令和4年2月1日定例記者会見

更新日:2022年02月09日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を支給します

(2)江崎グリコ株式会社と『子育て支援事業等に関する包括連携協定』を締結しました

(3)武田/モデルナ社ワクチン希望者の追加接種(3 回目接種)先行予約を受け付けます!

(4)鳥取県北栄町・滋賀県湖南市友好交流協定10 周年記念式典をオンラインで開催します

(5)日本精工福祉基金石部支部様から福祉車両を寄贈いただきます

(6)甲西高等学校書道部による書道パフォーマンスが行われます

令和4年2月度 定例記者会見会議録

 

司会 皆さんこんにちは。時間となりましたので、ただいまより令和4年の2月の市長定例記者会見を始めさせていただきます。では市長お願いします。

 

市長 皆さんご苦労さまでございます。ありがとうございます。本日は案件がたくさんございますので、先ずはそちらをご説明させていただいた後に、皆様からの質問をお受けするような形とさせていただきたいと思います。来年度令和4年度の予算をどのような形で組み立てていくかということについては、かなり大詰めにきております。来年度予算に関連することについては、16日に開催いたします記者会見で説明、ご質問をお受けするという形にいたしますので、その時にお願いいたします。予算の配分をどうするかということは、もちろん大事なことでございますし、自分なりにできるだけメリハリをつけたいと思っていますし、もう一つはおそらく表に出ないと思いますが、市の職員がどういう形で一致団結できるか。もう一つは、湖南市5万5千人の市民が、どういう形で意思統一して、おおよそ、お互いが理解し合い一つの方向に向かってこの町を作っていくという所にかかっているかなというふうに思っております。ひいてはそれがこの町づくりの方向だと思っております。そこに対しての自分なりの思いと言うものを出していきたいと思っております。

今日は変則的な形になるかもしれませんが、議長もご同席いただいております。私の思いと、議長の思いが一致したところもありましたので、もしもご質問が議会に関するものでありましたら、またその他の事でも結構ですがご質問がございましたら議長にどういうお考えかを聞いていただけたらと思います。なにとぞよろしくお願いいたします。

 

司会 続きまして本日提供させていただく資料について説明していただきます。「住民税非課税世帯等に対する臨時特例特別給付金を支給します」について社会福祉課から説明をいたします。

 

健康福祉部部長 住民税非課税世帯等に対する臨時特例特別給付金についてご説明いたします。本日発行されました広報こなんの9ページにもあげさせていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、生活、暮らしの支援を速やかに行えるよう国の制度として、非課税世帯等に世帯10万円の支給を開始いたします。対象は国が定めています基準日令和3年12月10日において世帯全員の令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯を対象とさせていただいております。ただし住民税が課税されている者からの扶養親族のみからなる世帯は対象外となります。

また新型コロナウイルス感染症の影響を受け令和3年1月から令和4年9月の間に家計が急変し、非課税世帯と同様の事情にあると認められる世帯についても給付金を支給させていただきます。支給の時期につきましては、住民税非課税世帯の方で、令和3年1月1日以前から、湖南市に住民票がある世帯には、2月下旬頃をめどに、確認書を郵送させていただき、世帯において対象要件に合致することを確認いただいたて、確認書を返送いただいた方から順次振り込みをさせていただきたいと考えております。なお、1回目の取りまとめ分の振り込みにつきましては、3月7日を予定させていただいております。

また、令和3年1月2日以降に転入された場合には、令和3年度の住民税均等割非課税であることを、前住所地に照会させていただきまして、要件が確認でき次第、書類を発送させていただく予定としております。なお、家計急変世帯につきましては申請が必要となりますので、ご準備いただく書類等の詳細はお問い合わせいただいて、個々に対応させていただきます。また、本日ホームページの方にもアップしておりますので、ご確認いただけばと思います。社会福祉課を窓口とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。

 

司会 続きまして、「江崎グリコ株式会社と【子育て支援事業等に関する包括連携協定】を締結しました。」を健康政策課より説明いたします。

 

