平成29年6月2日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成29年6月湖南市議会定例会提出案件について

(2)イクボス推進の取り組み成果について

(3)市内経済レポートの実施について

(4)湖南市国際協会「ワールドフェスタこなん2017」の開催について

(5)高齢者地域参画事業 こなんTHEボイスプロジェクトについて

(6)湖南市タウンミーティングの開催について

(7)行事予定(6月2日~7月4日)

(8)学校行事予定

発表内容

司会

 これから平成29年6月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 6月9日に湖南市議会6月定例会を招集しましたので、本日はまず市長提出議案についてご説明申し上げます。
 今議会に提出しますのは、承認案件2件、議案25件で、承認案件につきましては、いずれも地方税法の改正に伴い年度末に専決処分したものです。
 議案は、条例案件5件、補正予算1件、人事関係案件17件、市道関係案件2件です。
 議案第33号はマイナンバー関連の条例整備で、議案第34号は組織改編等に伴う防災会議条例の一部改正となっております。議案第35号は市立下田保育園を幼保連携型認定こども園に移行するための条例改正です。議案第36号は湖南市浄苑で改葬遺骨を火葬する場合の使用料と動物の個別火葬による収骨の場合の使用料を新たに定めるもので、議案第37号は国土交通省令の改正に伴う条例改正です。
 議案第38号は一般会計の補正予算で、歳出で申しますと、名誉市民賞関連経費やマイナンバーの総合運用テスト関連経費、学校現場の業務改善加速事業経費、石部中学校軒裏改修経費、早寝早起き朝ごはん事業関連経費などを増額しますとともに、三雲駅前自転車駐車場建設負担金を平成30年度以降の支払いとしたため、全体といたしましては68,022千円を減額し、歳入歳出総額を21,911,978千円とするものです。
 議案第39号は農業委員会委員の任命には認定農業者が過半数を占める必要がありますが、本市においてはそうした選任が難しいため、議会の議決を得て4分の1以上とするものであります。議案第40号から議案第53号までは14人の農業委員会委員の任命同意であり、議案第54号は固定資産評価員に関する選任同意、議案第55号は名誉市民の称号を本市出身のボクシングWBC世界バンタム級チャンピオンである山中慎介選手に贈ることについての同意案件です。
 議案第56号と議案第57号は市道路線関連の認定変更案件となっております。

 次に、イクボス推進の取り組み成果についてお話しいたします。湖南市では昨年3月10日に市長が、4月25日には全管理職がイクボス宣言を行いまして、職場で共に働く部下のワークライフバランスを考えるとともに、その部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司となることを宣言しました。
 昨年度1年間、市役所を挙げて取り組みました結果、出産や育児、介護等の家庭生活や地域活動への参加についての理解が広がり、配慮した対応ができる職員が増え、業務の分担など実務面での調整をする職場も出てまいりました。各職場でイクボス推進計画を策定して取り組んだことにより、部下の育児活動に理解があるという本来のイクボスの範疇を越えて、障がいや介護など職員一人ひとりが抱える課題を、職場がチームとなって支えるという風土が目に見えるかたちで築きあげられたものと理解しております。
 とりわけ、課題を抱える職員の仕事をサポートしようとすれば、現有の職員数で同じだけの仕事をしていては回っていくことができないことから、これまで取り組んできた事務事業のあり方それ自体を見直しながら、効率的な仕事の進め方を工夫するようになりました。
 また、漫然と超過勤務を続けることが本人の健康や家庭生活への悪い影響を生じることから、仕事に創意工夫を重ねたところ、その結果として、平成27年度に比べて平成28年度の超過勤務時間が10%削減できるのではないかという目標を掲げておりましたが、それを超える13.4%の削減という具体的な数値成果につながったところでもあります。
 ただし、休日勤務を行った職員については、振替休日をとるように勧めたことから、年次有給休暇の取得日数については、平成27年度と変化は見られませんでした。今後は、年休の取得も促進してまいります。
 また、今年度のイクボスの取り組みといたしましては、新しく課長級以上となった職員がイクボス宣言を行うとともに、各職場でイクボス推進計画を策定、超過勤務時間数は平成28年度比10%減を目指し、年次有給休暇取得日数も1日増加することとします。これらは、平成28年度も行いましたように、事務事業見直しなどにより市民サービスに影響させずに成果を挙げることとしております。

司会

 ありがとうございます。それでは続きまして資料提供として「市内経済レポートの実施」について、産業立地企画室長より説明させていただきます。

産業立地企画室長

 『市内経済レポートの実施』について説明。

司会

 ありがとうございます。続きまして「湖南市国際協会ワールドフェスタこなん2017の開催」について、人権擁護課長より説明させていただきます。

人権擁護課長

 『湖南市国際協会ワールドフェスタこなん2017の開催』について説明。

司会

 ありがとうございます。続きまして「高齢者地域参画事業こなんTHEボイスプロジェクト」について、高齢福祉課主幹より説明させていただきます。

高齢福祉課主幹

 『高齢者地域参画事業こなんTHEボイスプロジェクト』について説明。

司会

 ありがとうございます。続きまして「湖南市タウンミーティングの開催」について、秘書広報課長より説明させていただきます。

秘書広報課長

 『湖南市タウンミーティングの開催』について説明。

司会

 ありがとうございます。その他市内の行事予定、学校行事予定、広報こなん6月号をお手元に配布しております。これらを含めましてご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。

記者

 名誉市民は山中慎介さんということですが、市として何人目ですか。また授与式はいつ行われる予定ですか。

市長

 今回の名誉市民は平成27年に授与させていただいた元文科副大臣奥村展三さんに次いで2人目となります。授与式の日程等についてはこれから検討させていただきます。

記者

 石部小学校の芝張りについてグラウンドの面積はどれくらいで、何日ぐらいかけて行う予定ですか。また予算的な支援はありますか。

教育長

 今グラウンド7000平方メートルを1日で植えます。8月の終わりには緑のグラウンドになる予定です。スポーツくじ「toto」の支援を受けています。

記者

 菩提寺小学校の道徳の教科化は具体的にどんなものですか。

教育長

 市が受けている文科省の道徳の指定授業の中で校内研究を行うものです。

記者

 湖南市の特色みたいなものありますか。

市長

 考え議論する道徳というものに変えていこうとしているもので、指定授業の名前も道徳の授業の抜本的改善に向けた研究をしていくというものです。授業の湖南市スタイルを取り入れた授業になり、課題を決めてそのことに対する自分の考えをグループで話し合って最後に教師がまとめ子どもたちが振り返るという流れを作るというのが湖南市の特徴です。抜本的改善という点については、授業当日ではなく前もって資料を読み込んでから当日の授業に臨むということが挙げられます。

司会

 他にご質問はありますか。なければこれで平成29年6月度市長定例記者会見を終わります。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

ファックス:0748-72-1467

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