令和4年7月5日定例記者会見

更新日:2022年07月13日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)(仮称)滋賀県立高等専門学校を設置するための候補地を提案します

(2)湖南市出身「銀座しのはら」店主篠原さんを「湖南市ふるさと大使」に委嘱しました!

【発表内容】

司会:皆さんこんにちは。本日は、期日前投票の関係で会場を変更させていただいてますことを、ご了承ください。

ただいまより令和4年の7月度の市長定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願います。

 

市長:皆さんご苦労さんでございます。ありがとうございます。選挙は、ダブル選挙と言われますが、湖南市にとりましては、1日で終わりましたけれども、トリプル選挙でございました。滋賀県の知事選挙それから参議院選挙と、いろいろ各陣営は頑張っておられるんですけども、おおよそおおよそ流れは、決まりつつあるんかなというふうに思っております。選挙のやり方、いろいろやり方があんねんなと思いながら、勉強させてもらっております。そういう事態ですので、今しばらくご容赦願いたいと思います。すいません。いろいろご報告あるんですけども、とりあえず、担当のものから報告させてもらいまして、皆さん方で湖南市にとりまして気になることがありましたら、ご質問をお受けする中で、お答え申し上げて、そこから、始めたいというふうに思いますんでね。よろしくお願いいたします。

 

司会:続きまして、本日提供させていただく資料について担当より説明させていただきます。本日の案件は2件でございます。1件目が「(仮称)滋賀県立高等専門学校を設置するための候補地を提案します。」2件目が、「湖南市出身の『銀座しのはら』店主の篠原さんを、湖南市ふるさと大使に委嘱しました。」は同じ担当で地域創生推進課でございますので、順次、説明をいたします。

 

地域創生推進課 課長:まず1点目「県の高等専門学校の提案」というところで、情報提供をさせていただきます。滋賀県が進めております、県立高等専門学校につきましては、本市市議会においても、令和3年6月7日に滋賀県高等専門学校の誘致を求める決議が採択されまして、民間の事業者では、令和3年7月26日に、湖南甲賀地域の企業23社で、「草津線沿線地域に高専を誘致する会」が設立され、誘致活動を民間官民一体となって進めてきたところでございます。

この度滋賀県がその候補地の提案というところで、市町に紹介がございましたので、6月15日に、まず高専の候補地を提案する意向を湖南市として、示させていただいたところです。

一方県においては、6月8日に、県有地の中でですね、野洲市の市三宅の旧野洲川用地を、最適地という形で、すでに県の中で示されておりますが、その最適地に匹敵する候補地があるならば、市町に提案をお願いしたいというようなことでございました。

本市については、6月中旬に、その意向があるということを表明させていただいたと同時に、今回、7月8日が締め切りとなっています、その提案を、県に向けて提案をしていく予定をしているところであります。

本市の候補地といたしましては、湖南市市民グラウンド約4万平方メートルを候補地として決定をいたしておるものでございまして、このたび、県の方に提案をしていく予定でございます。この提案においては、草津線の利用促進、それと若者の定着、それとあわせて市内の中学生の進路選択の幅が広がっていくということも期待されるところでございますし、また、産業界にとって、高度技術者の不足、こういったものへの解消にも大きく期待するところでございます。何より全体で700人ほどの生徒を予定されているところでございますので、本市に誘致を是非ともお願いをしまして、それを地域のにぎわいと、草津線の利用促進、複線化に向けて、こういったものが寄与すればということも願うところでございます。簡単でございますが、高専については説明以上でございます。

 

市長:きちっとしなきゃならん方々ですので補足しますと、陸上競技場と野球場と、それから下田の所のちょっと離れた所に公園がございます。これを合わせて5万平方メートルの提案やと思っといてください。4万平方メートルと書いていただいてもいいんですけども、できたら、県への提案は5万平方メートル。ちょっとそこだけきちっと確認を。

 

地域創生推進課 課長:今市長に補足をいただきましたが、グラウンドは4万平方メートルの敷地でございますが、ただ、一体として活用できる敷地としまして、今市長からもありましたように広さ1万平方メートルの多目的グラウウンドが、近隣約200m離れたところにあります。そのグラウンドは、学校としても活用ができる土地として提案をするということで、4万平方メートルプラス1万平方メートルとし全体の提案面積は5万平方メートルということで本市より提案をしていく予定です。

 

