令和4年1月11日定例記者会見

更新日:2023年02月24日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

【市長会見事項および資料提供】

(1)新型コロナウイルスワクチン追加接種(3回目接種)の実施スケジュールについて

【発表内容】

司会 皆さんこんにちは。時間となりましたので、ただいまより令和4年の1月の市長定例記者会見を始めさせていただきます。では市長お願いします。

 

市長 皆さんご苦労さまでございます。ありがとうございます。あの・・出初式と成人式が無事終わりました。これからこの後どのようにコロナの感染へと広がったりとかしないかと少し気にしているんですが、この出初式それから成人式が無事終わりましたことに、まずはほっとしております。

次の話になるのですが、今現在、来年度の予算編成のところで、担当において準備をしております。まずは、その考え方を担当の人から披露してもらおうと思ってますが、来年度の景気がどうなるかということが少し気になります。今、国は大きな予算を成立させようとしておりますけども、正直言いますとそれでいいのかなという不安、疑問はあります。それから、滋賀県においては、来年度の県の、税収はどういうふうに見込んでいるかというのもありますし、それも、今現在、県議会において、来年度の予算編成の枠組みの説明がなされておりました。それも横目に見ながら、湖南市として、どういう形の予算を作っていったらいいのかなということであります。後で担当職員から、県はどういうふうに見てるか、それから、湖南市はどういうふうに景気を見ているか、それに基づいての税収が、どういう形になるかということで、どういうふうに予算を組んでいくかということを今現在話せる範囲で担当の方からお話をさせていただきます。その中で、税収がどうなるかということが気になりますけれども、実はずっとお約束してますところの、市役所を、どうするかということは、いわゆるこの東庁舎の耐震補強と必要なところについては、増築の方法でということで私が市長に就任させていただいた時の約束事でございますので、それの根拠になる耐震診断というものを、もう1度、来年度の当初予算にあげさしていただこうと思っております。予算についは、いろんなところにおいて、何度も、洗い直しをしてますので、かなり厳しい見直しをかけております。ちょっと大変かなと思っております。

それから今月の、1月14日金曜日ですが、東近江の市役所において首長会議が行われます。それから1月21日ですが、びわ湖大津館で市長会議が行われます。この2回の会議でもって、少し話したいと思っております。それは、国が言ってるところの、コロナワクチン検査パッケージというものについてですが、これは今現在、第6波のこの時期に合致してるかどうかっていうことがありまして、これについて検討しようというふうに思っております。もう一つは、その次の次に打つ手としては、感染症の分類の2類から5類にするということ。今現在、第6波となっているところの、このオミクロン株の特性というものに基づいていうのであれば、そういう形で扱い方を変えるということが、必要になってくるんじゃないかなというふうに思っています。この辺について対応したいと思っております。ちょっと腹を据えてかからなければならないことが、やっぱり出てきますので、頑張っていきたいと思います。私の方から以上です。

 

司会 続きまして本日提供させていただく資料について説明していただきます。

新型コロナウイルス追加接種3回目接種の実施についてを新型コロナワクチン接種対策室の方から説明をいたします。

 

ワクチン接種対策室 失礼いたします。新型コロナウイルスワクチン接種対策室です。湖南市における新型コロナウイルスワクチン3回目接種のスケジュールについてご説明させていただきます。

どこの市町も始められているところだと思いますが、湖南市においても医療従事者を筆頭に3回目接種を実施させていただいているところでございます。令和4年9月30日までの期間ということで実施してまいります。場所については、前回同様に集団接種会場および個別接種会場で行います。1月下旬から個別接種会場においては8医療機関で先行して始めていただく形となります。市民の皆様には今回も混乱が生じないようにしたいと思いますが、今のところ2回目接種終了から8か月、高齢者は7か月が経過する方に対して、毎週接種券を発送することとして予約を取ってもらうこととします。ニュースにもなっていますが、3月以降は一般の方も前倒しでということもありますが、国が示す方向性に則って進めて行きたいと思います。直近の接種券発送予定日については、資料のとおりとなっています。また、3回目の接種に係る大きな流れについても資料に記させていただきましたのでご覧ください。以上でございます。

 

