令和3年5月11日定例記者会見

更新日:2021年05月21日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)三菱自動車工業株式会社から新型コロナウイルス感染症対策支援として車両を無償貸与いただきます

【発表内容】

司会:ただいまより令和3年の5月度の市長定例記者会見をさせていただきます。それでは、市長よろしくお願いします。

 

市長:皆さんご苦労さまでございます。

コロナワクチンの接種のことですが、湖南市としても準備を整えております。後で担当の方から説明しますが、個別接種、集団接種についてを。私の方から、あらましのことを申し上げますと、4月の中頃から実際に、医療職、医療従事者に行っております。ほぼこれが、今日ぐらいで、医療関係者と言われるところは、終わります。終わります。で病院職員。医師会、診療所関係、それから薬局関係、それから歯科医師、歯医者さん。それから訪問看護ステーション終わります。それから甲賀の広域行政組合の消防署、消防員救急隊員のメンバーも終わります。それから助産院、それから老健施設が、これも終わります。まだのところは、ご承知のごとく、いろいろもう高齢者のところから始まるという形のルールに、それに従わなきゃならんことはあるんですが、昨日の市長会でも申し上げたんですが、不特定多数とは言いませんけども、いろんな施設とか、例えば介護の施設、或いは障がい者の施設においてクラスターが出ておりますが、やっぱり結局ウイルスを持ち込むのは何か、誰かと言うたら職員でありますので、高齢者のところの接種をまず優先的にするっていうこの原則は崩さないけれども、それぞれの町の状況に合わせて柔軟に考えさせて欲しいということを申しました。障がい者の施設の入所している人、職員に、それから、私どもが管理してるとこじゃないとは言いながら警察関係の人なんか早めてやらなあかんという思いでございます。それから保育園のすべてじゃないんですが、保育園関係の、そこの教員とか保育士さん、この辺が遅れております。それから学校職員まだですね。それから、本当を言うたら申し訳ないんですが、ワクチンの供給体制が早まるのか、予定通りなのか、遅くなるのかわからないのでありますが、その高齢者のところの接種のスピードは緩めることなくやらなきゃならんですが、ワクチンの供給が早まったら、今言いましたところの、不特定多数あるいは施設のところの職員については、やはり持ち込む可能性、危険性は伴ってますので、この辺についてはやっぱり考慮すべきであるというふうに思います。

こういうことが、昨日の話題でありました。それが一つ目です。

それから二つ目は、5月の27、28日に行われます聖火リレーのこともございます。えらそうなことは言いません。県が決めることです。出発式をどうしようかということがありますよね。やるにしても、出発式を観戦するかどうか。出発式とあと最後の仕上げのところについては、子供さんを集めてどうこうという話がありますので、ちょっと、県も迷っているようでございます。

もう一つは、6月の市議会の準備をしております。これもまた後で、どういうことが、あったということが、あればちょっと今言える範囲のことがあれば・・と、今はないようなので健康福祉部理事よりコロナウイルスワクチンの関連のことを説明します。

 

司会:続きまして、本日提供させていただいた資料について、担当より説明させていただきます。「三菱自動車工業株式会社から新型コロナウイルス感染症対策支援として車両を無償貸与いただきます」を含めて新型コロナウイルスワクチン接種について説明させていただきます。

 

健康福祉部理事:「湖南市と災害時における電動自動車両等の支援に関する協定」を説明

 

市長:まちがいがありました。先に発言した接種したというのは消防署のメンバーです。地域的な特殊性があったので、ワクチン接種の順番のところについては、割と市町の状況に応じて柔軟に考えてもいいというふうになってますので、そこに則って、それぞれ工夫してやろう。やっぱりワクチンの廃棄はあってはならないという思いがありますので、工夫をしていこうという思いです。

それから、6月の市議会のことにつきましてですが、市議会に説明していませんので、今度改めて、今日のところはちょっと、堪忍してください。先に議員さんへの説明をするのが筋でありますので、把握できるんですけど。今日のところはちょっと、すいません。

 

司会:その他、広報5月号をお手元に配布しております。これらも含めましてご質問をお受けしたいと思いますのでよろしくお願いします。挙手いただきましたら、またマイクを持って行きますのでよろしくお願いします。

 

記者:さっきワクチン担当者からの説明で、ちょっと整理するんですけど、早口で聴き取りにくかったので、4月26日から施設入所者等・・・何とおっしゃいましたか。

 

健康福祉部理事:従事者さんっていう話をしましたが、一部です。その方たちは高齢者のワクチンで端数が出る分があります。その分で従事者さんの分は今打っています。

 

記者:10日現在で552人の入所者のうち、約80%の427人、残り125人は、これからです。

 

健康福祉部理事:19日までで1回目の接種が終わります。

 

記者:繰り返しでごめんなさい。5月12日から・・・・個別接種と・・・なんておっしゃいましたか。

 

健康福祉部理事:5月12日から個別接種がスタートし、集団接種は5月14日がスタートになります。

 

記者:4月27日85歳以上に接種券配送されて、67%の予約状況。11日の本日75歳から85歳までの4475名分に接種券を発送されるということですか。

 

