令和8年2月1日松浦市長のスマイルバトン
東庁舎1階に展示されてある「アール・ブリュット(※)」。
今、市長室にも木村茜さんと村井崇さんの作品を飾っています。
小学生の頃から描き続けている茜さんと崇さん。
彼らを小学校時代に担任していた私。
この絵に引き込まれそうになる感情(うまく文にできません)は30年ほど前から変わっていません。
流暢に話せない二人にとって、絵はとても大切なコミュニケーションツール。
あるとき、茜さんが「松浦せんせ、ピンポン描いて」と言って、紙と鉛筆を差し出しました。私は、「ピンポン」は玄関の呼び鈴だと思い、その絵を描き「ピンポ~ン」と言いながら絵を指で押さえました。
どうやら、それまでにお願いをした大人は、卓球ラケットとピン球を描いていたよう
です。それ以来、茜さんと私の挨拶は「松浦せんせ、ピンポン描いて」。
茜さんの作品が繰り返すリズム感、破裂音がしそうな躍動感は小学生の頃から変わっていません。体を揺らしながら、手のひらの右横を鉛筆で描いた絵で真っ黒にしながら没頭。
崇さんの作品も当時のまま、ほのぼのとご両親と訪ねた場所を描くことが中心。
カラフルな色使いもそのまんま。
二人に共通することは、濁らない気持ちが変わらないことと、絵を描き続けることができる環境にあること。
二人の作品制作から私が学ぶことは、市長になったときの初心を曇らせないこと。
政策・施策の実現には時間を要することもありますが、根気よく取り組むこと。
また会いたくなりました。
※「 正規の美術教育や文化潮流とは全く無縁の文脈によって制作された芸術作品を指し、障がい者のアートのみに留まらずもっと広範囲の作品を意味する言葉」












更新日:2026年02月01日