令和3年2月16日定例記者会見

更新日:2022年03月04日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)令和3年3月湖南市議会定例会提出案件

令和3年3月度 定例記者会見会議録

司会:ただいまから、令和3年3月度の市長定例記者会見をはじめます。はじめに市長、よろしくお願いします。

 

市長:市長になって今日でちょうど100日目です。早かったなぁという思いもあり、少し慣れてきたのかと思っています。新しい予算もようやく組めたかなと思っております。

コロナのワクチンの接種が17日からはじまるという予定ですが、それ以降どうするかという話は今確認しましたが、県からまだ出てきておりません。情報不足というのは否めないと思います。現場も苛立つし、その中でもやっていかなければならないと思っています。大変なことだと思いますがやっていこうと思っています。

最初ですので、型どおりはじめさせていただきます。本音に近いところは途中でポロポロ出てくると思いますので、その時はその時で話聞いてください。

まずは、新型コロナワクチン接種を2月中旬から接種順位を決めて接種していく方針が国から示されており、市としてはワクチン接種をできるだけ早く、市民の皆様に提供できるように、関係機関と連携しながら取り組んで参りたいと思います。

2月22日に湖南市議会3月定例会を招集しましたので、3月度の定例記者会見を前倒しでの開催となりました。よろしくお願いいたします。

3月定例会には条例の制定が1件、条例の改廃が10件、補正予算が7件、新年度予算が8件、その他といたしまして指定管理者の指定が1件、議決事項の変更が1件、土地の取得が1件、計画の策定および改正が2件の、31議案を提案していくことになりますのでよろしくお願いいたします。

不慣れなことが続いているのですが、実は議会がはじまる1週間前に施政方針というのは出さないといけませんが、今朝、施政方針の追加を出しました。

その施政方針を先に読ませてください。そうすれば記者の皆さんにも、だいたいの腹づもりは分かってもらえると思います。それを頭の隅っこに入れておいていただいて、お手元にお渡しました資料を見ていただけないでしょうか。

 

《市長施政方針の追加部分を朗読》

 

司会:続きまして、本日の資料について担当より説明させていただきます。

令和3年3月定例会の関係について総務部よりお願いいたします。

 

総務部長:それでは、今回の湖南市議会に提出させていただく議案でございますが、皆様のお手元に一覧表をお配りしていると思います。先ほど市長からも説明がありましたが、今回は31議案を提出させていただいております。

内訳につきましては、条例の制定が1件、条例の改廃が10件、補正予算が7件、新年度予算が8件、その他といたしまして指定管理者の指定が1件、議決事項の変更は1件、土地の取得が1件、計画の策定および改正が2件です。

その中で新年度予算の概要につきまして、担当から説明させていただきます。

 

財政課長:皆様のお手元にA4横版で『湖南市令和3年度一般会計当初予算』という資料と『令和3年度一般会計当初予算主要事業説明資料』という資料をお配りしております。こちらに基づいて説明させていただきます。

 

《財政課長資料に基づき説明》

 

それではまず3ページ目をご覧ください。こちらでは国の動向を示しております。

次に4ページをご覧ください。国の動向および地方財政制度の状況を踏まえまして、4ページ目から6ページ目にかけましては、令和3年度の予算編成方針についてまとめております。本市におきましても、新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題といたしまして、地域の活力を創生するための市の総合計画に基づく総合戦略による各種プラン等に基づき、事業展開を行っていくということで予算編成を行い、その実現に向けて積極的に推進性をしているところです。

続きまして7ページをご覧ください。こちらでは当市の一般会計の予算規模を載せております。令和3年度の一般会計当初予算額は211億9000万円ということで、令和2年度の当初予算比べますと3億3000万円(1.6%)増の予算となります。

次に8ページ目をご覧ください。こちらでは一般会計だけでなく特別会計企業会計を含めました市全体の予算規模を記載しております。一般会計、特別会計、企業会計全体といたしましては、4億9838万6000円(1.4%)増の予算規模となっております。