健康福祉部理事:はい。

 

記者:ありがとうございました。

 

司会:他どうでしょうか。

 

記者:一つずつ聞いていこうと思うんですけど、国がですね。高齢者の接種を7月までにですね終わらせなさいという形で言ってるんですけど、これできるんでしょうか。

 

市長:ワクチンの供給次第。早めにワクチンが届いたらやります。医師会の協力を得なければいけないと言いながら、市町の状況によってはね、医師会が非常に協力的な市もあれば、そうでないところもある。昨日の首長会でも悩み事ばかり伺いました。しかし、この町の医師会の先生も、協力的でありますし協力していただけると思っています。絶対協力していただきます。供給体制がある限りは絶対にやります。やらなくては・・私の立場がない。これが本音。やります。

 

記者:やるにあたって、「早めに来れば」って話なんすけど、どのくらい来ればできますみたいなもの何かありますか。

 

市長:最初に申し上げてましたように、6月末までに、やりたい。1日800人くらいって最初は私言うてたんですけどね。供給次第、記者の皆さんの方がよく知っておられるのでは。ワクチン来るんかなあ。それで、今は、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナとあるが・・。ワクチン担当者どうや、本音として来るか来ないか言ってあげて。・

 

健康福祉部理事:滋賀県にいくらか入ってきて、それをまた各市町に分けるっていうところで、大体、高齢の人口比的に想定できる数は来るかなあと予想しているところなんですけど、ちょっと今週分が遅れるみたいなことを県が言ってきてるので・・・というところです。

 

記者:供給数が来たとして、可能ということなんですけど、やるにあたっての課題とかありますか。

 

健康福祉部理事:まだ現在始まってませんし、1回デモでやってみたっていうところで、85歳以上の方からのスタートになりますので、どのような動きで出来るのかっていうのが実際やってみないとわからないっていうところがありますので、やっぱり最初は、あんまり冒険した数が取れなかったいうのが、現状です。

でも後はワクチンさえ来れば、対象者の年齢的には若くなっていくっていう意味での、接種量の確保ができていくのかなっていうふうには思っています。予約情報を、今日も見てると個別接種の方をやっぱり望まれる方が多くて、もうすでに予約は個別接種の方はいっぱいになってるという状況です。やっぱり早く打ちたいと思われて、個別接種にいけば、予約ができなかったので集団接種に来るっていう方の、情報が不明なことが今は課題と思ってます。

 

市長:現場に行ってるんですけども。感覚的に言うと、前さばきがきちっとしてたら、100人ぐらいを接種しよう思ったら、1時間半。予定よりも倍はいける。おそらく現場の職員に聞いたら、「いや慣れてきたら、今の予定よりも3倍ぐらいの予約しといてくれてもいけるなあ」と言うてますわ。慣れやな。それと前さばき。前さばきやな。いろんな副反応を言わはる人は、1回目よりも2回目、男性よりも女性の方がやっぱり多いな。あと熱発やな、局所的に注射をした所に関してはもうこれは辛抱してえなと言うけども、熱発が、ちょいちょいおられるのは38度と38度5分くらいの熱が出るので、この人達に関しては解熱剤をお渡しする。ただ現場において接種して、15分、30分ぐらい見るんやけども、それほどないなあ。また呼吸困難とか呼吸苦が出るほどの人は今のところ、私どもは経験してない。そういう状態です。

 

記者:同じワクチンの話なんですけれども、予約が85歳以上の方が始まりまして、特に滞りなく予約の方はうまく行きましたかね。

 

健康福祉部理事:コールセンターも特に問題はありません。一応もう年齢区切って接種券を送るということにしてますので、大丈夫です。

 

記者:それともう一つ、さっきおっしゃられてましたけれども、「障がい者とか高齢者施設とか、持ち込むのは職員さんなので・・・」というのはその通りだと思うんで、その辺を考慮して打つ順番とか考えなきゃなんないって話だったんですが。そこの職員さんに先に打っていくっていうふうなこともこれからやっていくわけですか。

 

市長:原則は原則として守らなければならないということは思っていますが、供給体制が早まってくれるのを祈るという思いです。その辺は十分に注意しながら、現実的に考えてください。例えば今までだって実施したのは、コロナの接種会場に従事する人たちにだって打っていないのは、ある意味おかしいでしょう。本当は高齢者からというルールを保たなければならないという、もう一方では感染をいかに抑えるかという。その方法としては、それなりの不特定多数の人と接触する現場職員にリスクがあるわけですから、そこにするというということも別に許される範囲である。それぞれの市町の状況に合わせて柔軟に考えさせてもらっていいのじゃないかなと思う。逆に今までのやり方においても柔軟に考えてやっているのだから・・・ということです。とにかく国はワクチンを早く供給してほしい。後は医師会の先生方の協力です。

 

記者:それとですね、ワクチンはこれ最後です。市長も医者なんですけど、もう打ちましたか。

 

市長:予約の中には私は入っていませんが、キャンセル待ちの中にいたのですが、先日予約の人が来ないので「お前打っといたる」ということで1回だけ打ちました。キャンセル待ちで打ちました。

