令和6年度第1回湖南市行政改革外部評価委員会
開催日時
令和6年5月23日(木曜日) 午後2時00分から
開催場所
湖南市役所東庁舎 3階 大会議室(Web開催)
資料
湖南市行政改革外部評価委員会運営規則 (PDFファイル: 53.7KB)
第四次湖南市行政改革大綱実施計画(R6.4)時点 (PDFファイル: 764.7KB)
令和5年度及び令和6年度取組実施内容 (PDFファイル: 356.5KB)
「補助金の見直しに関する指針」に基づく取組について (PDFファイル: 134.3KB)
補助金等の見直しに関する指針 (PDFファイル: 450.4KB)
窓口業務の改革(BPR)の実施について (PDFファイル: 1.7MB)
業務プロセス例(転入手続) (PDFファイル: 445.7KB)
議事要旨
事務局:本日は公私ご多用の中、委員の皆様におかれましてはご出席をいただき厚くお礼申し上げます。ただいまから、令和6年度第1回目湖南市行政改革外部評価委員会を開催させていただきます。今回の会議につきましては、オンラインという形とさせていただいておりますので、よろしくお願いします。それでは、会議次第に基づきまして進めさせていただきたいと思いますのでお願いします。それでは、開会に先立ち、総務部長 坂田 よりご挨拶をさせていただきます。
総務部長:【総務部長挨拶】
事務局:続きまして、令和6年度の人事異動に伴いまして事務局のご挨拶をさせていただきたいと思います。
【事務局 紹介】
事務局:続きまして、新川委員長からご挨拶をよろしくお願いいたします。
委員長:【委員長 挨拶】
事務局:ここで、本日の湖南市行政改革外部評価委員会の成立につきまして、報告させていただきます。委員5名に対しまして、出席委員は5名ということで、半数以上の出席がありますことから、「湖南市行政改革外部評価委員会運営規則第5条第2項」の規定に基づきまして、会議が成立していることを報告いたします。それでは委員会の進行を、規則第5条にありますように委員長にお願いしたいと思います。それでは委員長どうぞよろしくお願いします。
委員長:それでは、進めさせていただきます。本日のお手元の次第に従いまして進めていければと思います。次第の「4.湖南市行政改革外部評価委員会の会議の公開及び会議内容等の公表について」、ご審議をいただければと思います。事務局からご説明よろしくお願いいたします。
事務局:本市の会議は、透明性の向上と公正の確保を図るとともに市民の市政への参画を目的に公開を原則としていることから、この会議においては、これまでと同様に、議事録を作成し、議事録での発言内容について、個別の委員の名前を伏せた形で、市のホームページで公表を考えております。また、委員会の基本情報として、設置目的及び委員の氏名等も名簿として公表を考えておりますので、よろしくお願いいたします。また、会議の傍聴に関してですが、湖南市行政改革外部評価委員会運営規則におきましても、会議の公開については、明記をしておりませんが、原則、公開の方向で進めさせていただきたく、この場で確認をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長:ただいまご説明いただきましたように本市では、原則公開ということで進めてこられています。当委員会もこれまで公開を原則で進めて参ったところでございます。ご説明のように議事録を公表、開催目的や委員名簿を公表する、それから、この会議自体傍聴していただくということで進めて参りたいと思いますが、よろしいでしょうか。
委員:【意見なし】
委員長:それでは公開ということで、これまで通り進めさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。議題(1)「第四次湖南市行政改革大綱実施計画の取組状況について」事務局からご説明よろしくお願いいたします。
事務局:【事務局説明】
委員:「事務事業の見直しと効率化の推進」で、市としての原因分析や人に来てもらうようにするためにはどうしたらよいか案はありますか。
事務局:人員の確保には既に動いており、年度途中の採用を計画しています。全ての人数を確保することは難しいかもわかりませんが、年度明けてすぐに動いているという状況でございます。
委員:「マイナンバーカードの普及促進」について、令和5年の最終的な交付率は77.8%で、令和6年の計画効率82.0%を達成するためには4.2%の上乗せが必要となり、そこから令和7年の計画交付率90.0%を達成するためには更に8%の上乗せが必要となります。率が高くなればなるほど上乗せが難しくなってくると思いますが、目標に対してより加速をしていくための施策を何かお考えでしょうか。