健康政策部理事 江崎グリコ株式会社と子育て支援事業等に関する包括連携協定を締結いたしましたのでここに報告をさせていただきます。

子どもの心と体の健やかな成長に寄与する事業に取り組んでおられます江崎グリコ株式会社と子育て支援事業等に関し、官民協働の取り組みを推進し、地域の一層の活性化および市民サービスの向上を図ることを目的として、令和4年1月19日に包括連携協定を締結いたしました。

具体的な事業につきましては、添付の通りでございますが、早速、1月29日の土曜日には、ママパパ教室を江崎グリコ株式会社の講師に講演いただきいただくなど、早速事業連携を図っているところでございます。以上です。

 

司会 続きまして、「武田/モデルナ社ワクチン希望者の追加接種(3回目接種)先行予約を受け付けます!」を新型コロナウイルスワクチン接種対策室より説明いたします。

 

新型コロナウイルスワクチン接種対策室 ワクチンの3回目接種につきましては湖南市では1月24の週から個別医療機関の方で実施いただいているところでございます。また本日、2月1日から集団接種会場においても、ワクチン接種を始めるところでございます。

全国的にも言われておりますけれどもモデルナワクチンの接種予約が少し、当初は順調に入っていたんですが、高齢者の方の中にも、だんだんとファイザーのワクチンでという方が増えて参りまして、モデルナ者のワクチンの接種予約が低調となっております。このような状況の中で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及び重症化予防の観点から、さらなる追加接種の促進を図るために、予約枠に余剰のある日を対象に、2回目接種終了から6ヶ月を経過した基礎疾患を有する人と社会機能維持者を対象に、先行予約の受け付けを開始したいと考えております。詳しくは別添の予約の概要等に書いております通りになります。

予約方法は予約受け付けシステムグラファーによる電子申請となります。明日午前0時から予約を始めるところでございます。以上です。

 

司会 続きまして「鳥取県北栄町、滋賀県湖南市友好交流協定10周年記念式典をオンラインで開催します」ということで地域創生推進課の方から説明いたします。

 

地域創生推進課課長 私の方からは、鳥取県北栄町と滋賀県湖南市の友好交流協定10周年記念式典を開催するご案内でございます。北栄町とは、平成23年の7月に友好交流協定を締結しまして10周年を、今年迎えます。この10周年記念式典については、当初、北栄町の会場にて、住民参加のもと盛大に開催する予定でございましたが、コロナの影響を受けまして、オンラインによる開催というところで、両市町会場において、令和4年2月10日16時から実施をする予定でございます。この中身につきましては10周年の節目を記念しまして、従来からの良好な、両市町の関係をさらに深めていくための確認をこの中でするという内容でございます。

これについては両市町の首長を初め、議会からは議長、副議長のご出席を賜りながら進めていきたいというものでございます。コロナ禍の状況がございますのでオンラインで、短時間でまた関係者の意見交換なんかを行いながら、今後の両市町の発展に向けて意見を交わすというようなことも考えてございます。ぜひとも取材をいただいてPRをしていきたいなと考えております。よろしくお願いいたします。以上です。

 

司会 続きまして「日本精工福祉基金石部支部様から福祉用車両を寄贈いただきます」を福祉政策課からお願いします。

 

福祉政策課課長 日本精工福祉基金石部支部様から福祉用の車両の寄贈をいただくことにつきましてご説明をいたします。このことにつきましては日本精工福祉基金石部支部様から、地域支援活動として、福祉目的に使用する軽自動車1台の寄贈をいただくものです。従業員の皆様の温かい志によりまして、全国にある生産拠点工場の所在市町に、毎年地域への社会貢献事業の一環としまして福祉車両を寄贈されることに取り組んでおられるものであり、当市においては平成26年に引き続き寄贈をいただくということとなりました。石部町時代から数えますと5回目ということとなっております。既存いただく車両につきましては市の福祉充実のために活用させていただきたいと考えております。贈呈式につきましては、2月9日の10時から湖南市市役所東庁舎の正面玄関でさせていただく予定としております。以上でございます。

