令和4年6月2日定例記者会見

更新日:2022年06月13日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)新型コロナウイルスワクチン第2期追加接種(4回目接種)の実施スケジュールにういて

(2)岩根小学校「ほたるまつり」の開催

【発表内容】

司会:皆さんこんにちは。時間なりましたので、令和4年の6月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。この後また小学校への寄贈品の贈呈、滋賀銀行の石部経友会様から寄贈品の贈呈式がありますので、またよろしくお願いしたいと思います。それでは市長、よろしくお願います。

 

市長:すみません。いろいろありがとうございます。お集まりいただきまして、ありがとうございます。6月の5日に全国植樹祭が行われようとしております。今日も議会全員協議会で挨拶させてもろうた中で、やっぱり天皇皇后両陛下に行幸啓していただきたかったなあ、それから、お田植えそれからお手まきをしていただきたかったなあというふうに思います。コロナの件があるとは言いながら、やっぱり・・・という思いがしております。それから、湖南市におきましては、さくらまつりもやらしていただきましたし、先日の十二坊のトレイルラン&ウォークもやらしていただきました。8月の6日の、湖南市の夏祭りも、非常に慎重にいかなきゃならんのですが、予定通りやらしてもらいたいというふうに思っております。8月の8日のびわ湖花火まつり、早々とお止めになられましたけども、非常に、残念でなりません。十分コロナの件も注意しながらですけども、人出見てたら、休みの日の、道路を走っている車の、種類、量、それからナンバープレート見たら、やっぱりもう、すでに、動きは止められないとこまできてるというふうに思ってます。あれやこれやと思いながら、ちょっとでも、ちょっとでも自分なりに仕事をさしてもらえたらなと思って、少しでも、こじ開けながら、前へ進みたいと思ってます。すみません。性格は変わらないようでございまして、皆さんにご迷惑かけながら進めております。何卒お願いしたいと思います。本日は6月議会に提出しますことからまず説明さしていただきまして、あとは皆さんが、湖南市に対してどうやねん。どう進めるのかというふうに思っていただいてることがたくさんあると思いますので、その辺のことは後に回させていただきますので、事務方からまず説明をお願いしたいと思います。

 

司会:それでは、総務部から、令和4年の6月の湖南市議会の定例会の提出案件について、よろしく願います。

 

総務部長:私の方からは、令和4年6月市議会定例会に提案させていただきます案件について、ご説明をさせていただきます。提出関係の方は3件でございます。順に説明をいたします。

まず、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて、専決第3号の湖南市一般会計補正予算第3号でございますが、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰などに直面して低所得の子育て世代に対して、児童1人当たり5万円を支給するため、6,570万円の予算を計上するものであります。このことによりまして、歳入、歳出の予算の総額につきまして歳入歳出それぞれ218億3,341万4,000円となっております。また、新型コロナウイルスワクチン、住民接種事業につきましても、4回目接種の方針が示されたことから、その必要経費について予算の組み替えを行っております。この、補正予算第3号の専決は、5月30日でございます。主な理由としましては、補正内容のところに、1人5万円ということで、あと1,230世帯といいますか1,230人に総額6,150万円の支給をする予定でございますが、そのうち、1人親世帯については、665人となっており、この児童扶養手当受給世帯に対しては、申請によることなしに6月30日に振り込みをいたしたいと思っておりますので、そのことから、事務手続き上、専決処分をしたものでございます。

次に、議案第36号、教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてでございますが、これは地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、教育長の任命について議会の同意を求めるものでございます。現の松浦加代子教育長は、令和2年12月12日に選任をされました。谷口前教育長が、令和元年7月26日に選任をされてますので、現の教育長は、その前教育長の3年間の任期の残任期間でありますけれども、その任期が、今年の7月で切れるため、再任いたしたく、また3年ということで、議会の同意を求めるものでございます。