総務部部長 先ほど市長が申し上げましたけれども、来年度の景気動向等のことなのですが、税収等の見込みについてちょっとお話をいただきましたけれども、国の方では地方財政対策についてお話されております。今後の地方財政計画では、また新たな数字も出てくるとは思うのですが、それを見ながら税収等も見込んでまいります。現時点で地方税の方では増収になるという国の方の見込みもありますし、県においても県税は増収という形で見込んでおられるようですので、湖南市におきましても、多少の地域性と言うものはありますが、税収については再度担当と調整をしながら見込んでいきたいなと思っております。その税収にあわせまして、地方交付税、臨時財政対策債にも影響がありますので、この辺につきましても慎重に見守っていきたいと思います。その他の施策につきましても今編成作業を続けておりますので、また整いましたら皆様にはお伝えできるかと考えております。以上でございます。

 

司会 会見終了後ですが、災害及び感染症発生時における一般廃棄物の収集運搬等の支援に関する協定の締結式を行わせていただきますので、ご了承のほどお願いしたいと思います。また広報1月号をお手元に配付しておりますのでよろしくお願いしたいと思います。それではここでご質問をいただきたいと思います。

 

記者 市長のあいさつの中にもありました庁舎の建て替えのことで質問をいたします。耐震診断にかかる予算をあげる予定ということなんですが、一旦IS値が0.529と出ていますが、その上で今耐震診断を行うという意義・・要するに0.529以上出るという確信がないと予算等もそこそこ変わってくると思うのですが、なかなか出にくいと思うのですが、そのあたりどのように考えておられるのでしょうか。仮に耐震診断を行い、市長もおっしゃられてました0.6ぐらいが出た場合、何がどう変わるのか・・・という点について教えていただきたい。

 

市長 選挙の立候補をさせていただく時に、ひとつの方向性としてお話をしましたので、そう長いこと放っておけないというふうに思っています。で0.6という基準はありますが、それから市役所の規準としては0.75とか、その防災拠点としてはやっぱり0.9を満たさなきゃならないということは、一応気にはしてます。気にしなあかんもんな。気にはしてますが、例えば震災によってグシャーッと、3階から4階などが崩れた市役所の姿があったが、基準0.3何ぼかやったということやったと・・。或いは、近いとこで言ったら、昔の水口町の庁舎の耐震基準が0.3満たすか満たさないかいという話があった。それと比べると、誰が見ても、この建物、頑丈に作ってあるというふうに思うので、その0.52という数字をどこまで信用するかということありますね、1社しか見てないしね。あの時耐震診断をするので入札に加わってくださいと言った時は、確か8社ほどあって、その8社ほどの中からひとつの事業者、との契約となった。行政の仕組みとしては、2社も3社も、耐震診断を取るということはできひんと、1社に絞らなきゃならんという、仕組みがあるという話は聞きましたけれども、そやけども、私から言うたら、耐震診断、1社しか取れないというたって、予算がかからない状態でさ、ちょっとアドバイスを受けるとかいうことはできますよね。だからそういうアドバイスを受けておおよその感としては、0.52という結果を一応信用して、どうなっていくかというのもありますやん。経年劣化によって、鉄筋コンクリートの建物が毎年毎年どれぐらい劣化していくかいうこともあり、しかしもうひとつ・・・ちょっと今これを言うたら怒られるかもしれないが、この1社からの調査結果が0.52という数字が出たからといってさ、どうなんだろうという思いがあるわけです。0.3以下の建物と0.52の建物をどう解釈するのか・・・これを0.6に近いと言う数値に見るのか、どうやこうやということもありますけども、そんなところもあるので、自分としては、0.6、0.52という数字が出てきていますが、経年劣化ということがあっても、これぐらいの数字の建物なんやろというふうに思っております。あの当時は平成17年から18年にかけての耐震診断でありました。しかも、あの時代というものは、耐震補強するというにあたってやったら、やり方としては三つぐらいしかなかった。今は、基本的には耐震補強する言うても、基本は三つですけども、そこから枝分かれして、いろんな方法がありまして、10幾つかの方法があります。調べましても、耐震補強する方法もいろいろ費用によっていろいろ10幾つかになってますわ、時代としても10数年たてば耐震補強する方法としても進んだなあというふうに実際に思ってますので、これも併せて、どういう形でやったらいいかということも、いろんな形でアドバイスを受けたいと考えております。