続きまして9ページ目をご覧ください。こちらでは一般会計の歳入の款別の表を記載しております。歳入の根幹となります市税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、3億5916万8000円(4.2%)の減を見込んでいるところです。その詳細については10ページに記載しております。令和2年度当初予算との比較になっておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響等により個人市民税が2億2820万円(7.5%)の減、また法人市民税が2億1600万円(30.1%)の減を見込んでいるところです。

続きまして、12ページ目をご覧ください。こちらでは歳出予算の性質別に区分しております。特に大きく多く膨らんでるのは物件費です。物件費は2億2941万2000円(6.7%)の増と大きくなっております。これは新型コロナウイルスワクチン接種に伴う委託ということで、2億5482万6000円の増が大きな要因となっているところです。

続きまして13ページをご覧ください。こちらにつきましては目的別に区分をしておりますが、この中でも特に膨らんでおりますのが民生費です。今年度から湖南市では保育園の民営化の方を進めており、民営化した保育園の建て替えが来年度計画されております。国の交付金などを活用しまして、市が補助金を交付し、保育園振興対策事業につきまして2億4000万円、また認定こども園振興対策事業としまして3億5000万円あまりを計上しております。このことから全体としまして5億9649万7000円(7.4%)の増となっているところです。

今申し上げましたところが、前年度と比べまして当初予算の規模が膨らんだ大きな要因となっているところです。

続きまして14ページ目をご覧ください。基金の状況ですが、当市においては財政調整基金といたしまして、社会情勢の変化や災害などの不測の事態に対応できるように標準財政規模の10%程度の確保を目指すこととしております。令和3年度当初予算におきましては、市税落ち込み等もございますので4億円の取り崩しを計上しております。年度末の見込みとしましては、約16億4800万円を見込んでおり、その目標額については確保できる見込みで、万一の時にはこちらで対応させていただきたいと考えてるところです。

続きまして16ページ目をご覧ください。令和3年度の市債見込み額は21億5420万円、

元金償還見込み額は24億5200万円、年度末現在高見込額は263億9070万円を見込んでおります。市民1人当たりの負担といたしましては、およそ48万円となっているところです。

次に19ページをご覧ください。地方創生推進交付金を活用し各種事業に取り組んでおります。予算額といたしましては2071万2千円を計上しております。SDGs未来都市、健康寿命延伸、移住就業支援とそれぞれ事業に取り組んで参ります。

最後に20ページをご覧ください。普通建設事業費をご説明させていただきます。予算額としましては、17億3000万円ということで、令和2年度の約15億4000万円と比べますと1億9000万円の増額となっております。主な投資的事業といたしましては、資料の下に書かさせていただいておりますが、まちづくりセンター改修事業2400万円、継続して取り組んでいきます石部駅周辺整備事業に1億4600万円、落合川橋修繕事業に6300万円、そして小中学校のトイレ洋式化改修事業に9500万円などを計上しております。

概要につきましては以上となります。

また、皆さんのお手元に『令和3年度一般会計当初予算主要事業説明資料』というのをお配りしております。表紙をめくっていただいた裏面に、湖南市が来年度一般会計におきまして主要事業として取り組む一覧をあげております。

コミュニティバス車両更新事業をはじめ、先ほど申し上げました保育園・認定こども園施設整備事業、また新型コロナウイルスワクチン住民接種事業などあげております。そのあとに事業ごとに事業内容などをまとめておりますので、ご参考にしていただければと思います。

 

司会:それでは、ご質問をお受いたします。

 

記者:予算編成にあたりかなり苦しいやりくりを強いられたということでよろしいでしょうか。

 

財政課長:確かに来年度につきましては、今説明させていただいたように市税が3億何千万という落ち込みになっておりますし、市長も申しましたが今後どのように景気の状況が変化するのか、そういったところにも迅速に対応しなければなりませんので、本市におきましても、他の市町と同様、非常に厳しい状況になるかと考えているところでございます。

 

記者:法人市民税の落ち込みが30%ということで、大津市より激しい落ち込みのようなんですが、これは御市においてもコロナの影響を大きく受ける企業が多いという解釈でいいでしょうか。

 

財政課長:市税の歳入につきましては税務局の方が主に直近の法人市民税の状況や県内の財政見通しなどを確認し計上さしております。

 

