令和3年8月3日定例記者会見

更新日:2021年12月03日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)集団接種会場で夜間ワクチン接種を行います!

(2)若者まちづくり課プロジェクトスタートします!

【発表内容】

司会:皆さんこんにちは。ただいまより、令和3年8月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

 

市長:おはようございます。ご苦労さまでございます。気持ちとしましてはコロナが収まらないので、一方で自粛しながら、オリンピックが行われてるという言ってみれば矛盾した状況でありますけれども、これも、やむを得ないのかなと思っております。対応の仕方としては、私自身もその現場にいるものとしまして思いますことは、もう、早いことワクチンの接種をできる限りお願いしたいと思います。子どもさんたちのワクチンの接種も始まっておるんですが、気持ちの面において、不安定なところもありますし、身体的な面においてもやっぱりまだまだ小さいお子様もいらっしゃいますので、慎重に行かなきゃならんと思います。コロナのワクチンそのものの副反応によるところのものではなく、気持ちの面において、やっぱりいややなあ、いややなあという思いの中で接種に来ているということが大きな影響を及ぼしていると思います。それに注意しながら、できる限り慎重に、慎重にしながら、ワクチンの接種を進めて行きたいと思っています。それから後で話をさせてもらいますけれども、少し状況が変わってきたようでございます。第5波という状況に入っているということは事実だと思っています。我々のまちとしましても十分注意しながらですが、在宅における家で経過を診ていただくことが増えてくるかと思います。その時に、今の感染症の第2類の扱いでいいのか、いや、やはり第5類ということも頭の中のどっかにおいておきながらの対応を、どっかで検討しなきゃならんのかなと思いながら、とにかくワクチンの接種を早いことしようという思いでやっとります。後、担当の方から、ワクチン接種については説明させていただきますのでよろしくお願いします。

それから、来年度に向けて、どういう形で、まちづくりをしていくかという要望活動が始まっております。具体的に皆様の前でお話しできるのはまだまだ先のことですが、気持ちとしましては、令和4年度予算編成の中で形にしていこうと思います。またご質問があればお答えしたいと思います。暑い中エアコンの効きがもう一つ十分でない部屋での会見となりましたが、しばらくの間お付き合いをお願いします。今日はご苦労様でございます。

 

司会:続きまして本日提供させていただく資料について、担当より説明させていただきます。

「集団接種会場で夜間ワクチン接種を行います」

 

ワクチン対策接種室:いつもありがとうございます。湖南市においてのワクチン接種でございますが、今までも、国の定める優先順位により、医療従事者、高齢者、基礎疾患を有する人等を進めております。6月下旬から64歳以下の人に対しての接種券も5歳刻みで順次送付をしているところでございますが、他の市町村でも言われている通り、やはり予約率の低下傾向というのが、本市においても見られるというような状況でございます。そこで、64歳以下の人への接種を円滑かつ確実に進めるため、医師会や医療機関等の関係者のご協力を賜る中で、8月、9月の2ヶ月間につきましては、毎週金曜日に夜間接種を実施することに決定をしました。この日につきましては昼間の接種を取り止めて夜間の方に移動させる形で実施をしようと計画をしております。平日昼間の接種につきましては1日150人の接種を進めておりますが、金曜日の夜間につきましては、昼間より時間を30分延長した形で、198人の予約枠を設けて実施をする予定でございます。

また、次の資料に、湖南市の接種実績につきましても載せてございます。これはいろんな報道の方でも言われているところでございますが、接種対象者12歳以上の方の接種率を、3番目に記載しておりますが、12歳以上の方は、湖南市の場合4万9623人いらっしゃいますが、1回目の接種が終わってるのは、48.6%、2回目の接種率といたしましては31%でございます。この接種率につきましては高齢者の方も、含まれておりますので、実際64歳以下の方、12歳以上64歳以下の方だけで見ますと、1回目の接種につきましては、約1万人ぐらいになりますので、その方だけで考えると、30%弱ぐらいの、まだ接種率にしかなっておりませんので、8月、9月にかけて、どんどん進められたらと考えております。