続きまして地域創生推進課より湖南市出身「銀座しのはら」店主篠原さんを「湖南市ふるさと大使」に委嘱をしましたことご説明申し上げます。湖南市ふるさと大使につきましては、市に縁がある方、特に経済、文化教育、芸術、スポーツ等様々な分野において、全国的に活躍をされておられる方にご協力をいただいて市の振興やイメージアップに資する活動を期待し、ふるさと大使をお願いをして、PRを図っていきたいというものでございます。

この度、湖南市出身の「銀座しのはら」の、店主篠原武将さんをふるさと大使に委嘱をさせていただきました。

篠原さんを委嘱させていただきましたのは、湖南市の出身であるということと、京都で料理の修行をされた後に、湖南市岩根において、2006年に「日本料理しのはら」を開業されました。開業より、全国から予約をされる人気店となり、10年後の2016年に湖南市のお店を閉店され、東京銀座に、滋賀の田舎料理をコンセプトとして、銀座しのはらをオープンされました。

その後、ご活躍は、お店が評判を生み、2022年まで3年間連続でミシュランガイド東京で2つ星を獲得され、日本を代表する名店として知られるようになられました。

こういったところで、この篠原さんにふるさと大使のお話を打診させていただいて、令和4年6月13日に、市長が上京をし、銀座しのはらの店舗において委嘱状をお渡しさせていただき、改めてお願いをいたしました。篠原さんには委嘱前から、本市の様々なPRにご協力をいただいておりまして、皆さんのお手元に置かせていただいてる、ふるさと納税のリーフレットパンフレット類に、湖南市食材のよさをPRしていただくようなところと、また、湖南市向けのオリジナルレシピなんかを、考えていただいたりということで、いろいろご協力をいただいてきたんですが、改めて今回そういったことを、さらにPRをしていただくために、湖南市ふるさと大使に委嘱をさせていただきました。説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。

 

司会:その他広報こなんの7月号をお手元に配布しております。これらを含めましてご説明を受けたいと思います。挙手いただきましたら、こちらの方で指名させていただきますのでよろしくお願いたいと思います。

 

記者:高専のことで伺います。湖南市民グラウンドなんですけれども、県が示している野洲の候補地よりメリットが高い部分、後はもう、交通機関も含めたデメリットの部分。どういったことを考えてるのかというのを教えてください。

 

市長:先日、三日月知事の応援で下田の商店街でもしゃべったんですが、県の提案されてる野洲市の川沿いのとこですが、満点が270点のうちの151点なんですね。甘いかもしれませんが、湖南市の提案は270点分の151点よりも上やと思ってます。それは、1つの決め手はやっぱり、その具体的な土地の、提供の仕方が恐らくは違いがあると思います。それから周りの状況とかいろんなこと、それから土地にもろもろの縛りがあるかどうかとか、いろんなことを加味すると、ここのところは大きい、それから地元の協力、経済界、産業界、金融業界と地元の人たちの協力体制がどれだけできてるかいうことが2つ目。それからもう1つは、やっぱりそこへ行くにあたってのアクセスかな。アクセスのところは、県としても、寮を作るのか、通学にするのかいう結論はついてませんわね。しかしながら、どっちの方法を選ばれても、あるいは若いときは寮に入られて、そのあとは・・・、という形になるのかわからんですけど、どういう方針をされようとも、それに対応できるという面積があるということ。それから、近くに工業団地もありますし、住宅地もありますし、その辺では、生徒さん或いは職員さんにご迷惑を掛からんような状態としては地元の協力もできるということかな。そういうことだと思います。

それから、最終的にはプラス30点のところで、加点されるところの点数配分が、地元がどれだけ盛り上がりあんのか、地元が維持、経営、運営するにあたってどれだけの協力をそのあとも持続的に協力できるかいうことに対しての裏付けをしてるかということだと思います。ただそういうことから言いますると、今言うておられる長浜とか彦根とか野洲とか、或いは他のとこもございますが、10ヶ所ほど言うておられるようでございますが、先ほどお話ありましたけども、提出日の7月8日提出までにきちっと揃えてまいりたい。もう一つ言うならば、プレゼンテーションする場を作ってくれって言うてるんですわ。どっと押しかけるでって言うてるんですけども、まだ、そのような場を作ってやろうとは言うてくれないんですけど、それも含めて、提案して、270分の151、野洲も151点プラスアルファのところを、さらに上積みできるようにすると言うておられるんですが、どういう提案されるか、どういう提案されるかいうことを、正直言いますと探りながら進めておるんですけども、さらに負けることなく、提案できるという内容で提出しようという思いであります。頑張っていきます。