それから二つ目としましては、50センチメートルかさ上げした上に作らなきゃならんという形の新庁舎の建設計画でありましたが、この50センチメートル、水が浸かるので、実際には40なんぼかだったと思うのですが、そういうかさ上げをしなかったら、新しい庁舎はできないというような報告でありましたが、ほんまに、ここの建物がですよ、50センチメートルかさ上げしなきゃならんのかよという思いは、どうしてもこの地先の安全度ハザードマップというものについては、もう一つ、自分としては合点がいかないのです。で、ほんまにかさ上げしなきゃならんのやったら、上に2mほど高台がありますやん。今、消防本部があるとこ2mありますやん。地の利を生かしたところにするのは本来の姿でしょう。水に浸かるところを50センチメートルかさ上げしてなおかつ新庁舎を作るというのは、私から言いましたら、もしもこれを信用したらですね、信用したら、そこには庁舎作るべきじゃないでしょ。これが二つ目。だからこの50センチメートル浸かるという、このことに関して私自身、県議会いさせてもらった時から県が提案されましたところの、要するに地先の安全度、ハザードマップについては、私としてはずっとクエスチョンでありました。あれは前もって逃げるための対策、ソフト対策として、野洲川の堤防、それと、そのあと、住宅街の標高差というか、2mなんぼ3mなんぼというようにそれだけの、単純な計算だけでやってるわけですので、私としたらもう一つ合点がいかないので、もう1回納得できるようにしていきます。

それから三つ目としましては、湖南市全体としては、いつも言ってますが、小規模多機能自治という方向を考えていこうと。それからコロナ禍でわかってきたことがございます。それから、ほんまに中心を考えなきゃならんところは中心は非常にコンパクトにすべきであって、この町を4つのブロックに分けて、そこにおいて小規模自治という方向でいくならば、まずそれぞれのところについては、十分問題のないように、作っていくのが本来なんじゃないかなあということで、この三つの考えのもと、もう1回考え直そうというふうに思ってます。しかしながらその根拠となるのは、平成11年から18年の耐震診断しかありませんので、そろそろ放っておけない。しかもなおかつ今申しましたように時代が進んでますので、補強するとしたらどれぐらいのものが必要なのかということもう1回見比べたいので、お願いしようというふうに思ってます。これが自分としての思いでございます。答えになっているかどうかわかりませんが・・。

 

記者 確認なんですけれども、耐震診断を予算化するというのは、助言を受けて、もう少しIS値があがりそうだという助言を受けてということなのでしょうか。

 

市長 あの・・概算はもらってるのもあるんですよ。でもそれはね。耐震補強だけじゃないんですよね。耐震補強というたら1番最初の概算を持らってんのは。1億7,000万から1億8,000万ぐらいですね、2億ぐらいのところでね。3通りともね、3通りともね。1番高いところで2億2,000万ぐらい概算なんですね、平成17、18年では。しかしそれだけでいいのかって言うたらあかんでしょ、エレベーターやトイレ、空調をなんとかしなければあかん、クロスも張りかえなきゃならん、照明を変えなきゃならんという、そこが絡んでくると、どこを我慢するかと言うことによっては金額が変わるわけですよね。でも業者として概算を出すとなった時に、耐震補強のとこだけの概案じゃなしに、一応最低限のところをなぶらなあかん、電気関係、水回りというのをしなあかん、トイレ直さなあかん、エレベーター直さなあかん等と時代に合わないでということを言われての概算が出てくるわけですね。それは、必要なところに絞らな仕方がない。でも、合算して出てくるから、よっぽど用心してそこのところから数字を拾い直さないことには、とんでもない話になってしまう。だから、安く仕上げようと思ってんのに、値段によっては、新築するのと変わらないぐらいの金がいるやろうという話になる可能性もあるわけです。それはもう堪忍してほしいし、怖いし、言い方悪いけど安くで仕上げよったな・・・・そこをけちりよったなあと言われてもかまわないから、最低限の概算が欲しい。

 

記者 その基礎の資料とするために耐震診断を行うということでしょうか。

 

市長 はい。そういうことです。

 

記者 続いて、耐震化にしても増築となっても結構なお金がかかると思うのですが、合併特例債を使わないといけないと思っており、期限がここ2年か3年ぐらいだったかと思うのですが、市民のみなさんにも説明をしていくとか、諸々の手続きとかを進めて行く中で、これ期間的に間に合うのですかね・・・

 

市長 はい。質問があると思っていました。今国は、浮足立ってるやん。国は腰据えて政治してはるかと言ったら・・・・しておられない。バタバタして、何してるんだろうと思ってますよ・・・・。それでね今おっしゃったように期限があります。期限はあるけども、これ今現在棚上げしてますやん。人間が決めたことやし、国が決めたことなんで、期限決めとるけども逆に言うたら、どうにかなるんではないでしょうか。どうにかなりますよ。めちゃくちゃなことを言ってるつもりではなしに、それなりの頼み方によったら、令和3年までに基本設計ができなきゃならんとかいう条件があるとかはありますが、このコロナの件で今たくさんのことが中断しているのだから、やり方によったら、何とかなると思ってます。これが一つ。

