平成23年10月3日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項 要旨

(1)緑の分権改革 湖南市提案『環境・福祉連携によるこにゃん支え合いプロジェクト』について

  1. 「コナン市民共同発電プロジェクト」
    高い環境・福祉意識を活かした市民共同発電所の開設
  2. 「アールブリュット福祉ツーリズムプロジェクト」
    世界一流の障がい者アートを活かしたバリアフリー観光の展開
  3. 「コミュニティ・ルネッサンス・プロジェクト」
    地域の特産品を活かしたこにゃんブランドの創出

資料提供

(1-1) 多文化共生アンケート調査結果公開

日時

10月1日から湖南市ホームページ上で公開

(1-2) 湖南市多文化共生プラン策定委員会の会議予定

日時

第2回 10月17日(月曜日)午後6時30分~
第3回 12月9日(金曜日)午前10時~
第4回 平成24年1月30日(月曜日)午後1時30分~

(2)第6回湖南市東海道石部宿まつり・楽市楽座

日時

10月22日(土曜日)午前10時~午後3時30分

場所

雨山文化運動公園

内容

ステージイベントスタンプラリー、宿場屋台、模擬店

(3)平成23年度『健康まつり』の開催について

日時

10月22日(土曜日)午前10時~午後3時30分

場所

雨山第2体育館(雨山文化運動公園内)

内容

健康機器による測定コーナー、男性の料理OBコーナー、
健康推進員コーナー、小中学校コーナー、体育指導委員コーナー
甲賀保健所コーナー、検査技師コーナー、健康相談コーナー、国保コーナー
ピンクリボンコーナー

(4)こなんマルシェが開店します

日時

10月28日(金曜日)午前9時30分~オープニング式典(午前10時オープン)

場所

三雲の郷内(旧三雲ドライブイン)

営業

午前10時~午後6時/定休日 毎週水曜日・年末年始

(5)第7回セントジョンズ市・湖南市児童生徒絵画展ならびに本絵画展表彰式

期間

10月15日(土曜日)~10月30日(日曜日)/図書館休館日を除く

表彰式

10月15日(土曜日)展示会場で午前11時~

会場

甲西図書館2階展示コーナー

内容

セントジョンズ市の児童・生徒による作品
6小学校…作品51点
1中学校…作品28点
合作による作品1点

湖南市内の児童・生徒による作品
9小学校…作品294点
1中学校…作品9点

(6)名探偵コナンイラストコンテスト作品展示・投票(第1次審査)

期間

10月1日(土曜日)~11月15日(火曜日)

場所

  • 甲西図書館【10月1日(土曜日)~10月21日(金曜日)】
  • 東海道楽市楽座石部宿まつり(雨山文化運動公園)北栄町ブース
    10月22日(土曜日)
  • 東庁舎1階ホール【10月24日(月曜日)~11月15日(火曜日)】

内容

  • マンガイラストコンテスト応募作品(コピー)の展示
  • 名探偵コナン部門 30点
  • オリジナルキャラクター部門 13点

(7)市の行事予定(10月3日~11月4日)