最後に、議案第37号市道路線の認定でございますが、これは道路法第8条第2項の規定に基づき、10路線について、市道路線の認定を行うものであります。

以上が、提案の案件の内容でございます。それ以外に、1点報告をいたしますが、国の方から、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金原油価格物価高騰対応分として、本市には1億5,290万5,000円を上限として配分が決定されておりますが、主に事業者支援の事業に、充てるようにと思っております。この6月定例会に追加で提案すべく準備をしております。以上でございます。

 

司会:続きまして本日提供させていただきます資料について担当より説明いたします。まず新型コロナウイルスワクチン第2期追加接種、4回目接種実施について、新型コロナウイルスワクチン接種対策室からよろしく願います。

 

健康福祉部理事:今回は、4回目接種について今回は説明をさせていただきます。初回接種並びに追加接種の接種状況は、2ページ、3ページの通りでございます。国県における数字と比較しましても湖南市の方が少し、それらを上回るような形で進められております。それでは4ページの4回目接種について説明します。

今回の対象はもう皆さんご存知の通り、60歳以上の方と、18歳以上で基礎疾患を有する59歳までの方、また主治医の方から、重症化リスクが高いと認められている方が対象となります。60才以上の3回目接種終了者が、現時点で1万5,353人いらっしゃいますので、その90%80%の方が接種されるという見込みで、接種計画を立てているところでございます。湖南市においてはまた、前回同様、3回目接種後5カ月を経過する高齢者の方から順次、接種券の発送を考えております。今回の接種券の発送につきましては、市民の方には6月17日の発送を皮切りに順次送ろうと考えているところでございます。また、昨日からでございますが1日から14日の間に基礎疾患を有する人の接種も申し込みの提出ということで、広報等でご案内をさせていただいているところでございます。

湖南市におきます4回目接種でございますが、今回においても市内の医療機関の先生方のご協力も得られ、今回は16医療機関と集団接種という形で進めて参ります。接種につきましては、個別医療機関の方では、6月20日の週から順次、開始をしていただきます。また集団接種の方は、7月に選挙等ございますので、その後7月中旬あたりから1ヶ月間にわたって接種の計画をさせていただいているところでございます。また、4回目接種が始まりますが、まだまだ未接種の方おられますので、その方の対応ということで、7ページにもあります。個別医療機関の方で、接種していただく予定をしております。

集団接種については、5月28日をもって3回目までの方の接種につきましては一旦終了とさせていただきました。

コールセンターは以前通り準備をしています。以上でございます。

 

司会:続きまして、岩根小学校ほたる祭りの開催について教育部の方からお願いします。

 

教育部次長:それでは、岩根小学校ほたるまつりの開催につきまして、説明をさせていただきます。岩根小学校のほたるまつりにつきましては2004年から開催している事業でございます。地域の方々、とりわけコミュニティスクールの理事の方それから21世紀の岩根のこどもを育てる会推進委員会の方々と協働し、子どもたちがホタルの観察等によって学習をしているところでございます。

開催日につきましては、明日6月3日金曜日に開催をさせていただきます。内容につきましては、まず、6年生の児童が、1年生から5年生の児童にホタルについての発表を行います。例えば、ホタルの生育のことや、6年生がホタルを育てる活動についての思い等を発信していく場で、6年生が下の学年に伝えていく。これを繰り返すことで、上の子から下の子に繋いでいくことを、学んでいただく機会として、これまでも実施しております。また、6年生を対象に夜8時から9時まで、ホタル鑑賞会ということで、親子で岩根小学校の、学校の裏山に小川がありますので、そちらの方でホタルの観察を行う予定をしております。以上です。

 

司会:その他「広報こなん」の6月号をお手元に配付させていただいております。これらも含めましてご質問を受けたいと思います。挙手していただきますようよろしく願います。

 

記者:ちょっと事務的なところから、6月議会なんですけれども、物価高騰の臨時の交付金なんですが、要は、事業者支援だけの予定なんですかね。何かいろいろつくことはないんですかね。

 

財政課長:現在、予算調整中でございますので、確定したことは申し上げられませんけれども、事業者支援を中心に、現在進めているところでございます。以上でございます。

 