事務局:国のキャッシュレスポイント制度で、ある程度伸びたところです。令和5年度には、土日、夜間も含めて訪問申請や商業施設での交付申請を受ける取り組みをして参りました。全国的にも国が考えたことよりも進んでいない。国の標準的な保有枚数までは、追いついていきたいと考えております。
委員長:市独自で抜本的に何かをするということは難しいところも多いと思います。国で保険証との紐づけ、運転免許証の代わりまでいけば、もう一段違ってくるかもしれない。目標として90%をしっかり達成できればと思っております。そのために市民の皆さんへの説明は、窓口自治体としての役割を果たしていただければと思っております。
委員:「オープンデータの推進」ということで、ここで上がっているもの以外に、湖南市の状況を知りたくて予算書を探しましたが、予算の全体像が分かる情報がWEB上で公開されていなかった。市民との情報共有、情報発信の取り組みをしっかりなさっておられると思いますが、市政に関する情報を市民がちゃんと見に行ける状態にしておくということは、オープンデータの公開とあわせ、大事なことかと思います。ぜひ検討して進めていただきたい。
事務局:市の人口などを公表はしておりますが、それ以外のものについて、できていない。統計情報も1つのオープンデータということで、財政関連や利活用ができる市政情報を、オープンデータに紐づけしながら公開していきたいと考えております。
委員:公共施設と公有財産の関係。公有財産を見ると、市遊休地の有効活用とありますが、売却か否かだけではなく、いかに有効利用するか。例えば、公民連携のあり方として、LABV。所有権は公が持ちながら、売却せずに、建物を民間に作ってもらい、運用し、収入を得ていく。そのような有効活用の方法を考えていくべき。総合的に推進していく部署が必要かと思います。民間活力の導入は、PFI、Park-PFI、LABV、その他、様々な手法の中で、専門家と一緒に考えていかないと、なかなか有効な手だてを考えられません。
事務局:PFIについては、なかなか進められてないところが現状です。市内部で協議しながら、遊休地をなるべく活用する、売却していく方針を定めています。また、公共施設等総合管理計画個別施設計画に関しては、当課で個別計画の改訂を全て行い、進捗管理につきましても毎年、議会に報告させていただいております。有効活用というものも前提におきながら管理していきたいと思っております。
委員:計画期間で何パーセントという削減目標があると思います。そのうちの何%を削減できたか。遊休地が何平方メートルあり、そのうち何パーセントを売却することができたか。そのような数値目標にすべき。面積のどのぐらい進捗したかを載せていただくとどれだけ進んだかが分かります。数値目標も見直していただきたい。
委員長:その他、いかがでしょうか。
委員:【意見なし】
委員長:これを踏まえて更に充実した行革になっていくように、また、目標の据え方や令和6年度での従来事業の改善を事務局でもしっかりと進めいただきたい。それでは第四次湖南市行政改革大綱実施計画の取組状況についてのご審議は以上にさせていただきます。議題(2)「補助金等の見直しに関する指針」に基づく取組について事務局からご説明よろしくお願いいたします。
事務局:【事務局説明】
委員:イコールコストカットということで補助金をカットする。とにかくマインドがネガティブな方向にいってしまうことを恐れます。大事なことは既得権益化してきたような無駄な補助金をやめ、市民のニーズに合った補助金の新設や拡充をする。予算の適正な配分に繋がったのかどうか。見直しの結果、どう次のところにいったのかということも併せて表示をしていただいた方がよい。外部の専門家で、見直したほうがよいと申し上げてきておりますが、どういう形式でやられるか。かなり絞ったメンバーで、かなり絞った対象の補助金・負担金を、そして重点的に深くやっていくということをやらないとなかなか進まない。具体的な見直しをする作業チームと外部評価委員会は、本当は切り離した方がよいのではないかと思います。結果を外部委員会等でオーソライズして、委員長からご報告いただく。そういう機関であるほうがよいのではないか。
事務局:委員のご意見を参考に考えさせていただきたい。
委員:補助金等の見直しというのは減らすばかりでなくて、付替や積極的に投資するという発想も本当はあってしかるべきだと思いました。その上で、今回の資料でお聞きしたいのは、令和6年度の補助金で副市長ヒアリングの8件がどういう観点からヒアリング対象になったということを教えていただきたい。