記者:だから、コロナの影響が激しいということでよろしいでしょうか。

 

財政課長:やはり落ち込んでいるということですので、コロナの影響によるところが大きいと考えております。

 

記者:市長にお聞きしたいのですが、財政的に厳しいと思うのですが、それがゆえに本当はやりたかった事業を断念したというようなことはありますでしょうか。

 

市長:その前にですね、先ほどのご質問は、今の段階では誰にも分からないと思っています。

ただ気持ちとしては、リーマンショック以上の影響を受けるのだろうなと思っています。世間も心のどこかでは、このレベルかなと思ってるのではないでしょうか。影響が出るのかどうかは令和3年、令和4年という進んだときに初めてわかるのであって、この話は今は誰も分かりません。ただ、いろんな企業を見てますと、予定の生産高というものをクリアするためにやってるし、第3波が始まった関係で、去年の10月11月に見通しを立てたときよりは、少し厳しく見ていると思います。油断はしておられませんがやっぱり、見通しを数年間持ちながら企業としてはやっておられるように思います。第3次産業よりは第2次産業の方は、当初思っていたよりは影響が少ないのかなという印象はあります。

それで今の話に戻しますが、結構怖がりです私。ちょっと手伸ばしたところに届くことはやりますが、遥か彼方のことはやっぱり怖い。約束したことは守っていこうというふうに思いますし、先立つものも必要であるというのと、いったん事業をはじめたら止められない

ということに対しても慎重になっていかざるをえません。令和3年度をはじめさせていただいて、その中での税収が、或いは景気がどういうふうに回復していくかいうことも見ながら、公約させていただいたうちのどうしても急がなきゃならんこと、もう少し時間をいただけること、さらに長期的なことというのを分けながらやっていこうと思います。

今のお話で、断念したということはありません。企業としても現実にもうちょっと景気を見てるんじゃないでしょうか。

 

記者:確認ですが、一般会計が増えていますが、これはコロナワクチンと保育園・こども園施設整備ということでいいですか。

それと、市債が増えていますが要因はなにかありますか。

 

財政課長:市債につきましては、国から臨時財政対策債が増えておりまして、それが要因です。

 

記者:臨時財政対策債はどのような事業に使うのでしょうか。

 

財政課長:臨時財政対策債は、国から普通交付税の代替措置で割り当てられて借りられるものなので、一般財源として活用することになります。

 

記者:生活保護費が減額されていましたが、コロナ禍ですがどのような見込みで減額したのですか。

 

健康福祉部長:生活保護につきましては、今現在緊急貸付などの相談が増えており、それに対応しています。生活保護の申請も少しずつ伸びてきておりますけれども、まだそれを令和3年度の予算に計上するだけの根拠が持てなかったので、この情報を注視していきたいと思っております。

 

市長:ウツクシマツのスケジュールだけ先に担当から説明させてください。

 

産業振興戦略局長:今、市長からお話しがありました、ウツクシマツの伐木と補植でございます。残念なことですが、ウツクシマスのシンボルツリーについて虫食いも進んでいるため伐採をします。日取りは令和3年3月1日10時30分からを予定しており、1日かけてやろうと思っております。

補植・植樹については、3月の上旬を考えております。具体的には、今、平松区で若苗を育樹してもらっているので、その苗30本ほどを適地に補植していきます。その際には、記念植樹のような形を取りたいと思っているので、ぜひ取材に来ていただきたいと思っております。改めて皆様にはご案内をさせていただきたいと考えております。

 

市長:枯れ木を出すのが3月1日で、補植が3月5日か6日か8日。

 

記者:主な事業の中で新規を教えていただけませんか。

 

財政課長:『一般会計当初予算主要事業の説明資料』の裏面をご覧ください。

主な新規事業といたしましては、まず1番のコミュニティバス、それから2番目の保育園・認定こども園施設整備事業、3番目の新型コロナウイルスワクチン住民接種事業、6番目の市営住宅整備事業は、今年度設計をし、来年度に施設の改修を行う大きな事業です。7番目のウツクシマツ保護事業につきましては、継続的に行っているものですが予算額としては大きく膨らんでいるところです。9番目の小中学校のICT支援配置事業、こちらにつきましては、GIGAスクール構想に基づきまして、子どもたちや先生方がタブレットなど使って授業をする支援していくためにICT支援員を配置するという事業です。10番目の社会体育施設整備事業につきましても今年度設計をし、来年度実施するということです。