記者:ちなみにいつ出る予定なんですかね。会期中ですか。

 

財政課長:会期中に追加提案ということで出させていただきたいと考えております。

 

記者:それでは市長に聞きます。前回からの続きになりますけれども、政倫審の請求が1件また出ています。市長が説得します。みたいな話があって、止めてますという話がありました。それが今現在どうなっているかというのをまず教えていただければと。

 

市長:政治倫理審査会の1つ目の議員に対するもの、2つ目の議員に対するもの報告書を受け取りました。その後、全員協議会の場において、この件について、1件目の議員からのいろんな質問に対するお互いが協議するという場がございました。そこにも出席させていただきました。それなりの最終的に決着ではないでしょうが、それぞれのみんなの思いとしては、いろいろあるんだと思います。その後、政治倫理審査会の6人のメンバーの方から、お1人、政治倫理審査会のメンバーとして辞めたいという書類が出て参りました。で、6人が5人になるという事態が起きますので、やっぱりもう1人どうしても6人にしなきゃならんちゅうことで、補充の方をどうしようかということが、実際には水面下において、検討を開始しておりまして動きを始めております。速やかに6人目のメンバーを補充させていただいて、お願いして、了解を求めて、それで政治倫理審査会の形を整えたいというふうに思ってます。ここをまず先にやらしてもらいたいと思います。

 

記者:質問はですね、3件目に対する請求出てますが、これは一体どうなっているのかというところです。条例では速やかに政治倫理審査会におろさなきゃならないというふうになっているんですが、それが今どうなってるのかというのが質問です。

 

市長:おっしゃるように、速やかにやらなきゃならんという縛りはあるし、その努力しなきゃならんちゅう立場であるということは承知してます。ただし6人が5人になって欠員のままにしておくのはかなんので、そこのところについては、まず補充する。補充した上で今言わはった6人のメンバー揃えて、政治倫理審査会を開くという形になるというふうに思ってます。

 

記者:質問に答えていただきたいんですが、速やかに審査会の会長、会長はもうはっきりわかってますから、そこに提出しなければならないというふうになっているんですけれども、その請求については、もう会長のとこに出したのかどうなのかというところを聞きたいんです。その中に政治倫理審査会も出さなければならないと。文言ちょっと違うかもしれませんけどそういうふうになってまして、それが、会長のとこに提出されたのかどうなのかというのを伺いたい。

 

市長:9名が署名押印された書類は、湖南市の市議会の議長から私の方に、事務局の方に来てることは承知してます。来てるんですが今申しましたように速やかにしなきゃならんちゅうことは、わかってながらとにかく政治倫理審査会のメンバーをきちっとそろえるというところに、いてます。そこのところを先やって、それから考えさせてもらうと思うところで、今言われるように、無理やりとは言わんけども、開こうと思ったら開けるわな。せやけども、そやけども、今のところ6人のメンバーをそろえるというとこら辺に、まず急いでやらせてもらうというふうに思ってます。だから、政治倫理審査会には、お願いします開いてくれという形は、まだ招集をお願いしますという形は言うてません。はい。

 

記者:要するに市長の手元にまだ請求はあるということでいいんですね。

市長:はい。私の手元にあります。あります。

 

記者:前回の会見の時の説明では、もう市議にこんなことばかりでいいのかということで、市議に説得をするという話がありました。それは説得とかはもうされ始めたんですかね。というのも全協が、今お話ありましたけど、5月16か17日だったかな。15だったかなあって、そこでも言う機会がありましたし、今でも全協もありましたから、十分言う機会があったと思うんですけども、そこを伺えればと。

 

