令和6年5月7日定例記者会見
このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。
【市長会見事項および資料提供】
(1)「令和6年度第1回湖南市における夜間学級の設置に関する有識者会議」の開催について
令和6年5月度 定例記者会見記録
司会:皆さんこんにちは。定刻となりましたので、令和6年5月の市長定例記者会見を始めさせていただきます。まず、市長よりご挨拶を申し上げます。
市長:御苦労様でございます。4月の終わりに、野洲の前市長の山仲君が亡くなりました。73歳でございます。心からご冥福をお祈り申し上げます。面白い人物でした。考え方に違いはありましたけれども、それはそれなりに、面白かったと思います。寂しい思いをしております。
5月の23日、皆に迷惑をかけておりますが、さらに迷惑をかけることを承知の上で国へ行きます。要望活動です。白装束で行くつもりです。要望の大きな目的は、1号線の渋滞、これをこのまちの発展のためには、やっぱりどうしてもこの1号線の4車線化をしなきゃならん。これは、平成20年、2車線で暫定供用開始してから、ずっと、ほっといておられたとは言いません。それなりに努力していただいてるんですが、なかなか、具体的には進んでおりません。残されております。国交省と財務省、大体予算としてはすごい金額です。残された課題3つあるんですけど。草津線のJRの甲西の駅での行き違い設備と、あと新中郡橋。ですから4車線、1号線の4車線化と、JR線行き違いと、もう1つは新中郡橋。この3つが、まだできておりません。この3つに命かけて。いろいろ考え中であります。いろんな意味で上手く物事が進む方法を考え中であります。すいません。ということで、5月23日、迷惑をかけますけれども、行って参ります。あとはまたご質問お受けする中で伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。
司会:それでは本日ご提供させていただく資料は1件です。先般、資料提供させていただいておりますが、令和6年度第1回湖南市における夜間学級の設置に関する有識者会議の開催について、学校教育課よりご説明申し上げます。
教育部長:はい。失礼いたします。令和7年4月開校いたします夜間中学校、湖南市立甲西中学校ですけれども、そちらの開校にめざしまして、専門的な立場、意見聴取をする、目的といたしまして、令和6年5月24日に有識者会議を開催させていただきます。詳細につきましては、担当課長より説明をさせていただきます。
学校教育課長:失礼します。お手元の資料にもございますように、令和6年5月24日に有識者会議を開催します。あちらに生徒募集のポスター等もでき上がっておりまして、すでにホームページ等でもアップをしております。今回の有識者会議の内容としましては、より実態に即した、夜間中学の開設を実現するために、開設に向けて具体的なスケジュールについて調整をすること。また、入学希望の方への説明会をする予定でございますので、そういったときの入学事務について、また、開設後、教育課程、或いは行事等をどのように組織していくのがよいか、編成していくのがよいかといったことについて、自由討議をしていただく予定となっております。昨年度も有識者会議、2回開催しております。昨年度の間には、夜間中学という、そのものの意義について、理解を深めたということ。或いは基本方針について定めて参りました。12月には、広くシンポジウムを開催して、多くの皆さんへの理解を得て、いよいよへ令和6年度は、具体的な開校に向けての取り組みを進めていく、そういったところでございます。説明は以上でございます。
司会:はい。本日提供させていただきます資料は以上でございます。それでは本件に関するご質問を承りたいと思います。
記者A:よろしくお願いいたします。今年度の第1回ということで、昨年度が2回行われたということで今後、この有識者会議の自体のスケジュールですね。今年度何回の会議でここにあるような内容の決定が成されていくのか、目途をつけていくのかというところをお伺いできますか。
学校教育課長:はい。ありがとうございます。今年度につきましても、有識者会議としては2回の開催を予定しております。5月、そして10月を2回目ということで予定をしております。
記者A:その10月の2回目ですと相当具体的な内容になっている感じですか。
学校教育課長:はい、そうです。今回の有識者会議でも、内容については詰めていくのですが、入学希望の方への説明会が8月31日と、10月25日といった予定で開催をしますが、それを受けての開催になるかどうかというところです。
記者A:わかりました。ありがとうございます。今、説明いただいたように入学希望者の説明会等の具体的なスケジュールも決まっているかと思いますが、今後この第1回の会議で、その詳細が決まっていくものというのは何かあるのでしょうか。
学校教育課長:決まっていくものということでしょうか。