また、この数字につきましては、ワクチンの接種記録システムVRSを参考にしておりますので、すべての会場、大阪の大規模接種会場であったり滋賀県の広域の接種会場であったりはVRSへの登録がどの程度進んでいるかっていうのがちょっと確認できておりませんので、日によっては数字がグッと変動するということも今後ありえるかなっていうふうに考えているところでございます。以上です。

 

司会:続きまして「若者まちづくり課プロジェクト スタートします」です。

 

総合政策部長:地域創生推進課から、若者のまちづくり課プロジェクトについて、すでに7月30日、プレスリリースさせていただきましたけれども、再度ご報告をさせていただきます。

本プロジェクトにつきましては、過去に実施をいたしました、若者による社会参画プロジェクトを融合して、今年度から若者まちづくり課プロジェクトとしてリニューアルをするものでございます。対象者は中、高、大学生で、若者が主体的に、また、継続的にまちづくりに参画することで、本市への移住定住や、関係人口の創出の促進を図って参りたいというふうに考えております。7月30日にプレスリリースをさせていただいた資料では、参加者が、大学生が7人でございましたが、現在10人。それから高校生5人でしたが、現在6人。そして新たに中学生が6人ということで参加をいただきます。8月4日のキックオフセミナーから始め計3回のセミナーを開催予定でございますので、各メディアでもぜひ取り上げていただければ幸いと存じます。よろしくお願い申し上げます。以上でございます。

 

司会:その他、広報こなん8月号をお手元に配布しております。これらも含めましてご質問を受けたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

記者:ワクチンのことからお願いします。ちょっと聞き取れなかった部分もありますので確認なんですが、夜間接種なんですけど、昼間を取りやめて、夜に移すということと、昼間3時間ぐらいだったんですかねこれまでも・・・

 

ワクチン接種対策室:昼間は2.5時間ぐらいで、150人の方に接種をしております。取りやめるっていうのは金曜日の昼間を夜間にスライドさせます。引き続き月から木曜日は昼間の接種を行います。

 

記者:1日当たり150人なのを198人ということですかね。

 

ワクチン接種対策室:はい

 

記者:すいません続いては別件なんですけど。市長にお伺いしますが、来月から、子どもの医療費の無償化がスタートをします。とりあえず今年度については、財政調整基金を取り崩すことがメインだったかと思うんですけれども。貯金ばっかり取り崩してはいられませんので、来年度以降、どういうふうにしていくのか。予算が8000万とか1億2000万とかという話がありますけれども、湖南市の財政でいうと、一般会計が当初で200億ぐらいですから、結構重たい数字になるかと思います。どうしても他の事業を、何かちょっと削ってという話になると思うんですけど、議論はこれからだと思うんですが、どういったところ市長は考えておられるのか、お聞かせいただければ。

 

市長:言うたかぎりは、お金の都合をつけなきゃならんというその責任はあると思っています。今回は、途中からなのでこれぐらいで済むのかなあということですが、今おっしゃったように、来年度からは12箇月の費用が丸々かかってきます。今現在、来年度の予算編成のことにとりかかっておりますし、そこで「聖域は作らない!今までと、同じようには、考えないでほしい。」と言っておりますので、見直しをかけながら必要とされる1億数千万円は作っていかなきゃならんと思っております。福祉のところ、福祉担当の人たちもおられるんですが、「福祉だから」等と言って「ここは、聖域だ。」などと思わないでくれと言っておりますので、それは、都合をつけようと思っております。おそらく喧々諤々ということになるかと思いますが、今、言いましたように全体の予算の中で、1億数千万という財源は、作れるという思いでやっております。他にも約束したことがあるんですが、まずはここでやってみて、その感触をみて、他にも約束したことがありますので、もっとお金がかかる問題もあります。給食のこととかもそうですが、そうすると1億数千万では済まなくて、2億、3億、4億、5億とかかってまいります。そこの所は懐具合を見て取り組んでまいります。あとは景気がどれぐらい落ち込むか・・・、皆さん方も感じておられることかと思うのですが、税収がもっと今年、来年減るんじゃないかなと思っておりますが、思っていたほど減らないんじゃないかという感触をもっておりますので、ありがたいなというふうに思っております。