 

司会 最後に秘書広報課からですけれども、甲西高等学校の書道部による書道パフォーマンスを行わさせていただきます。コロナ禍において甲西高校の書道部さんもなかなか活動ができなかったということと、また市民の皆様を元気づけたいということで、「市民の皆様へのエール」として、2月11日午前10時から市役所の東庁舎の1階ロビーの方で、パフォーマンスを行っていただく予定としております。パフォーマンス終了後の作品につきましては東庁舎で展示を予定しておりますのでまたよろしくお願いしたいと思います。

この他広報こなん2月号をお手元に配付しておりましたのでよろしくお願いしたいと思います。

それでは、ここでご質問をお受けしたいと思いますので、ご質問ある方につきましては、挙手していただきますようよろしくお願いします。

 

記者 先ほど、武田/モデルナ社の接種予約が低調だということなんですけども、具体的に言うとその1日で打てる接種量等のキャパもあると思うんですけどもそういうのに対して実際どれぐらいの予定・・・要するに予約が入っていない状況なのか・・・どれぐらいの数があるのかとかその辺のことを詳しく教えていください。

 

新型コロナウイルスワクチン接種対策室 失礼いたします。今の質ご質問にお答えしたいと思います。現在予約の状況ですけど、集団接種会場だけでモデルナ社のワクチンを扱っているのですが、大体2月9日10日あたりまでは、予約がすべて入ってるような状況ですが、そこから後が、予約状況が低調で余裕がある状況です。資料にもつけさせていただいた通りに、祝日、日曜日につきましては1日の接種体制を組んでおります、その中で160人から180人前後の先行予約枠を設けて、受けていただけたらというふうに考えているところです。

 

記者 現在は高齢者のみの受付であったと言うことでよろしかったですか。

 

新型コロナウイルスワクチン接種対策室 今予診票を送らしていただいてるのは、明日が最終となるのですが65歳以上の方で、7月7日までに2回接種終わられてる方すべての方に接種券が届くような状況です。

 

司会 よろしいでしょうか。他、どうでしょうかすいません。

 

記者 今の質問に関連してなんですけど市長にお伺いします。全国的に何かファイザー信奉といいますか、高齢者の方中心にファイザー社製のワクチンを打ちたいという声があるみたいですけれども、モデルナ社製で交差接種した方が抗体値効果も高いっていうデータも出てますけれども、その辺りの呼びかけ啓発みたいなものっていうのは市としては積極的に行っていく考えがあるのかどうかお聞かせいただけますか。

 

市長 今言われたように、1回目2回目ファイザーワクチンした人が多いから、3回目もファイザーにしようかなということだと思います。これは人間の心理として当たり前やと思います。新しいのはできるだけ・・・・やっぱりちょっと躊躇しますわね。しかしながら、どっちでもええでと言われるのであれば、早いとこうしようということを優先するということから言うならば、モデルナにしましょうかっていう誘導はしてます、誘導はしてます。そやけども、なかなかやというのが現状だというふうに思います。

昨日もあるところでしゃべったんですが、ファイザー、ファイザー、ファイザーと3回いくよりも・・・・ファイザー、ファイザー、モデルナで行く方が、同じメッセンジャーRNAのワクチンとは言いながらも少し違いますので、そういう形で言うならば、我々はまだ把握してないところにおける免疫力というものを少し呼び起こすということから言うならば、ファイザー、ファイザー、モデルナという形も有効だと思いますし、何も遜色はないと思いますので、できる限り早くしてもらうということを優先して言うならば、モデルナという形を選んでいただきたいという思いは伝えます。そういう形の誘導はいたします。現実にしております。

 

司会 他はどうでしょうか。

 