記者A:この第1回有識者会議で、これで行きましょうという形で決まるような内容って何かあるのでしょうか。
学校教育課長:まずは説明会ですね8月末の説明会について、内容はしっかりとここで決まるかなということは思います。
司会:他にございませんか。
市長: 何が何でも集めなあかんもんな。だから、1回目説明会やってどうなるか、ちょっと雰囲気みて。何が何でも集めるんや。むしろオーバーするぐらい集めな。待ってたらあかん。そう思います。
司会:他ございますでしょうか。ありがとうございました。以上で提供いたしました資料に関する質疑を終わります。説明員はこれにて退席させていただきます。続きまして、その他でご質問をお受けいたします。
記者B:幾つかありますけど、市長にお伺いします。挨拶の中で、課題が3つありますということをおっしゃられてました。公約にもあったと思うんですけれども、草津線の甲西行きの行き違い。これについてはなかったかなと思うんですけども。甲西だけなんですよね。行き違いができてないのが。あれがあるので、反対路線が遅れてしまうと、甲西まで進めなくて、さらに遅れてしまうというようなこともあったりしますので、確かに行き違い路線、あったほうがいいんじゃないかと私も思うんですが。行き違い路線ができない理由っていうのは何かっていうのと、その課題というのはどんなところがあるのかというのは教えていただければと思います。
市長:この前の国体やったかな。昭和天皇が来られた。その時分から土地の確保は、平松の地区からいろんな交渉の中で合意できて。やるかやらへんか。JR西日本の経営状況において、それだけの余裕がなかったというふうに思います。それはそれなりの理由としてはわかるんですが。もう1つは、乗降客が増えなかったということも1つの原因ですね。嘉田さんが知事になったときに、「もったいない」言うて栗東駅を作らないということになりました。これも1つの大きな要因やと思います。しかしながら、JRも民間企業という形で動いてたわけですが、やっぱりどうしても会社の力から言うたら、やっぱり例の列車事故がやっぱり大きく堪えてたと思います。それと経営内容。しかしながら、この間の経営内容を見ますと、JR西日本の経営内容が非常によくなってますね。コロナの影響もおおよそ回復してきましたので、会社としての経営内容も良くなってきたということからするならば、土地の工面もできてるわけですので、あとはやるかやらへんかの問題です。行き違い設備を造って、どれだけ増減ができるんや、利用者がどれだけ増えるんや、ということありますが、京都の状況、それから大津の状況を見ますと、そろそろ琵琶湖本線沿いの住宅地というものを確保することが非常に難しい時期になりつつあります。そうすると、確かに、貴生川までの乗降客が1万2,000人。貴生川から東の柘植までのところが2,000人。1万2,000対2,000ということがありながらも、やっぱり考えてもらいたい。これ。何遍もいいますが、この前の国体から、ずっと土地の工面はできてるわけです。言葉は変ですけど、言葉悪いんですよ。ここからは言葉は悪く言いますよ。よっしゃ、いつか結婚する、結婚するという口約束を信じていてた人間として、もういい加減にして欲しい。約束ほど当てにならんものはないなという思いがします。そういうことで、おそらく行き違い設備を造ったとしても、列車は1時間に1本ぐらいしか増やせないと思います。ただし、災害が起きた時、あるいはいろんなトラブルがあったとき、行き違い設備があった方が良い。そういう面から言うならば、造るべき。費用も、一番最初は7億から8億言われてたが、20億まで、20億ちょっとまでなった。20億お金準備したら、造ってくれるんやな、と迫ったこともあります。JRさんは「ちょっと待ってくれ、ちょっと待ってくれ」と言われました。しかしながら、もう待てません。もうやる気があるのかないのかということを問います。口約束であろうと何であろうと、民間においては約束したことは、守らなきゃならんと思ってます。判子つこうが、判子つこうまいが、関係ありません。約束したことは実現させる。そろそろ時期がきてるというふうに思いますので、ここに手をつけようと思います。これは大変です。大変ですが、土地の工面はできておりますので、あとはやるかやらないかというふうに思ってます。そういうつもりでいきます。
記者B:関連して20億ってお金が出てきましたけれども、細かいですけど、このお金っていうのは、分担っていうのは全然決まってない感じなんですけど、分担っていうのはどういう形になりますか。
市長:何にも決まってません。ただ、県に積み立てたのが1億円ありますね。その分なんぼかもらう。それでも、まだまだ届きませんけれども、もしもやるというふうに言ってもらったら、よし、何とかその部分をなんぼか負担せいって言われたら、準備します。準備します。死にものぐるいで準備します。しかし、未だその約束を得られないということです。
司会:他ございますでしょうか。
市長:何でも結構です。
