令和3年4月3日定例記者会見

更新日:2021年05月15日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)新型コロナウイルスワクチン接種模擬訓練について

【発表内容】

司会:定刻となりましたので、ただいまより令和3年4月度市長定例記者会見を始めます。

ますはじめに市長よりあいさつを申し上げます。

 

市長:皆さんありがとうございます。ご苦労さまでございます。令和3年度の当初予算を、無事通していただきまして、ありがたかったなと思っています。いろいろ問題も抱えてるんですけども、とにかく令和3年度始められたということで、ほっとしています。まあ、市長になって数か月ですし、わからないこともありますので、それまでに思ってたことと違う部分も、やっぱり、ありますので、皆さんに申し上げているのですが令和3年、それから令和4年という形で見させてもらって、ちょっと長い目で見といていただきたいなというふうに思っています。

それから、もうひとつは自分たちのこの町の、行政(湖南市)として、まあ勝手とまではいいませんが、自由になるお金もそれほどありませんので、その中でやっぱりどうやりくりしていくかということが大変やなと思っております。これが思いであります。

それと後で現場の人からの説明がありますが、やっぱり世の中が不安定であります。田舎から見てても、国は非常に落ち着きがないと思ってます。県も我々はもちろん、落ち着かなあかんのですけども、それとコロナの件で、ワクチン接種が早いことなされて、市中免疫というものが6割から7割、これができるということを目標に行かなければ、やっぱり落ち着かないのかなあと思っております。落ち着きたい落ち着きたいと思いながら、やっぱり、マスコミ報道においても、どのチャンネルも同じような話で、ずっと進んでおりますし。

それから国も令和3年度の予算も通りましたので、いろいろなところから情報を集めながら、湖南市のどこに幾らついてるのかな、幾らどうなっていくのかなという思いがあって現在調べております。一つ点検しながら、進めていきたいと思います。

またいろいろと皆さんからご指摘を受け、教えてもらいながら進もうと思います。

それと新しい人事ですが、令和3年度の頭の、人事異動でもありましたが、大きく変更はしておりません。まだ名前と顔と、それぞれの職員さんたちの性格もわかりません。これも令和3年から令和4年にかけて、つきあいをさせてもらう中で把握していきたいと思います。

いろいろ皆さんから、いろんな意味で評価はあると思いますが、ちょっと時間をいただきたいと思います。そういうことでございます。私からは、以上です。

 

司会:続きまして、教育長からあいさつを申し上げます。

 

教育長:こんにちは。ありがとうございます。1枚、湖南市立小中学校入学式ということで、ご案内をさせていただきました。ご都合つきましたら取材にきていただけたらありがたいと思います。問い合わせ先については学校教育課の参事、不在の場合は、課長までお願いします。よろしくお願いします。

 

司会:続きまして、本日提供させていただく資料について、担当より説明させていただきます。まず初めにそれでは『新型コロナウイルスワクチン接種模擬訓練の実施について』、新型コロナウイルスワクチン接種対策室から説明いたいます。

 

健康福祉理事(新型コロナウイルスワクチン接種対策室):『新型コロナウイルスワクチン接種模擬訓練の実施について』の説明

 

司会:その他お手元には広報こなん4月号を置かせていただいておりますが、これを踏まえてご質問がございましたらお願いします。

 

記者:コロナの件で訓練以外のことですが、高齢者の接種ですとか集団接種の進捗状況、いつからやるとかですね見通しをお願いいたします。後この前ですね、県の施設においてクラスターが発生しています、原因だったり、周囲への影響であったり現在の状況とかをお願いいたします。

 

健康福祉理事集団接種と個別接種の見通しでございますが、5月の連休明けぐらいにワクチンが順調に湖南市に届きましたら連休明けぐらいから始めていきたいと思っています。入ってくるワクチンの量によっては、集団接種、個別接種を同時に開催するかどうするか検討してまいりたいと思います。

