第23回湖南市都市計画審議会議事録

更新日:2024年02月07日

南市都市計画審議会議事録(要旨)

開催日時

平成28年3月29日(火曜日)午前10時00分から正午

開催場所

湖南市共同福祉施設 1階 大会議室

出席委員数

  • 委員 14名 (欠席 1名)
  • 事務局 5名

会長

あいさつ

審議会成立報告

(条例第5条第2項)、建設経済部管理監

委員紹介

審議会事務局

配布資料説明

審議

事務局

 それでは、以後の議事進行を会長にお願いします。

会長

 まず、1つ目の議題でございます。事務局より説明をお願いいたします。

協議事項

1)湖南市立地適正化計画の策定について

事務局説明

会議内容
会長

 ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見はございますか。

委員

 今の説明でもともとの市街化区域を居住誘導区域に設定していくのであろうということがわかりましたが、5ページにある中心拠点・地域拠点と実際の市街化区域がとほぼイコールなのかなと思われますがそのあたりはいかがですか。

事務局

 検討をしたところ、人口が集中している地域が住居系の用途地域に固まっていることが分かりましたので、災害危険区域を除いてまずは居住誘導区域として検討しているところです。

委員

 工業系の用途以外は拠点に含まれるという理解で良いのですか。

事務局

 今の段階ではそういった方針です。

委員

 なかなか、工業系用途以外を外すことは難しいと思われますが、地域によって人口増減にバラつきがあると思われるので、もう少し狭めていければ良いと思います。

委員

 小学校区単位で人口を考え、誘導などをはかってはどうかと思います。
小学校などの公共施設で空きができることは、非常にもったいないことですので、そのあたりも検討していただけたらと思います。

事務局

 現状では、全ての小学校が市街化区域内にあるわけではございませんので、建て替えの際などに都市機能施設として誘導していくような検討の余地はあるかと思います。

委員

 様々な資料を見ていると駅中心のまちづくりと言う考え方が取れますが、駅はあくまで活かすものという考え方の方が良いのではないかと思います。既存の市街地を活かしながら、湖南市だけが人口が増えるようなまちづくりをしていかなければいけないと思います。農地についてもほ場整備をしていないようなところは開発して、どんどん市街地にしていくようなビジョンを持ってはどうかと思います。今の三雲と石部を見たら駅中心のまちづくりになるわけがないと思います。現状にあった検討をすべきだと思います。

事務局

 立地適正化計画は国の制度上、市街化区域の中での位置づけであり、市全体のまちづくりは湖南市のマスタープランで検討していくものですが、事実として高齢化社会となっている以上、公共交通は重要になってくると思われます。その中で、駅中心のまちづくりは重要になってくるとは思われます。今後の検討課題であると思われますが。

会長

 確かに資料を見ている限りでは、鉄道の利用率はそんなに多くないように思われます。

委員

 都市計画審議会で検討を重ねていきながら立地適正化計画を定めていかれるとは思いますが、総合計画との整合性はどのように考えておられるのですか。

事務局

 上位計画である湖南市総合計画、都市計画部門の湖南市マスタープランとは当然整合性を図る必要があると考えています。その中で、財源的な部分ですが国の補助金事業の補助率にも関わってくるため、立地適正化計画に取り組んでいるところでございます。

委員

 具体的な話ですが、公共交通の例えばコミュニティバスについて議論をする場が多くあると思いますが、そういった協議会などと連携して最終的にコミュニティバスについてはこういう形でいきましょうと言うような議論をする機会はあるのですか。

事務局

 個別にそういったコミュニティバスを考える会などに意見を伺う機会は考えておりませんが、関係する部署である生活環境課の方からそのあたりを踏まえて調整をしておりますので、そういった意見を踏まえながら検討を進めているところでございます。

会長

 委員から話もありましたが、将来的に濃淡をつける方向なのかそのあたりはどうなのですか。

事務局

 先行都市の事例ですが、箕面市はほぼ市街化区域と居住誘導区域を近い形にしていますが、札幌市は大きく狭めています。その中で、湖南市は他の都市に比べコンパクトであることから、箕面市に近いのではないかと思っています。そのあたりについても、委員の方のご意見もいただきながら検討を進めてまいりたいと思っております。

委員

 準工業地域については居住誘導区域に定めないという理解で良いのですか。

事務局

 現状で住居として活用しておられる部分もございますので、そのあたりを含めながら検討していく予定です。

委員

 札幌などは雪が積もるので、除雪作業等によりコンパクトにするメリットは大きいと思われます。湖南市は雪の心配がないので、箕面市などと同じで割とゆるやかな形が望ましいと思われます。

