に向けた取り組みとして平成26年度一般会計補正予算(第4号)に盛り込んだうえで、全額を平成27年度に振り替えることとなります。

 そのほか、市制10周年の最後に名誉市民等条例を定め、先ほど触れました公共施設等総合管理のために県内で初めて公共施設等マネジメント推進基本条例を定めてまいります。

司会

それでは、お手元の資料について担当から説明させていただきます。

総務部長

新年度予算について

新しい公共推進課長

菩提寺まちづくりセンター竣工式について

『水戸まちづくりフェスタ』を開催します

記者

もう一度、来年度の予算の概要、予算編成をお願いします。

市長

来年度は実務型予算と新しい10年に向けたスタートになります。大型投資的事業がいくつか終わっていますが、新しい投資的事業も着実に進めていきます。安心安全を確保しながら地域が元気を出していけるような予算にしました。

記者

給食センター、火葬場の改築は終わったわけですが、今年度は何がありますか。

市長

三雲駅周辺整備、石部小学校の耐震改築事業等を引き続き行います。また、来年度は新しい制度が始まります。先ほども申し上げましたが、子ども子育て支援新制度に対応するべき予算を計上しています。また、公立保育施設の認定こども園化などを進めるための準備も行います。生活困窮者自立支援法に基づき新たに生活困窮者自立支援事業にも取り組みますし、障がい者自立支援については甲賀市と連携し、相談支援センターを設けていこうと思います。

記者

防災倉庫は市内全小中学校に設置する予定ですか。

危機管理局長

既に設置されているところもありますので、まだ設置されていないところに設置します。

市長

今までは一時避難所のまちづくりセンターに設置していましたが、大規模の災害になりますと長期避難所が必要になりますので、学校に防災倉庫を設置する必要があります。

記者

セフティコナン推進の災害対策用空撮ヘリ整備についてお聞きします。

危機管理局長

山の風景を撮影するようなヘリですが、災害時などに利用するものです。

記者

防災士育成事業についてお聞きします。

市長

防災士育成に3年間取り組んできました。防災士育成の助成をするものですが、市内で試験を受けれるようにしています。通常ですと大阪まで行って試験を受ける必要があります。

記者

防災士の目標人数はありますか。

危機管理局長

防災士の目標は、5年間で300人を目標にしています。一人6万円の補助になります。

記者

一般会計の補正についてお聞きします。

市長

議案第16号の資料に細かく書いていますが、地方創生に関する補正予算です。まち・ひと・しごとについての総合戦略策定支援業務、アールブリュット等の地域資源を使いながらの地域文化の振興事業、外国にルーツを持つ子どもたちが母語を教える事業として南米語学学習事業、地域自然エネルギー事業として障がい者、高齢者が参加できるイモ発電による事業、産業立地促進業務、プレミア商品券の発行、観光拠点整備、地域商店街活性化に対応していこうと思っています。

 合併して、この10年で基礎を作ってきました。次の10年は、市民の皆様が自由に活動できるようにしていきたいと思います。

司会者

他にご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、4月2日(木曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

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