 

記者:どうでしたか。

 

市長:何も変わらへん。先にも言ったが、年寄りにはあまり副反応が出にくいのかな。

 

記者:ここでですね、全然話が変わるんですけれども。信楽高原鉄道の事故から30年を迎えて、確かこの間僕も初めて知ったんですけど、重症者の搬送先に生田病院があって、もしかすると市長も処置とかされてたんですかね。で、そういうところの思い出とか覚えとかあったら、30年を迎えてということで一言いただければ。

 

市長:信楽高原鉄道の事故の時は、時代から言うたらね。まだ弁当箱みたいな携帯電話やったんで、皆さんこういう、ごっつい、ごっつい弁当箱の大きいやつなんかこう、かばんを肩から下げたということで、それと、携帯電話の基地局が少なかったのでね。貴生川ぐらいまではね携帯電話が繋がってたんですけどね。そっからね信楽の山がね、携帯繋がらなかったんです覚えてますわ。それでね救急車で現場に駆け付けて、黄瀬の集会所があってそこに何人か運び込まれっていう記憶あります。列車同士が、グーっと上がってるところを通りながら黄瀬の方に行きまして、その時にお前さんのところの病院にも搬送されるからと言われ、そのまま現場を確認して、黄瀬の安置所を見て、ほんで戻ってきて入院された方を見ました。他府県の方が多かったですし、うちの病院に入院された方で亡くなられた方はいませんでした。入院された方は退院されました。そういう記憶でありまして、何が起こったのかという・・・あの時説明は何度か聞いたのですが、理解ができませんでした。よくわかりませんでした。理解するのに少し時間がかかったというふうなことを覚えています。必死でやりましたが、それしかない。

 

記者:市長も現場に行かれたのか。

 

市長:はい。わたしが行ったのは、おおよそ救出が終わっていたころだった。

 

記者:要請等があって現地に。

 

市長:ではなかったけど、行きました。すぐに戻れと言われましたが。

 

記者:病院に搬送された患者の状態は・・・軽症者ですか。重症者もおられましたか。

 

市長:中等度だったと思います。大阪、京都の方が多かった。中年から高齢の方数名。それで退院されました。

 

記者:市長にお伺いします。冒頭言及された聖火リレーについてなんですけれども、昨日県の対策本部員会議が開かれまして、報道陣に対する知事のマスコミに対する言葉、ちょっと個人的な受け取り方かもしれないですけど。ニュアンスを聞いてても、ちょっと迷い始められたかなということも、印象として抱いておりまして、言っても月末ですし、その準備等を考えるとですね感染症対策含めて、どれぐらいまでに結論を出して欲しいというかそういったデッドライン的なものっていうのはあるんでしょうか。

 

市長:まず4月25日に、県首長会が湖南市で行われました。その時に、実際にはGoToキャンペーン、GoToイートのことついては、滋賀県としても、少し考えたらどうやねんというのが首長から意見として出てましたが、知事は、そういう思いがなかったと思います。

それから、いろいろ周辺の駐車場についても、どうするかいうことについては、あの時においては、結論めいたこと知事は言われなかった。ちょっと遅いでというニュアンスの発言が、各首長から出てたのは確かです。それが一つでありまして。若干、県としてはどうなのかっていうのは思います。

それから聖火リレーについても、まずは、どうするかっていうことをこの時点においてはだんだん判断しにくい、言いにくいっていうのはあるんですが、例えば方向としては、出発式を、子供さんらを入れる予定になってるんですがそれをちょっとやっぱり考える時期がそろそろきてる。だから、やめろというところまでは誰も言う立場やないので、知事の判断だと。しかしながらその決断が非常にしんどいな。私どもがそんなこと言える立場にはないよな。昔の私やったら、いろんな意見言うけど、私も少し人間ができてきたのではないかと。言うべき立場にはないと思いますが、やっぱり考え時かなと思います。出発のところ、それから最後のところで27日28日ですけれども考えなければならないのかなと思います。だからステージ4ですかね、昨日がね、4になるでということをまだ言うてるんですね。という段階においてはやっぱり、やっぱり常識的な選択を、非常にこう考え時で知事も悩んではるやろなというふうに思っています。だからそれはもう、県レベルでの判断だと思いますし、決められた通り従いますというのが市の立場であります。

 

司会:他どうでしょうか。

 

市長:ワクチンの件は、国に向かって言ってほしい。ワクチン早く。後のさばき方は市町に任せてほしい。絶対にやる。医師会の先生にお願いしてやる。他の町とは違いますので医師会の先生方に絶対に協力をしてもらいます。他の町と競争するつもりはありあません。しかしながら、遅れをとらんように絶対にします。

 

司会:それでは質問がないようですので今月の市長定例記者会見を閉じさせていただきます。なおこの後、三菱自動車さんからの車両の無償貸与の貸与式がございますので、市役所の玄関の方でさせていきますのでお願いしたいと思います。

また次回の定例記者会見は6月1日にさせてだきますので、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。