補助金の返還という話もありますが、新築という案も進んでたのが、増築と言う形で方向転換した場合に、湖南市の方針が変わったんやったら今までやってきたことで除却してる公民館等もあるし、今まで使った2億なんぼかの補助金の返還とかいう話が出てきます。国の補助金の返還については、再度検討が必要になってくると思います。

記者 間に合わない可能性があるのでは。

市長 そうです。期限が切れてしまうということは承知している。返還が生じるということも承知している。それはなんとかしていきたい。

 

司会 他の質問はございますか。

 

記者 もう一つ議会の一般質問で、増築・耐震化ができなければ辞めますというようなことを市長言っておられましたけれども、辞めるっていうのは、その方針が上手いこといかなければ市長職を辞めると言うことなのでしょうか。

 

市長 私約束したんやから・・約束を承認してもらうために必死の思いでやります。その結果皆さんに否決されたとしたら、それは身の振り方を考えなければならないというのは当然だろうけども、そんなことを想定はしていませんけども、そうなった時はそうなった時で、潔くいかな仕方がないのと違うかな。どうしても議会が新築や新築やと言われるのであれば・・・・・逆に言うと今度の耐震診断の予算を否決されたとしたら、それはそれなりの腹のくくり方を私としてはすべきだと思う。それは、そういうものじゃないかな。だから、議員さんたちに問うのは、今度の耐震診断というもの、予算を通してくれるかくれないかというのは、そういう意味があって、私も首をかけるというのとともに議員さん達も首かけてくれよっていうふうにやるよ。それは当たり前やと思っています。

 

記者 今回の耐震診断の予算について、議会が通らなかったら辞めるということなのですか。

 

市長 やり方はいろいろある。潔いやり方もあるし、もう一つ言うたら、ずるいやり方もあるわけ。でも何が何でも予算通してもらうために必死の思いでやる。何が何でも通してもらわなければ困る。通らなかったらどうするかというのは、それは想定の話。私は絶対に通してもらおうと思っている。

 

司会 他質問どうでしょうか。

 

記者 Win×Winキャンペーンについてなんですが、参加店舗が少なく感じました。その事業趣旨から本来狙っていた、飲食業や観光業が少なかったということについて、どのように考えておられますか。

 

商工観光労政課課長 メインターゲットにしていた飲食業について参加店舗が少なかったのではないかというご質問ですが、これはわたくし共の準備やPRが足りなかったことがあったのと、ささやかな特典の提供をお願いしていたのですが、そういったささやかな特典提供についても二の足を踏まれる状況であるというお声をうかがっております。私たちが考えている以上に、飲食店事業者にはコロナの影響があったのかもしれません。そういったことから、なかなかキャンペーンに参加していただけなかった状況だったのかと思われます。参加店舗が少なかったからというご質問なのかもしれませんが、参加いただいた店舗の方からはワクチン接種済証明書を持参された方が何組かいらっしゃって、喜んでいただいた事業者も複数いらっしゃいましたので、全ての方に喜んでもらえることに越したことはないのですが、喜んでいただけた事業者もいらっしゃいましたので、本事業を実施してよかったのではないかと思っております。

 

記者 事業効果はどうでしたか。例えばどれくらいの人が接種証明書を持ってこられ利用されたのかと言うことなんですが・・・・

 

商工観光労政課職員 キャンペーン効果のご質問についてですが、キャンペーン中に参加事業者に簡単なアンケートをお願いしております。その結果を一部ご紹介させていただきます。

まず、10月にキャンペーンを行って以降お客さんは増えましたかという問いに対し、増えたと感じられた事業者と変わらないと答えられた事業者の割合は半分半分でした。

次に、来店者の方でワクチン接種証明書を提示されたかたは、どのくらいおられましたかという問いに対し、10事業者からの回答になるのですが、0人が3事業所、1人から10人が3事業所、11人~20人は1事業所、30人以上の方に来ていただいき大変効果があったと2事業所から回答をいただきました。

あと、キャンペーンの感想ということでご意見をいただいておりまして、「リピートにつながった。」、商工観光労政課で地域応援券を全市民にお配りし、市内店舗で使っていただけるような事業を展開していたのですが、「地域応援券事業と重なったこともあり効果があった。」という意見がございました。また「新規のお客さんの利用はなかったが、従来のお客さんのキャンペーンの活用が多かった。」市の財源がない中での実施であったことから「インパクトがちょっと弱かった。」というご意見もありました。ご指摘いただいたとおり飲食店や観光業をターゲットにしていたのですが、先ほど課長からもありましたようにPRが不足していたこともあったのかなと感じております。以上でございます。