ただ、これからコロナがどうなるかで、税収がどのようになるかということを考えていきたいと思います。この前も第2次産業のところが非常に、堅実だと聞いております。確かに、第3次産業とかで、具体的に言いますと、外食産業とか、あとは旅館とかありますが、そこの所はダメージを受けておられますが、この町の特徴でもある第2次産業の工業生産、部品メーカーが割と多いですので、いろんな方にあっても、やっぱり大手の企業がどう動くかによって変わってまいりますし、エネルギーが落ち着くのか落ち着かないのか、或いは自然エネルギーに移行していかなければならないのか見ていかなければならないのですが、ただ、そんなに慌てておられる企業はなさそうに感じております。その辺の税収がどうなるか、どのくらいの減収に留まるのかを見てからにしたいと思います。しかし来年度から、この子どもの医療費のことについては、何が何でも都合をつけなければならないと思っております。これはもうちょっと時間ください。

 

記者:わかりました。確認なのですけれども要するに、まだどこを削って何とかってことは考えてなくって、福祉という言葉が出てきましたけれども、あくまで聖域を設けないということであって、全体的な見直しの中で、これから考えたいという理解でよろしいですね。

 

市長:はい。対象となる部署にはすでにコンタクトしています。「ここを削るで!」「ここを削るで!」と、「ここを増やすで!」という話は一切していませんので、覚悟をしてもらっています。

 

記者:全然別件なんですけども、前にちょっと市長室でも聞きましたが改めてなんですけれども、市長が選挙に出るときに、無所属で出られまして、広い支援を受けるということだったんですけれども、僕もこの間知ったのですけれども、自民党に復党されてました。それがどういったことなのかということを教えていただければと思います。

 

市長:復党をしております。今年になってから復党しております。今現在で、湖南市が抱えている問題を考えますと、やらなきゃならんことがいろいろあると思っています。その時に、本来はね、5万5000人の町で市長をやらしもらうにあたっては無所属でいるという形が本来の姿ではと思います。言葉が悪いかもしれませんが綺麗な話かもわかりません。しかしそれでどうなるのやということも思いました。復党をして、自民党員に戻っております。で、この町がやらなきゃならないことが何なのかということを考えた時に、いろいろ意見もありますが、自分としては、やはりインフラ整備のところをやらなきゃならん。何が何でもやらなきゃならん。まずは、自分としては決めてるのは、1号線の4車線を実現しなきゃならん。逆に言うと1号線の4車線を早期に実現するということが、私のひとつの役割であると考えております。結局何かと言いますと、国の関わる事業を進めて行こうと思うと、どこにどうやって物事を頼みにいかなければならないかと考えた時に、国から出向してきている人に聞きくと、「我々には一切権限がない。予算を取り仕切っているところで聞いてほしい。」とおっしゃいます。そして「後は政治の舞台なんです。」とおっしゃるのです。この二つに食い込んでいくことが重要なのです。令和6年の秋までに他の所の道路をやっていきますというスケジュールが発表されましたが、1号線の4車線の発表は一切ありません。これを逆に考えると、令和6年の秋までは、この1号線を4車線にする事業に手を付けないという国の方針であります。これは私としては承服しかねる。他の所、例えば8号線や、1号線の西の方とかいろいろやられておられますよね。国体を頭に描いて、あるいは名神名阪の連絡道のところも手を付けておられますよね。その後に、1号線の4車線をするということになる。ただし、そのスケジュールは発表されていない。もう1回言います。令和6年の秋までに、この1号線が4車線になるということはいっさいないし、それまでに、鍬入れもされないという状況となってきた時に、私としては合点がいかないし、承服しかねる。そしたらそこはどうするんや。頭下げる場がありますし、表から挨拶して頼みに行かなあかんところもありますし、しかし他の手段で頼まなければならないこともあるし、政治の世界だということもあって、どうやってアピールするかということを考えたときに、言葉は悪いですけれども自民党にお願いしないと進まない。結局予算を握っているのはどこやとなった時に、自分としては、やはり自分たちの思いとしては5万5000人の町として考えていくならば、無所属の方が綺麗や、綺麗やけれども、それがどうなるのかという思いにもなりました。確かに批判はあることも承知しております。マスコミの皆様からも「何しとるんや。舌の根も乾かないうちに何しとるんや」と言われるのもよくわかってます。わかってるんですが、自分としては、この現実の政治の世界から見たら、やっぱり、私みたいな人間が、そういう形で、頭下げながら食い込みながら、頼みながらという形の方法しか、この地方において、インフラを整備する方法はないと考えたのです。そしたら、私みたいなものも、こういう形でやらせてもらったことは、結果でみてほしい。それが市民の皆さま方から批判されるようなことであれば、自分として潔さはお示ししなければならないと考えています。今しばらくはこのような状態で、国の予算を握っている人たち、政治の世界に食い込んでいく、これもひとつのやり方じゃないかなという形で、復党しました。完璧に100%いい方法であるとは思いません。批判は受け止めますが、これもひとつのやり方であると思ってください。

