第二次湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プラン~湖南市版シュタットベルケ構想の実現~

更新日:2020年04月15日

湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プランを改訂しました

市では、平成27(2015)年2月に、地域の資源である自然エネルギーを活用した地域主導の取組による持続可能な地域社会構築のための具体的方策を示した「湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プラン」を策定し、多様な主体との連携により、地域資源を活用した様々な取組を進めています。

このたび、令和元年度の第一次プランの終了に伴い、第二次湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プランを策定いたしました。

本プランでは、自然エネルギーの活用による地域経済の活性化、脱炭素化という従来の視点に加えて、新たな社会動向である地域循環共生圏や、地球上の誰一人として取り残さないことを誓った世界共通の目標であるSDGsといった考え方を盛り込んでいます。

今後も、自治体地域新電力会社こなんウルトラパワーを核として、小売電気事業により生み出される価値を地域内循環させ、地域循環共生圏を踏まえた湖南市版シュタットベルケ構想を進め、SDGsの基盤となる経済・社会・環境の三側面により地域課題の解決に繋げてまいります。

 

(このプランは、「平成31年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業)」を活用して策定しました。)

戦略プランによりめざす姿

湖南市地域自然エネルギー基本条例においては、地域に存在する自然エネルギーの活用に関する基本理念として、

  1. 市、事業者及び市民は、相互に協力して、自然エネルギーの積極的な活用に努めるものとする。
  2. 地域に存在する自然エネルギーは、地域固有の資源であり、経済性に配慮しつつその活用を図るものとする。
  3. 地域に存在する自然エネルギーは、地域に根ざした主体が、地域の発展に資するように活用するものとする。
  4. 地域に存在する自然エネルギーの活用にあたっては、地域ごとの自然条件に合わせた持続性のある活用法に努め、地域内での公平性及び他者への影響に十分配慮するものとする。

の4つを掲げています。

本プランにおいてはこの理念のもと、地域に根ざした様々な主体が、地域固有の資源を最大限に活かしながら、地域経済に必要なエネルギーを地域の中から生み出し、地域の中で積極的に活用し、その利益を循環させることにより、地域の持続的発展につながる社会の構築を目指します。

基本方針

地域自然資源を活用したエネルギー・経済の循環による地域活性化の推進(経済的視点)

  • 地域固有の資源である自然エネルギーの活用を通して、エネルギーの循環だけでなく、その利益の地域循環や、エネルギーの地産地消、市民・事業者の交流を促進することにより、地域活性化を推進します。

地域資源との関わりを見つめ直し、誰もが参画できるまちづくりの推進(社会的視点)

  • 市民の暮らしや地域産業に密接に関係するエネルギーについて、地域資源との関わりを見つめ直すとともに、地域主導による自然エネルギーの導入に向けて、子どもや女性、障がい者など誰もが参画できる自然エネルギーによるまちづくりを推進します。

強靭と脱炭素を両立した持続可能なまちづくりの推進(環境的視点)

  • これらの取組を通じて、誰もがエネルギーに困ることなく、安全に暮らすことができ、強靭で持続的発展が可能な社会の実現と地球温暖化防止をはじめとする地球環境保全への貢献をめざします。

 当プランは下部リンクからご覧いただけます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境経済部 環境政策課 地域エネルギー室

電話番号:0748-71-2302

ファックス:0748-72-2201

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