 

記者:土地利用の審議も終わってますし工業団地の隣にあるので、その協力っていうか、実習先とかも含めて、いいのかなと思うんですけど。素人目に見てもネックはやっぱりアクセスがどうなのかというところだと思います。これ駅から結構あるんですかね。

 

地域創生推進課 課長:はい。最寄り駅はJR三雲駅ということで提案をさせていただきます。駅からはですね、コミュニティバスですと10分なんです。ですから、遠いようですが大して遠くないんです。ただ、県の交通アクセスについては草津線が何本あるというようなことを、聞いておられる部分があるので、そういったところでは、ちょっと優位性に欠けるかなというふうに思っています。ただ今市長が申し上げたこの工業団地のど真ん中にあるということを、今記者も仰っていただいたが、インターンシップ先に活用できるとか、企業協力が得られるという部分。それと、湖南市は、SDGs未来都市であって、県が、この構想骨子の中で、この高専については、自然エネルギーの分野についても、この高専では学んでいくんやというところを示されている部分もありますので、そういったところでは、当市は自然エネルギーの先進自治体でありますので、もう学びのフィールドがあると理解をしています。

それと、下田地域と言いながらも、ダイハツ竜王工場さんにも近いですし、竜王町の新たな工業団地も造成されているというところで、湖南市下田にありながらも、周辺自治体にも、そういった技術系の企業がたくさんあるというところで、やはり滋賀のものづくりの拠点、中心的な位置にあるというふうなところで、PRをしていきたいと考えています。

 

記者:コミュニティバス10分という話がありましたが、誘致するにあたって例えばコミュニティバスを増便させるだとかそんな考えもあるんですかね。

 

市長:いや、実はね、JRも、JRのお客が減ってますやん。そしたらね、工業団地に、シャトルバスを出せということをねJRからも提案されているんです。この今度高専の話とは別に、工業団地の方にね三雲の駅からね。そこに通う人、仕事する人のシャトルバス出せという計画でね。逆にJRから提案されたというような経緯がありました。この提案も妙案だなと思ってる。

もう一つ言ってよろしいか、聞いて欲しいんやけども。普段より予算、お金のことについて厳しく言うてる私がね、長期的に50年後100年後を思って、将来を考えたら、お金のことだけを言ってられない。将来性というものを考えたら、これはこの土地を提供して更地にして、ちゃんと、そのあとの運営、経営に関しても協力させてもらうということ言うてんねやから、私としてはほんまに、普段言うてることと違いますが、清らかな気持ちで今やってやろうとしています。いや、皆さん首傾げんといてください。わりと自分らしくない非常に綺麗な気持ちでやろうとしてるんだから、もしも記事書いていただけるんやったらそういう気持ちやでと。将来性を買いたいというふうに思ってますので何卒ご協力のほどお願いします。

 

記者:すいませんちょっと参考でお聞きしたいんですけど、この市民グラウンドというのは、いつごろ整備されたもので、普段利用状況とかがどうだったのかっていうことと今回廃止にあたっての、地域住民の声とかその辺の合意とかその辺はどうだったのか教えてください。

 

地域創生推進課 課長:昭和47年に開設されました。あと、市民グラウンドについては、もうすでに利用者が少ないということで、グラウンドとしての用途廃止は、条例可決がされておりまして、すでにそういった手続きが済んでございます。はい。以上です。

 

市長:土地の用途を限定するための縛りは外れてます。それから、更地にする責任も、もうあとの日にちがないから、出し渋ってるわけじゃないですけども、5万。縛りはない。更地も責任持ってやると言うてる条件。もうそろそろ記事として書いてもらってもええかなと思ってますので、お願いします。

 

記者:ちょっと別件なんですが、ふるさと大使なんですけど、これは何人目とかありますか。

 

地域創生推進課 課長:湖南市で初めてです。今回初めてふるさと大使の制度を作りましたので、第1号ということです。

 

記者:いつからの制度になるのでしょうか。

 

地域創生推進課 課長:篠原さんを想定してということですので6月1日です。令和4年6月1日に制度を作って、13日に委嘱しました。

 

記者:もしわかれば篠原さんのご生年月日とかわかりますか。

 