施設の方は、19日の週に入ってくるワクチンで4月26日あたりから施設と施設の嘱託医の先生方との調整の中で順次進めていきたいと思います。高齢者施設への接種についての規模ですが、だいたい4月19の週に入ってくるワクチン145バイアルと26日の週に入ってきます195バイアルの両方を使う形で2回接種を終えるようにと考えております。

 

記者: 市長にお伺いしたんですけれども、コロナのワクチン接種に関しても難しいという発言がございましたが、実際こういった訓練が本番を迎えて見えてくる課題というものも多々あると思うのですが、現状において市長は何が一番このワクチン接種に関しては課題があるとお考えでしょうか。

 

市長:ワクチンの供給量とそのスピード。だらだらだらしてられませんので、100日でやってしまおうというのを目標にずっと言ってます。3ヶ月すると、個別接種にしても集団接種にしても1日800人くらいに実施していかなければならい。最初は、個別接種にしても集団接種にしても会場に来てくれる人は大丈夫だが、その後や、会場等に来れない人はこちらから生活している場所にいかなかればあかん。こうなってきたときに、毎日毎日毎日毎日、800人というのを、目標にいけるかどうかっていうこと。それは、それぞれにチームを組んで行かなきゃならん。また集団接種の会場でもどうでしょうかうまくいって1時間で何人いけるか・・・60人ぐらいかなあ。上手く前さばきができてそれぐらいかな・・それが生活の場にこちらから行って行うとなった場合、それだけの時間の中でこなせるかというと、こなせへんでしょう。そうするとこれが問題やということで、どこも個別接種の方法でこっちから出前で行うというところはまだ全国的にやってないでしょう。

見えてる皆さんを画像として取っていっておられるところが集団接種の場とか、あるいは診療所の先生がこういう形になりますけどね。ここからが勝負です。

しかしそれは、その都度その都度みんなに言うてるのは、「相談しながら行こう。」と。2、3日前に言ってたスピードが出ない場合もあるし、やっていてもそれぞれの接種を受ける人も動ける範囲も違ってくるので、その場その場で、その時点で合わしてやっていかなきゃならないので、予定より遅れる可能性がある。それでも、なおかつやろうということになればこっちから出前でやっていかなければならない。そのためには・・前さばきなどをどうするかやな。注射を受けてもらえるところらへんまで来てもらえるともうおおよそ仕事は終わっている。だから、注射に来て、前に問診して、会場で注射の前の前をスケジュールとか予約をとっていくとこら辺が一番大変だと思います。

 

記者他市の例ではあるのですが、予診票とかを書いてこないとかなりの時間的に手間どったりとか注射時の服装ですね、今の季節だと長袖の方が多いと思うのですが、半袖の着用をお願いするとか、こういった呼びかけをすることが大切になってきますか。

 

市長:今言われたとおりと思うな。それとね普段からつきあいのある人が周りに一人でも二人でもいてくれはるとね注射受けるときは割と安心なんです。デリケートな人がおられた場合、精神的な部分ていうのがあります。要するにゆったりとした気持ちで受けてくれはる人と、何もわからず緊張した中で受けられると血圧も上がります。それとその人その人の性格にもよりますし、アレルギー反応とかアナフィラキシーとかの統計のといったことも、いかにそれまでにリラックスしてもらうかということが重要な要素やな。顔見知りの者が顔見知りの人にするというのが一番いいと思います。ここの段取りやと思います。

 

記者ワクチンから離れまして、庁舎の関係なんですけれども、予算の話でさっき市長もおっしゃられてましたが当初予算が通りました。庁舎関連費は4万円しかついていません。基本的に事務的なものしかついていない。かつ人事では庁舎対策室を廃止した。と聞いています。それでですね、今後どうしていくのかというのをお聞きしたいのですが、というのは建てるにしても建てないにしても根拠は当然必要で、それは市長が所信表明で言っておられた耐震診断が根拠になるのかと思っています。これについてはですね、所信表明のところで早急に精査すると市長が自身がおっしゃっておられます。その辺をどう考えておられるのか。お伺いいたします。

 