 

記者:お答えについては市長ご自身も批判もいろいろあるということは言っておられましたが、今の話は私はすごく理解しました。一方でですね、これも私、聞いたんですけど。ああいう形で、選挙時に支援を求めた特に旧民主系、立憲民主党などから、支援ももらったということであるんであれば、少なくとも立憲民主関係の方々には、ある程度の配慮というか、説明をした上でするべきだとは思うんですけれども、私が聞いたところ、そういうような気配が全然ない。というのは、これはちょっと信義にもとるというか、結果選挙はなかったのですが支援を受けたのにどうなのか、市議も13人支援についたわけですし、それというのはいかがなものかと思うんですけども、いかがでしょう。

 

市長:説明が不足してると言う人もおられることも承知しております。例えば、理解を求めて、理解を求めた後、復党したのか、あるいは応援をしていただいた自民党やそれ以外の民主党系の人たちに説明をし了解を得たうえで復党したのかというと、そういう手続きはできていないと思います。ただし復党したということは申しあげております。しかし「それだけでは足らないよ!」とおっしゃられることもあるでしょうが・・・・そこは足らなかったんでしょう。先日、ご指摘を受けた後に、復党したことについて説明を行っているところではあるんですが、それが足らないと言われれば、足らないのだと思う。この記者会見を受けて「生田!自民党に復党している!!」「何が何でもインフラの整備を実現したいので、食い込んでいかなあかんので復党したが、何としてもインフラ整備を取ってきたいがためなので、堪忍してください。」と記事に書いておいてください。あかんことはわかっています。またこの選択が100%とも思っていないが、これが日本の政治の形です。弱いものの立場としては、グループを組んで、迫っていって、地元を盛り上げていこうという思いなんです。1号線の4車線化は令和6年の秋までしないって言うてはるんですよ、こういうことも併せて書いてくださいよ。他のところは進んできているのに・・・湖南市は土地の買収もずっと前に終わっており、今から土地を買収していくところと違うんですよ・・・・ずーっと我慢しているんですよ。我慢に、我慢に、我慢。もうすでに土地はあるんですから、やるか、やらないかだけです。工事に取り掛かる順番は、担当の、国道事務所では采配ができないんです。最終的には政治の世界で決められていく話なんですから。例えが悪いかもしれませんが、名神名阪連絡道を見てください。ほこりを被っていたような話でしたが、今では、最初にあそこのルート決めようとしておられる。これが、どこでどうなったかと言ったら政治の世界でしょう。このルートが、この時代に必要であるということは十分わかっています。十分わかっていますが、それやったら、この1号線の渋滞をどうにかしてほしいという要望も時代の流れです。マスコミの皆さんも協力してください。お願いします。もう生田が泣いとるねん。なりふり構わず頼み込まなあかんし、頭下げ倒しただけではうまくいかんのですから・・・。どれだけ地方の力のないものたちが我慢しているか・・・どれだけ土下座をして頼みこんでいますか・・・

 

司会:他、どうでしょうか。

 

記者:ワクチンの夜間接種の件ですが、確認させてください。まず先ほどから昼間とあるんですけれども、これ広報紙の中では、午後とあるんですけど、これ午後という理解でよろしいですかね。午後の予約受け付け、午後の接種をなくして、夜間接種に回すというような理解でよろしいでしょうか。広報紙の中では金曜日の午後の受付はなくなりますとありますが、昼間という話が午後ということの理解でよろしいでしょうか。広報紙の中には金曜日の午後の予約受け付けはなくなりますとありますが、先ほどからおっしゃってるその「昼間」というお話が「午後」という理解でよろしいですね。