 

記者:純粋に新規授業というのは1、2、3、9ですか。

 

財政課長:はい。純粋に新規だけですと1、2、3、9です。

 

記者:市長に質問ですが、予算案の編成にあったて(その1)、(その2)でこのような方針であるというのは書かれているのですが、生田市長の言葉でどのようなことを重視して組まれたかを話していただければと思うのですが。

 

市長:まずは、意思統一をしたかったということです。それは、市の職員の意思統一をしたかったというのがひとつ。予算が絡まないかもしれないけれども、やっぱり、意思統一したい。行政は行政としていろいろやり方はあるけども、やっぱりその中においても、市民サービスをどう展開するかという意思統一をしたかったというのがひとつ。

10数年間、谷畑くんがやってきたということの功績は認めるが、その中においてどうやったかということも見直しをかけたいし、私みたいな人間が違った角度から行政の中に入って意思統一したいということが一つありました。

もうひとつは、このまちの5万5000人の意思統一をしたい。これはまだできていません。それが今回の条例改正の中に入っています。まちづくり協議会、区自治会との関係についてはしつこいぐらい話したつもりですが、行政の、この湖南市の行政と区自治会、まちづくり協議会との関係においては、すっきりしないところがまだ残っています。自分が目指すべき、或いは時代として目指すべき小規模自治という方向に、やや違うのではないかという思いが残っていますが、時間がありませんでしたので、その中でどう自分の頭を整理し、携わっていただける市民の皆さん方にもお願いし、皆さんがたの意見も聞きながら、進める中で、模索していこうというふうに思っています。なかなか意思統一はできていないと思っています。しかしながら、同じ方向を向いて何とかしたいという思いは一緒だと思いますが、各地域におけるマンパワーとか、或いは地理的な条件などありますので、同じやり方でなくてもいいけれども進みたいと思います。

子育て、学校、教育、福祉、医療、それから地域などのいろんな支え合い、それからお年寄りに対する介護、看取りということも含めて、その中で皆さんの力を発揮してもらわないと、この地域はもたないというふうに思っていますので、その辺りのしんどさというのはこれからもずっと続くと思っています。

自分の考えが100%正しいとは思いませんが、しかしその中において、いろいろ相談をしながらいこうというふうに思い、この100日間そこにかなりのエネルギーを注いだと思っております。

それから予算絡みのところにおいては、やはり、湖南市だけでできることというのは限られています。200数億の一般会計を組んでも自分たちが自由になるお金はいくらありますか。だから、広域で連携するという方向も模索しなければならないと思っています。小規模自治とは矛盾するようなこと言いますが、この両作戦でいかざるをえないという、この自分たちの力のなさを味わっています。自主財源が他の市町に比べてどうかとは言いませんが、その中でも自由度というものはそれほどありません。その中で、景気が悪くなったり、税収が減る中においては慎重にならざるをえないし、辛抱をしてもらうこともたくさんでてきます。財政の担当には絞れるだけ絞れと指示を出しました。胸を張れるものがないかもわかりませんが、それでも、意図的には人口減らさないように頑張っていこう、そのためには企業の力、それから若い人たちの力、子どもの数をできるだけ減らさないでおこうというところに舵を切るということ少しでも表したいという思いで予算を編成しました。高齢者対策としては今の質を落とすことはいたしません。景気がどうなるか税収がどうなるかということも見極めがつかないので、悔しさもありますが景気の動向を見ながら、途中からでもやれることをやりたいという思いで組みました。

 

記者:今お話していただいたことと関連するのですが、今回の予算の評価、ご自身の公約の実施状況の評価をお伺いしたいんです。

コロナ禍で財政状況が厳しくなることが予想されたと思うのですが、その中で思ったよりも公約を盛り込めたのか、それとも思ったより厳しかったのか。

 