市長:かなりえぐったようなことを聞かはるなというふうに思いますが、1回目2回目に対する、政治倫理審査会開いてのその結論という報告書を受け取りましたが、その時点においてそのあと全協開きましたな。その時に出席を私がしました。ほんで、政治倫理審査会として、この案件を扱うということについての問題とかいろいろいろいろ議員さんたち7名の方が署名捺印しておられますが、そこに対する思い違いもあるし、感じ方も違うし、いっぺん、議会の中において勉強会をやろうやんかという話が出てます。そういう意味では、政治倫理審査会というものの位置付け、その重要性とその政治倫理審査会の、こっから問題発言なるかな・・・限界。限界というのを見えてきたというふうに思います。で、自分としましてはこっからはもう、あれですが自分の思いとしましては政治倫理審査会の6人目のメンバーをきちっと確保するということに、まずは急いでやりますが、そろった段階で、後でご質問が出るかもわからんのですが、議会も、ちょっと動きが、出てきますやん。そうすると、恐らくは、議会の中での、役員選挙というものもありますやろ。こっから想像ですよ。何の権限もないんやから言うべきことではないし、そうすると、議会の、考え方は1回目2回目というものの反省のもとでの動き、それから役員選挙というものもおそらくあるやろと。その中でもっぺん、議会に、ほんまにこれでいいんかよということは、どっかのタイミングで、速やかにですけどね。速やかに図りたい。図りたいというか、水面下になるのか。表でする権限はないけれどもさ。ただ、ほんまにこれでいいんかよということは聞いてみたいという思いはありますし、やっていこうと思ってます。そのあとで、今おっしゃったように、3人目の、件について、どうするかいうことを自分なりに判断しなきゃならんけれども、自分が判断できませんわね。判断することじゃないですよね、ルールから言うたら、何の判断する権限もないですし、抵抗するわけでもないし、速やかに政治倫理審査会を開かなきゃならない立場であるということは思います。

ただし、もっぺんだけ聞いといてください。ほんまにそれでええのかよと。県議会において政治倫理審査会がなんやかんやとか、或いは高島の方で話もありますが、正直言ってこっからはもう内緒の話やけどさ。政治倫理審査会というものはさあ、県が持ってはる権限とかさ。結論とかさ、処罰できるということでもないやん。一つの、ご意見というか、重いものがあるというのは認めながらも、検察権力じゃないんやから、限界もあるよ。そうしたらそういうことも今回の1回目2回目でようわかったやん。言葉は悪いけども、こっから言うたらあかんのやろけども、問題発言かもしれませんが、政治倫理審査会としての、限界ってのがあるやん。私がそう思った時に、やっぱり騒いでるのは、一般市民の方からのいろんな政治倫理審査会を開いてくれという要求と要望と、議員さんたちの中でのいろんな問題とはやっぱり違うように思って仕方ないのよ。だから、1回目2回目はどうやったか、その結果としてどうなんや。それの方向、それとその限界というものを考えたときに、これで、ええのかなあ。ほんまにええのかなということを問うてみても、ごめん。言い方悪いけどさ。お前そんな権限ないでとおっしゃるように権限ないわ。言われるようにね、速やかに受け取っていって、審査会を開かなきゃならんちゅう自分の役割は承知の上でもさ。何遍も、一番最初から、議長に言うてたのは、これでええのかよ。これでええのかよと。いっぺん議員の中において検討したらどうやなと。今回のことについても1回目2回目については、議員の中での、ほんまに話し合うという場を、飛ばして、出てきたので、今度の全協で集まった時はやっぱり議員の中において、もういっぺんやっぱり練ってもよかったなあと。或いはみんなで話し合う場があってそれでもなおかつ、それでも進まなきゃならんのかどうかいうことのその1つワンクッションおいてもよかったんじゃないかなっちゅう声も出てたので、今回もそれもなしで、今度の3人目のことについて9人署名捺印しておられるっという思いというのはわかるけれども、せやけども、ええのかなということについては、ごめん、邪魔するつもりは何もないけども、自分としては聞いてみたい。こういう思いであることには、自分の本音としてはそうです。もうそれ以上このことについては・・・・ちょっと待ってくれへんかな。まずはメンバー6人目のメンバーそろえる。そこ。以上です。

 