記者B:もう1つ、庁舎の建替えなのか、耐震化なのかまだこれからなんですが、今アンケートをされてますよね。それをどういうふうな形で公表していくかスケジュール感を教えてください。あと、市長も前回の会見時に言ってましたが、あと半年なのでというようなこともありました。それには間に合わせたいということも言っておられます。それまでのスケジュール感で公表の仕方と、現状どの程度集まってるのかということがわかれば教えていただければと思います。
総務部次長:現在ですねアンケートにつきましては市民さん向けに、書面でのアンケートとインターネットでの回答をいただけるような2本立てのアンケートとしております。書面につきましては、無作為抽出をしておりまして3,000名の方に郵送しています。インターネットでの回答につきましては、市の公式LINEであったりとか、あとは市のホームページの方から、アクセスをいただいて、書いていただくという形でございます。5月6日、昨日時点でのその回答の集計が出ておりまして書面につきましては、605名の方から回答いただいております。インターネットでの回答につきましては899名の方から、回答いただいてますので全体では1504人の回答という形でございます。これにつきましても、庁舎整備についてはですね、有識者会議を設けておりますので、一旦このアンケート結果を集計しました内容を、有識者会議に諮らせていただきまして、諮らしていただいた結果を皆さん方へ公表していこうかと考えております。アンケートにつきましては、一応回答期限は5月10日までとなっておりますので、今週中に締め切りとなっております。そのあと集計しまして、有識者会議が5月16日にあるのですが、そこでそのアンケートの集計結果を披露させていただいて、そのあとに、対外的には公表させていただこうかというふうな形で考えております。以上でございます。
司会:他ございますでしょうか。
市長:全体的な計画っていうのは、令和7年の1月に計画が完成すると言ってるんですが、それまで正直言って待てない。急がなきゃならんというふうに思っています。だからアンケートとって、それから意見聞いてという、おそらくこれタウンミーティングを何回かしなきゃならんでしょうし、パブリックコメントもやっていかなきゃならんというふうに思ってます。そういう手続きを踏んで、結論をできるだけ早いことつけなきゃならんというふうに思ってます。自分としては、新築も含めて、A耐震工法、B制震工法、C免震工法、D建替えの4種類の考え方で、今、庁舎整備の考えの取りまとめについて努力しています。具体的に。時代変わったしねえ。時代変わったなあと思って。あとは資金の工面やな。一番有利な補助金がどの段階で、期限がいつまであるかということを十分考えてやっていかなければならんと思っていますが。これだけ自然災害が多いと言われる中で、待ったなしの話だと思ってますので、できる限り、できる限り急いでやろうというふうに思っています。自分の希望としては、令和7年1月と書いて、約束しておりますが、それよりも少しでも前倒しできたたらというふうに思っていますし、こちらも少しでもという言い方は、自分の首が繋がってる段階で何らかの形で示したいというふうに思っております。
司会:他質問はございますでしょうか。
記者B:今のお話の中で、新築も含めて、耐震化のことも3つ出てましたので、4通りであるということをおっしゃられてました。アンケートの結果も踏まえてってことだと思うんですけれども、もしも新築を選んだ場合、仮定になってしまいますが、そうなってくると、言ってはなんですけども、この4年間何をしてたんやと、いうようなことがあって。これ市長、ご自身の政治責任もそうですし、議会もそうだと思うんですが、ということがあると思います。その辺のことはどんなことを考えられますか。
市長:まだ結論は出てませんので、軽々しいことは言えないんですが、いろいろ状況があったと思います。それはそれなりの義務、責任は重大に考えておりますし、しなきゃならない。まだどういう結果になるかいうことはわかりませんので、自分の考えをまとめて申し上げる時期としてはまだ早いというように思っています。もう少し先までちょっと様子みたい。今、この間、他の市の市役所も行かしてもらって、いろんな苦労話も、他の町のことも聞いておりまして、こういう苦労なさったのやな。なんでこれ、増改築しはったんやろな、或いは何でここの市は新築を選ばれたんやろとか、いろいろお話を聞いておりますので、それも合わせて自分なりの判断の根拠としたいと思っております。もう少し時間を待っていただけたらというふうに思います。
司会:他質問はございますでしょうか。それでは、これにて令和6年5月の市長定例記者会見を終わります。次回定例記者会見は6月議会の日程上議案配布日となります、6月3日の月曜日、午前11時からを予定しております。6月もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
更新日:2024年05月16日