市長:厳しいと思います。ただ、少なくとも4年間という時間をいただきましたので、まずは方向づけをするということと、意識を変えようということ、手がけられることをはじめようと思っています。もう少し時間がかかってもいいところ、或いは4年間に仕上げたらいいこと、また、4年間という時間の中において、例えば、今はインフラ整備のところにおいては、皆さんここへ来るまでにこの道はひどいなと思われたと思いますが国道1号の4車線になっていないところでの渋滞、ここを何とかしないといけない。その手法は国の政治の世界。その世界にいかに食い込んで最後のところはどこを優先的にするかというのは、最終的には高級官僚か政治家が決めていく。その時に、うちの市が後に回されることがないようにすること。それがこの行政の頭をやらせもらうのと同時に政治の世界で頑張らなければならないとこじゃないでしょうか。石部駅周辺もそうです。裏事情を話したら皆さん泣きますよ。この仕事は我慢です。

 

記者:先ほど医療の無償化については、当初には間に合わなかったけれど年度内に取り組みたいというようなお話しをされていましたが、12項目の中でほかに当初には盛り込めなかったが、年度内に取り組みたい、または見込みがあるものがあれば教えてください。

 

市長:キツイことを聞きますね。例えば、給食のことですが、22園を全部回った時に思ったのは、民間に渡すにあたっては補助金の問題がある。これをずっと公で抱えておいたら、自分のところの繰り出しが多いからこっちに移ってもらったら補助金の上乗せがあるから移ってもらったという手前がある。頼んだことがあるから、約束だからまずここを守らなければと思っています。そこからはじめると同時に、民間は民間としての時代を見ながら園としても生き残りをかけておられます。それに比べて残った公的な園はボケっとしている。それでは子どもが減っていくに決まっている。減らさないようにしようと思っても減っていく中での競争の世界だと思います。

その中で、経営センスが3つぐらいに分けられると思います。その中で生き残りをかけておられるから、例えば給食に関しても、自分の園の特色を出すためには、公に頼みませんという園がある。自園で特色を出してやりますということです。しかしながら平等性というものを保とうとしたら、家で子どもを育てておられるところ、自園でやるというところ、公の給食センターでやるというところ、あるいは他の業者に頼んでおられるところとまちまちです。それはそれなりに尊重させてもらいますし、公平性というものを担保するためにはどうしたらいいかいうことなど、もう少し時間が欲ほしいです。

もう一つは、これをやり切ろうと思ったら4億くらい必要である。この金額も気になる。

しかもその中で公平性を保ちながら、どう展開するかいうところからもう少し時間をもらえないか。ここをやらないとダメだとは思っています。

 

記者:そういった厳しい状況の中でも、ウツクシマツについては、充実した内容にされていると思いますが、改めてこちらの事業における意気込みを教えていただけますか。

 

市長:もともと百姓なので山のことは分かるんです。山は生き物です。手を抜いて田んぼを作っている人も分かります。それと、あれだけハゲ山にした責任者をはっきりさせたい。400本近かったのが100本もない状態にした責任は誰かを知りたい。自分の山ならあんなことにはさせません。

 

司会:ほかにありませんか。

 

記者:予算編成方針の中で、新型コロナウイル感染症対策を最優先課題とされていて、ワクチン接種は分かるのですが、ほかにこれに関連する事業というのはあるのでしょうか。

 

財政課長:新型コロナウイルス感染症対策の関連としましては、先ほど申しました新型コロナウイルスワクチン住民接種事業、それから新型コロナウイルス感染症対策の利子補給助成金。こちらの事業費としましては1589万円を見ております。あと新型コロナウイルス感染症対策の雇用支援助成金につきましても180万円ぐらい見ています。

 

司会:ほかにありませんか。

 

記者:新型コロナウイルスワクチン住民接種事業の2億5000万円というのは、すべて国からということですか。市の持ち出しはないと考えてよろしいですか。

 

財政課長:はい。新型コロナウイルスワクチン住民接種事業費はすべて国からです。

 

司会:以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。

次回の定例記者会見は4月6日午前11時からを予定しておりますのでよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。