発表内容

司会

 これから平成23年10月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 本日は、午後からの定例記者会見となりました。午前中は、県庁にまいりまして、滋賀県市長会として、滋賀県知事に平成24年度滋賀県予算施策に対する要望活動をしてまいりました。89項目の要望事項のうち最重点要望事項は、「原子力安全対策の強化及び財政支援について」「関西広域連合への参加の再検討について」「県と市町の関係性の在り方について」「びわこの保全対策について」「重症心身障がい児特別加算費の継続について」の5項目でした。知事のご機嫌がものすごく悪くて、会長がご説明だけしましたが、これは機関決定ですか、13人の市長が合意しているんですか、と厳しいことを仰いました。毎年の要望にこれだけピリピリしておられるのは何故かなと思いますし、今年はやり方を少し変えて、その場での即答ではなく文書での回答をお願いしたのですが、世間話もなく、文書回答であればこの場でお話しすることはありませんと、参加した人の言葉をお借りすると“喧嘩腰”のお話だったように感じます。滋賀県は信長のように市町を一刀両断するのではなく、これまでしてこられなかった慎重な対話に心がけていただきたいと思いますし、知事にはぜひどっしりと構えて大人の対応を期待したいと思います。
 さて、先月は敬老会や運動会が相次ぎましたが、その度に体重が10キログラムほど減った話をしております。これは、国民健康保険の特定健診、特定保健指導の利用者が少ないために、その啓発として広告塔になれ、ということで市長が健康貯金教室に参加したものですが、どこでこのお話ししてもみなさんに笑っていただき、自らの健康に向き合っていただけているのではないかと思っています。今朝は、Wii fitでの暫定値ですが、保健指導を受けていBMIがついに25以下となり、「太りぎみ」から「標準」になって公約を達成しました。
また、7月には鳥取県北栄町と災害時相互援助協定を結びましたが、今月は、友好交流提携を行っております北海道比布町と災害時相互援助協定を締結する予定をしております。
(1)緑の分権改革「環境・福祉連携によるこにゃん支え合いプロジェクト」について
本日の話題提供は1件です。
総務省が平成21年度から始めました緑の分権改革事業に、湖南市として「環境・福祉連携によるこにゃん支え合いプロジェクト」を応募しましたところ、外部評価を経てこのたび採択されました。緑の分権改革は、地域資源を最大限に活用して地域の持久力と富をつくる力を高めるもので、湖南市の提案としては、「コナン市民共同発電プロジェクト」、「アールブリュット福祉ツーリズムプロジェクト」および「コミュニティ・ルネッサンス・プロジェクト」の3つの事業から構成されており、いずれのプロジェクトも環境、福祉、地域特産に関する支え合いと活性化をテーマにしたものとしております。
 総務省からの委託事業となっておりますので、先般の議会9月定例会に補正予算を提案し、お認めいただきましたことから、今後は障がい者団体やまちづくり協議会、NPO、経済関係団体、学識経験者などで幅広く構成された「こにゃん支え合いプロジェクト推進協議会」に調査委託をしてまいることとしており、分散自立、地産地消の活力ある地域社会のあり方を探っていきたいと考えております。

司会

 それでは担当から説明をお願いします。

企画・まちづくり課長

 平成21年度からスタートした事業であり、地域の資源を最大限に利用して地域内循環を高める仕組みをつくるということです。イメージ図を添付しております。確認ください。現状で地域から流出する人、資源、資金を地域で循環する仕組みつくるのが緑の分権改革です。無いもの探しから市内のあるもの探しを行い、資料の3点を挙げました。これらについては実証実験でして、「コナン市民共同発電プロジェクト」については地域ポイント制など特に地域でまわる仕組みについて取り組みます。「アールブリュット福祉ツーリズムプロジェクト」については湖南三山との連携などを考えています。「コミュニティ・ルネッサンス・プロジェクト」については、まちづくり協議会などと連携して地産地消の取り組みについて検討、検証していきたいと考えています。推進体制として「こにゃん支え合いプロジェクト推進協議会」のワーキングチームを設置します。

司会

 それでは資料提供について簡単に説明させていただきます。

(1)多文化共生アンケート調査結果公開、湖南市多文化共生プラン策定委員会の会議予定
企画・まちづくり課長説明

(2)第6回湖南市東海道石部宿まつり・楽市楽座
商工労政課長補佐説明

(3)平成23年度『健康まつり』の開催について
健康政策課長補佐説明

(4)こなんマルシェが開店します
観光物産協会会長説明

(5)第7回セントジョンズ市・湖南市児童生徒絵画展ならびに本絵画展表彰式
(6)名探偵コナンイラストコンテスト作品展示・投票(第1次審査)
企画・まちづくり課長説明

司会

 それでは何か質問はあるでしょうか。

記者

 緑の分権で、以前の発表と何か変わった点はあるのでしょうか。

企画・まちづくり課長

 内容については変更ありません。9月議会で補正予算が成立しましたので改めて報告しました。

記者

 今日の午前中にあった知事要望について、関西広域連合の参加については、市長から参加の再検討を、というように聞いたのですが。

市長

 昨年の夏に知事は、加盟する時は充分に市町に説明をしてから決定するとおっしゃっていましたが、結局その説明が無いままというか、後から職員を派遣して説明にまわっておられたのですが、その過程が不透明であり、基礎的自治体と充分に対話を重ねて共感をもって参加をしていないということ、更には市長会から奈良県が不参加である理由、関西広域連合に基礎的自治体の意見を反映する制度がないことなど、また当初は関西広域連合がスタートする時には市町には関係がないからということでスタートしたのに今になって市の中のコミュニティのあり方まで関西広域連合が口をはさもうとしているなど、今までとまったく状況がかわってきましたので、住民に直接向き合っている基礎的自治体に対して充分な説明ができるまで再検討されたい。という内容が市長会からの要望書にあるということです。参加手続きの中にしっかりとした保証がされていなかったこと、当初とは違った状況になってきたということで説明責任を明確にされたらどうですかという提案です。

