すべての人に健康と福祉をもたらすことはなぜ大切か

更新日:2021年03月23日

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を増進する

予防接種に10億ドルを費やせば、毎年100万人の子どもの命を救うことができます。

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解説

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することは、持続可能な開発に欠かせません。

平均寿命を延ばし、母子の死亡と関連づけられている一般的な死因のいくつかを減らすという点では、長足の進歩が見られています。しかし、2030年までに生児出生10万人当たり70人未満という産婦死亡率のターゲットを達成するためには、熟練した分娩医療の改善が必要となります。

また、2030年までに非伝染性疾病による早死を3分の1減らすというターゲットを達成するためには、調理に際するクリーン燃料使用に向けたさらに効率の高い技術と、たばこのリスクに関する教育も必要になるでしょう。

幅広い疾病を全面的に根絶させ、新旧の多種多様な健康問題に取り組むためには、さらに多くの取り組みが必要とされています。保険制度のより効率的な財源確保、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス拡大、環境汚染の削減方法に関するより多くのヒントの提供に注力することで、数百万人の命を救うための支援を大幅に前進させることができます。

事実と数字

小児保健

  • 1990年以来、1日当たりの子どもの死者は17,000人減少してはいるものの、毎年500万人を超える子どもが、5歳の誕生日を迎える前に命を落としています。
  • 2000年以来、はしかの予防接種でほぼ1,560万人の命が救われました。
  • 世界的な進歩にもかかわらず、サハラ以南アフリカと南アジアが子どもの死者数に占める割合は増大しています。5歳未満で死亡する子どもの5人に4人は、これら2地域で暮らしています。
  • 貧困な家庭で生まれた子どもが5歳未満で死亡する確率は、比較的裕福な家庭で生まれた子どもの約2倍に上ります。
  • 小学校しか卒業していない母親を含め、教育を受けた母親の子どもは、まったく教育を受けていない母親の子どもよりも生存する確率が高くなっています。

妊産婦保健

  • 妊産婦の死者数は2000年以来、37%減少しています。
  • 東アジア、北アフリカ、南アジアでは、妊産婦の死者数がほぼ3分の2減少しました。
  • しかし、開発途上地域の妊産婦死亡率(出生数に対する妊産婦死者数の比率)は、依然として先進地域の14倍に上ります。
  • 産前ケアを受ける女性の数が増えています。開発途上地域では、産前ケア受診率が1990年の65%から2012年の83%へと上昇しました。
  • 開発途上地域では、推奨される医療を受けられる女性が全体の半分にすぎません。
  • ほとんどの開発途上地域では、十代の出産件数が減少しているものの、改善のペースは鈍ってきています。2000年代には、1990年代に見られたような避妊具使用の急速な拡大が見られていません。
  • より多くの女性が徐々に、家族計画の必要性を満たせるようになってきましたが、その需要は急激に拡大しています。 

【出典】国際連合広報センター

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