記者 前回前々回も聞いてますが、再度耐震調査について伺いたいと思います。メモ整理してもちょっとわからないところがあったのですが、次の議会で耐震診断の予算を上げるという説明があるんですけどもその理由については、再度聞きたいと思ってます。前回とか、それまでの会見で耐震補強の基準にするという話がありましたが、要は今回の耐震診断することにどういった意味があるのかというのをもう少し詳しく聞きたいと思います。というのは古い話ですけれども、IS値0.52という耐震診断が出てます。これが市長は何かのときに言ったと思いますが議会のときに言ったと思いますが、IS値0.6ぐらいになると思ってるというような話もありましたけど、そういう確信があって、やってみたら、実際そうなりましたとした場合、その結果耐震補強は安く済むということであるんだったら、なるほどなということはわかるんですが、議会の中で、前市長が途中で耐震診断を止めて、それが何かよくわからんみたいな話言ってましたけれども、ちょっとこの間前市長とたまたま話す機会があって確認したんですが、この建物自体が昭和56年以前の建物で、もうすでにIS値も図ってると。そういう意味ではもう公費の無駄だというふうに言っていて、要するにメリットがないということなんですよね。メリットがないということは、1,000万円からの予算ってなかなか組めないと思うので、その辺がどうなのかとといことを再度ちょっと説明いただければと思います。

 

市長 耐震診断をする意味はどこにあるのかというのはこの前の記者会見の席上でもお聞きになられましたので答えました。で、平成17年18年から時間が経ってるということ。それから、IS値0.52というものの信頼性というものがあるということも併せて言いました。そのあと、経年劣化というものもありますし、違った角度からもう一遍求めるという意味が、平成17年18年から今までの時間的な経過から言うならば、今の話、意味がない、メリットがないという前任者のお話みたいでございますが、それは一個人の見解でありますし、私はそうは思いません。

それで、クリアしなきゃならんところが三つあると思ってます。この前も申しましたように、耐震診断が満たされるかどうかということはやっぱり気になります。全然無視するということはできませんし、時代が求めているものを安全性安心性ということから言うならば、公共的な施設における耐震診断をクリアしなきゃならんということは思います。これが一つ。実はね、私は非常に節約する人間でございますので、湖南市役所東庁舎の建物の劣化調査報告書というのをいただいております。予算は発生しておりません。これは、非常に参考になりますし、いずれ改めて皆さん方にこの資料は出そうと思ってます。

もう一つは、湖南市における防災マップというのがありまして、も一遍言います。これによりますと、今度の新しい市役所を作るにあたって地面を50センチかさ上げしたその上に市役所を作るという計画であります。で、いろんなところにおいて湖南市における防災マップのハザードマップというものがね、憲法みたいな扱いがされています。滋賀県下において、流域治水の考え方でありますが、この中で、この市役所の所も50センチかさ上げしなかったらあかんという地域に指定されてます。このハザードマップというものに対する考え方ですね・・・・。これがいかにも憲法みたいな法律みたいな扱いしておられるんですね。すべての、枠組みを決めるのが、これを基準に生きとるんですね滋賀県下においては・・・・しかしこれは、水害対策に対するソフト対策の目的なんです。ずっと言い続けてるんですが、これが金科玉条のごとくですね、一切これに基づいてというふうに言われますが、これは一つの基準であって、これによってすべての法律、条例なりが全部作られていくということに対して、私は納得しておりません。特にですよ。100年確率1000年確率におけるこれの基準のところの仮定であります。「IF」もしもという場合の、これがどれだけ信頼できるのかと思っとるんです。ここのところね。この思いがクリアにならないことには、50センチかさ上げしたその上に、新庁舎を作らなきゃならんということに、私は組みいたしません。これが二つ目。