市長:皆さんも気が付いておられるように、1つは耐震診断、それから、コロナによって一挙に生活様式が変わって、もっとスピードが遅くてもいいのかなと思ってたら、生活様式が変わりそうやし、行政に求められるものも少し変わってくるんかなあという思いが、進めなきゃならん、おそらく将来こういう行政の役割となるのかなと思っていたものが割と早いこといくのかと思います。国はデジタル化、デジタル庁と言うてますけども、その中身が何かといわれても、もう私この歳ですのでよくわからん部分もあります。

それと、どうなっていうことが見えないので、今言いましたように、案外早く、行政に求められるものも変わってくるように思います。これが1つです。

それともう1つは、優先順位というものがあるんじゃないですかね。例えば、今言ってるように求められるものが、かなりスピードが早くなってきて、それまでにしなあかんことが、あるんかなということを。

もう1つは、行政の力を見てた場合に、私がいつも言うてるんですが、例えばですよ。この町に、生活圏に合わせて、いろいろ仕組みを作ってるとは言いながら、例えばこの街にはまちづくり協議会ってのは7つあるんですよね。主に小学校を中心に、1つの単位としている。これはこれで生活してはるからね。それを、更にしぼっていったら、将来的には7つのまちづくり協議会というものと、生活してはるその場を合わそうと思ったら、おそらく4つぐらいの生活圏に分けることができるだろう。この街を一極集中というか、中心を作りながらということを1つの方法として求めなきゃならんのですが、違った角度で言うならば、この生活圏というのを重視して、この町をつくっていくという形になってきた時には、恐らくは4つの生活圏に合わせた行政サービスというものになるんじゃないかな。これがいつも言ってます。1つのまちづくり、小規模自治ですね。小規模自治という形なんだろうというふうに思います。そこに合わせて、もう1回行政サービスをどういう形で、やっていくのが時代にあっているかということを、さっき言いましたように、意外と早くなっていくんじゃないかなという思いがありますので、少し今までは切り口違う角度で、行政サービスを考えてもいいんではないか。

もちろん、記者さんが言われるように耐震診断も無視はできませんし、いつまでもほっとくわけにはいかんやろうと。

それからサービスの展開と行政サービスというのを展開するにあたって、今持ちこたえられないほどの、耐震診断がひどい状態なのか。すなわち、0.3というものは一つの規準、それから0.6というものを基準として考えた場合に、過去の耐震診断から言うたら0.52という数字であったと。

これが一応そのまま尊重して考えるならば、0.3以下と、0.6の下の0.52というものもどう考えるということになって、それまでに行政サービスとしてしなきゃならんことがあるんちゃうかなという要素も考えておりまして、確かに言われるように4万しかついてません。4万で何ができるのかという思いもありますが、とりあえずこの辺の話っていうの思いをどうまとめていくかいうことを、皆さんと、もちろん議会の皆さんとも話し合っていこうというふうに思ってます。これが今後の課題やと思います。市議会としても、この10月に市議会議員選挙を迎えられますので、それまでにどういう話を、していくのかということを市議会議員の皆さんと大体おおよそ方向、話し合う、或いは、今度の選挙で、秋の選挙で、どういう、材料で、選挙に向かわれるかという材料づくりもしないかんかなと思いますが、もう少し時間いただけないでしょうか。

ちょっとごめん。答えにならんかもわかりませんが、ちょっと秋まで時間あると思ってます。

 

記者:とういうことは秋までは基本的には何もしないというか、この状態でいくということでよろしいでしょうか。

 

市長:はい。

 

記者:ようは秋に選挙があっておそらく顔ぶれも多少は変わるだろうというところで、そこからの4年間ということもあるだろうし市長自身もまだ3年間もありますし、そっからじっくり考えるということでよろしいでしょうか。

 

市長:そうです。私が言う立場でないかもしれませんが、議員さんもずっと前市長と同じ方向で進んでこられたということと議会としても承認されたという経緯もあるから難しいだろうと思います。ちょっと秋まで時間ください。

 

司会それでは他に質問ございますでしょうか。ないようでしたら、本日の市長の定例記者会見を閉じさせていただきます。なお次回の定例記者会見は、5月11日午前11時から予定しておりますのでよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。