運動
『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』
座りっぱなしの時間が長くなり過ぎないように少しでもからだを動かしましょう。1日合計60分以上を目安に、例えば、今より10分多くからだを動かしましょう。(+10:プラス・テン)
厚生労働省は健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023に基づき、成人、高齢者、こどもの対象別に、身体活動・運動の推奨事項をまとめたアクティブガイドを作成しました。
プラス10分からだを動かす効果
「死亡のリスクを2.8%」
「生活習慣病発症を3.6%」
「ガン発症を3.2%」
「ロコモ・認知症の発症を8.8%」
低下させます。さらに減量効果として+10を1年間継続すると、1.5-2.0kg減の効果が期待できます。
座りっぱなしに要注意
座位行動とは座ったり寝ころんだ状態で行う行動のことです。例えば、デスクワークをすることや、座ったり寝ころんだ状態でテレビやスマートフォンを見ることなどがあります。
座位時間が増えると死亡リスクが増えるといわれ、強度を問わず、少しでも身体を動かすことが健康によい影響を及ぼすことが報告されています。(下図参照)

例えば、家事(買い物・洗濯・掃除)や、通勤(自転車・徒歩通勤)などで身体活動を増やすことができます。また、家事や仕事のすきま時間に体操などで身体を動かすことも効果的です。
手軽にできるプラス10(テン)
ご自身のペース・体調に合わせて、無理せず行いましょう。治療中の方は医師へご相談ください。

働く合間のプラス10(テン)
通勤で
・自転車通勤
・早歩き
・階段を使うなど
仕事中
・階段を使う
・遠くのトイレを使う
・椅子に座ったままできる運動(つま先・踵上げ、膝伸ばし)
・座ってる時間が長い方は30分から1時間に1回立ち上がるなど
日常生活のプラス10(テン)
・スクリーンタイム(テレビ・スマホ利用)は控えめに
・テレビを見ながらストレッチ・筋トレ
・歯磨きしながら踵上げ
・近くは歩いて買い物
運動でプラス10(テン)
・ウォーキング
・筋トレやストレッチ
・運動施設に通う
運動を楽しむヒント
歩数や健康状態の記録をつけてみよう
今年もやります!健康づくり習慣化モデル事業
湖南市では、スマートフォンを使った健康アプリ「からだカルテ」を用いて、楽しみながら運動でき、健康ポイントが貯められる健康づくり習慣化モデル事業を行っています。貯まったポイントは日頃のお買い物などに使える「こなん商品券」や料理教室体験などに交換できます♪
詳しくは下記リンクをご確認ください。
BIWA-TEKUを活用して「健康で長生き!」を目指そう
BIWA-TEKU(ビワテク)アプリとは、健康ポイントをためることができるアプリケーションで、楽しみながら運動などの健康増進活動を継続していただけるよう滋賀県内の市町村等が連携して開発したものです。
たまったポイントは、1年に1度、市町から提供される賞品の抽選応募で利用することができます!
健康推進アプリ「BIWA-TEKU」で健康づくりを始めよう!
お気に入りのコースを見つけてみよう
運動マップ
市は、龍谷大学社会学部井上辰樹教授と研究室ゼミ生 20 名(3回生)との協働で「運動マップ」を作成しました。表紙を含めて全 12 ページで、市内 4 つの中学校区に分けて、運動ができる 公共施設やウォーキングコースなどの運動資源、スキマ時間でできるストレッチ体操(井上教授 監修)などを盛り込んでいます。学生は、若者ならではの視点で具体的な人物像(ペルソナ)に対する運動プランを提案。完成した冊子は、市内の公共施設や大型商業施設などで配布しています。
更新日:2025年08月01日