委員

 立地適正化計画の目的は魅力あるまちづくりをすることだと思いますが、空き家対策、インフラ整備、防災対策などを先にやっておかないと転入してくる方から見て魅力あるまちに思えないのではないかと思います。

委員

 高齢者の移動やコミュニティの充実、地域コミュニティのバランスの維持、特に多世代のまじりあいなど検討する部分が多々あるかと思いますが、公共交通については米原駅の例ですが駐車場ばかりであまり魅力を感じないというような声も聞きます。もちろん、自家用車と切り離すことは難しいと思いますのでそのあたりの検討、更には、エネルギーの適正化についてや、他の計画との整合性についてもう少し資料がいただけたらと思います。

事務局

 エネルギーについては湖南市の総合戦略で位置づけられているものでありますが、ご指摘いただきました点を踏まえ、次回の審議会で資料を提供していきたいと考えます。

会長

 そのほかにご意見ご質問等ありますでしょうか…。

それではこの意見を参考にしていただき進めていただけたらと思います。

協議事項

2)三雲駅周辺整備事業の進捗状況および大津湖南都市計画駐車場

(自転車駐車場)の変更(案)について

【事務局説明】

会議内容
会長

 ありがとうございます。ただいまの説明に関しまして、ご質問、ご意見がございますか。

委員

 総合計画と数字が異なるようですが、整合性を確認していただきたいです。

事務局

 確認します。

委員

 変更理由についてですが、駅利用者の安心と歩行者の安全という言葉がありますが、どのようなことをイメージされているのでしょうか。また、利用者数の推計については現状にもとづいた形で考えられていますが、先ほどご説明いただいた立地適正化計画などを反映した市の姿勢を示しても良いと思われますがそのあたりはいかがですか。

事務局

 駅利用者が安心してと言う部分については、今現在の駐輪場と異なり有料化で検討を進めております。そういった中で、管理者をおくなどの安心・防犯的な利点はあると思われます。南口駐輪場につきましては、南口のロータリーから離すことによりロータリー内に自転車が入らないようにしています。結果的に歩行者と自転車の分離ができ、歩行者の安全確保につながってくると考えられます。ただ、その表現については少し検討が必要であると感じております。

委員

 これは、あくまで駅に来る人の話ですよね。自由通路開通後には、信楽街道踏切は廃止と聞いているが、今まで自転車で通れた道が通れないのは住民にとって不便になると思います。歩く人は良いのかもしれないが、自転車なりバイクなりの方は不便になると思われます。

事務局

 踏切の廃止は、地元とJRとの協議の中で苦渋の決断をいただいたものです。新しい道路に代わる交通誘導、周知活動も必要であると認識しています。

会長

 実際、踏切の利用者はどれくらいあるのですか。

委員

 私も住民でないからそのあたりは分からないです。不便になるだろうなと思っているのです。何となく便利な道だろうなと思うのです。

委員

 電車に乗る方が止めるところから改札口がひとつであることが大きいと思います。あとはあるかないかわからないですが、リヤカーなどでしょうか。

事務局

 参考資料に今現在の駐輪場の位置を載せていますが、駅南側の駐輪場についてはおっしゃられるとおり踏切を通って改札に向かっておられます。今回の計画では南側の駐輪場に止めた方については駅の南口から、北側については北口からご利用していただける計画となっております。

委員

 それは分かっています。ただ、普通に生活をする上で通過をすることは誰もが便利に使っていることじゃないですか。地域住民にとってその辺の配慮というか、もう少し東側へ誘導しやすいようなことを考えても良いのかなと思います。

事務局

 新しい道を整備したことにより、すでに踏切の廃止は決定しております。但し、駅南側周辺整備を行っていく中で、駅の東側に行くような道路の整備を考えていますので、そういったもので誘導を図っていきたいと考えています。

会長

 素朴な疑問なのですが、電気自転車は止められるのですか。

事務局

 止められます。その他、高齢者の方が乗られる三輪自転車のスペースも別途設けていく予定であります。

会長

 わかりました。その他、ご意見ございますでしょうか。それでは、ただ今の意見を参考にしながら計画を進めていただきたいと思います。

閉会

建設経済部長

 閉会にあたりまして一言お礼を申し上げたいと思います。本日は年度末のお忙しい時期にお集まりくださり、また、沢山の貴重なご意見を頂きありがとうございます。今回、議題にあげました立地適正化計画についてはきっちりと検討を進めながら策定をしていきたいと思っております。今後とも、みなさま方のご尽力とお力添えをお願いいたしまして、本日の閉会にあたりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

 正午 終了

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 都市政策課 都市計画係

電話番号:0748-71-2348

ファックス:0748-72-7964

メールフォームでのお問い合わせ