地域創生推進課 課長:申し訳ありません。手元に資料がございません。

 

記者:また後で結構ですのでお願いします。後大使になられて篠原さん自身の抱負といいますか何かそういう、メッセージでも何でもいいんですけど、改めて取ってくださって結構ですので、それと資料提供にある写真でもいいですので、これ、包丁入れてらっしゃるとかでも、ちょっといただけるものがあったら後でお願いします。

 

市長:なかなかね予約とれないそうで、7ヶ月後と言わはって、そんな先のこと忘れてしまうやろと言うてました。

 

記者:市長自身も食べられましたか。

 

市長:彼は岩根にいてたんです。ずっとねえ。彼の弟子もねえ、やめて、東京行ってしまった。ここではあかんのかなあ。やっぱり東京かなあ。東京なんやろなあ。

 

司会:他よろしいでしょうか。

 

記者:先日、市長は事故をされました。コメントも出てましたけれども、さっきもちょっと雑談で言ってましたが、やっぱり車は必要だろうなとは思いながら、首長でもありますし、この際免許返納でもすればすごいPRになるのではなかろうかと思ったりはするんですけれども、その辺はいかがでしょう。

 

市長:まことにお恥ずかしい話でありまして、相手の車に、乗ってなかったという、まことにお恥ずかしい話でございます。もう全面的に100%自分が悪い話でございまして、お詫び方々、というふうに思ってます。もうそろそろどんくさいのやから、免許返納したらどうやというご意見だと思います。うちの家族にも言われています。もう、ぼろくそに言われてます。言われてますし、検討はしてます。職員の皆さんからも、冷たい目線は感じてます。そやけどもうちょっと、もうちょっと待ってもらえんやろか。考えなあかんねんけど。74歳で免許証返納したら、私どこにも行けしまへんねわ。考えておきます。これで堪忍してください。すみません。気を付けます。申し訳ございません。何を言われてもあきませんわ。どんくさいです。すみません。

 

記者:すいません。先ほどの車の関係でちょっと恐縮なんですが、市長は、今も乗用車の方で、その後も、いわゆる登庁はされているんですか。

これやっぱり徒歩では厳しいですか、その免許返納という前段階でまずその出退勤で車をやめるかどうかという判断もあると思うんですけど。

 

市長:ぶっちゃけ話するとね、朝7時に病院に入りますねん。ほんで、何もなかったかということを確認して、8時過ぎに、病院を出てこっちに来ますねん。そういう生活で、あります。大体17時過ぎになって、あんまり長いこと市役所に行ってたらみんなに迷惑かけるから、そこそこの時間に出るでしょ。そしたらそういうのやったらどうするか言うたら家帰るかわからへんねん。町うろちょろするねん。いろいろ目的があって、いろんなとこ行ったり来たりしますねん。それで、また夕方病院に戻って、どうやねんと、何かなかったかと。

例えば、謝りに行くところとか、それなりの相談事とかいうのがあったら、それなりに応じて、ほんで大体安定してるな、落ち着いてるなということを確認して、家帰ります。そういうことを、それこそ、ごめんなさい、365日、40数年間このリズムでずっと動いとる。ということやから、そこやから歩いて来いやと言わはるお気持ちはわかるんやけども、正直に言うと、家からストレートに市役所に来るという日はない。ごめん。

 

記者:この前は家から、登庁する時に事故をしたのでは。

 

市長:そうそう。あれ、この前のやつ。前は病院からですよ。

 

記者:でも家の車庫からっていう話では・・・・この間はね。

 

市長:この間はそうです。

 

記者:だからそんな時ないって言われたけど、してるじゃないですか。だから、その家から直接市役所に行くときなんてないって今おっしゃったけれども。

 

市長:あの日はね。同じようなパターンなんですよ。7時から動いとる。朝起きて、8時前に家を出て、そのままここへ来たということじゃないんです。

 

記者:病院行く途中だったんですか。

 

市長:病院って。病院だけじゃないです。あの日の朝は7時から動いてます。

 

記者:事故をされたのが8時頃でした

 

市長:8時20分ごろ

 

記者:それは何をして病院から戻ってきたんですか。

 

市長:病院だけじゃなしに、回って回って、家の駐車場に入りました。

 

記者:何で直接市役所行かなかったんですか。

 

市長:家に用事ありました。

 