記者:今の話の確認なんですけれども、1人欠けましたんで、それを補充する作業を急ぐというのが1点と、議会の多分議長選挙があると思いますので、そのあとに、議会もきちんとした体裁が整った後に、市長の方から9人の市議になるのか、全員になるのかわかりませんけれども、再度問うということですか。

 

市長:そういうことです。

 

記者:議会があって忙しいですけど議会中とかになるんですかね。議会の後とかになるんですかね。

 

市長:まずね6人目の委員を今、頼んでんねんけども、弁護士さんをお願いしていくということが先や、それがどれぐらい時間かかるかによっても違いますやん。だからそれが6月議会の最中なのか議会は、どうなのかいうことようわからへんので、ごめん、それに対する答えは無理やは今。はい。

 

司会:他どうでしょうかありますか。

 

記者:同じ話の続きなんですけれども、聞こうかどうか、それこそちょっとえぐるような話をしようかと思うんですが、市長の話には全面的に、私も思うところ、全くその通りだなと思います。今、本当に。ただ、ただ、請求として出てきてるので、やっぱり法とか条例とかを、守るというか、守った上でやっていくというのは、行政ですから、その点はやっぱり条例違反と言われても仕方がないというところだと思うんですけれども、そこの認識をまずはお聞かせください。

 

市長:おっしゃる通りだと思います。行政の責任者としては、自分の感情とか自分の思いというものをできる限り、出さずに粛々とやっていかなきゃならんのは行政の責任だと思ってます。その中においてもしかしながらあの文章読むと、多少なりともどうやねんなということをそこに挟んだからいうて、条例違反ということを全面的にということじゃなしに、考えてもいいんちゃうかなという思いです。例えば議長が考える場面ってのありますやん。手順からおいても、議長が考えるという手順が、そこが挟んでもいいっちゅう部分と、市長がかましても、その間に、間にちょっと入れてどうやねもっぺん、ちょっと、ほんまにもういっぺん考えてもええんちゃうかというのが、その条例のその繋ぎの中で、手順の中においても含まれてるんじゃないかなというふうに思ってます。あんまりここを強調したら、言わはるように条例違反やし、行政の責任者として何やっておっしゃるけれども、そこはやっぱり、ちょっとだけ考えさせてもらえへんかな。十分注意はしていきますけれども、丸々行政の、手順やという、そこだけ言わはると辛いな。すいません。

 

記者:もう一つ。先ほど言ったように全面的に賛同するものなんですけれども、ただ、ちょっと私、ちょっと耳に挟んだというか、それを見たという人から、聞いたんですけれども、そもそも、この3人目の請求に関しては、市長ご自身が、請求者の1人、その人に、請求を早く出せというようなメールを送って、そのメールを他の議員さんが、市長もそういうふうに言っていると、この議員が言ったというふうに言ったという、見たという、はっきり。という話を私はちょっと聞いてます。まあ、デマの可能性もあるんですけれども、今の状況見てる時に、主導してるのは、この請求を主導してるのは令和会の方々です。市長与党ということを考えて、市長が言ったら、基本的には、そういうことは聞いてくれるような会派の議員さんだと思うんですけれども、市長はこれだけメッセージを報道も含めて発して、それでも引っ込めないっていうのは、やはりその市長がそういうふうに早く請求出せというふうに言ったメールっていうのは、本当じゃなかろうかと私は思うんですけれども、そこ、どうなんですかね。

 