 

記者 最後にもうひとつワクチン3回接種に関わることなんですが、オミクロン株が流行しており2回接種した人も感染する状況です。キャンペーンはワクチンを2回接種した人についてはかかりにくいといったことが前提での事業展開であったと思うのですが、この状況下ではWinWinにはならないのではないかと思うのですが、この点はいかがでしょうか。

 

環境経済部部長 3回目のワクチン接種について1月26日から個別接種が始まります。また2月より集団接種が始まると言うことで、確かに、現状2回接種したからといってWinWinということではない状況かとも思います。ですので1月20日を目途に、いったん事業を終了とさせていただき、今後3回目の接種が始まって、時期を見て3回目の接種を推進していくためにもバージョンアップしてキャンペーンを展開してまいりたいと思います。

 

市長 もう・・・あかんな。例のワクチン検査パッケージというの、もうあかんな・・・。ワクチン接種から時間が経つと抗体がなくなる。ずっと言い続けてきたのですが、国としても一昨年の暮れに感染症の分類についても検討をされ、去年も検討はされていたのですが、オミクロン株が流行ってきたという状況ではワクチン検査パッケージの有効性と言うものは、もう無理やなと思う。みんなも無理と思ってはるでしょう・・・・。じゃ1番有効なのは何かと言うたら、1日~2日前に行ったPCR検査しか、あてにならないと感じている。それしかないんじゃないかな。今度のはね、熱発の症状が多い。重症化するということは少ないと聞いているので、今後医師会の先生方はレッドゾーン、グリーンゾーンとかで分けていくんじゃなしに、withコロナとして、本格的に動いていくべき時期がきているのではないかと思っています。今までですと、少し消極的になってしまっていたでしょう。それは見直していかなければならないのではないかな。

行政としては、2月分3月分のワクチンを2月に大至急を行います。2か月分を1か月で行います。急いでいます。水面下においては、今与えられているワクチンで急いでやっています。あとするんやったら、どんだけ広がっていくのやっていうのもあるけれども、「重症化しない」「熱発だけ」という人たちが増えてきたということであれば、これは在宅において看ていくという形で、医師会の先生方も本格的に動いていくべきだと思います。もうコロナとともに生活をしていくというwithコロナの時代だと思っています。そして2類から5類にする。お叱り受けるかもしれないのですが・・・1月14日の金曜日、東近江市で首長会議がありますけれども提案します。声を大にして提案します。この話を国にもっていかないことにはあかん。誰かが言い出さないことにはもうあかんって。これは嫌われている私の役目かなと思って、やろうと思ってます。

 

記者 ワクチン3回目なんですけれども、このオミクロン株は2回接種した人でも感染している状況で、このオミクロン株に対して3回目の接種がどの程度有効なのかご存知でしたらお教えいただきたい。

 

市長 ワクチンを打った人でオミクロンに感染した人と言うのは、マスコミさんが捉えておられるのは、まだ少ないですよね・・・・先週1人あったか、なかったかぐらいでしたよね・・・簡単に言いいますと、2回目のワクチンの効果がもうほとんどのみなさん、ほぼゼロに近い状況だと思うのです。3回目のワクチンを早めにしておけばよかったのに6ヶ月でも遅いでって言って、早くさせてくれ。早くさせてくれと、ずっと言っていたのに・・・国は8か月やっていうてね、ずっと伸ばしているから、みんなの抗体がずっと下がってしまって、ほとんどない状態の中で今現在来てるわけでしょ3回目することによって、私は全然きかないとは思わないし、とにかく今現在、私たちが持ってる武器としては、ワクチンと、後は治療薬の内服や、あとは3密を避けて今まで通り対策すること。これしかない。それで、オミクロンがどういう形で収束していくかということを、見ていくしかない。肺炎になる人は少ないでしょう。絶対入院しなきゃならない人っていのうは、酸素吸引が必要な人だけ。酸素吸入必要でない人は、在宅で対応できるって。医師会が動く。できる。熱発が多い。言葉悪いけれども、これによって重症化している例は、今までの経験からすると、オミクロンは少ないやん。それを言ううたらまた叱られるし、あいつもまた変なこと言いよったと言われるけども、実際、冷静になった場合には、私たちが冷静にならなければならない時が来てんじゃないかと思ってみています。

 

司会 他に質問はありませんか。他に質問はないようですので、これにて市長定例記者会見を閉じさせていただきます。なお次回の定例会見は、2月1日にさせていただきますのでよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。