記者:それで家から出て、市役所に行こうと思ったときに、事故をされたということなんですね。

 

市長:だから、あそこまで、朝起きてから行動があってその途中で家に寄っとるわけ。家に寄ってその流れで、市役所に入る。直前です。

 

記者:市長ですからちょっとお聞きしたのは、その街を回りたいとか諸々そういった車を使いたいっていうご自身の思いはあるとは思うんですけれども、前回の登庁中に、事故ということがあってそれが同じケースが2回あったということで、その前にどこかに立ち寄るとか寄らないっていうのも別の話で切り分けて、ご自宅から歩いてくるというふうに、切り替えるというお考えはもう今後もないのかどうかということですが。

 

市長:それしたらどうやという注意をされました。今回も、もういい加減せいと言われました。怒られました。家族からも怒られましたし、周りからも、皆さんの目つき見ていただくと冷たいですわ。いいかげんにしろって言ってはります。ようわかってます。すいません。もうちょっと時間ください。

 

司会:他、よろしいでしょうか。

 

記者:この2、3ヶ月毎回聞いてるんですけども、政倫審の3回目の請求なんですけど、これはまだ市長の手元にあって、前回前々回の話しでは議員さん請求した議員さんと話をするというお話がありましたが、議会中でもあったということもありますし、議長も変わりましたということもありますし、その後今後どうするつもりなのかというのをお願いします。

 

市長:ちょっと、今の状況報告してくれる。多分誰かこの話をしはるかなあと思ってたんです。はい。

 

総務部 部長:前回の定例記者会見でも市長の方から、欠員となっている委員を補充してってそういう話をさせていただいたと思います。代わりの弁護士の資格のある委員の補充については、昨日本人に依頼をして、目途がつきましたので、これからほどなく、議長の同意終えて、市長の方から委嘱をしたいと思います。その後、粛々と日を決めまして、審査会を開いていきたいと思っております。

 

市長:今話がありましたように、次の弁護士さんに会ってきました。1人欠員ができてましたのでお願いしてきました。名前も後日発表させてもらいますが、お引き受けすると、内諾を経て参りました。これで政治倫理審査会のメンバーは6名という形で揃いました。そうしますと、お聞きになられたように、欠員がもう満たしたんやから、粛々とやらなきゃならんという立場であるということは承知しております。承知しております。出揃ったところにおいて、書類としては今そこで止まってますので、どうするかいうことですが、公式な発言しかしたらあかん場所やから、あかんのやろけども、自分の気持ちだけ言わしていただくと、1回目2回目やって、大体、これぐらいのもんなんやなっちゅう感触を得たと思います。

それと、政治倫理審査会というものにおいて、結論がつくかと言うたら結論がつかないというふうに思います。案件が案件かもわかりませんが、政治倫理審査会というものの言い方悪いけども、正直言うて、限界かなという思いも大体見えてきたと思います。

それから、1件目も議員さんから、2件目も議員さんから、3件目も議員さんからという形でありまして、それは、いかがなものかなという気持ちは今でもあります、あります。そういうことから言うならば、きついこと言わしてもらうならば、一連の政治倫理審査会だけじゃなしに、この湖南市のいろんな政治的な状況の中での政治倫理審査会であったということは確かだと思ってますし、この場を使って、この政治倫理審査会を使ってという言い方悪いけどもそういうことであることが果たしていいのかどうかということに対しては、私は今でもまだ疑問を持ってます。

しかも言うならば、いろんな流れの中にあっての政治倫理審査会であるので、さらに言うならば税金を使って、この政治倫理審査会の場で、しかも議員さんからの問題というものであるならば、少し冷静になる時間があってもいいんじゃないかな。そこが言うてますように、この前のところでもういい加減に矛を納めてくれやと言うたつもりでありましてその気持ちには変わりありません。ただ、議会の方の数名の方には打診をしました。自分の気持ちを言いました。しかしながら、そやなあという返事はいただいてませんので、もう1回話を戻しますが、6名のメンバーが揃った段階まで少し時間がありますので、もう少し時間をいただいて、どうさせてもらうかいうことを考えてみたいと思います。皆さんがたは、粛々と進めよと言われる、それがお前の役目やんかとおっしゃるし、粛々と進めたら、お前自分の判断ちゅうのはどこに入れたんやという、おしかりを受けるし、どっちにしたって、マスコミの皆さんがたからはご批判を受ける立場やなというふうに思ってますが、自分の気持ちは今申しました通りであります。