それから三つ目。資金の手当、この市役所を作るにあたって、70何億円かの金を積まなきゃならん。返さなきゃならん。これは今現在、凍結してますけれども、まだ生きとるわけですよね。新しい市役所を作るということについては、令和3年度中に、詳細設計までしといたらええというのが国の方針であります。そこでコロナの件が流行りましたので、一応国としてもそこに手を回すだけの余裕がありませんので、すべてのことについてこの国は日本は、すべての事業いろんな計画については今現在、もうそのまま足止め状態で止まってますよ。要するにコロナの件が、まあまあおおよそ先が見えてきたときには、この件に当たろうといって国のプランとかいろんな長期計画については今現在止まったままでなってますよ。だから我々の町のこの湖南市の市役所の新しいどういう形で持っていくかいう話は今現在止まったままですよ。しかしながら、どっちにしても、資金、どういう形で金を工面するかということはあります。これが三つ目。

耐震のところをクリアしたい。それから、水害のところをクリアしたい。それから資金的なものをクリアしなきゃならないというこの三つの山を越えなきゃなりませんので、自分としては、耐震診断だけではないというふうに思っております。これはこの間も説明しました中身でございます。ということでございますので、本格的には耐震診断について、メリットない、無駄やという話をされたという、今話がありましたけど、一つのご意見として承っておきます。以上です。

 

記者 それを受けてなんですけれども、今劣化調査報告書なるものの話が出てきました。

要は報告書から判断して、もう1回やった方がいいと。上がるか下がるかわかんないけどもということでしょか。それは0.6とか言ってましたけど、要はその調査報告書から見ると、もう少し耐震能力があるということでのそれを上がる自信があるということなんでしょうか。

 

市長 思わない。0.6以上と言う形で言われてもね。今現在の普通の一般的な公共的な立場やったら、5割増しですよ。防災センターなら0.9かなあ。0.75ではあかんな、0.9やな。さらにきついこと言うたら1.5を満たせという場合もありますね数値では。1.5って、それは0.9でもきついなと思ってます。でも皆さんがたもちょっと考えてください。この建物が0.3以下の建物とか、0.6以下の建物とかこれ0.75の建物とかというのはね。見た目だけで判断できないですけど大体どれぐらいの建物やったらどういうふうになってる感じかおおよそ皆さん見ておられるんじゃないですか。だから今の建物が0.6以上になると思ってません。思ってません。何らかの形で手を尽くさなきゃならんってことは事実だと思います。しかしながら、この0.52というものが果たしてどれぐらい劣化しているために、幾ら下がるか或いはこれぐらいなのか、或いは違った数字出るかというのは、要するに平成17年18年以降ですから、もう一昔の数字ですので、現状を知りたい。そのお金として1,000数百万円かかるということやけれども、それが、無駄やとは思いません。

それは議会に諮りまして、了解いただいて、数字を知りたいという思いでございます。以上です。

 

記者 ちょっとテクニカルの話なんで、担当は多分総務部長だと思うんで総務部長に聞くんですけど、これ数字が例えば小さくなったり多くなったりした場合に、耐震工事のやり方とか予算、お金のかかり方って変わるんですか。

 

総務部部長 今のご質問は数値によって、工法が変わるのかというご質問かと思うんですけれども、それ実際数値を見た上で、いろいろ工法については検討が必要かなと思いますけれども、今はどの工法で行くとかそういうことは判断できません。耐震補強となった場合には、数値を見ながらですね、今後どういう工法が使えるのかというところもまた検討はしていくことになるかとは思っております。どの数字でどの候補ということではないと思っておりますけれども。

 

市長 私ね、ちょっとだけ・・・・・・大きく分けたら工法として3つあります。3つやなあと思うとるんです。一般的には補強する方法としては3つ。しかしながら今現在そっから枝分かれしてね12、13の方法があります。こういう方法もあんねんなあ・・こういう方法もあんねんなあ・・・・と。

例えば、10数年前、平成17年18年の時やったらね、この3つしか補強する工法としてはなかったんですが、その後、時代の進歩とともに、技術力も進みましたので、そこから今言いまして分かれて12、13あります。これについてはね。その費用も、どれだけかかるのかな・・・昔ほどかかるんかな・・・かからへんかな・・・ということも、少し自分なりに勉強しかけております。その中で言うと、「これぐらいしかかからへんねんな」という工法もあります。だから、現時点で耐震診断が0.何ぼとなるのか楽しみにしてます。それによって今質問されました工法も変わってきます。数値によって違うと思います。