事務局:ヒアリングの8点につきましては、予算計上をされましたが、複数年にわたって交付実績がないもの、要綱が定められてないもの、要綱上金額の根拠が書かれていないようなものになります。
委員:検討しないといけないのは、国や県の紐付きでない補助金か。
事務局:その通りです。一般財源で賄っている部分を一覧にさせてもらっているというところ。
委員:それがこの資料2-1の裏面ではどこになりますか。国県支出金以外というところになりますでしょうか。これが具体的に必要なものかどうか検討しないといけない補助金の総額ということですか。
委員:実際にヒアリングをするときにこのチェックシートだけでヒアリングができるのか。様々な先進事例を研究しながら、どうやってヒアリングをするのかを考えていただきたいと思いました。補助金の見直しに関するプロセスや結果をどうやって市民に公開していくのかということも、併せて考えておいていただきたい。
事務局:担当所管を入れた形でヒアリングを進めていく想定をしております。委員のご意見をお聞きしながら、どういう資料を持って、どういう形でしていくかという部分を整理させていただこうと考えています。
委員長:その他、この補助金等の見直しにつきまして各委員から何かございましたらお願いしたいと思います。
委員:【意見なし】
委員長:今年度は、この補助金の見直しについて具体的にどう進められるか、当委員会の役割も含め、改めて事務局でご検討いただいて、ご案内をいただけるのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。委員にはまたいろいろとお問い合わせ行くかもしれませんがよろしくお願いいたします。
委員長:それでは「窓口業務の改革(BPR)の実施について」、事務局からご説明よろしくお願いいたします。
事務局:【事務局 説明】
委員長:ここまでのBPRの進め方、それから今後の予定、これらにつきまして各委員からご質問ご意見いただければと思います。よろしくお願いいたします。
委員:多くの自治体がICTの活用を初めとするBPRに取り組んでおられます。今後、本当にこれが実効性を持って実行されるのかといったところが一番気になるところでございます。BPRにつきましては、とにかく職員の負担を減らしていく、あるいは住民の皆様の負担を減らしていくといった観点が、第1に考えられておられると思います。それは大事なことですが、こうした作業をしていく過程で、必要な書類の不備、手続きの不備が発覚することがあります。必要な処理、手続きをきちんと明文化、規定化していくといったことの整理・見直をあわせて、ぜひ行っていただきたい。
委員:コンシェルジュの設置がしばらく必要かと思います。職員自身も効率化されてどういうフローになるか認知されていないケースが意外とあるのではないでしょうか。特にコンサルだけがわかっていて、実際職務に就いてる者がわかっていない。そうするときに、抜け落ちているはずじゃないことが抜け落ちてしまっていることが往々にして発生しがちと思います。改めて職員にこう変わるという周知、研修がセットであるといいのではないかと思いました。
事務局:プロジェクトの細分化の中でも、すべての担当者と細かいレベルから打ち合わせを行う形で行いました。
委員長:それでは、BPRの進め方につきましては、以上でよろしいでしょうか。
委員:【意見なし】
委員長:適正手続を確保できるような職員の方々、また市民の方々のご理解、コンシェルジュ等も含めたスムーズな移行もしっかり踏まえる。そして、進めるべきときに進める。このあたりも意識して、進めていただければと思います。「その他」について、事務局から何かございますでしょうか。
事務局:次回の委員会につきましては、12月頃にできたら対面で開催させていただきたいと考えております。6月の初旬くらいに、日程調整の連絡をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
委員長:次回は12月ということで、おそらく補助金の見直し等についての、ご意見もいただいていかないといけない機会かと思いますのでよろしくお願いいたします。日程調整など改めてお願いできればと思います。それでは事務局の方にお返しをさせていただきます。
事務局:委員の皆様、ありがとうございました。委員の質問について、資料を整理し、送らせていただきたいと思います。第2回目は「補助金の見直し」を事務局として提案させていただいております。委員には進め方などご相談をさせていただきたいと思います。それでは、これをもちまして第1回湖南市行政改革外部評価委員会を閉会させていただきます。
更新日:2024年08月30日