 

記者:確認ですけれども、議員の何人かの方には打診をした。ただもう少し話をしたいので時間が欲しいということでいいですか。

 

 

市長:打診しました。公式の場ではないけれども、水面下においては打診しました。しまして、どうやということは持ちかけましたけども、あかなんだ。困ったなと思てんねん。本音です。

 

記者: その次はどうするんでしょうか。要するに政治倫理審査会をもうかけるのか・・・・

 

市長:もうちょっと考えさせてくれへん。かけたら、かけたで、怒るやろ皆。かけへんたらかけへんで怒るやろ。記事書くやろう。なんでかけへんねんって。市長としての責任をどう果たすんやって皆言わはる。みんながかけんでもええって言うならかけへんで。せやけどそんなん、わし、そんな勇気ないわ。気の小さな人間やから。そんなのは。もうちょっと考えさせて、ごめん。もうちょっと考えさせて。

 

記者:対応を検討すると言うことでしょうか。

 

市長:そんななあ。これから町どうするかっていう話ちゃうやん。この案件な。むしろ逆に言うたら足の引っ張り合いのさ、後ろ向きの案件やんか。そこでな、時間と、エネルギーと、税金使うんかよという思いがあんねん。これが本音。もうちょっと待ってくれへん。皆さんが記事に書かへんのやったら、好きにさしてもらう。

 

記者:記事を書きますけど、動きがあれば記事には書きますけど、それはそれとして議長が変わったんですけれども、その新しい議長にはこの話はされてるんですか。

 

市長:した。

 

記者:なるほど。反応はいかがだったんですか。

 

市長:あかん。ちゃんとやってねんでわしも。

 

記者:新しい議長に何を話したんですか。具体的には。

 

市長:この件、この件についてどうするのやって。彼も判子ついた1人で提案した9人のうちの1人ですよ。

 

記者:だから矛を収めて欲しいって言ったわけですか。

 

市長:うん。そやけども、本当は議長にならはった人が、議長にならはる前に判子ついたんだけど、それはそれなりにその通りかということは聞くべきだと思って私したんですよ。

 

記者:議員の数人打診したっていうのは、何を打診したんですか。

 

市長:きついこと聞かはんなあ。要するに、止めにせえへんけという話をしたわけですよ。

 

記者:取り下げて欲しいっていうことですか。

 

市長:土下座して頼んだわけじゃないけど、どうやっていうことを打診したんです。

 

記者:確か7人ぐらいの議員さん出してたと思うんですけれども、政倫審を開いてくれっていうのを承認してたのがね、7人ぐらい、9人か失礼しました、9人でそのうち何人に打診したんですか。

 

市長:何人出したかって聞かはるやろなと思って準備はしてんねんけども、その何人の議員さんとしゃべったかいうこと言わなあかんかな。クエスチョンにしといてくれへん。

 

記者:なぜ言えないのでしょうか。

 

市長:水面下の話やもん。そんな何人か言うたらその名前また言えっていうやろ。

 

記者:いやそこまで求めないんですが何人ぐらいに打診されたのかっていうのを知りたいです。

 

市長:非公式の場において、しゃべった。数名という形でお願いします。判子ついた人数名と相談しました。あきませんでした。ほんで悩んでますねん。

 

記者:あと先ほど政倫審の件で、政倫審は、これぐらいのもんなんやっていうのが、わかったというお話されてて、政倫審はこれが限界かなと。結論がつかない、政倫審の結論がつかないと思うっておっしゃられてましたが、何の結論がつかないってことですかね。一応結論出してますじゃないですか。

 

市長:なんの結論なんか、彼は彼で、全協でこういうことでしたので誠に申し訳ありませんでした言うて頭下げとるし、失念でしたということは、まあまあそれなりの受けとめ方あるやろけども、これは法的に言うたら違反でありましたしと。是正させてもらいます。みんなが言うてはることは正しいです。自分としては、これはきちっとしなきゃならなかったということをいっぺんも、2回ほど頭下げてますし、そういうことから言うならば、それ以上のものが政治倫理審査会の中から出てくるとは思いません。そうすると、警察とかいうそういうことじゃありませんし、それはそれなりに改善しますというふうに言うてるんやから、それ以上のものがどっからかかるような強制力というものは出てこないんじゃないですか。政治倫理審査会には強制力ありますか。ないんじゃないですか。