 

記者 続いて、同じく庁舎の話です。その劣化調査報告書なるものなんですけれども、それは多分この庁舎を建てられた大手ゼネコンから出たんじゃないかというふうに思います。そこが、そういう作ったところからするんでしょうけど、実際にそのきちんとしたものが、その調査報告が出てくるのかどうなのか。庁舎を建てたのは確か昭和50年ぐらいだったと思うのですが、ちょうどオイルショックで厳しいときで、もうよく言われてるのが、この頃の建物っていうのが、結構手抜き工事が多いという話があるんですよね。なので調査させるところは、当然作ったところじゃなくて、別のところにさせたほうがいいと思うんです。それは耐震補強も含めてした方がいいと思うんですけれども、極力作ったところは排除すべきじゃないかなと思うんですけど、そこどうですかね。

 

市長 一つのお考えだと思います。当時建てられたこの仕事内容。さすがやと思っております。他の56年以降の、建物、それから今言われたこの旧基準で建てたこの建物見てください。見てください。普通の感覚で見てください。新基準に基づいて、建てた建物ですらどれだけぼろくなってる建物がありますか。行政が、この湖南市が絡んでるところの中においても、一応耐震基準はクリアしてるというふうに言われてる建物もありますが、これが旧基準か新基準かいう建物を見てください。しかしながら、そこにおいてその建物を利用するに耐えない建物もありますやん。だから、新基準だからよい、旧基準だからあかんというわけじゃないですよ。やはりさすが大手やったなという建物だと思ってます。冷静に見てください。これが一つ。

もう一つはねえ。こういう形で、建てて、施工してという責任を感じて、その後もきちんと定期的に点検して、無償という形でアドバイスしてくれるというのはさすが大手やと思います。今度のことについて、仕事が欲しいとか仕事は取ろうとかいう根性はありませんしね。ある意味、今度もしも新しいところをしようとするならば、何かそれなりに便宜を図ってくる、欲しいという根性とか、いろんな気持ちでやってるわけでありませんよ。逆に言うたら、そういう形やから、今おっしゃったように外されるというという可能性があるということを十分承知してお受けされているということについて私は、その心意気を、さすが大手やなというふうに思ってますよ。私の受けとめ方と、記者さんの受けとめ方が違うというのはもうこれもやむを得ません。

 

記者 確認ですが排除みたいなことはしないということでよろしいでしょうか。

 

市長 全然考えたことありません。まだ。まだそこまでなってません。

 

司会 他はどうでしょうか。

 

記者 ちょっと庁舎の関係でいくつか従来からこの庁舎そのものに愛着があるというお話されてましたよね。で、それ昔の議員時代からの、ずっと思い入れ等があられると思うんですが、それがベースにあって、その耐震等の話が積み重なっていくと思うんですけどね。すいませんちょっと改めてで恐縮ですけどその庁舎への思い、エピソードをですね、例えば具体的にどういうところにあるのかなぜあるのか、ちょっとそのことをちょっとお聞きしてもいいですか。ついでのようで恐縮です。

 

市長 旧甲西町の実力以上の建物を役場として作られたと思います。工業団地ができて、収入が増えて、若干鼻高々な時であったということはあったとしてもですよ。実力以上の建物を建てはったと思います。その中でさらに言うならば、地元のいろんな企業に対して支援を頼まれました。金銭的な支援もありましたが、物的な支援もございました。そのリストを見ましたら、今の金額にしたら幾らになることか・・・。この町にこられた企業よりどれだけ支援いただいたか、金銭的なもん、それから物質的な面だというものは、でお願いしたかということがございます。かなりのご支援をいただきました。そういうみなさんの思いと、自分としては、デザインじゃないでしょうか。今作ったらどこの市役所も同じようなデザインの建物ですやんか。デザインがすべてやとは言いません。しかしながら、非常に面白い。これ、最初聞いたときはまだ半分しかないんですよ、建物は。当初の計画から言うたら、まだ半分の建物なんです。私が聞いた説明は、まだここに付け足し増築するという形で完成やというふうに聞いてました。そういうことから言うのも、あれなんですけども、自分としては、ねえ。タイル貼ってあっても落ちてるとこありませんやん。綺麗に仕上げてくださってます。新しい新基準に基づいた建物でもタイル落ちて、ひび割れしてて、そのあとの保守もしてないし、なんかもう駄目やなあというふうに思うような建物もあるでしょう。何回も言いますが、それに比べたらこの建物はいいですね。100年残してもよろしいんちゃいますか。ここはそういう建物にしてみたいですね。