 

市長:これは、集団接種会場だけの対応です。みなさんは、このことについてどう思われますか。時間帯を変えたら接種者増えていくと思われますか。接種者数を増やしていきたい。今回は私もスタッフとして加わって実施します。

 

記者:あとそれから、いただいている資料の中に、予約率が低下傾向にあるとのことで、それが起因して今回の夜間接種の取り組みとなったと思うのですが、これって何か数字的なものはありますか。「6月下旬から64歳以下の人に対して接種券を順次送付しているところですが予約率が低下傾向にあります。」この予約率が低下傾向にあるというのは何かこれ個別具体な数字というのはございますか。

 

ワクチン接種対策室:予約率の低下についての具体的な数字はないんですが、5歳刻みで毎週送らせていただいてる中で、今までだと直近の日程が埋まってたのが、予約が全部埋まらないようになってきたっていうふうな状況の時期がありましたので、ちょっとその毎週というのも、1週間に2グループ送るという工夫もしてきたんですけど。会社員の方等の現役の働く世代になってきてるので更に工夫が必要かと考えたわけです。土日に接種に行くと何となく半日つぶれたり、逆に1日予定を空けとかなあかんっていうような感覚のある方も少なくはないのではないかなというふうに思い、それなら金曜日の夜にすると、土日の予定もそのまま残せますので来やすい環境に感じてもらえるのではないかなと思い金曜日の夜を計画しました。

 

市長:具体的に今5歳刻みで接種券を発行していますが、これおそらく10歳刻みでもいいかもしれません。それから予約のスピード。接種に来てくれてはる人の数を見てるとね。おそらく12歳から15歳は、接種率が5割以上になると私は思っていない。そうすると、まずお母さんとかお父さんがね、自分の子どもたちに接種してもらおうという気持ちにまでなっておられない。自分の接種についても、年齢が若くなればなるほどワクチン接種をしようという気持ちも少なくなってきていている。そうすると、段々と接種状況においてもスピードが鈍化してきている。現場から見ていてもおそらくは、正式に集計しなければわからないのですが、接種対象者が若い人になればなるほど落ちていくと思われる。今の状態からだと若い人たちで言うと3割とか4割程度にとどまる可能性があるのではと思われる。出来る限り接種を受けてほしい。受けるときには注意します。体や気持ち、いやいや来てる子は特に。迷走神経反射といった反応が出ます。そういうことを思うと、かなり注意をしてやっている。若い人になればなるほどワクチンに対する副反応が強いなと思われる。

 

ワクチン接種対策室:今市長の言われた通り、やっぱり迷走神経反射で気分の悪くなる子っていうのは、やはり若い年代になると出てきています。何もない日は、そういった方が0人という日もございますし、症状が複数人出る日もございます。そこら辺は気をつけて、接種をさせていただいてるところですし、ちょっと第5波の流れが来ているので、やっぱり受けとこかなっていう方も、またこれで増えてくるのではないかなっていうのも、少し想像しているところです。

 

市長:付け加えて、最近キャンセルが増えてきています。できる限りキャンセルとならないようお願いしたい。

 

記者:それは職域接種との絡みもあるんですかね。

 

市長: いやあ、どうやろうか。職域接種といっても8月9日までは動かないし・・・物事を約束したら守ろうという思いが、高齢者と若い人との考え方も違うのかな・・・

 

記者: あとひとつ、全国ではあるということでありますが、県内の接種会場で、夜間のワクチン接種をされているところは他にありますか。

 

ワクチン接種対策室:はっきりとしたことはわからないのですが、夜間接種は甲賀市がされていたかと思うのですが、具体的にどれだけの市町がされているかは把握しておりません。

 

記者:市長にご質問します。改めて、夜間ワクチン接種に期待するところ、ねらいをお聞かせください。

 