市長:進めたという記憶はないしメールでどうやこうやとかいう記憶はないんですが、私は雑談の中で、ヒントになることを言うた可能性はあると思ってます。自分がね。そこを調べていかはったやろうなと。私が知らんことをよく知ってはるな私が知らんこともよう知ってはるな。こんな書類って見たことないでというふうに思った書類も、そろってるやんかと。というような、話の流れになったということは認めます。でもメールで早くせい早くせいと、例えば、正直言ってやり返せみたいな話をした覚えはありませんが、雑談の中において何らかの形になるような話をしたので、私こんな書類を逆に言って見せられたということが驚いているということがあります。これは正直思ってますが、その段階で、逆に言うと1人目2人目の裏返しが3人目やというふうに思っています。これについては、やられたからやり返すやんかということで、自分とこの与党的な立場の人だけじゃなしに、他の議員さんたちにも、矛を収めたらどうやということを水面下において言うてるのは確かです。それもそういうふうに動きましたし、実際に、1回目2回目も3回目も、矛を収めて欲しいという気持ちには変わりありません。だから、今記者が言われるように、お前けしかけといたんちゃうか。それやのに、ここに来て、何で押さえにかかるんやという話かな。ぶっちゃけた話な。そやけどねえ。多少なりとも私はそう思われるというのは自分なりに反省はしてます。反省はしてますが、もうずっとここ数ヶ月前からもう、あんまり見苦しいことを議員の中においてすることはないんちゃうかっていうのと、1人目2人目の結論としては先ほど申しましたように政治倫理審査会の限界というものも考えたら、そこそこあんまり、内輪の話やんかと。議会全体としても内輪やんかと。7人7人の署名があり今度は9名の署名ってのはさ、議会の中の話やんかよと。そうは言うたらあかんけどもさ、でもそういう部分あるやん。もっと本来の、議会としての仕事、私もそれはそれなりに議会と、歩調合わせながらしなきゃならんこともあるし、ここだけじゃないのでさ。もう正直言う矛を収めて欲しいいう思いは変わりありません。ありません。

 

司会:他の記者さんどうですか。

 

記者:今の質問とちょっと関連してなんですけれども、3件目のですね政倫審設置に関して、市長が矛を収めて欲しいと思っておられるということですが、その背景にね、その議員さんの、その農地っていうのは市長も関わってて、市長にも関わりのある土地なわけなんですけれども、それに関するそういったあれはないんでしょうか。

 

市長:あの土地を担保物件としてうちとこが抑えてるとかいう話があるから、お前はそれを理由に矛を収めて欲しいという1つの理由になってんのちゃうかという話でしょ。それはない。今回の件ちゅうのは、そこの法律どうやこうやとか農地法がどうやこうやということは、関係ないんちゃう。農地法の問題とかいろいろ問題が絡んでくるのはわかるけれども、あそこの土地のとこの、今どうなってるかということについては、今回の政治倫理審査会にかかった内容とは違うんちゃう。

 

記者:いやいや、そんなことありませんといいますかあの土地をですね、農地転用の手続きをしないで、使っていたというような話ですけど、市長もそれを知りながら知りながらって言いますか。それは違法性があるというのを知りながら黙認してたっていう、こともあるわけですから、そこら辺をその政倫審でですね調べられたくないっていうような思いはないんでしょうか。

 

市長:ない。あの土地を担保物権として私とこが預かったというつもりは、先ほど言いましたように、その書類を取り寄せて見たこともないので、あの土地が、確かに預かってるという立場は承知してました。しかしなあれが、担保としてお受け取りしてた、預かってるという気持ちはなかったです。それから、農業委員会から、「生田これはお前百姓でないんやから、あの土地を、法人としても、個人としても、購入するっちゅうことはできへん。」ということは聞いてました。地元の農業委員会から聞いてました。そこのところを法律違反として、知ってながらどうやねんと言われたらそうだと思います。あの土地を自分が購入するっちゅうことができない立場があるっちゅうのは、知ってます。知ってます。受け取れない立場であるということも農業委員会も知っておられましたし、議員も聞いてると思ってます。そこのところは公になるからからかなんとか言うつもりはありません。あの土地自分の土地だと思ってませんでしたので、使用料がどうやとか発生してるということも、どういう形かいうのわかりませんし、その使用料について受け取ったこともないし、受け取る立場にもないというふうに思ってます。

 

司会:他、よろしいですか。

 

記者:すいません。ちょっと話が変わるんですけれども、過去の記者会見の内容をちょっと精査した時に、一つ聞きいたことがあったんで教えて欲しいんですけれども、11月下旬の記者会見の時に、1件目議員の話が出た中で、市長が議員の後援会に入り込んでるみたいな話がありました。これホームページにあるんですけども、いやこれ後援会の会員だったんですか。