ただね、時代が求めてる使い勝手が・・・機能性とか、トイレ関係とかの水回り、電気回りとかいうのはやっぱり改修しなあかんですね。それはみんな思うでしょう。時代に合わないでしょ。特にトイレ関係ねえ。何とかしなあかんわ。これは恥ずかしい。

 

司会 すいません他はどうでしょうか。

 

新聞 再びです。今日はせっかく議長が来られてるんで、議長に伺いたいと思うんですけれども、政治倫理審査会が今月から始まりまして2回終わりました。それぞれの案件についてまたずっと審議続くと思うんですけれども、政治倫理審査会の開催について条例では、市長が招集することになってるんですかね。いやところが、今回政治倫理審査会の開催を請求したのは議長なので、本来は議長が招集するべきではなかろうかと。そこで議長に対して報告書を持ってくというのが筋だと思います。ところが条例ではそのようになってないらしくて、それはやっぱり変えた方がいいのではないかというふうに思います。特にこれ今政治倫理審査会のかかっています森議員が中心なって作ったって話は聞いてるんですけれども、議発議案ということであるんだったら、その辺、議会の方から修正したらどうかなというふうに思うんですけれどもいかがでしょうか。

 

議長 お邪魔をさせていただいております。まずもってですね報道の皆様方本日もありがとうございます。しかしながら我々の議会のニュースというものが、あまり芳しい物が発信できていなくて、誠に皆様方に対しまして、お詫びを申し上げたいところでございます。

先ほどのご質問のありました、政治倫理審査会に関わる条例の改定に改正についてということでございますけれども、先日の議会運営委員会の方でも、今後の取り組みの課題と一つとして、政倫審の条例の改定についてという議題が上がっておりました。これからですねその部分を実質的に運営する部分でも、いろいろな不都合等も見えるかもわかりませんので、そういった部分と、並行に考えながらですね、今後迅速に改定していく方向でおそらく議論されるのであろうという段階でございます。以上です。

 

市長 私からも少し・・・そもそもね記者さんが言わはるように、市長が開くべき政治倫理審査会だというのですが、実は、作った目的は、市長が、この審査会を招集するという権限もあるし、議長もあるという権限で、両方からこの政治倫理審査会を開くという、権限が与えられてるという形の条例を作っておられます。ここのところについてはルートが二つあるという形で、この条例は作られたという経緯がございます。この辺だけはね、確かに他の市町の政治倫理審査のこの手続き的な決め方とは、湖南市の形は違います。違いますが、知っててこういうふうにしておられます。これだけは、一言余計なことですが、言うておきます。以上です。

 

記者 議長がおられますので予定なかったんですけどもう一つ聞きたいんですけれども、議員定数についてです。今回の10月7日の選挙で、新しい議員決まりましたけれども、一番得票が少ない人で600票代ですのでやっぱりかなりちょっと少ないなという気がします。議員定数については、前市長の時代から、もう2議席減らすということは確か課題になってたはずで、こんなことじゃないんですけれども、今議会で引退される方も結構いられるというふうに聞いてますし、このあたりでちょっと1回議論した方がいいんじゃなかろうかというふうに思うんすけどここはどうでしょうか。

 

