平成28年8月2日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成28年度子ども交流活動事業「子ども交流事業in北栄町」

(2)行事予定(8月2日~8月29日)

学校行事予定

発表内容

司会

 これから平成28年8月度の定例記者会見を始めさせていただきます。まず湖南市政クラブに加入願がありました時事通信社さんがお見えですので、幹事社のびわ湖放送さんご紹介をお願いします。

幹事社

 先月、時事通信社様から湖南市政クラブへの加入願がありまして、全加盟各社皆さんのご了承をいただきまして今月から加盟ということになりましたので、簡単にごあいさつをお願いします。

時事通信社

 大津支局長の寺沢と申します。今回は加盟をご承認いただきましてありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

司会

 ありがとうございました。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 8月の記者会見でありますけども、特にこちらから申し上げることはありません。資料提供で質疑応答をしていただいたらと思いますのでよろしくお願いします。

司会

 続きまして資料提供の説明をさせていただきます。(1)の「子ども交流事業in北栄町」について、生涯学習課長より説明させていただきます。

生涯学習課長

 『子ども交流事業in北栄町』について説明

司会

 続きまして7月の記者会見でも説明させていただいていますが、第12回湖南市夏まつりについて、商工観光労政課長より説明させていただきます。

商工観光労政課長

 『第12回湖南市夏まつり』について説明。

司会

 ありがとうございます。その他行事予定、市内の学校行事予定、広報こなん8月号をお手元に配布させていただいています。これらを含めましてご質問をお受けしたいと思います。

記者

 今回の内容とは関係ないのですが、相模原の殺傷事件について市内にも比較的障がい者施設が多いと思いますが、何か対策やお考えはありますか。

市長

 基本的にあの事件については障がい者施設だけで守るというものではなかったと思います。ですから国から通知が出てそれぞれの障がい者施設で対応するべきだと指摘されていますけども、それは障がい者施設に限ったことではないと思っています。そして犯人がドラッグや大麻の常習者ということもありますし、相模原市がきちんと追跡調査をしてこられなかったということ、また警察など関係機関の連携が不十分であったというところでの犯罪の抑止や再犯の防止ということができてこなかっただろうと思っています。障がい者施設だけに犯罪防止の対策を取るのではなくて、犯罪を犯した人の更正や麻薬や薬物、ドラッグへの対応といったことを含めての総合的な対応が必要になってくるだろうと思います。それとは別にインクルーシヴな社会を創っていくということは、糸賀一雄が作った近江学園をお預かりしている湖南市でありますので、これまでからも力を入れて取り組んできたことでありますので、非常に残念な事件であったと思っていますけれども、今回の事件を契機として糸賀一雄の思想について全国で注目いただいたということもありますので、障がい者差別解消法が4月に施行されましたけれども、その初年度として障がい者差別の禁止ないしは解消、そして障がいのあるなしにか関わらず地域で自分たちで生きていけるような地域づくりを進めていく必要があるのだろうと思います。

記者

 ポケモンGOについて夜な夜な公園などで人がたむろしているようですが、これについて市長のお考えはいかがですか。

市長

 非常に難しい問題でありまして、一面的にとらえてばさっと切れない問題だと思っています。一つは青少年の健全育成という観点からすれば、夜遅くまで出歩くことを防止するということが一つあるんですが、ただ出歩いてしまっているものをどうすればいいかという対応をかたやしていかなければならないという二面性を強いられることになるかなと思います。教育委員会からはポケモンGOが配信された時から各学校を通じて指導をしておりますので、子供向けに対しては少年センターと補導員が連携しながら取り組まなければならないことだと思っています。その一方で歩きスマホでの事故だとかということもありますが、一方で車社会だから人が歩くのは危険だということになってますので、使い方の問題だと思います。このポケモンGOを使いながら今まで家の中でしかゲームをしてこなかった人が外へ出ていくという社会現象もありますし、引きこもりがちだった人が外へ出て事態が改善したという外国の事例もありますので、もう少し長期的に見ていく必要があるかなと思っています。またポケモンGOを地方創生に使えるかどうかといいますと、ポケモンもランダムに出てきますし、地域と関連性のないポケモンも出てきますので、あまり地方創生に即効薬として使えるものではないのかなと思います。ただこれから課金とかポケストップやジムをここに作って欲しいと思ったらいくらなどという形で、人を誘導する際のお金の動きということが出てくることになれば、これもまた一つの経済の流れなのではないかなとも思いますけれども、ただその際に支払われるお金は地域の中に流れずにおそらく外国企業の方に行ってしまいますので、それはそれでまた地域からお金が外に流出する形になりますから、地方創生にどこまで効果があるかというのは疑問があるところです。ですから、子どもの健全育成の問題、健康づくりとか交通社会の問題、地方創生の問題といろんな側面がありますので、そういったところを加味しながら流行が廃れないうちにどのように対応しておくのかということを考える必要があるかなと思います。ただ神戸市はそういったことも含めて検討すると大学の先生も交えて委員会などで早速議論を始めているそうです。

記者

 市内でポケスポットやジムなどの削除申請はありますか。市が管理する学校など公共施設を含めてですが。

市長

 今のところはありませんが、湖南三山などを今後どう管理していくかなどは気にかかるところであります。

司会者

 他にご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、8月29日(月曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。

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