市長:ワクチン接種に対する考え方は、いろいろあると思いますが、ワクチン接種をされている高齢者のコロナの発生率が少なくなってきているということは、それなりに効果が出ているものであると思ってもらいたい。それから2回目接種されている方のフォローをしているのですが、抗体が減ってきております。接種後しばらく経つと抗体が減ってきております。抗体が減っていくスピードを見ていると、3回目の接種をしていかなければならないのかなと思われます。データを集計をしておりまして、必要であれば提供いたします。

それから、抗体の減り方がきつく、半分以下になっています。そういったことも考えていかなければならなくなってくると思います。やっぱり接種をしておいてほしい。コロナワクチンはまだ不完全のワクチンであり、いずれ下がってくることも承知でやっているのですが、それでも短期間とはいえ効果があります。その間にいろんな治療方法が確立されてきますし、治療薬を必ず開発されてきます。この秋になれば状況が変わってくるのではないかと思います。それまでの時間との戦いです。これを持ちこたえるためには、しばらくの間ご辛抱いただきたいと思います。おそらくインフルエンザ等の治療薬のような形で出てくると思います。そうすると最初に申しましたとおり第5類という形の扱い方も議論されてまいります。それまではワクチンで、感染を回避していただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

 

記者:特に今回その働く世代っていうこともターゲットになってくると思うんですが、若い世代に受けてほしいという狙いということでしょうか。

 

市長:はい。そのように思っています。

 

司会:他はどうでしょうか。

 

記者:すいませんちょっと参考までお聞きしたいんですが、湖南市の方で中高生の方を早めに打つということで7月から実施されてると思うんですけれども。実際今どういった場所でどれぐらいのペースで進んでいっているのかということと、あと若年層で打ちたくないっていう子もおられるかと思うんですけど、8月末までに2回接種できればという目的で、最初始められたと思うんですが、現状をちょっと教えてください。あと、課題等ありましたらお願いします。

 

ワクチン接種対策室:実際に今何人受けてるかっていうのは数字的には、申し訳ございません把握ができてないのが現実なんですけど、予診票を送った段階で、中学校では1学期の終業式を迎えてたっていうこともありますので、もう初日から数人ずつ、毎日受けに来てくれています。中学生も高校生も12歳の子供さんにつきましても、予診票が到着次第受けに来てくれてるというような状況です。当初は、国の言う通りに12歳の子どもさんだけ保護者同伴っていうふうなことで始めましたが、やはり迷走神経反射とか起こす子どもさんがよく見られたので、12歳の子どもさんだけでなく、中学生の子どもさんについても、保護者の方の同席っていうのを求めるようにしました。また集団接種会場がサンヒルズ甲西であることから、ちょっと自分で来られる高校生も少ないということもありますので、保護者の方に送迎してもらい、会場等にも来ていただける方につきましては高校生についても、同伴していただくような形で進めています。高校生についてはもちろん一人で接種会場に来て、1人で受けて帰る子もおられますが、必ず急変時に対応できるような形で、保護者の連絡先を受け付けのところで確認させていただくというような状況の中で受けていただいていますし、毎日、毎日数人は受けに来てくれてます。ちょっとそろそろ、1回人数をと思っておりますが、まだ実際人数までは確認できていません。その接種ペースについては、中学生に対するアンケートで、40%強ぐらいは受けたいっていうような保護者が思いを聞かしていただいてますが、まだ40%どころかそんな数にはまだいってないと思っています。

 

市長:いってないと思う。あと接種後「今日はおとなしくしといて」と言っても「今から部活行ってくるわ!」とか言ってる子がいるねんけど、おとなしくしてもらいたいなぁ。

 

ワクチン接種対策室: 市長からもありましたように、接種日および接種翌日についてはクラブ活動に行かれたとしても見学という形がとれるように学校教育課の方から各中学校の校長先生を通じて連絡をしておりますので、その辺の配慮はできるかと思われます。

 

記者:中高生の接種会場は集団接種会場ですか。

 

ワクチン接種対策室:市内の会場、個別接種会場の各医療機関と集団接種会場のどこででも受けていただいてます。

 

司会:他質問ありませんでしょうか。他にないようですので、市長の定例記者会見を閉じさせていただきます。

次回の定例記者会見につきましては8月19日に開催を予定しておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。本日は大変ありがとうございました。