議長 この議員定数につきましても、私が議長に立候補させていただく中での、一つの所信の中の一つにも掲げておりまして、適正に1度を持っていくための議論は再度行わなければならないのではないかということは投げかけさせていただいております。議会改革推進特別委員会が現在その役目を担っておりまして、上野委員長にその任をお願いしておりますけれども、副議長のもとで、しっかりとした議論を進めていきたいなというとこでございます。以上です。

 

司会 他、どうでしょうかすいません。

 

記者 一応確認しますけれども、さっきも市長の挨拶でもありましたが、予算案の組み立てを今大詰め迎えてるって話なんですけれども、医療費無料化について、これをしようと思ったらやはり1億2,000万円かかりますから、多くの予算の削減が必要だと思うんですけれども、ちょっと漏れ聞くところでは、どこそこ削減されるみたいなとこも聞こえてくるんですけど、実際に大きなところでは何を削減するっていうのはもう決まってらっしゃるんでしょうか。

 

財政課課長 ただいまの件なんですけれども、市長も申しましたように今予算編成の大詰めを迎えております。そういったことで最終の詰めを行っているところでございますので、誠に申し訳ございませんが、次回、会見時でお示しさせていただきたいというふうに考えております。何分毎年予算を編成するに当たりましては、各部局におきまして既存事業の見直し等を含めましていろんなことに取り組んでるところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

記者 わかりました。次年度の予算では何をするっていうのもさることながら、何が削られるかっていうのも、医療費無料化はあれだけの大きな予算なので、そこを一つの注目になるのでできればそこら辺の資料も揃えてもらえたらと思ってます。お願いします。

 

市長 どこを削るか、どっから持ってくるかいうことだと思いますし、どっから用立てするんやということについても、今度ね、説明できるようにしますので、すいません。

 

司会 他、どうでしょうか。

 

記者 これ最後なんですけれども、ちょっと市民の方からちょっと聞いてくれというふうに言われたんで担当の総務部に聞きますが、情報公開審議会について、9月8日に請求したにもかかわらず、開催がこの間の1月11日と4ヶ月かかってると。ちょっと幾ら何でも遅いのではないかというような話を聞いて、確かに4ヶ月かかったらちょっと遅いんではなかろうかと思うんですけれども、小さな役場なんで人が少ないのはわからんではないんですが、情報公開の性格を考えたらもう少し早くてもいいと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

 

総務課課長 情報公開が、請求から4ヶ月かかっているということに関するご質問について回答の方させていただきます。情報公開審議会が開催されるまでのまず流れといたして、まず公文書公開請求があったときには、請求を受けた日から起算して15日以内に当該請求に係る公開するか否かを決定することとなります。そして、書面による通知を行います。ただし、公開の決定をすることができない正当な理由がある場合は、30日を限度として延長することが可能であります。

その請求者が公開等の決定に不服がある場合は、決定があったことを知った日の翌日から起算して3ヶ月以内に市長に対して審査請求を行うという流れになっております。ここまでで概ね100日から120日程度かかる場合があるという大まかな流れとなります。

審査請求を受けた市の実施機関は、審査請求が不適法である場合ですとか、採決で審査請求の全部を容認する場合を除きまして、弁明書を添えて、速やかに審議会に諮問することと、条例の方で定められております。情報公開審議会の開催にあたりましては関連ある案件を一括で開催する等、案件の整理をしまして、各委員の日程調整を行って開催することとなりますので、請求から開催まで、お時間をちょうだいすることもあるということが、現状となっております。

 

記者 私が言うことでもないんでしょうけど、請求したから、人からすれば、特に情報公開と いうものの情報ということの性格を考えたら、できるだけ早い対応をして欲しいと思うのは、請求者の意向だと思いますので、できるだけ努力してもらったらいいんじゃないかなというふうに思います。

 

司会 他ございませんか。それでは以上をもちまして市長定例記者会見を閉じさせていただきます。次回の定例記者会見は2月16日午前11時からを予定しておりますのでよろしくお願いいたします。本日ありがとうございました。

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