 

市長:あのね、ごめん。言い方はいろいろあると思うんですが後援会に入ってるって言うたら、形として私入ってるんやと思います。後援会のメンバーとして署名してるかしてないかというと、そういう組織じゃないんじゃないですか。彼がやってる月例会がありますので、そこに出席していろんなことを言うてるのは確かですから、それをもって、後援会のメンバーやと言うたらそうやし。皆さん方から言うような、法的に署名してんのかどうか言うたら、そういうもんじゃないんですけど、違うんじゃ、違うんじゃないすか後援会っちゅうのは。来たメンバーが後援会のメンバーで来なくなって消えた人達は後援会から消えるんじゃないですか。

 

記者:今も行っておられるんですか。

 

市長:行ってます。月例会行ってます。

 

記者:わかりました。もう一つ、全く話があるんですけれども、高等専門学校話が県の方から条件が出ました。湖南市というか甲賀市も含めてなんですけれども、あれで考えるとちょっと厳しいかなというような感じがしないでもないんですが、特に彦根辺りが有利なのかなというような気がしますけど、あれを見て市長はどんなふうに思われたのかちょっとお聞かせください。

 

市長:多分お聞きになるやろなと思っておった1つでありますが、当県点数配分を含めて、県有地の提案がありました。実際は、6ヶ所の候補地ですが、今、おっしゃるように、主な競争相手としましては、長浜北高校の跡地、それから県大の敷地内、それから、野洲川のところ、この3ヶ所かな。必死の思いでやってますし、必死な思いで、60点の配分の、240点と、加算点数が30点270点という点数で、県は県有地を示すという形になってます。で、今申しました長浜は長浜北高校の跡地ですが、今おっしゃったように、彦根のところが優位やというふうに思ってます。もう一つのところは野洲という形の提案がなされているというふうに聞いてます。しかしながら、県は1ヶ所に絞らなきゃならんのですね。で、彦根の大学の後とは言いながら、彦根はどこを希望してるか言うたら、稲枝のところを希望してるわけね。彦根市は、彦根市はですよ。彦根市と県と打ち合わせしてるかいたしてませんし、長浜とも打ち合わせしてません。してません。またそういう形で打ち合わせするっちゅうのは、ルールに違反しますので、してません。これからなんですね。それで県は1ヶ所に絞らなきゃならんですが、今おっしゃったようにどこに絞るかいうことはわかりません。しかしそれと、各市町が提案するというところを点数配分で比較して、それで、簡単に言うたら、一番点数の多いところにしようかという話になるわけですね、最終的には、滋賀県における知事選が終わった8月の段階でという形になるわけですね。でも、ある面においたら、三日月知事が独断で決めるということではないという形の、一応、形を整えたというふうに思いますが、下心ありで形を整えたのか、全く下心なくて形を整えたのかということを見たときに、えっ!という思いがするんです。それ以上言うたら、非常に微妙な時期が来てますので、あんまり県を批判したらよくないのでというふうに思いますが、その点数配分のところについては、やっぱりそれはそれなりの配分やろうなと思ってます。それで甲賀湖南の両市がその点数配分よりも上回る点数になるように、提案しなきゃならん。ということで、私としましてはまだ諦めておりません。もう1回言いますと、県はもともと、候補地を決めてやってるのかは、あったらもうお手上げ、うちとこ。しかしながら、まだ決めてなくて非常に公平にフェアに行くという形で行くと言うならば、うちとことしては勝負させてもらいたいという思いで今最終段階だというふうに思ってます。応援してください。皆さん、甲賀湖南の提案に、県も乗った方がええでっていうことを。

 

司会:他はよろしいですかね。そうしたらないようですので、ここで終了させたいなと思います。次回は7月5日を予定しておりますのでよろしくお願いします。あと会見終了後、贈呈式がございますのでよろしくお願いしたいと思います。本日はありがとうございました。