記者

 当初とは違うとは。

市長

 当初は各府県の事務を持ち寄るという説明でしたが、今や計画の中に市の役割まで入れまた、コミュニティのあり方にまで口をはさみ、当初の説明とは違う状況になってきましたので、そういったところは議論をつくすべきであると考えています。

記者

 関西広域連合そのものについてはどうお考えですか。

市長

 それぞれの県が決めて参加されることですからとやかく言うことは無いと思いますが、しかし、決めていく過程での合意が不透明であったと考えています。滋賀県には琵琶湖があり、過去から琵琶湖と淀川水系の上下流での対立があったという歴史があり、その中の1400万人に滋賀県が取り込まれたときに、滋賀県民の利益をどこが守るのかとう議論がしっかりされているのかどうか、おそらくされていない、済し崩し的に、バスに乗り遅れるな的な参加をされたのではないかという疑問があり、そこのところの議論が充分に必要と思っています。ですから関西広域連合に対しての批判とか知事への批判ではなく、充分な対話がなされていないというころです。

記者

 関西広域連合の中身についてもクエスチョンということですか。

市長

 まずは手続きであり、それがしっかりできていればその中で次の段階への議論がされるのかと思います。

記者

 参加に対しては慎重であるべきだというお考えですか。

市長

 それは交渉ごとですので、それぞれの意見や今は政令市まで取り込んでというお考えみたいですから、それぞれの参加主体に責任を持っている住民があるわけですから、それぞれの利害関係をしっかりと把握し、それぞれが納得できる参加ということができるのであればかまわないと思います。過去からこの地域においては尖鋭な対立があり、県内においても河川における上下流の対立もあり、そういった議論を置き去りにしてバスに乗り遅れるなで入るのはいささか乱暴であると思います。

記者

 再検討については、つまり参加するなということではなく、まずは地元の自治体との議論をということですか。

市長

 要望書に書いてあるのは「住民に直結する基礎的自治体に対して理解納得できる説明ができるまでは関西広域連合に加盟することは再検討願いたい」としか書いていません。

記者

 市長はダイエットに挑戦されているようですが、公表とかされているんですか。

市長

 一月ごとのグラフをホームページで公表はしていますが、毎日はしていないです。

記者

 今ちょうどホームページを見ているんですが、市長のBMIが25を切ったデータは載っていませんが。

市長

 いやいや、今日の朝、自宅で量ったら25を切っていたということであくまでも暫定値です。

記者

 ダイエットの決め手みたいなものはあるんでしょうか。

市長

 キャベツダイエットでしょうか。

記者

 キャベツしか食べないんですか。

市長

 いやいや、それは間違いです。毎食にキャベツを8分の1に切り、それを10分くらいかけてぼりぼりと食べるとその内にお腹が一杯になってきて、その後にご飯を食べて、総量が減るってくるということです。運動も自宅で週二回くらいですがエアロバイクをやっています。更に今日もはいていますこの靴もインナーマッスルを鍛える靴でものぐさなダイエット、無理をしないダイエットをやっています。

記者

 私事ですが炭水化物や糖質を取らない食生活に代えて、半年で5キログラムほど痩せまして、ご飯を食べないというのがかなり効果的でしたが。

市長

 肉類についてもできるだけ赤身を取ったり、鳥肉にしたりとか脂身を取らないとうに心がけています。キャベツはドレッシング類を付けずに味噌とかで食べ、千切りではなく8分の1のざく切りにしています。満腹中枢に働きかける、食物繊維で胃の中をやさしく包むそういう効果を狙っています。

司会

 よろしいでしょうか。他に質問はありますか。その他、資料提供として市の行事予定表と広報こなんを添付させていただいております。次回の定例記者会見については11月4日(金曜日)午前11時からこの会場でさせていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

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