 

記者:それ今3件目の件でおっしゃってると思うんですけど、今私が質問したのはこれまで2回開いていて、政倫審には結論がつかないというお話があったんですが、どんな結論がつかなかったと。

 

市長:結果に対する罰則とか何もないですやん。

 

記者:罰則がないことを言ってるんですかね。

 

市長:はい。何もないですよ。罰則がないので、政倫審で審議してもらうのは限界があると。そしてまずね、議会の中から出た話やから議会の中でまずどうやいうことでね、まず揉むべきやったと。全協かなんかでね、それで解決できるんやったら議会の中のことやったら議会の中で解決せよと。一般市民から出た話じゃないんやから。非常に見苦しい。思とんですよ本音は。その手続きは、議会としてせずにね、1回目2回目そうですよ、いきなりですよ。3回目は違いましたけどね。3回目は全協を開いて頭下げたという場があったというふうに聞いてます。それでも変えようという思いがありますね。議会の中においても一般質問の中で、誠に申し訳ありませんでしたと一般質問の最初のところで、彼は時間とって言うとるわけ。それ以上のものがね、政治倫理審査会開いたから言うて出るんかよと。また彼に対してね、ペナルティを科すことができるんか言うたら、あらしませんやん。これが限界ですやん。そんなもんですやんか。これ以上言うたらあかんけど。

 

記者:3件目の、その思いってのすごいよくわかったんですけれども、1回目2回目の政倫審も意味がなかったと思われてるんでしょうか。

 

市長:1回目2回目もね、はい。扱うべきものでなかったというのが私の本音です。もう聞かんといて、だんだんだんだん何か誘導質問に入りそうでもう、辞めへん。

 

記者:何も誘導してるつもりもないです。

 

市長:多分どういう記事書こうかなと思って頭の中でめぐらしたんだなと思いながら、と思いますよ。政治倫理審査会ってそんなもんです。

 

記者:1回目2回目でもっとどうやれば良いと思っておられたんですか。

 

市長:扱うべきテーマではない。

 

記者:どんなものを扱うべきだと思うんでしょうか。

 

市長:少なくともね、警察に捕まるやつな。それを想定して政治倫理審査会っちゅうのを作ったんちゃう。他のテーマにしてもう。かなんわこの質問。

 

司会:他、よろしいですか。

 

記者:高専の件でさっき聞き忘れちゃったんですけど、市長は270点のうち151点より上だと思うとおっしゃってましたけれども、自己採点では何点ぐらいなんでしょうか。

 

市長:自己採点で幾らかって聞いてはるで、ちょっと言うたらあかんで。

 

地域創生推進課 課長:今のご質問ですけども、県が最適地を151点の野洲の土地ということで示していますので、それに匹敵する土地を挙げてということだけなので、それ以上だと思って提案するということでございます。自己採点で何点かというところは、それを上回るというようなことを151点以上ということは、確認をした上で、提案をしていくものということでございます。

 

市長:そら野洲に勝てると思って提案するねんもん。

 

記者:いやそれはわかるんですけども、限りなく270点やとか、何かもしあれば教えて欲しいと思ったんですけど、言えないということなら別にいいです。

 

地域創生推進課 課長:市の特徴みたいな、その採点項目があって、そこでかなり点数が30点ぐらい配点されてて、そこは県の取りようなんで結局読みきれないということがあります。ただし先ほど申しましたようにSDGsの未来都市であるとか、その自然エネルギーに対する取り組みであるとか、そういった市の優位点を精一杯PRさせていただいてますので、そういった形の提案をするというところで、大きな話題として取り扱っていただけると幸いです。よろしくお願います。

 

市長:密室で決められんのはかなわんからね、点数化されたわけですよ。密室で決められたとしても我々はそれを覆すだけの権限はないわけです。最終的に県が決めるわけでしょ。でもその密室で決められたくないから点数化されたたわけです。それが240点とそれに加えて地元の勢いというもので30点加点されて270点になったわけです。できるだけ公平に誰が見ても納得いくような、ということで点数化されたわけです。三日月知事の腹の中、意向が、あまり加わらないような形で点数化されたわけです。それを信じてるわけです。だから151点よりも上やという自信を持って提案してるわけ。でもその点数は皆さん、聞かんといてください。自信を持って提案しています。

 

司会:それでは市長の定例記者会見を閉じさせていただきます。ありがとうございました。