平成29年8月23日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成29年9月湖南市議会定例会提出案件

(2)職場で役立つ接遇研修会開催について

(3)湖南市スポーツフェスティバル開催について

(4)行事予定(8月23日~10月4日)

(5)学校行事予定

発表内容

司会

 これから平成29年9月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 29日に市議会9月定例会を招集しましたので、少し前倒しでの9月度の定例記者会見です。

 9月定例会は現在の議員任期の最後の定例会となります。また、決算議会ともなりますので、各会計決算が中心の議会となります。

 執行部からは、条例の制定改正が3件、補正予算が5件、決算が8件、人事案件が4件、その他1件の21件を提案してまいります。

 まず、議案第58号「湖南市社会保障の充実と財源確保を一体的に図るための改革の推進に関する条例の制定について」は、今後求められる湖南市の社会保障の充実と必要な財源の確保について、その全体像と進め方を明らかにし、市民が安心して生活できる持続可能な社会の実現を図るものとしております。3月定例会や6月定例会での議論を通じまして、子どもの医療費や給食費の無料化、保育環境の整備、高齢者の移動支援などさまざまな社会保障の充実についてその必要性が提起され、それに対する所要財源の確保が課題とされてまいりましたことから、改革の全体像と進め方を明らかにしながら、市民が安心して生活できる持続可能な社会の実現を図ることを目的としております。

 次に、議案第59号「湖南市コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例の制定について」は、公共施設の使用料等の適正化を図るための関係条例の改正を行う条例です。使用料等については平成24年度から段階的に適正化を図っており、今回は平成27年度に引き続き3回目の見直しとなるものです。対象となる施設は21施設となっており、施行は平成30年4月を予定しております。

 次に、議案第60号「湖南市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、法改正に伴い所要の改正を行うもので、具体的には保育所等に入所できないために退職せざるを得なくなることを防ぐために、育児休業延長要件に保育園等に入所できない場合を設定するものです。

 次に、議案第61号「平成29年度湖南市一般会計補正予算(第2号)」は、歳入歳出予算にそれぞれ3億9358万円を追加して、歳入歳出予算の総額をそれぞれ223億555万8000円とするものですが、歳出予算の主なものといたしましては、二酸化炭素排出抑制対策事業として木質バイオマス再生可能エネルギー調査経費として1446万5000円、住民記録旧姓併記に対応する経費として739万9000円、今年度後半から始まります病児・病後児保育経費として1371万円、子どもの貧困実態調査のための経費として300万円、市道修繕経費として5205万円、要保護および準要保護児童生徒への就学援助経費として837万3000円、財政調整基金への積み立てを2億5000万円と庁舎整備基金への積み立てを3800万円計上しております。債務負担行為の補正についても計上しております。

 次に、議案第62号「平成29年度湖南市国民健康保険特別会計予算(第1号)」から議案第65号「平成29年度湖南市介護保険特別会計予算(第1号)」までは、主にそれぞれの決算確定などに伴い係数を整理するものです。

 次に、議案第66号「平成28年度湖南市一般会計決算の認定について」から議案第73号「平成28年度湖南市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について」までは、それぞれの会計についての剰余金処分と決算の認定について議会の承認を求めるものです。なお、これらの決算については監査委員による監査を受けており、その結果報告を8月18日にいただいております。

 次に、議案第74号から議案第76号までの「人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」は、委員9名のうち3名が今年12月末をもって任期満了となるため、1名を新任、2名を再任する候補者として推薦するために、議会の意見を求めるものです。

 次に、議案第77号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、現在の委員である野呂昶氏が今年11月17日をもって任期満了となるため、後任として伊藤真昭氏を任命するために、議会の同意を求めるものです。伊藤氏は石部中央の善隆寺住職であり、また華頂短期大学教授も務めておられ、石部小学校および石部中学校のPTA会長も歴任されました。

 最後に、議案第78号は旧慣使用権の廃止についてです。

 以上21議案を提案していくこととなりますのでよろしくお願いします。

 そのほかの資料提供については担当より説明をさせます。

司会

 それでは資料提供(1)として「職場で役立つ接遇研修会開催」について、商工観光労政課長より説明させていただきます。

商工観光労政課長

 『職場で役立つ接遇研修会開催』について説明。

司会

 ありがとうございます。次に資料提供(2)として「湖南市スポーツフェスティバル開催」について、生涯学習課長より説明させていただきます。

生涯学習課長

 『湖南市スポーツフェスティバル開催』について説明。

司会

 ありがとうございます。その他市内の行事予定と学校行事予定をお手元に配布しております。これらを含めましてご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願いいたします。

記者

 議案第58号について県内でもめずらしい内容で湖南市独自のものだと思いますが。

市長

 この条例につきましては3月議会、6月議会で議会の方から大きな歳出を伴う社会保障の充実についてご質問等がございましたので、それに対して必要な諸財源の確保が必要だろうとご答弁させていただきながら議論を重ねてまいりましょうと申し上げたところです。その際に今94.7%の経常収支比率が28年決算で92.4%と2.3ポイント改善されたものの、財政が硬直している状態は変わっていませんので、新たに大きな社会保障制度を入れていこうとすると財源が必要になってくるということが共通の認識としてできたかなと思っておりまして、それに対してこれからはどういう形で順を追って議論を進めていけばよいのかということについて議会の方とその全体像と手順を共有していく必要があるだろうということで提出させていただくものであります。おそらく全国的にはこういった条例はないと思いますし、この参考にさせていただいたのは国の社会保障と税の一体改革の進め方であり、歳出だけではなくて歳入の方についてもしっかり議論をさせていただきながら、将来世代にかかる負担をできる限り回避しつつ、現役世代がどういった形で支えあいができるかということについて議論ができるように、いつまでにどういった議論をしていけばいいかということについてプログラム、いわば改革工程を示させていただければということで提案させていただくものでございます。

司会

 他にご質問はありますか。なければこれで平成29年9月度市長定例記者会見を終わります。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

電話番号:0748-71-2314

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